「Sales Platform」と「ママワークス」で業務の内製化を実現。毎月の受注獲得と在庫管理システムの構築に成功

有限会社共栄打抜
代表取締役 真田 惇実 氏
取材日:2026年5月27日
有限会社共栄打抜は、東京都目黒区に拠点を置き、アルミパンチングメタル等の販売・加工を手がける企業である。豊富な在庫を保有することで、必要な寸法への切断や特注製作に最短当日引き取りで対応する強みを持つ。同社はかつて、通常業務と並行して行う新規開拓の負担や、属人化していた社内業務の効率化に課題を抱えていた。そこで、営業基盤の構築と業務の内製化を目指し、アイドマ・ホールディングスの支援サービスを導入した。従業員は3名、在宅ワーカーは4名が活躍中。今回は、代表取締役の真田惇実氏に、通常業務の効率化や組織体制の構築を背景に「Sales Platform」および「ママワークス」を導入した経緯と、その後の成果や今後の展望について話を伺った。
通常業務と並行する電話営業の負担を解消。「Sales Platform」による営業基盤の構築と内製化への一歩

清田:事業内容と、現在の組織体制について教えていただけますか。
真田:弊社は東京都目黒区に拠点を置き、アルミパンチングメタルの販売・加工を行っています。現在は私と妹、そして父の3人体制で経営しています。「パンチングメタル業界のみんなの倉庫」を掲げており、豊富な製品を在庫し、必要な寸法への切断や特注製作に最短当日引き取りで対応できる強みを持っています。
清田:お父様の後を継がれて、現在の倉庫系の業務体制へ移行された背景にはどのような経緯があったのでしょうか。
真田:弊社は祖父が創業した会社で、その後、父が跡を継ぎました。かつては工場でしたが、その頃は工場の従業員が高齢で退職していたため、父1人で事業を続けるために在庫販売を始めました。建物の建て替えの際に製造機械を手放し、完全に切り替わりました。
清田:なるほど、お父様の代で大きなビジネスモデルの転換があったのですね。そこから真田様が入社されるまでには、どのような経緯があったのでしょうか。
真田:切り替え後、父は1人で業務を行っていましたが、元々は会社を一代で閉じるつもりでいたそうです。ですが、長年続いてきた会社が急になくなってしまうのはもったいないですし、人がいないからという理由だけで辞めるのはもったいないと感じました。そこで「一緒にやりたい」と私が入社を決め、数年後には妹も入ってきたことで、3人体制の経営になりました。
清田:真田様が入社された当時、どのような営業面の課題を抱えていたのですか。
真田:お客様が廃業されたり、売り上げが減っていく中で、新規営業をしないと生き残れないという強い危機感があり、私と妹の2人で、インターネットでパンチングメタルを使いそうな企業を調べてリストを作り、電話をかけるということをやっていました。しかし、通常の業務を行いながら並行するのは本当に大変で、営業経験のなさから電話営業で結構心が折れてしまう毎日でした。営業リストのExcelでの管理も見にくくて困っていたんです。そんな中でリードを溜めて、最終的には自社で営業を回していく内製化を目標にしようと、アイドマさんの『Sales Platform』の導入を決めました。
「ママワークス」で在宅ワーカーの組織化を実現。電話営業の継続による毎月の見積もり・受注獲得

清田:『Sales Platform』の導入でお手伝いした後に、在宅チームを構築する『ママワークス』へと引き継がれましたが、現在の組織体制はいかがですか。
真田:今は、電話営業の在宅ワーカーさんが2名、事務の在宅ワーカーさんが1名、Webサイトの問い合わせフォームに入力してくれる方が1名という体制です。事務とフォームと電話営業の在宅ワーカーさんが、ほぼ毎日チャットワークで連絡を取って動いてくれています。最初に募集した際に契約が決まった電話営業の在宅ワーカーさんは、今でも続けてくれていますが、私たちが電話するよりはるかに上手なプロなんです。長く続けてくれている分、切り返しもお上手で、うちのことをどんどん吸収してくれています。
清田:御社の商材ならではの営業のポイントや、日々の取り組みについてお聞かせください。
真田:うちの商材は電話してすぐに見積もりや注文になるものではなく、建築資材として使われることがメインなんです。そのため、図面に出てきたときにうちを思い出してもらえるかどうかが重要になります。だからこそ、リードに対してもフォローの電話営業を続けたり、レターニュースというメールマガジンを配信してまた電話したりという活動を、ずっと続けています。ありがたいことに、見積もりや受注もほぼ毎月あります。やはり継続が力になるということを特に感じていますね。
清田:問い合わせフォームへのアプローチも新たに開始され、成果につながっているそうですね。
真田:はい。アイドマの担当者から「反応はそこまで良くないかもしれないが、やってみる価値はあるし、在宅ワーカーさんなら限られたコストの中でもトライできる」と提案していただきました。文章も2パターン考えてくださり、1回目を送った数ヶ月後に2通目を送るという道筋を立ててくださって。うちは非常に相性が良くて、フォームからの注文もこれまでに2件ありました。本当に在宅ワーカーさんのセンスに助けられています。
内部業務の効率化と在庫管理システムの構築。家族経営の課題を補う外部リソースの有効活用

清田:電話営業が好調な一方で、社内の事務作業にも新たな変化が必要になったそうですね。
真田:電話営業の在宅ワーカーさんがものすごい数の資料請求を獲得するので、こちらが追いつかなくなってしまったんです。それがきっかけで、内製化のさらなる一歩として事務の在宅ワーカーさんや営業アシスタントを入れましょうということになりました。そこから納品書などの内部業務をお願いしたり、資料請求に対するメールを自動で配信したりしています。うちの業界は今でもFAXが根強いのですが、私達だとつい後回しにしてしまうので、すぐにやってもらえる体制が整って本当によかったです。
清田:豊富な在庫の管理業務においても、在宅ワーカーの方が大きく貢献されたとお聞きしました。
真田:そうなんです。うちは在庫がいっぱいあるので在庫管理が分かりにくく、Excelだと一人しか編集できないという課題がありました。どうにか変えたいと相談したところ、アイドマの担当者が「Excelスペシャリストを募集してみましょう」と提案してくれました。面接に来た人と相談して、Accessで弊社にぴったりな在庫管理システムを作っていただき、自社の大きなパワーアップにつながりました。また、アイドマの担当者のアドバイスで最初に作ってもらった事務マニュアルもアップデートされながら引き継がれていて、現在は3代目の在宅ワーカーさんへスムーズに業務が継承されています。
清田:家族経営をされている御社にとって、在宅ワーカーという外部リソースを活用するメリットはどこにあると感じられますか。
真田:過去に従業員を2人雇用したことがあるのですが、どうしても「家感」が強すぎてしまうんですよね。その点、在宅ワーカーさんは物理的な距離感も非常に良いですし、必要な時間だけ業務を行ってくれるので本当に助かっています。新しいことにも費用をかけずに挑戦できるので、何かやってみたいけれどお金がかかると悩んでいるなら、相談に乗っていただき適切な求人を出してもらえる『ママワークス』は本当におすすめです。