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2022年6月の記事一覧

授業レポート
楽しく体の軸を鍛えよう!からだをうごかそう・体幹編レポート
普段の生活で“からだの軸=体幹”を意識することは少ないかもしれませんが、意識するのとしないのとでは、大違い!
最近の子どもたちは、生活の中で体幹を使うことが減っていて、その弊害が腰痛、肩こり、集中力低下などあらゆるところに生じていると言われています。
レッスンでは、からだを動かすことで、体幹と向き合い、楽しくトレーニングをすることができましたので、その様子をお伝えします!
体幹を使おう!
いまの子どもたちの生活は、からだの軸=体幹を使う機会が減っています。
長時間座っていることが多く、猫背になりやすい環境にあります。
人間の頭の重さは、体重の8〜10%を占めるそうで、意外と重いものです。
猫背で、その重い頭を無理な姿勢で支えてしまうと、からだの筋肉に負荷がかかります。すると、子どもでも肩こりや腰痛の原因になってしまいます。
また座る姿勢が悪いと、勉強に対する「集中力」にも悪影響が及ぶとも言われています。
今回のレッスンでは、骨盤を正しい位置におき、体幹を程よく使いながら、姿勢を維持できる「からだ」を作っていきます。
こうすることで、脳を働かせて集中力を上げ、肩こりや腰痛の予防にも繋げていきます。
ですが、からだを動かすことを30分間楽しんで参加してもらうことが1番です!
当日は、小・中学生の兄弟姉妹・親子での参加も含めて総計27名もの方が参加して、みんなで体幹を鍛えました。
今回、レッスンを指導してくださったのはSATOMI(さとみ)先生。
まずは、お水を一口飲んでから開始です!
気持ちよくからだを動かす
レッスンは、ノリの良い洋楽が流れる中で始まりました。
まずは、あぐらをかいて座り、右肩に右手を、左肩に左手を置いたまま、ひじで円を描くように回します。
このとき、できるだけ遠くに円を描くように回していくと、からだが伸びて、血の巡りがよくなっているのを感じることができます。
これだけで、カラダが温かくなっているのも感じられます。
次に、両手を体の目の前で組み、手の甲を前に押し出しながら、背中を丸めておへそを見ます。これも、腕が気持ちよく伸びるとともに、からだの軸である体幹を感じることができる動きです。
ゆるめてから、今度は背中側で、手のひらを背中に向けるように両手を組み、肩を内側に入れて、手を下に向かって伸ばしていきます。
少しずつ指と肩が遠くになるように伸ばしていきます。
目線も少し上を見上げます。
肩甲骨のあたりを中心に、気持ち良さを感じることができるポーズです。
そして、先生の合図で開放してあげます。
こんな風にレッスンは進んでいきます。
ヨガをやったことがある方ならわかるかもしれませんが、無理をせずに、ゆっくりと動かしてあげることで、からだが喜んでいるのをすぐに感じることができます。
あっという間の30分間
先生は後半に“チャレンジポーズ”という、少し難しいポーズを用意してくれていました。
立ったまま、両手を腰に置き、右足に体重を乗せて、少し右足の膝を曲げてから、左足の足裏を、右の足首か右のふくらはぎか、いけそうな人は右の太ももにおきます。
太ももに置く場合は、左足の裏を右の太ももに押し合うとうまくバランスが取りやすくなります。
バランスが取れたところで、両手を上に上げます。
このポーズを30秒キープします!!
下半身だけでなく、からだの軸がないとぐらぐらしてしまうポーズです。
左右を交替して、さらに30秒!
ポーズの最中は、
「上に引っ張られながら、お尻の穴は縮めていくような、そんなイメージで!」
「きついときはお休みしても大丈夫。また戻ればいい!」
と先生は声掛けされていました。
先生にカウントしてもらい、アドバイスをもらいながら、みんなで取り組んでみると、いつも以上に頑張れることを実感できるはずです。
チャレンジポーズでは、難しくてぐらぐらしてしまい、なかなかポーズを維持することができない子もいましたが、先生の声掛けに励まされ、何回もポージングに挑戦している姿が見られました。
また、チャレンジポーズでも、難なく綺麗な形を維持できている子もいました。すでに体幹がしっかりしているのだと思います。
最後は、からだをゆるめるような体勢や呼吸を深めながらクールダウンし、終了です。
お疲れ様でした!
参加者の感想
レッスンが終わってみんなが解散する直前、子どもたちからは「疲れた!」「苦しかった!」「まだできる!」「楽しかった!」という声が次々と聞こえていました。
そこからも、みんなとても頑張ったのが伝わってきました。
終わってから、改めて参加者の親御さんからいただいたアンケートでは、以下のような感想が届きました。
「途中体勢が崩れても“大丈夫大丈夫”って声をかけてくださり、諦めないでトライしていました。ありがとうございます!」
先生からの声掛けはとても励みになるようですね!
「猫背が気になる子どもと、一緒に身体を動かせて楽しかったです。」
親子で運動する機会がなかなか作れないという方も多いかもしれません。
おうちで、親子で参加できるこの企画は、気軽で良いですよね。
「親子共々身体を動かすことをしていないので、習慣化できればいいと思います。」
「次回もある様でしたら、親子で参加したいと思いました。」
このように、またの開催を期待する声も多くいただきました!
『オンライン de キッズスクール』では今後、継続レッスンにすることも検討しておりますので、その際はぜひご参加いただければと思います!
みんなでからだを動かして、体幹を鍛えましょう!
◇監修者プロフィール◇
SATOMI(さとみ)先生
全米ヨガアライアンスRYT200取得
ピラティス&ヨガスタジオ BRIGHT 講師
FTPベーシックマットピラティスインストラクター
ヨガレッスンの活動を通して「こころとからだ」の整え方や豊かな毎日を送るヒントを伝えている。
COCO&KARAを運営。
『オンライン de キッズスクール』では、今後の講座のスケジュール、および各講座へのお申し込みを以下のページから受け付けています。
インスタグラムでは、#ママワークスキッズスクールで今までの参加者の方々からの投稿も見られますので、重ねてチェックしてみてください。
一人でも多くのお子さんがこの講座で楽しく学んで、働くママの負担が軽減されますように!
https://mamaworks.jp/kidscourse/
保育士兼ライター。新卒で入社した会社で、営業・広報・コールセンターと勤務するも、幼児教育に興味を持ち、労力・時間を集中させるために退職。
その後、教育に関する知識と経験を増やすため、保育士資格を取得して、パートで保育士をしています。
今は小学生男子の母です!

授業レポート
オリジナル作品完成発表会!プログラミング講座レポートvol.2
前回のレポートではオリジナル作品の中間発表会の様子と、特に注目度が高かった4作品をピックアップしてご紹介しました。
今回は完成発表会の様子と、前回取り上げた4作品のその後の成長についてレポートします。中間発表会ではどの作品もまだまだ未完成な部分が残っていましたが、子ども達は無事に作品を完成させられたのでしょうか。
最後まで粘り強く取り組んだ子ども達の頑張りを、ぜひご覧ください。
目次
作品の成長が感じられた完成発表会
中間発表会から約1ヶ月。
ついに、完成したオリジナル作品をお披露目する完成発表会の日がやってきました。
作品の完成に向けて、1ヶ月間コツコツとプログラミングに取り組んできた子ども達。
先生からのアドバイスを作品に生かした子、自分が思い描いていた通りに作品を完成させた子、それぞれがオンラインでしっかりと自分の作品について発表することができました。
発表の最後に1人ずつこれまでの講座の感想も話してもらい、1年間の学びを締めくくりました。
アドバイスを生かして完成!注目の4作品のその後を紹介
今回は、発表会で紹介された作品の中からピックアップした4作品のその後、完成した作品の様子や工夫した点などを作品ごとに詳しくご紹介します。
中間発表会では、先生から作品についてのアドバイスをたくさんもらっていた子ども達。先生からのアドバイスをどのように作品に生かしていったのかが今回の見どころです。
小3れん君作「宇宙のシューティングゲーム」
3年生のれん君は、宇宙の中で敵と戦うシューティングゲームを作りました。
れん君のシューティングゲームは、自分で1音1音プログラムしたという自作BGMがこだわりのポイントです。中間発表会では、スターウォーズを参考にして作ったという、かっこいいBGMに注目が集まりました。
「敵に攻撃を当てると敵のライフを減らせる」というゲーム構造自体は中間発表の時点でほぼ完成していたため、IT指導員・しゅうへい先生(以下しゅうへい先生)から
「オープニングやクリア画面などゲームらしい演出を作ってみて」とアドバイスをもらっていました。
完成発表会では、先生の話を受けて作ったスタート画面をお披露目してくれました。
画面いっぱいに「START」と書かれたスタート画面には、大きなスタートボタンを配置。ボタンを押したらゲームをスタートできるようなプログラムを追加で施しました。
スタート画面やボタンを追加したことでよりゲームらしい見た目になり、れん君自身も納得のいく仕上がりになったようです。
発表の最後には、初級講座含め1年近くプログラミング講座を受講してきた感想として
「楽しかったです。いろいろなプログラミングの方法を学べて、将来に役立ちそうだと思いました。」としっかりとした口調で話してくれました。
「将来に役立ちそう」というれん君の言葉に、1年間成長を見守ってきた講師陣からも自然と笑顔がこぼれました。
本講座で学んだことが、将来の道を選ぶきっかけの1つになれば嬉しいですね。講座終了後も引き続きプログラミングを楽しみながら学んでいって欲しいと思います。
小4はぐちゃん作「おばけの学校」
4年生のはぐちゃんは、可愛いアニメーション付きゲーム「おばけの学校」を制作しました。
中間発表会の時点では導入部分のアニメーションしか完成させられていなかったはぐちゃん。完成発表会までの1ヶ月あまりの間に、おばけ探しゲームも追加し、無事すべてのアニメーションとゲームを完成させることができました。
完成発表会では制作したアニメーションを最初から最後まで披露してくれたのですが、やはり注目が集まったのは、ゲームの主人公であるおばけたちの細かい動き方やセリフの設定です。
スムーズにストーリーが展開していく様子は、とても小学生のプログラミングとは思えないほどの出来栄え。中間発表の時からさらに写真を使ったアニメーション演出なども加わり、視覚的にも内容的にも楽しい作品となりました。
はぐちゃんは、1年間の感想として
「1年前はあまりScratchが出来なかったけど、ブロックの使い方などいろいろ学べて良かったです。5年生になると学校でもScratchの勉強が始まるので、講座で学んだことを役立てたいです」と話してくれました。
「おうちdeプログラミング」で学んだ内容が学校でも役立てられたら嬉しいですね。
中山桂子先生(以下けいこ先生)から「ここまでScratchが出来たら5年生になっても完璧ですね」とお墨付きをもらうほど、高度なプログラミングに粘り強く取り組み、作品を完成させてくれました。
「これからも続けてくださいね」というけいこ先生の言葉に「はい!」と元気よく答えてくれたはぐちゃん。スタッフ一同、これからのさらなる成長に期待しています。
小5あかねちゃん「リンゴキャッチゲーム」
最年長5年生のあかねちゃんは、落ちてくるリンゴをクリックしてキャッチする「リンゴキャッチゲーム」を作りました。
中間発表の時点では1点のリンゴと3点のリンゴの2種類が落ちてくる仕様になっていたのですが、「マイナスポイントや他の色のリンゴを作っても楽しそう」というけいこ先生からのアドバイスを受け、1ヶ月でさらにパワーアップ。
キャッチするとマイナス3点になるリンゴを追加してゲームの難易度を上げ、より面白いゲームになるよう工夫しました。
また「獲得した得点によって違うメッセージを表示してみて」というしゅうへい先生のアドバイスも取り入れたあかねちゃん。
獲得ポイントが100点だとアップルジャム、50点だとアップルパイが完成するという設定も追加し、それぞれの点数で表示される可愛いクリア画面もデザインしました。
先生からのアドバイスを上手く取り込み、オリジナリティのある演出を作れた点がとても素晴らしかったです。
あかねちゃんは1年間の感想として、「最初はプログラミングが上手く出来なかったけど、たくさんやるうちに出来るようになって良かったです」と話してくれました。
出来ないと思っていたことが出来るようになった達成感は、難しくても諦めずに何度もチャレンジを続けてきた証です。今回の作品作りやオンライン発表会のように、これからも新しいことへの挑戦を怖がらずに続けていって欲しいと思います。
小1さなちゃん「なぞなぞゲーム」
今回の講座の最年少・1年生のさなちゃんが作ったのは、なぞなぞゲームです。
キャラクターが出題するクイズに対してマルかバツかで答えるゲームなのですが、中間発表会の頃から内容が大きく進化しており、完成発表会ではその成長ぶりに大変驚かされました。
まず大きく変わっていたのが、クイズの回答方法です。
中間発表時点では出題に対して「ほんとう」「うそ」とキーボードで入力して回答する仕様だったのですが、「ほんとう・うそをボタンで選べるようにしたら遊びやすくなるよ」というしゅうへい先生からのアドバイスを受け、回答方法を「yes」「no」のボタン式に変更。
さらに正解・不正解の際にそれぞれ効果音が鳴るようにしたり、1つクイズが終わる度に「◯もんちゅう◯もんせいかい」と表示されるようにしたりと、より楽しいゲームになるような工夫がたくさん追加されていました。
中間発表の時に「もっとクイズを増やしたい」と話していた言葉通り、1ヶ月の制作期間でクイズを7問まで増やせたさなちゃん。先生のアドバイスをしっかりと受け止め、ゲームとしての形をきちんと整えられたのが素晴らしいと思います。
1年間講座を受けた感想として、
「自分で作ったものが動くのがすごいと思いました。難しいところもあったけど、できたら楽しかったです」と話してくれたさなちゃん。
当初は講座内容が1年生にとって難しいのではないかと心配な点もありましたが、そんな講師陣の不安も吹き飛ばすくらい自分らしくプログラミングを楽しんでくれた様子でした。
講座を通して得られた達成感や自信を胸に、これからの小学校生活も楽しんでいってくれたら嬉しいです。
完成発表会を終えて
今回のレポートでは特に注目度の高かった4作品に絞ってご紹介しましたが、残りの4つの作品も、それぞれ子ども達のこだわりや努力が詰まった素晴らしい作品ばかりでした。
みんなそれぞれ中間発表会での先生のアドバイスをしっかり取り入れて工夫を重ねられていて、授業時間外にもコツコツと完成に向けて準備してくれていたことが伝わってきました。
また、オンラインツールを活用してしっかりと自分の作品についてプレゼンテーションできたことも、子ども達にとって良い経験になったことでしょう。
今回の講座で制作したほとんどの作品は、最終チェックをしたのち小学生向けのプログラミングコンテストに応募する予定です。コンテストでの入賞なども1つの分かりやすい目標になりますので、講座終了後も次なる目標に向かって楽しみながらプログラミングを続けていってくれることを期待しています。
運営スタッフからのメッセージ
初級講座も含めて1年間にわたりScratchを使ったプログラミングに取り組んできた子ども達。
初級講座から中級講座へと進むにつれて、パソコン操作に関する基本的な質問がなくなり、全員が黙々とプログラミングに取り組んでいた姿が印象的でした。
また、オンライン授業の中だけでは学べることに限りがあるため、授業以外の時間を使い、自分で調べてプログラムを進める子も多くいたことにも感心しました。
「おうちdeプログラミング」では、子どもが自分で課題を解決できる力が身に付くように「すぐに答えを提示しない」指導姿勢を心がけています。
分からないことがあっても自分で解決方法を考えて工夫することで、自分で調べて解決する力が身につきます。
1年間の講座を見ていて、けいこ先生のそういった指導姿勢が自然と子ども達の好奇心や自主性を引き出していたように感じられました。
講師けいこ先生からのメッセージ
初級クラスの時は、質問の仕方がわからなかったり、「わからない!!」「どのプログラミングコードを使うの?」とすぐ答えを聞いてましたね。
もちろん最初はわからないので、答えを先にお伝えして、先生のプログラミングコードをまねっこをしてもらいました。
半年後の中級クラスでは、少しでも自分で考えてほしかったのと、自分で調べてほしかったので、先生はすぐには答えを教えませんでした。
中級クラスでは自分で考える方法、自分で調べる方法をお伝えしてきました。
最後の自由作品作成では、答えを求める質問はなく、ヒントやアドバイスだけで、作成していましたね。本当にすごく成長を感じました!!!
初級、中級クラスを通して、どのようなコードの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応したコードを、どのように組み合わせたらいいのか、コードの組合せをどのように改善していけば、より意図した動きに近づくのか、といったことを論理的に考えていく力、小学校で導入されている「プログラミング的思考」が身についたと思います。
今後、様々な場面でこの思考が役立つと思います。
いつも伝えてきましたが、どんだけ間違ったプログラミングをしてもパソコンは爆発しないですよ!これからも色々なプログラミングをどんどん試してみてくださいね。
みなさんのこれからの成長と活躍を期待しています。
1年間、本当にありがとうございました。
講師プロフィール
中山桂子(なかやま けいこ)
SE(システムエンジニア)としての経験を活かし、現在はICT教育に携わる。
子供たちにもっとパソコンを使ってほしくて、もっとプログラミングの楽しさを知ってほしくて、様々なプログラミング講座などをオンラインで展開し活動中。
生徒さんたちに教えたプログラミング内容やIT情報のブログも運営中。
ブログはこちら
https://nakanakacode.com
次回のレポートは、今回まででご紹介できなかった残りの4作品についてレポートします。残りの4作品も、個性豊かでオリジナリティあふれる作品ばかりです。
「小学生が作るオリジナルのプログラミング作品をもっと見てみたい!」という方は、ぜひ次回のレポートにもご期待ください。
※今回ご紹介した中級プログラミングは、「おうちdeプログラミング」に継続参加していた方のみご受講いただけます。プログラミング講座に興味のある方は、「おうちdeプログラミング」からご受講をお願いいたします。
「おうちdeプログラミング」開講案内・講座スケジュールはこちら
暮らしが好きなフリーライター。2児の母。WEBメディアや企業ブログを中心に執筆しています。
育児・教育・不動産・ライフスタイル関連が多めです。子育て経験を生かし、記事を通してスクールとお子さまの魅力をお伝えできたら嬉しいです。