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2022年7月の記事一覧

お知らせ
「オリンピアンが教える!かけっこで速く走るコツ」開催のお知らせ
今回の特別講座では、オリンピアンであり指導者でもある佐藤真有先生をお招きし、秋の運動会に向け、かけっこ(徒競走)で速く走れるコツを教えます!基本ポイントを練習しながら一緒にマスターしましょう!
全3回で行われる特別講座のカリキュラムの概要は以下の通りです。
第1回:速く走るためのコツ入門編&質問タイム
第2回:スタートダッシュの極意
第3回:ゴールまでの走り方やコーナリングなど&まとめ
※詳細は別途講座詳細をご覧ください
運動の基本である「走る」こと。
走ることが得意になれば、きっとスポーツが好きになるはず!!
楽しく身体を動かしながら、走ることが「好き」、身体を動かすことが「好き」になるような時間にしたいと思います。プロフェッショナルから学べるチャンス。この機会をお見逃しなく!
▼ 「オリンピアンが教える!かけっこで速く走るコツ」詳細
初回授業開催日:2022年8月1日(月)16:00~16:40
※全3回の特別講座です。講座は単発(1回)から受講可能です
費用:無料
ツール:『ZOOM』
受講対象:小学生・その保護者様
募集開始日:2022年7月23日(土)
講師
佐藤真有先生
陸上教室「大和アカデミー」代表。
元陸上競技選手で、400mを専門種目とし、日本代表としても活躍。2度の世界選手権や2008年北京オリンピックに出場したオリンピアン。元4×400mリレー日本記録保持者。現在は、子どもたちに走る楽しさとスポーツの素晴らしさを伝えるべく、指導者としてクラブや多方面で指導を行っている。
大和アカデミー
https://taiwa-academy.com

お知らせ
「親子で学ぼう!はじめてのからだ・性・ジェンダー学」開催のお知らせ
今回のテーマは、「からだ」「プライベートゾーン」「ジェンダー」について。
皆様、日頃ご自身のお子さまの「からだ」や「ジェンダー」についてどのようなお話をされていますか?
「からだに」ついてお子さまと対話する際、いくつかポイントがあります。防犯の観点、からだの名称の伝え方、お子さまへの接し方といったポイントをおさえることで、お子さま自身が自分を肯定的に受けとめることができます。
今回は「性教育をポジティブな文化に!」をテーマに掲げる命育®様より特別講師をお招きし、皆様で楽しみながら自然と親子の対話も生まれる、そして性の知識が学べるワークをご提供する予定です。
ワークショップの様子(画像提供:命育®)
冒頭では、保護者様と「からだとジェンダー」に関する動画を視聴します。
そのあと、お子さまはクイズを解いたり、専門家監修のテキストを使いながら工作したりと遊びながら、お子さまが自然と自分自身の「からだ」や「好きなもの」について学べる仕掛けとなっていますので、安心してご受講頂けます。
ワークショップで使用するテキストのイメージです(画像提供:命育®)
ぜひこの機会に、親子で「からだ」「プライベートゾーン」「ジェンダー」への理解を深め、お子さまの未来に向かって、知識と理解を深めていただければと思います。
▼「親子で学ぼう!はじめてのからだ・性・ジェンダー学」詳細
開講日:2022年8月22日(月)16:30~17:30
費用:無料
ツール:『ZOOM』
受講対象:小学生とその保護者様
募集期間:2022年7月23日(土)~2022年8月17日(水)
講師
宮原由紀 先生
性教育サイト「命育」(https://meiiku.com/)代表。
大学卒業後、メディアやインターネット企業を約15年経験し、現職。
子どもへの性教育に課題意識を持つクリエイターたちと、医師専門家協力のもと、命育®を立ち上げる。サイト運営のほか、園や学校、PTA、行政・地域などと連携して、多方面から家庭での性教育をサポートする活動に取り組む。3児の母。
著書『子どもと性の話、はじめませんか? からだ・性・防犯・ネットリテラシーの「伝え方」 』(監修:高橋幸子、出版:CCCメディアハウス)
小杉真澄 先生
元教育系NPO職員。小学生〜25歳までの子ども・若者のいる現場をコーディネート。教育現場で性教育の必要性が迫られる場面に何度も遭遇し、本業の傍ら性教育ボランティアとして定時制・通信制高校などで活動を行う。石川県加賀市在住。命育®ではリモートワークで事業企画に携わりながら、ワークショップなどを担当。
ワークブック監修
小児科専門医 工藤紀子 先生
命育®様よりメッセージ
スマホ世代の子供たち-。ネットで簡単に性の情報にアクセスができ、誤った性知識、若者間で増えている性感染症、SNSやアダルトサイト、トラブル、予期せぬ妊娠不安・・・など、さまざまな性のリスクと隣り合わせです。
一方、保護者世代は、十分な性教育を受けておらず、その方法を知りません。
保護者自身が性の知識をアップデートし、子どもとコミュニケーションをとることで、そうしたリスクを軽減できるはず。さぁ、大人も子どもも、大切な「命」の授業をはじめましょう。
・幼い子どもに「身体」についてどのように話をしたらよい?(どなたでも動画閲覧いただけます)
https://meiiku.com/column/ppfamovie01/
・幼い子どもに「ジェンダー」についてどのように話せばよい?(動画閲覧は、命育プレミアム会員限定ですが、動画の内容紹介はどなたでもご覧いただけます)
https://meiiku.com/column/ppfamovie02/
オンラインdeキッズスクールではお子さまだけでなく、お子さまに還元できる親の学びとなるイベントも開催して参りたいと思います。どうぞご期待ください。

授業レポート
プログラミング講座レポートvol.3成長と可能性を感じる作品発表会
講座内で完成した全8作品の中で特に注目度が高かった4作品については、前々回のレポートから2回にわたってご紹介しています。
どれも、子どもたちの努力や工夫が詰まった素晴らしい作品ばかり。今回は、載せきれなかった残りの4作品についてご紹介していきます。講座を受講した感想や、作品の制作過程についてもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
こだわりの4作品が登場!制作〜完成までをご紹介
第2期中級プログラミング講座では、小学1年生から5年生まで幅広い年代の子どもたちが一緒に学んでいます。
初めはパソコン操作もおぼつかなかった子どもたちでしたが、初級講座を含めて約1年間プログラミングを学んできた結果、自分たちで一から作品を企画・制作できるまでに成長しました。
「小学校低学年のお子さまも一人でこんなプログラミング作品ができるよ!」という一例として、ぜひ見ていただけたらと思います。
小3さやちゃん作「目指せ九九名人」
3年生のさやちゃんは、九九のクイズに答える「目指せ九九名人」というゲームを作りました。
ランダムに出題される九九の問題に回答し、答えが合っていたらユニコーンのキャラクターが1歩前進する仕組みです。九九に答えてユニコーンを進め、ユニコーンがゴールまでたどり着いたらクリアになります。
ユニコーンが進む道はぐるぐるとした渦巻き状になっているのですが、「ユニコーンが道なりに進むようにプログラムするのが難しかった」と言うさやちゃん。
道なりにするむように・・・どうすればやりたいことをプログラミングで実現できるか、自分で一生懸命考えている姿がとても印象的でした。
さらに、IT指導員・しゅうへい先生(以下しゅうへい先生)からは、ユニコーンと一緒に動くダイヤ(宝石)のプログラミングコードについて質問がありました。
それに対して、さやちゃんが「ユニコーンがダイヤに触れたらダイヤを1歩前に動かしています」と答えると、講師陣からは「なるほど〜!」の声が飛び交っていました。
自分なりのコードを使って、ゲームのキャラクターに動きをつけるアイデアは素晴らしいですね!
作品の完成まではまだ時間はかかりそうですが、習ったことの枠にとらわれずに自分の頭で考えて創意工夫できたことはとても良かったと思います。
さやちゃんは講座の最後に、「2年生の頃はプログラミングに興味があったけど、訳が分からなくてできなかった。1年間(プログラミング講座で)学んだらどんどん分かるようになって、プログラミングできるようになりました」と感想を話してくれました。
興味があることにチャレンジして、実際にできるようになると嬉しいですよね。これからも持ち前のチャレンジ精神でプログラミングを続けていってもらえたらと思います。
小4ゆいと君作「ルーレットゲーム」
4年生のゆいと君は、ルーレットを回してすごろくを進める「ルーレットゲーム」を作りました。
スタート・ストップボタンを押してルーレットを回し、青が出たら1マス前へ、赤が出たら1マス後ろへ進みます。
マスに止まると「朝起きられなかったから2マス戻る」などコメントが表示され、コメントに従いながら先にゴールまでたどり着いた人が勝ちというルールです。
そしてルーレットやスタートボタン、マスなどのパーツは、Scratchの「スプライト」という機能を使ってすべて手作り。
Scratchに元々ある素材の色をすべて塗り替えて使ったことで、オリジナリティ溢れる作品になりました。他にも、マスを1つ1つ別の色にしたり、文字を手描きで書いたりと、ゆいと君の細かいこだわりが感じられる作品になりました。
小2はやと君「キャラクターの頭がボヨーンクイズ」
2年生のはやと君が作ったのは、人気のゲームキャラクターがクイズを出題するクイズゲームです。ゲームに関するクイズが出題され、間違えると「違うよ」などと答えてくれます。
キャラクターの絵はすべて手描きで、細かいところまで色付けして丁寧に作りました。
中間発表の時点ではクイズが1問しかなかったのですが、「もっとクイズを増やしたい!」という言葉の通り、完成発表会ではクイズが2問に。また「クイズの答えをボタン形式で選べるようにするとよい」というアドバイスを生かし、文字を打ち込んで答える方法からボタンで答える形に変更しました。
正解・不正解でそれぞれ違う画面が表示されるというプログラムも追加し、中間発表からの1ヶ月間でよりゲームらしい形になるよう、工夫できたと思います。
短い制作期間の中でも、先生のアドバイスをしっかり取り入れて作品を完成させられたはやと君。
1年間を振り返って、「プログラミングはいろいろなことができて面白かったです」と感想を伝えてくれました。
大好きなゲームキャラクターを使って自作のゲームを作れるのは、子どもたちにとって大きな魅力ですね。講座を通してプログラミングのいろいろな可能性を感じてもらえたようで良かったです!
小3のぞみちゃん作「工作アプリ」
3年生ののぞみちゃんは、工作アプリを作りました。
工作が大好きなのぞみちゃん。アプリを使う人にも工作が好きになってほしい!という想いが込められています。
アプリでは、キャラクターが「どの工作作品を教えてほしいですか」としゃべり、工作作品のアイコンボタンを押すと材料や作り方を文章で教えてくれる仕組みです。
紙で作るファイルや人形など、子ども向けの3つの工作作品がそろっています。
中でも工夫したのはボタンのプログラミング。誰にとっても使いやすくなるように、アイコンボタンを押すと吹き出しが出るようにプログラムしました。
これからさらに手を加える設計を立てていたので、完成が楽しみですね。
講座の感想については、「こうやってプログラミングができるようになったおかげで、いろいろなアプリを作れました。大人になってもプログラミングを続けていきたいです」と話してくれたのぞみちゃん。
のぞみちゃんほか、「学んだことを将来に役立てたい」と話してくれた子がいましたが、講座を受講したことで将来の選択肢が増えるきっかけになれば、運営側としてもとても嬉しく思います。
プログラミングの需要は、これからもさらに高まっていくでしょう。
本講座を通して、「難しそう」「大変」ではなく「できる!」「楽しい!」とプログラミングに対してポジティブなイメージを持てたことが、子どもたちの将来にとって大きなプラスになると信じています。
オリジナル作品づくりを終えて
前回ご紹介した4人と合わせ、第2期中級プログラミング講座では8人の子どもたちがそれぞれのオリジナル作品を完成させました。
今回制作したオリジナル作品は、今後開催される小学生向けプログラミングコンテストに応募する予定です。みんなの努力が詰まった力作ばかりなので、コンテストでも良い結果を残せるといいですね。
今回の作品づくりをもって今期の中級プログラミング講座は終了となりますが、プログラミングに終わりはありません。
講座内で作品が完成した子も、この先、完成を目指す子も、自分が納得するプログラミング作品ができるようこれからも探求を続けていって欲しいと思います。
そして、これからも何らかの形でプログラミングに関わっていってくれるよう願っています。
完成発表会を終えて
今回の記事で、第2期中級プログラミング講座の授業レポートは最後になります。
これまで授業の様子や、オリジナル作品づくりの様子を連載してきましたが、記事を通して皆様にも子どもたちの成長や可能性を感じていただけたのではないでしょうか。
初級講座では接続やパソコン操作も不慣れだった子どもたちですが、受講を重ねるうちにパソコン操作もプログラミングもみるみる上達。
先生に質問せずに自分で考えてプログラムすることも多くなり、プログラミングの基本である「作りたいものを自分で試行錯誤しながら表現する」という思考をしっかりと身に着けることができました。
近年、小学生の授業内容にプログラミングが加わりましたが、まだまだ「どうやって小学生にプログラミングを教えたらいいのか」「小学生にはどのレベルのプログラミングができるのか」といったお悩みがある先生方や親御さんも多い様子です。
今回受講した子どもたちは、そんな大人の思いをよそに、プログラミング的思考を楽しみながらぐんぐんと吸収してくれました。
「小学校低学年でもオリジナル作品を企画してプログラムできる」
「x座標・y座標という中学生レベルの概念を感覚的に理解できる」
そういった可能性を、身をもって示してくれた子どもたち。
好奇心を持って学ぼうとする子どもたちには、もしかしたら私たち大人が思っている以上の可能性があるのかもしれませんね。
本講座のレポートが、小学生のプログラミング教育に対して考え直すきっかけの1つになれば幸いです。
これまで連載をお読みいただき、ありがとうございました。
※今回ご紹介した中級プログラミングは、「おうちdeプログラミング」に継続参加していた方のみご受講いただけます。プログラミング講座に興味のある方は、「おうちdeプログラミング」からご受講をお願いいたします。
「おうちdeプログラミング」開講案内・講座スケジュールはこちら
暮らしが好きなフリーライター。2児の母。WEBメディアや企業ブログを中心に執筆しています。
育児・教育・不動産・ライフスタイル関連が多めです。子育て経験を生かし、記事を通してスクールとお子さまの魅力をお伝えできたら嬉しいです。