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2022年8月の記事一覧

放課後プロジェクト「作文セミナー」

授業レポート

放課後プロジェクトで国語力をアップしよう!作文セミナーレポ

「放課後プロジェクト」では、今後国語に特化したプログラムを中心に実施していく予定です!放課後プロジェクトは2021年4月から始まりました。

目的は、小学生のお子さまが過ごす放課後の充実を図ることです。プロジェクト開始から今まで、数多くのプログラムを実施してきました。

過去の放課後プロジェクト開催についてはこちら
遊ぶように学ぶ「放課後プロジェクト」を紹介!オンラインで楽しく過ごそう

「小学生の子どもたちが充実した放課後を過ごせるように」と始まった放課後プロジェクト。なぜ「国語」に特化していくのか、その理由と実際に行われた国語のプログラムの様子をご紹介します。

「国語力」の大切さ

「小学生」、とくに低学年・中学年の生徒は、国語力が未熟です。

それゆえに、言葉足らずでお友達とトラブルになったり、語彙力が足りずに先生の言葉が理解できていなかったり・・・国語の授業以外にも影響があります。

低学年・中学年で国語の基礎力を伸ばしてあげたいですね

そして、小学生のうちに国語力を伸ばしてあげないと、中学生・高校生になってから、他の教科でも内容の理解が難しくなったり、コミュニケーションに支障をきたしたりすることになり、大人になっても生活や仕事に影響が出ることもあります。

文部科学省でも、文化審議会答申で「これからの時代に求められる国語力について」と題して、「日本語で考え、感じ、想像して、表現する力」つまり「国語力」の大切さについてまとめています。

「国際化社会」というと、「英語が大切」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、各国がそれぞれの文化や伝統を身に付けて、オーケストラのように共存していくというのが、本来の国際化社会のあるべき姿。

文化や伝統の理解を深めるうえで、「国語力」を切り離して考えることはできません。

もちろん、外国語を学ぶためにも、母国語である国語力がベースとなります。

国際交流もベースの国語が大切

さらに、情報化社会の進展に伴って、「膨大な情報を素早く正確に判断・処理する能力」「自らの考えや主張を的確にまとめて情報として発信していく能力」が重要であり、その根底にあるのが「国語力」であるとも述べられています。

しかしながら、この「国語力」は、一朝一夕で体得できるものではありません。日々の積み重ねで、少しずつ少しずつ作り上げられていくものです。

『オンライン de キッズスクール』の放課後プロジェクトでは、この「国語力」に注目し、放課後の時間に楽しく国語を取り入れています。

次に、お子様たちが実際に、オンラインでどのように「国語」と触れ合っているのかを紹介していきたいと思います。

身近なテーマで「国語力」をあげる

ある日は、「作文を作ろう」というテーマで実施されました。
最初に、講師の鈴木先生から「作文の書き方」のお話がありました。

作文セミナーの一場面

作文の構成は、
①主張(言いたいこと)②主張の裏付け(理由・具体例)③結論(言いたいこと)で構成されているという話から、「理由・原因」と「結果」とはどんなものなのか、具体的にみんなで考えました。

「階段で転んだ」
「ケガをした」

どちらが「理由・原因」で、「結果」なのかを考えるうえで大事なのは、「どちらが先に起きたことなのか」。

先に起きた方が「理由・原因」です。

今回のケースで言うと、ケガをするよりも、階段で転ぶほうが先に起きることなので、「階段で転んだ」が「理由・原因」になります。

また、よくある「理由」の間違いに、以下のようなものがあります。

「理由・原因」
試合に負けてくやしいと思った

「結果」
くやしかった

本来、結果として書かれるべきことが、「理由・原因」にも混ざって書かれてしまっています。

どうすれば良いのか、子ども達と一緒に見つけて、考える時間を持ちました。

「理由・原因」
試合に負けた

「結果」
くやしかった

きちんと、「理由・原因」と「結果」の違いが明確に理解できたところで、次はいよいよ実際に作文を書くことになりました!

実際に作文を書いてみよう!

今回の作文のテーマは「休日に行くなら、動物園と遊園地のどちらが良いでしょうか?100字で書いてみよう!」というものです。

実際に原稿用紙やノートに書いてみよう

早速、最初に1人のお子様の手が挙がり、発表してくれました。

「私が休日に行くなら、動物園に行きたいです。理由は、いろんな動物に会えるからです。例えば私はモルモットが好きなので、・・・(以下続く)」と、お手本のように発表してくれました。

他にも「遊園地に行きたいです。メリーゴーラウンドや観覧車が好きだからです。」と発表してくれた子もいました。

この日、参加した小学生には、圧倒的に遊園地の方が人気のようでした。

なかには
「ハラハラドキドキするからジェットコースターが好き」
「たくさん乗り物があって楽しめて、ジェットコースターに乗って風を感じられるから好き」

と、心の動きや具体的な情景も含めて発表してくれた子もいて、子どもの表現力に驚かされる場面もありました。

今回は、「作文を書こう」というテーマで実施した日の様子を紹介しましたが、他にも、「自分の説明書を書こう!」「物語を書こう!」「意見を書いて新聞社に送ろう!」など、国語力をあげていくメニューを放課後に用意していく予定です。

「放課後プロジェクト」は、通常『オンライン de キッズスクール』の講座のない平日17時〜18時、入退室自由、参加無料にてZOOMを利用して実施しています。

入室のためのURLは、ママワークス会員様にLINE経由で提供しておりますので、会員登録されている方は『オンライン de キッズスクール』までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから
https://mamaworks.jp/kidscourse/contact/

また、インスタグラムでは、#ママワークスキッズスクール で今までの参加者の方々からの投稿も見られますので、重ねてチェックしてください。

公式インスタグラム
https://www.instagram.com/mamaworks_online_kidsschool/

講師よりコメント

生まれつき、子どもは学ぶことが大好きです。

子どもたちは、生まれた時から学ぶことが好きだと言われています。
一方で、”勉強”となると、好きな子の割合は小学生で65%、中学生で45%、高校生で39%と、だんだん下がっていきます。

なぜこんなに下がっていってしまうのか、それは”分からない””できない”結果、楽しくなくなってしまうからです。逆にいうと、”わかる!””できる!”体験が積み重なっていけば、子どもたちは勉強を楽しいものと思い続けることができるのです。

わかった!できた!体験から、学習意欲を引き出します。 
そのため、私たちはわかった!できた!体験をとても大切にしています。

学習意欲を保ち続けられれば、今だけでなく、将来にかけて学び続け、成長し続けられる人になれるからです。

◇登壇者プロフィール◇

受験コーチ・コンサルタント 鈴木詩織

愛知県在住。2児の母。
学習コンサルタントとして3,486家庭を訪問する中で、多くの子どもたちが「効率の悪い勉強の仕方をしている」と気づく。
そこで勉強が苦手な子どもたちに学習習慣を身につけさせ、志望校へ合格させる日本初のプログラムを開発。親子で学ぶ”おうち受験コーチング”としてサービスを展開中。
「自ら学び・成長する子ども」を育てるメソッドで受講生の90%以上が成績UPに成功 (2022年8月現在)。著書に『おうち受験コーチング』

『オンライン de キッズスクール』では、今後の講座のスケジュール、および各講座へのお申し込みを以下のページから受け付けています。

開講案内はこちらから

一人でも多くのお子さんがこの講座で楽しく学んで、働くママの負担が軽減されますように!

この記事を書いた人
【ママワークス在宅ライター 高原温子】
保育士兼ライター。新卒で入社した会社で、営業・広報・コールセンターと勤務するも、幼児教育に興味を持ち、労力・時間を集中させるために退職。
その後、教育に関する知識と経験を増やすため、保育士資格を取得して、パートで保育士をしています。
今は小学生男子の母です!

授業レポート

遊ぶように学ぶ「放課後プロジェクト」を紹介!オンラインで楽しく過ごそう

『オンライン de キッズスクール』では、2021年4月以降、小学生のお子様が過ごす放課後の充実を図る目的で、「放課後こどもオンラインサポートプロジェクト(以下、放課後プロジェクト)」を実施しています。

日本全国のみならず、海外からも参加するお子様がいるこの放課後プロジェクト。

これまで低学年・中学年の小学生を対象に、「自由研究」「クラフト」「発表会」「おしゃべりカフェ」など、さまざまなテーマで開催してきました。

「オンラインで放課後を過ごす」というイメージがわかない方もいらっしゃるかもしれません。

このコラムでは、今までに開催された放課後プロジェクトの様子を交えながら、「放課後プロジェクト」がどんな感じのものなのかをお伝えします。

意外と難しい「小学生の放課後タイム」の過ごし方

「小学生」の期間は、ひらがな・カタカナ・数の学習に始まり、中学校・高校・大学へと続く学習の基礎を徐々に学んでいく時期です。

ご自宅での学習も環境を整えたいですよね。

千里の道も一歩から、と言いますが、小学生で習う基礎が土台となって、その後の学習が積み重なっていきます。そのため、「簡単だから」とあなどることはできません。

これは学習面に限らず、人と人とのコミュニケーションや教養など、あらゆる生活面においても、「小学生」とくに低学年・中学年である期間は、その後の人間形成にとって、とても重要な時期です。

「幅広くたくさんのことを、バランスよく学ばせてあげたい」
そう考えている方も多いことと思います。

その点、この時期の子どもたちは、まだ時間的余裕があり、頭脳もスポンジのようにさまざまなことを吸収できる一方で、自らが計画的に何かを進めていくのは、まだ難しい時期でもあります。

だからこそ、大人側でその環境を整えていく必要があるのですが・・・
実際には、「言うは易く、行うは難し」

ふと気が付いたら1学期が過ぎて夏休み・・・
そして、あっという間に6年生・・・!なんてことになりかねません。

小学生の放課後時間は長い!
でもその時間を有効に使っていくのは、やはり難しいことです。

放課後、どのように過ごしていますか?

平日の放課後はなんとなくその日を過ごしてしまっている・・・という方も多いのではないでしょうか?

もちろん習い事、という方法でさまざまな経験をさせてあげるのも良いと思います。

しかしながら、習い事は費用がかかりますし、継続するには、本人の体力だけでなく、送迎や発表会などで、家族の協力が必要になる場面もあります。

そうかといって、習い事なしに、すべて親が段取り、過ごしていくというのも、負担が大きいものです。共働きであればなおさらのことです。

『オンライン de キッズスクール』の「放課後プロジェクト」は、そんな悩みを解決してくれる一つの選択肢です。

オンラインなので、送迎の必要もありませんし、もちろん通常の『オンライン de キッズスクール』の講座と同じく、無料で受講することができます。

  1. ・自由進度学習の見守り
  2. ・世界とつながるこどもオブジェクション
  3. ・こども発表会
  4. ・自由研究
  5. ・特別講座(アンガーマネジメント講座、日本文化講座)
  6. ・クラフト・折り紙アート
  7. ・おしゃべりカフェ
  8. ・ことばあそび(川柳づくりなど)
  9. ・お絵描きチャレンジ
  10. ・辞書を使った漢字学習法 ほか

「放課後プロジェクト」では、小学生という大切な時期にオンラインで経験していける多彩なメニューを、実施してきました。

次に、お子様たちが実際にオンラインでどのように放課後を共に過ごしているのか、いくつか紹介していきたいと思います。

全国の小学生とリアルタイムに繋がる時間を

ある日の「放課後」。
その日は、「こどもオブジェクション・ドイツ編」と題して、ドイツにいる講師とオンラインで繋がりました。

現地の先生と参加者たち

ドイツ在住の講師からは、ドイツの国旗やドイツ語での挨拶、ドイツの位置や広さといった情報や、グルメの話がありました。

やっぱり食べ物の話は、盛り上がります!
ソーセージにじゃがいも、パンにチョコレート♪

日本でもおなじみの食べ物ですが、ドイツでは、日本以上に前述の食材が好まれている様子や、販売されている種類の多さなど、日本とどう違うのかという話に、参加しているお子様たちは興味津々です。

ドイツの食べ物といえば何を思い浮かべますか?

インターナショナルな感覚を身につけるにあたって、外国のことを知ると同時に、日本とどう違うのか、ということも合わせて知っていくこと、つまり「日本」という国を客観的に捉えていくことは、とても大切です。

もちろん海外の情報を知ること、新しい情報を得ることは、単純に楽しい時間でもあります。

しかも、あらゆる地域に住む小学生とともに、海外にいる講師とリアルタイムに繋がっているので、情報を与えられるのみではなく、その場で質問をしたり、他の小学生がどんなことを感じているのかを知ることができたり…!

同時にみんながオンラインで集うことによって、YouTubeなどの動画学習とはまた違った楽しみが生まれるのです。

別の日の「放課後」の様子も見てみましょう。

この日は「こども発表会」として、それぞれの得意分野の発表がオンライン上で行われました。

ピアノの演奏を発表してくれた子もいれば、組紐の作り方を披露してくれた子、「ロブロックス」というバーチャルな空間に作った街の様子を見せてくれた子もいて、それぞれの成果を見せ合い、賞賛し合う姿が見られました。

「ロブロックス」というバーチャルな空間

中には落語を習っている子もいて、単独で「落語発表会」を開催した日もありました。

落語発表会を開催した日もあります!

「落語」って何?という簡単な解説ののち、古典落語として有名な「まんじゅうこわい」を現代風にアレンジしたものなど、1人で3つの演目を実演してくれました。

落語を実際に聞くきっかけになるだけでなく、なぜ小学生が落語を習おうと思ったのか、どれくらい練習しているのか…など、実際に小学生どうしで聞き合うことで、日本の文化の一端を知る機会や、コミュニケーションを深める場にもなります。

発表会では、他の小学生の発表を見ることで、刺激を受けることもありますし、自分自身が発表することによって、自信に繋がり、成長することもあります。

多彩なプログラムで遊ぶように学ぶ

このように、さまざまなプログラムを実施してきた「放課後プロジェクト」ですが、これからもお子様の放課後の充実のために、新しい企画も順次取り入れていく予定です。

とくに、すべての学習・コミュニケーションの根底にある「国語」に特化したメニューを今後は実施予定です。

  1. ・作文(日記・感想文)
  2. ・自分の説明書を書こう!
  3. ・物語を書こう!
  4. ・意見を書いて新聞社に送ろう!
  5. ・名文読み聞かせ
  6. ・辞書しりとり ほか

(※予定は都合により変更する場合もあります)

幅広く、多彩なプログラムを通じて、楽しみながら新しい知識を得る、というのは、理想的な学びの方法です。

この日は漢字の学習についてでした

習い事や家庭学習では、こういった取り組みに時間がかかったり、ゲーム性を取り入れた国語学習を扱ったりするのは、なかなか難しいのではないでしょうか。

子どもたちにとって、自習とは異なる貴重な体験となること、間違いなしです!

「放課後プロジェクト」は、通常『オンライン de キッズスクール』の講座のない平日17時〜18時、入退室自由、参加無料にてZOOMを利用して実施しています。

入室のためのURLは、ママワークス会員様にLINE経由で提供しておりますので、会員登録されている方は『オンライン de キッズスクール』までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから
https://mamaworks.jp/kidscourse/contact/

また、インスタグラムでは、#ママワークスキッズスクール で今までの参加者の方々からの投稿も見られますので、重ねてチェックしてみてください。

公式インスタグラム
https://www.instagram.com/mamaworks_online_kidsschool/

『オンライン de キッズスクール』では、今後の講座のスケジュール、および各講座へのお申し込みを以下のページから受け付けています。

開講案内はこちらから

一人でも多くのお子さんがこの講座で楽しく学んで、働くママの負担が軽減されますように!

この記事を書いた人
【ママワークス在宅ライター 高原温子】
保育士兼ライター。新卒で入社した会社で、営業・広報・コールセンターと勤務するも、幼児教育に興味を持ち、労力・時間を集中させるために退職。
その後、教育に関する知識と経験を増やすため、保育士資格を取得して、パートで保育士をしています。
今は小学生男子の母です!

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