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授業レポート

遊ぶように学ぶ「放課後プロジェクト」を紹介!オンラインで楽しく過ごそう

『オンライン de キッズスクール』では、2021年4月以降、小学生のお子様が過ごす放課後の充実を図る目的で、「放課後こどもオンラインサポートプロジェクト(以下、放課後プロジェクト)」を実施しています。

日本全国のみならず、海外からも参加するお子様がいるこの放課後プロジェクト。

これまで低学年・中学年の小学生を対象に、「自由研究」「クラフト」「発表会」「おしゃべりカフェ」など、さまざまなテーマで開催してきました。

「オンラインで放課後を過ごす」というイメージがわかない方もいらっしゃるかもしれません。

このコラムでは、今までに開催された放課後プロジェクトの様子を交えながら、「放課後プロジェクト」がどんな感じのものなのかをお伝えします。

意外と難しい「小学生の放課後タイム」の過ごし方

「小学生」の期間は、ひらがな・カタカナ・数の学習に始まり、中学校・高校・大学へと続く学習の基礎を徐々に学んでいく時期です。

ご自宅での学習も環境を整えたいですよね。

千里の道も一歩から、と言いますが、小学生で習う基礎が土台となって、その後の学習が積み重なっていきます。そのため、「簡単だから」とあなどることはできません。

これは学習面に限らず、人と人とのコミュニケーションや教養など、あらゆる生活面においても、「小学生」とくに低学年・中学年である期間は、その後の人間形成にとって、とても重要な時期です。

「幅広くたくさんのことを、バランスよく学ばせてあげたい」
そう考えている方も多いことと思います。

その点、この時期の子どもたちは、まだ時間的余裕があり、頭脳もスポンジのようにさまざまなことを吸収できる一方で、自らが計画的に何かを進めていくのは、まだ難しい時期でもあります。

だからこそ、大人側でその環境を整えていく必要があるのですが・・・
実際には、「言うは易く、行うは難し」

ふと気が付いたら1学期が過ぎて夏休み・・・
そして、あっという間に6年生・・・!なんてことになりかねません。

小学生の放課後時間は長い!
でもその時間を有効に使っていくのは、やはり難しいことです。

放課後、どのように過ごしていますか?

平日の放課後はなんとなくその日を過ごしてしまっている・・・という方も多いのではないでしょうか?

もちろん習い事、という方法でさまざまな経験をさせてあげるのも良いと思います。

しかしながら、習い事は費用がかかりますし、継続するには、本人の体力だけでなく、送迎や発表会などで、家族の協力が必要になる場面もあります。

そうかといって、習い事なしに、すべて親が段取り、過ごしていくというのも、負担が大きいものです。共働きであればなおさらのことです。

『オンライン de キッズスクール』の「放課後プロジェクト」は、そんな悩みを解決してくれる一つの選択肢です。

オンラインなので、送迎の必要もありませんし、もちろん通常の『オンライン de キッズスクール』の講座と同じく、無料で受講することができます。

  1. ・自由進度学習の見守り
  2. ・世界とつながるこどもオブジェクション
  3. ・こども発表会
  4. ・自由研究
  5. ・特別講座(アンガーマネジメント講座、日本文化講座)
  6. ・クラフト・折り紙アート
  7. ・おしゃべりカフェ
  8. ・ことばあそび(川柳づくりなど)
  9. ・お絵描きチャレンジ
  10. ・辞書を使った漢字学習法 ほか

「放課後プロジェクト」では、小学生という大切な時期にオンラインで経験していける多彩なメニューを、実施してきました。

次に、お子様たちが実際にオンラインでどのように放課後を共に過ごしているのか、いくつか紹介していきたいと思います。

全国の小学生とリアルタイムに繋がる時間を

ある日の「放課後」。
その日は、「こどもオブジェクション・ドイツ編」と題して、ドイツにいる講師とオンラインで繋がりました。

現地の先生と参加者たち

ドイツ在住の講師からは、ドイツの国旗やドイツ語での挨拶、ドイツの位置や広さといった情報や、グルメの話がありました。

やっぱり食べ物の話は、盛り上がります!
ソーセージにじゃがいも、パンにチョコレート♪

日本でもおなじみの食べ物ですが、ドイツでは、日本以上に前述の食材が好まれている様子や、販売されている種類の多さなど、日本とどう違うのかという話に、参加しているお子様たちは興味津々です。

ドイツの食べ物といえば何を思い浮かべますか?

インターナショナルな感覚を身につけるにあたって、外国のことを知ると同時に、日本とどう違うのか、ということも合わせて知っていくこと、つまり「日本」という国を客観的に捉えていくことは、とても大切です。

もちろん海外の情報を知ること、新しい情報を得ることは、単純に楽しい時間でもあります。

しかも、あらゆる地域に住む小学生とともに、海外にいる講師とリアルタイムに繋がっているので、情報を与えられるのみではなく、その場で質問をしたり、他の小学生がどんなことを感じているのかを知ることができたり…!

同時にみんながオンラインで集うことによって、YouTubeなどの動画学習とはまた違った楽しみが生まれるのです。

別の日の「放課後」の様子も見てみましょう。

この日は「こども発表会」として、それぞれの得意分野の発表がオンライン上で行われました。

ピアノの演奏を発表してくれた子もいれば、組紐の作り方を披露してくれた子、「ロブロックス」というバーチャルな空間に作った街の様子を見せてくれた子もいて、それぞれの成果を見せ合い、賞賛し合う姿が見られました。

「ロブロックス」というバーチャルな空間

中には落語を習っている子もいて、単独で「落語発表会」を開催した日もありました。

落語発表会を開催した日もあります!

「落語」って何?という簡単な解説ののち、古典落語として有名な「まんじゅうこわい」を現代風にアレンジしたものなど、1人で3つの演目を実演してくれました。

落語を実際に聞くきっかけになるだけでなく、なぜ小学生が落語を習おうと思ったのか、どれくらい練習しているのか…など、実際に小学生どうしで聞き合うことで、日本の文化の一端を知る機会や、コミュニケーションを深める場にもなります。

発表会では、他の小学生の発表を見ることで、刺激を受けることもありますし、自分自身が発表することによって、自信に繋がり、成長することもあります。

多彩なプログラムで遊ぶように学ぶ

このように、さまざまなプログラムを実施してきた「放課後プロジェクト」ですが、これからもお子様の放課後の充実のために、新しい企画も順次取り入れていく予定です。

とくに、すべての学習・コミュニケーションの根底にある「国語」に特化したメニューを今後は実施予定です。

  1. ・作文(日記・感想文)
  2. ・自分の説明書を書こう!
  3. ・物語を書こう!
  4. ・意見を書いて新聞社に送ろう!
  5. ・名文読み聞かせ
  6. ・辞書しりとり ほか

(※予定は都合により変更する場合もあります)

幅広く、多彩なプログラムを通じて、楽しみながら新しい知識を得る、というのは、理想的な学びの方法です。

この日は漢字の学習についてでした

習い事や家庭学習では、こういった取り組みに時間がかかったり、ゲーム性を取り入れた国語学習を扱ったりするのは、なかなか難しいのではないでしょうか。

子どもたちにとって、自習とは異なる貴重な体験となること、間違いなしです!

「放課後プロジェクト」は、通常『オンライン de キッズスクール』の講座のない平日17時〜18時、入退室自由、参加無料にてZOOMを利用して実施しています。

入室のためのURLは、ママワークス会員様にLINE経由で提供しておりますので、会員登録されている方は『オンライン de キッズスクール』までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから
https://mamaworks.jp/kidscourse/contact/

また、インスタグラムでは、#ママワークスキッズスクール で今までの参加者の方々からの投稿も見られますので、重ねてチェックしてみてください。

公式インスタグラム
https://www.instagram.com/mamaworks_online_kidsschool/

『オンライン de キッズスクール』では、今後の講座のスケジュール、および各講座へのお申し込みを以下のページから受け付けています。

開講案内はこちらから

一人でも多くのお子さんがこの講座で楽しく学んで、働くママの負担が軽減されますように!

この記事を書いた人
【ママワークス在宅ライター 高原温子】
保育士兼ライター。新卒で入社した会社で、営業・広報・コールセンターと勤務するも、幼児教育に興味を持ち、労力・時間を集中させるために退職。
その後、教育に関する知識と経験を増やすため、保育士資格を取得して、パートで保育士をしています。
今は小学生男子の母です!

お知らせ

「オリンピアンが教える!かけっこで速く走るコツ」開催のお知らせ

オンラインdeキッズスクールでは、夏休みの特別企画第2弾として、小学生のお子さまが楽しみながら学ぶオンラインワークショップ「オリンピアンが教える!かけっこで速く走るコツ」を開催いたします。

今回の特別講座では、オリンピアンであり指導者でもある佐藤真有先生をお招きし、秋の運動会に向け、かけっこ(徒競走)で速く走れるコツを教えます!基本ポイントを練習しながら一緒にマスターしましょう!

全3回で行われる特別講座のカリキュラムの概要は以下の通りです。

第1回:速く走るためのコツ入門編&質問タイム
第2回:スタートダッシュの極意
第3回:ゴールまでの走り方やコーナリングなど&まとめ

※詳細は別途講座詳細をご覧ください

運動の基本である「走る」こと。
走ることが得意になれば、きっとスポーツが好きになるはず!!

指導の様子

楽しく身体を動かしながら、走ることが「好き」、身体を動かすことが「好き」になるような時間にしたいと思います。プロフェッショナルから学べるチャンス。この機会をお見逃しなく!

▼ 「オリンピアンが教える!かけっこで速く走るコツ」詳細
初回授業開催日:2022年8月1日(月)16:00~16:40
※全3回の特別講座です。講座は単発(1回)から受講可能です
費用:無料
ツール:『ZOOM』
受講対象:小学生・その保護者様
募集開始日:2022年7月23日(土)

講師
佐藤真有先生
陸上教室「
大和アカデミー」代表。
元陸上競技選手で、400mを専門種目とし、日本代表としても活躍。2度の世界選手権や2008年北京オリンピックに出場したオリンピアン。元4×400mリレー日本記録保持者。現在は、子どもたちに走る楽しさとスポーツの素晴らしさを伝えるべく、指導者としてクラブや多方面で指導を行っている。

佐藤真有先生

大和アカデミー
https://taiwa-academy.com

お知らせ

「親子で学ぼう!はじめてのからだ・性・ジェンダー学」開催のお知らせ

オンラインdeキッズスクールでは、夏休みの特別企画として、小学生とその保護者さまと楽しみながら性の知識を学ぶオンラインワークショップ「親子で学ぼう!はじめてのからだ・性・ジェンダー学」を開催いたします。

今回のテーマは、「からだ」「プライベートゾーン」「ジェンダー」について。

皆様、日頃ご自身のお子さまの「からだ」や「ジェンダー」についてどのようなお話をされていますか?

「からだに」ついてお子さまと対話する際、いくつかポイントがあります。防犯の観点、からだの名称の伝え方、お子さまへの接し方といったポイントをおさえることで、お子さま自身が自分を肯定的に受けとめることができます。

今回は「性教育をポジティブな文化に!」をテーマに掲げる命育®様より特別講師をお招きし、皆様で楽しみながら自然と親子の対話も生まれる、そして性の知識が学べるワークをご提供する予定です。

ワークショップの様子 ワークショップの様子(画像提供:命育®)

冒頭では、保護者様と「からだとジェンダー」に関する動画を視聴します。
そのあと、お子さまはクイズを解いたり、専門家監修のテキストを使いながら工作したりと遊びながら、お子さまが自然と自分自身の「からだ」や「好きなもの」について学べる仕掛けとなっていますので、安心してご受講頂けます。

ワークショップで使用するテキストのイメージワークショップで使用するテキストのイメージです(画像提供:命育®)

ぜひこの機会に、親子で「からだ」「プライベートゾーン」「ジェンダー」への理解を深め、お子さまの未来に向かって、知識と理解を深めていただければと思います。

▼「親子で学ぼう!はじめてのからだ・性・ジェンダー学」詳細

開講日:2022年8月22日(月)16:30~17:30
費用:無料
ツール:『ZOOM』
受講対象:小学生とその保護者様
募集期間:2022年7月23日(土)~2022年8月17日(水)

講師

命育ロゴ

宮原由紀 先生
性教育サイト「命育」
(https://meiiku.com/)代表。
大学卒業後、メディアやインターネット企業を約15年経験し、現職。
子どもへの性教育に課題意識を持つクリエイターたちと、医師専門家協力のもと、命育®を立ち上げる。サイト運営のほか、園や学校、PTA、行政・地域などと連携して、多方面から家庭での性教育をサポートする活動に取り組む。3児の母。
著書『子どもと性の話、はじめませんか? からだ・性・防犯・ネットリテラシーの「伝え方」 』(監修:高橋幸子、出版:CCCメディアハウス)

小杉真澄 先生
元教育系NPO職員。小学生〜25歳までの子ども・若者のいる現場をコーディネート。教育現場で性教育の必要性が迫られる場面に何度も遭遇し、本業の傍ら性教育ボランティアとして定時制・通信制高校などで活動を行う。石川県加賀市在住。命育®ではリモートワークで事業企画に携わりながら、ワークショップなどを担当。

ワークブック監修
小児科専門医 工藤紀子 先生

命育®様よりメッセージ
スマホ世代の子供たち-。ネットで簡単に性の情報にアクセスができ、誤った性知識、若者間で増えている性感染症、SNSやアダルトサイト、トラブル、予期せぬ妊娠不安・・・など、さまざまな性のリスクと隣り合わせです。
一方、保護者世代は、十分な性教育を受けておらず、その方法を知りません。
保護者自身が性の知識をアップデートし、子どもとコミュニケーションをとることで、そうしたリスクを軽減できるはず。さぁ、大人も子どもも、大切な「命」の授業をはじめましょう。

幼い子どもに「身体」についてどのように話をしたらよい?(どなたでも動画閲覧いただけます)
https://meiiku.com/column/ppfamovie01/

幼い子どもに「ジェンダー」についてどのように話せばよい?(動画閲覧は、命育プレミアム会員限定ですが、動画の内容紹介はどなたでもご覧いただけます)
https://meiiku.com/column/ppfamovie02/

オンラインdeキッズスクールではお子さまだけでなく、お子さまに還元できる親の学びとなるイベントも開催して参りたいと思います。どうぞご期待ください。

中級プログラミング授業レポート

授業レポート

プログラミング講座レポートvol.3成長と可能性を感じる作品発表会

第2期中級プログラミング講座では、1年間の締めくくりとして、子どもたちがオリジナルのプログラミング作品づくりに取り組みました。
講座内で完成した全8作品の中で特に注目度が高かった4作品については、前々回のレポートから2回にわたってご紹介しています。

中間発表会レポート
完成発表会レポート

どれも、子どもたちの努力や工夫が詰まった素晴らしい作品ばかり。今回は、載せきれなかった残りの4作品についてご紹介していきます。講座を受講した感想や、作品の制作過程についてもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

こだわりの4作品が登場!制作〜完成までをご紹介

第2期中級プログラミング講座では、小学1年生から5年生まで幅広い年代の子どもたちが一緒に学んでいます。

初めはパソコン操作もおぼつかなかった子どもたちでしたが、初級講座を含めて約1年間プログラミングを学んできた結果、自分たちで一から作品を企画・制作できるまでに成長しました。

「小学校低学年のお子さまも一人でこんなプログラミング作品ができるよ!」という一例として、ぜひ見ていただけたらと思います。

小3さやちゃん作「目指せ九九名人」

3年生のさやちゃんは、九九のクイズに答える「目指せ九九名人」というゲームを作りました。

ランダムに出題される九九の問題に回答し、答えが合っていたらユニコーンのキャラクターが1歩前進する仕組みです。九九に答えてユニコーンを進め、ユニコーンがゴールまでたどり着いたらクリアになります。

目指せ九九名人

ユニコーンが進む道はぐるぐるとした渦巻き状になっているのですが、「ユニコーンが道なりに進むようにプログラムするのが難しかった」と言うさやちゃん。

道なりにするむように・・・どうすればやりたいことをプログラミングで実現できるか、自分で一生懸命考えている姿がとても印象的でした。

さらに、IT指導員・しゅうへい先生(以下しゅうへい先生)からは、ユニコーンと一緒に動くダイヤ(宝石)のプログラミングコードについて質問がありました。

それに対して、さやちゃんが「ユニコーンがダイヤに触れたらダイヤを1歩前に動かしています」と答えると、講師陣からは「なるほど〜!」の声が飛び交っていました。

自分なりのコードを使って、ゲームのキャラクターに動きをつけるアイデアは素晴らしいですね!

作品の完成まではまだ時間はかかりそうですが、習ったことの枠にとらわれずに自分の頭で考えて創意工夫できたことはとても良かったと思います。

さやちゃんは講座の最後に、「2年生の頃はプログラミングに興味があったけど、訳が分からなくてできなかった。1年間(プログラミング講座で)学んだらどんどん分かるようになって、プログラミングできるようになりました」と感想を話してくれました。

興味があることにチャレンジして、実際にできるようになると嬉しいですよね。これからも持ち前のチャレンジ精神でプログラミングを続けていってもらえたらと思います。

小4ゆいと君作「ルーレットゲーム」

4年生のゆいと君は、ルーレットを回してすごろくを進める「ルーレットゲーム」を作りました。

ルーレットゲーム

スタート・ストップボタンを押してルーレットを回し、青が出たら1マス前へ、赤が出たら1マス後ろへ進みます。

マスに止まると「朝起きられなかったから2マス戻る」などコメントが表示され、コメントに従いながら先にゴールまでたどり着いた人が勝ちというルールです。

そしてルーレットやスタートボタン、マスなどのパーツは、Scratchの「スプライト」という機能を使ってすべて手作り

Scratchに元々ある素材の色をすべて塗り替えて使ったことで、オリジナリティ溢れる作品になりました。他にも、マスを1つ1つ別の色にしたり、文字を手描きで書いたりと、ゆいと君の細かいこだわりが感じられる作品になりました。

小2はやと君「キャラクターの頭がボヨーンクイズ」

2年生のはやと君が作ったのは、人気のゲームキャラクターがクイズを出題するクイズゲームです。ゲームに関するクイズが出題され、間違えると「違うよ」などと答えてくれます。

キャラクターの絵はすべて手描きで、細かいところまで色付けして丁寧に作りました。

中間発表の時点ではクイズが1問しかなかったのですが、「もっとクイズを増やしたい!」という言葉の通り、完成発表会ではクイズが2問に。また「クイズの答えをボタン形式で選べるようにするとよい」というアドバイスを生かし、文字を打ち込んで答える方法からボタンで答える形に変更しました。

正解・不正解でそれぞれ違う画面が表示されるというプログラムも追加し、中間発表からの1ヶ月間でよりゲームらしい形になるよう、工夫できたと思います。

短い制作期間の中でも、先生のアドバイスをしっかり取り入れて作品を完成させられたはやと君。

1年間を振り返って、「プログラミングはいろいろなことができて面白かったです」と感想を伝えてくれました。

大好きなゲームキャラクターを使って自作のゲームを作れるのは、子どもたちにとって大きな魅力ですね。講座を通してプログラミングのいろいろな可能性を感じてもらえたようで良かったです!

小3のぞみちゃん作「工作アプリ」

3年生ののぞみちゃんは、工作アプリを作りました。

工作が大好きなのぞみちゃん。アプリを使う人にも工作が好きになってほしい!という想いが込められています。

アプリでは、キャラクターが「どの工作作品を教えてほしいですか」としゃべり、工作作品のアイコンボタンを押すと材料や作り方を文章で教えてくれる仕組みです。

紙で作るファイルや人形など、子ども向けの3つの工作作品がそろっています。

工作アプリ

中でも工夫したのはボタンのプログラミング。誰にとっても使いやすくなるように、アイコンボタンを押すと吹き出しが出るようにプログラムしました。

これからさらに手を加える設計を立てていたので、完成が楽しみですね。

講座の感想については、「こうやってプログラミングができるようになったおかげで、いろいろなアプリを作れました。大人になってもプログラミングを続けていきたいです」と話してくれたのぞみちゃん。

のぞみちゃんほか、「学んだことを将来に役立てたい」と話してくれた子がいましたが、講座を受講したことで将来の選択肢が増えるきっかけになれば、運営側としてもとても嬉しく思います。

プログラミングの需要は、これからもさらに高まっていくでしょう。

本講座を通して、「難しそう」「大変」ではなく「できる!」「楽しい!」とプログラミングに対してポジティブなイメージを持てたことが、子どもたちの将来にとって大きなプラスになると信じています。

オリジナル作品づくりを終えて

前回ご紹介した4人と合わせ、第2期中級プログラミング講座では8人の子どもたちがそれぞれのオリジナル作品を完成させました。

今回制作したオリジナル作品は、今後開催される小学生向けプログラミングコンテストに応募する予定です。みんなの努力が詰まった力作ばかりなので、コンテストでも良い結果を残せるといいですね。

今回の作品づくりをもって今期の中級プログラミング講座は終了となりますが、プログラミングに終わりはありません。

講座内で作品が完成した子も、この先、完成を目指す子も、自分が納得するプログラミング作品ができるようこれからも探求を続けていって欲しいと思います。

そして、これからも何らかの形でプログラミングに関わっていってくれるよう願っています。

プログラミングを楽しむ女の子

完成発表会を終えて

今回の記事で、第2期中級プログラミング講座の授業レポートは最後になります。

これまで授業の様子や、オリジナル作品づくりの様子を連載してきましたが、記事を通して皆様にも子どもたちの成長や可能性を感じていただけたのではないでしょうか。

初級講座では接続やパソコン操作も不慣れだった子どもたちですが、受講を重ねるうちにパソコン操作もプログラミングもみるみる上達。

先生に質問せずに自分で考えてプログラムすることも多くなり、プログラミングの基本である「作りたいものを自分で試行錯誤しながら表現する」という思考をしっかりと身に着けることができました。

近年、小学生の授業内容にプログラミングが加わりましたが、まだまだ「どうやって小学生にプログラミングを教えたらいいのか」「小学生にはどのレベルのプログラミングができるのか」といったお悩みがある先生方や親御さんも多い様子です。

今回受講した子どもたちは、そんな大人の思いをよそに、プログラミング的思考を楽しみながらぐんぐんと吸収してくれました。

「小学校低学年でもオリジナル作品を企画してプログラムできる」
「x座標・y座標という中学生レベルの概念を感覚的に理解できる」

そういった可能性を、身をもって示してくれた子どもたち。
好奇心を持って学ぼうとする子どもたちには、もしかしたら私たち大人が思っている以上の可能性があるのかもしれませんね。

本講座のレポートが、小学生のプログラミング教育に対して考え直すきっかけの1つになれば幸いです。

これまで連載をお読みいただき、ありがとうございました。

※今回ご紹介した中級プログラミングは、「おうちdeプログラミング」に継続参加していた方のみご受講いただけます。プログラミング講座に興味のある方は、「おうちdeプログラミング」からご受講をお願いいたします。

「おうちdeプログラミング」開講案内・講座スケジュールはこちら

この記事を書いた人
【ママワークス在宅ライター Chiho Nagata】
暮らしが好きなフリーライター。2児の母。WEBメディアや企業ブログを中心に執筆しています。
育児・教育・不動産・ライフスタイル関連が多めです。子育て経験を生かし、記事を通してスクールとお子さまの魅力をお伝えできたら嬉しいです。

授業レポート

初めてでも安心!「こども料理教室」で自分でやりきる体験を!

『オンライン de キッズスクール』では、子ども向けに料理教室も実施しています。この料理教室、実はリピーターが多いんです!

オンラインで料理教室ってどんな感じなんだろう?
子どもでも作れる料理って?
料理をやらせてみたいけど、きっかけが無くって・・・

今回は、そんな皆さんに向けて、先日に実施されたこども料理教室のレッスンの様子をご紹介します。

お題は「鮭のホイル焼き」

「こども料理教室」を担当する松尾あゆみ先生は、「お子さまの自立と食育」をコンセプトに、料理未経験のお子さまでも取り扱いできる材料や道具、難易度を考慮しながら、毎回メニューを決めてくださっています。

今回のお題は、「鮭のホイル焼き」。

鮭のホイル焼き

子どもたちには事前に「予習動画」を送って、レッスン前までにどんな流れで料理をしていくのかを見てもらっています。

事前に動画を見ておけば、どんな流れで進めていくのか分かるので、初めてでも安心して参加することができますね。

子ども向けのお料理動画というと、「作ってみてね!」で終わってしまう料理番組形式のものがほとんどですが、『オンライン de キッズスクール』の料理教室では、レッスン当日にも、みんなと一緒に少しずつ動画を見ながら料理を進めていき、あゆみ先生が子どもたちの様子を見ながらアドバイスをしてくれます。

この「みんなと一緒に」というのも、新たな学びを生むことに繋がります。
では早速、実際に作っていきましょう!

いざ作ってみよう!

まず、ほうれん草とえのきを切るところから。
みんなで、切る場面の動画を見てから、実際に切っていきます。

ほうれん草ときのこを切ります。

包丁の使い方に気をつけながら、慎重に切ります。
レシピでは「えのき」とありましたが、「しめじ」を用意してくれた子もいました!あゆみ先生も、「しめじも、めっちゃ良いと思います」とコメント。

お料理は、食材を変えることでさらにアレンジの幅が広がっていきますね。

次に、にんじんを切ります。
ピーラーで皮をむいたら薄切りにしていきます。

ここで、どうやって切ったら薄切りになるか、について考えることになります。

動画を見ると、まずにんじんを半分くらいの長さ(長い場合は1/3)で切り、それを縦に2つに切ってから、その切り口を下にして、薄切りにしていきます。

みんなで動画を見てから、実際ににんじんを切り始めるので、切り方を理解しやすい流れになっています。

「にんじんの残りの大きさが小さくなって切りづらくなってきたら、向きを変えて切ると良いよ」というアドバイスも、あゆみ先生からありました。

野菜には、ナスを入れてくれた子もいました。
「ホイル焼き」は野菜がたくさん食べられるメニューなので、好きな野菜をたくさん入れるのはグッドアイディアですね!!

途中、「この3本のにんじんは、いくらで買ったでしょう?」というクイズを出題してくれた子もいて、オンラインで繋がるみんなが交流して、大盛り上がりでした。
(ちなみに3本68円だったそうです!安い!)

包んで焼きます

クイズで盛り上がっているうちに、みんなの野菜の準備が整いました。

次は、いよいよ鮭と野菜・きのこをアルミ箔で包みます。
ここでも、まずは動画で包み方を確認していきます。

まずはメインの鮭を置き、その上に他の具材をのせていきます。
野菜は小さく縮むので、少し多めに入れても大丈夫です。
塩・こしょうで軽く味付けをします。

アルミ箔の対角線上の角と角をつまんで、つなぎ合わせてから、他の端っこどうしも封じて包んでいきます。

具材をアルミホイルで包んでいきます。

苦戦している子もいましたが、あゆみ先生がもう1回包む動画を流してからチャレンジしたら、無事に包むことができました。

味付けについては、今回は塩・こしょうでしたが、「醤油・ポン酢、バター醤油などアレンジができます。」とあゆみ先生がコメントしたところ、早速バター醤油を入れている子がいました!

食材を変えたり、味付けを変えたりすることで、1つのレシピから何パターンもアレンジができてしまうのが料理の面白いところですね。

フライパンは蓋をして蒸し焼きに。

アルミ箔で包んだ鮭は、フライパンにのせて、ふたをして、弱火〜中火で加熱していきます。
フライパンではなく、ホットプレートを使っている子もいました。その場合も、ふたをした方が時短になります。

「待っている間に片付けなどをすると良いですね。」とあゆみ先生。
中には、この時間を使ってワカメを刻んでお味噌汁を作っているご家庭もありました。

アルミの包みを開いて、ときどきチェックします。
鮭の色が中まで変わっていたらちゃんと火が通っている証。
いよいよ完成です!

お楽しみの食事タイム

いよいよ実食!

火が通ったことが確認できた子どもたちから、順次できたての「鮭のホイル焼き」を試食です。

時刻も夕方だったこともあって、他にお味噌汁やご飯も用意して、各家庭で、「鮭のホイル焼き」を夕飯のメインにすえて本格的な「食事タイム」突入です。

中には、ホイル焼きで使った野菜のあまりでお味噌汁を作ってくれた兄弟もいました。

画面越しに立ち上る湯気。見ているだけで、お腹が空いてきてしまう光景です。

子どもたちからは次々と「おいしい!」という声や、手をGOODサインにして見せてくれました。

その顔はどれも笑顔ばかり。

自分で作った料理って美味しい!
「鮭のホイル焼き」大成功です!

料理ってすごい

お料理に夢中な男の子

食育というと、「食への興味を育てること」と思うかもしれませんが、それだけではなく、料理を通じて得られることって意外とたくさんあるんです。

その一つが段取り力

料理をするうえで、どの手順で進めていったら早く作ることができるか、待ち時間を利用して何をすると効率的か、というのはとても大事なことです。

それって、将来、大人になって仕事をしていくうえでも大切なスキルだと思いませんか?

お料理で得られることはたくさんあります。

他にも、「アレンジ」ができるのも、料理の面白いところ。

もともとのレシピ通りに作るだけでなく、味付けを変えてみたり、材料を変えてみたりすることで、一つのレシピから広がるレパートリーは無限大です。
今回のレシピでは、チーズを加えるのも、人気の「味変」となっておすすめなようです。

そして、このちょっとしたアレンジは、他の人の真似をすることで、より新しいアイディアが生まれることもあります。

今回も、「マヨネーズ」をかけると美味しいということを発見した子がいて、それを真似してやってみる・・・という流れがありました。

次回作るときにも、他の子のアイディアを思い出してアレンジすることもあるかもしれません。

このように料理から学べることって、意外とたくさんあるのです。

参加者の声

「こども料理教室」に参加した方からは、以下のような声をいただいています。

  1. ・はじめは恥ずかしそうにしていましたが、先生がどんどん声がけをしてくださったおかげで、パソコン越しのやり取りを楽しんで進めることができました。次はいつ?とリクエストされたので、これからも参加できることを楽しみにしています!自分で料理ができて、とても自信になったようです!(小2・年長ママ)
  2. ・自分で作ったから、むちゃくちゃ美味しかったし、とても楽しかった。(小3・小5お子様)
  3. 嫌いな野菜もこの料理教室で作ったものだとたくさん食べてくれます。(小4ママ)

料理が美味しくできた喜びとともに、最初から最後までを自分で取り組むことができたという経験は、子どもたちにぜひ味わってもらいたいものですね。

この「こども料理教室」では、季節に合わせて、「いちご大福」「春野菜炒め」「春らんまん手毬寿司」「キンパ」「親子丼」など、子どもでも作りやすく、食べて美味しい人気メニューを実施してきました。

インスタグラムでは、#ママワークスキッズスクール で今までの参加者の方々からの投稿も見られますので、ぜひチェックしてみてください。

オンラインdeキッズスクール公式インスタグラムはこちら

これからも、魅力的なメニューを用意して、皆さんの参加をお待ちしています!

◇監修者プロフィール◇

松尾あゆみ(まつお あゆみ)先生

異文化交流コミュニティ”JPsalon”代表。サービス業の営業を10年したのち、夫のアメリカ赴任帯同のため2016年渡米。現地で男の子を出産。アメリカと日本の子育ての違い、食生活の違いなど広い見識を得る。

2019年に帰国後、日本在住の外国人に日本文化を知ってもらう活動を行っている。特に日本の食育に基づいた食文化の分野に力を入れており、日本食ワークショップやクッキングクラスを定期的に開催。日本食についてのコラムも執筆している。

「こども料理教室」の開講案内・講座スケジュールはこちら

『オンライン de キッズスクール』では、今後の講座のスケジュール、および各講座へのお申し込みを以下のページから受け付けています。

開講案内・講座スケジュールはこちら

一人でも多くのお子さんがこの講座で楽しく学んで、働くママの負担が軽減されますように!

この記事を書いた人
【ママワークス在宅ライター 高原温子】
保育士兼ライター。新卒で入社した会社で、営業・広報・コールセンターと勤務するも、幼児教育に興味を持ち、労力・時間を集中させるために退職。
その後、教育に関する知識と経験を増やすため、保育士資格を取得して、パートで保育士をしています。
今は小学生男子の母です!

授業レポート

楽しく体の軸を鍛えよう!からだをうごかそう・体幹編レポート

『オンライン de キッズスクール』では、2022年5月19日、特別講座として「からだをうごかそう 体幹編」を開催しました!

普段の生活で“からだの軸=体幹”を意識することは少ないかもしれませんが、意識するのとしないのとでは、大違い!

最近の子どもたちは、生活の中で体幹を使うことが減っていて、その弊害が腰痛、肩こり、集中力低下などあらゆるところに生じていると言われています。

レッスンでは、からだを動かすことで、体幹と向き合い、楽しくトレーニングをすることができましたので、その様子をお伝えします!

体幹を使おう!

いまの子どもたちの生活は、からだの軸=体幹を使う機会が減っています。
長時間座っていることが多く、猫背になりやすい環境にあります。

猫背

人間の頭の重さは、体重の8〜10%を占めるそうで、意外と重いものです。

猫背で、その重い頭を無理な姿勢で支えてしまうと、からだの筋肉に負荷がかかります。すると、子どもでも肩こりや腰痛の原因になってしまいます。

また座る姿勢が悪いと、勉強に対する「集中力」にも悪影響が及ぶとも言われています。

今回のレッスンでは、骨盤を正しい位置におき、体幹を程よく使いながら、姿勢を維持できる「からだ」を作っていきます。
こうすることで、脳を働かせて集中力を上げ、肩こりや腰痛の予防にも繋げていきます。

ですが、からだを動かすことを30分間楽しんで参加してもらうことが1番です!

当日は、小・中学生の兄弟姉妹・親子での参加も含めて総計27名もの方が参加して、みんなで体幹を鍛えました。

今回、レッスンを指導してくださったのはSATOMI(さとみ)先生。

さとみ先生

まずは、お水を一口飲んでから開始です!

気持ちよくからだを動かす

レッスンは、ノリの良い洋楽が流れる中で始まりました。

まずは、あぐらをかいて座り、右肩に右手を、左肩に左手を置いたまま、ひじで円を描くように回します。
このとき、できるだけ遠くに円を描くように回していくと、からだが伸びて、血の巡りがよくなっているのを感じることができます。

これだけで、カラダが温かくなっているのも感じられます。

肩回しの様子

次に、両手を体の目の前で組み、手の甲を前に押し出しながら、背中を丸めておへそを見ます。これも、腕が気持ちよく伸びるとともに、からだの軸である体幹を感じることができる動きです。

肩甲骨を伸ばします

ゆるめてから、今度は背中側で、手のひらを背中に向けるように両手を組み、肩を内側に入れて、手を下に向かって伸ばしていきます。

少しずつ指と肩が遠くになるように伸ばしていきます。
目線も少し上を見上げます。
肩甲骨のあたりを中心に、気持ち良さを感じることができるポーズです。

胸を開くポーズ

そして、先生の合図で開放してあげます。

こんな風にレッスンは進んでいきます。

ヨガをやったことがある方ならわかるかもしれませんが、無理をせずに、ゆっくりと動かしてあげることで、からだが喜んでいるのをすぐに感じることができます。

あっという間の30分間

先生は後半に“チャレンジポーズ”という、少し難しいポーズを用意してくれていました。

立ったまま、両手を腰に置き、右足に体重を乗せて、少し右足の膝を曲げてから、左足の足裏を、右の足首か右のふくらはぎか、いけそうな人は右の太ももにおきます。

太ももに置く場合は、左足の裏を右の太ももに押し合うとうまくバランスが取りやすくなります。
バランスが取れたところで、両手を上に上げます。
このポーズを30秒キープします!!

チャレンジポーズにもトライ!

下半身だけでなく、からだの軸がないとぐらぐらしてしまうポーズです。
左右を交替して、さらに30秒!

ポーズの最中は、
「上に引っ張られながら、お尻の穴は縮めていくような、そんなイメージで!」
「きついときはお休みしても大丈夫。また戻ればいい!」

と先生は声掛けされていました。

先生にカウントしてもらい、アドバイスをもらいながら、みんなで取り組んでみると、いつも以上に頑張れることを実感できるはずです。

チャレンジポーズでは、難しくてぐらぐらしてしまい、なかなかポーズを維持することができない子もいましたが、先生の声掛けに励まされ、何回もポージングに挑戦している姿が見られました。

また、チャレンジポーズでも、難なく綺麗な形を維持できている子もいました。すでに体幹がしっかりしているのだと思います。

最後は、からだをゆるめるような体勢や呼吸を深めながらクールダウンし、終了です。

お疲れ様でした!

参加者の感想

レッスンが終わってみんなが解散する直前、子どもたちからは「疲れた!」「苦しかった!」「まだできる!」「楽しかった!」という声が次々と聞こえていました。

そこからも、みんなとても頑張ったのが伝わってきました。

終わってから、改めて参加者の親御さんからいただいたアンケートでは、以下のような感想が届きました。

「途中体勢が崩れても“大丈夫大丈夫”って声をかけてくださり、諦めないでトライしていました。ありがとうございます!」

先生からの声掛けはとても励みになるようですね!

「猫背が気になる子どもと、一緒に身体を動かせて楽しかったです。」

親子で運動する機会がなかなか作れないという方も多いかもしれません。
おうちで、親子で参加できるこの企画は、気軽で良いですよね。

「親子共々身体を動かすことをしていないので、習慣化できればいいと思います。」
「次回もある様でしたら、親子で参加したいと思いました。」

このように、またの開催を期待する声も多くいただきました!

『オンライン de キッズスクール』では今後、継続レッスンにすることも検討しておりますので、その際はぜひご参加いただければと思います!

みんなでからだを動かして、体幹を鍛えましょう!

◇監修者プロフィール◇
SATOMI(さとみ)先生

全米ヨガアライアンスRYT200取得
ピラティス&ヨガスタジオ BRIGHT 講師
FTPベーシックマットピラティスインストラクター
ヨガレッスンの活動を通して「こころとからだ」の整え方や豊かな毎日を送るヒントを伝えている。
COCO&KARAを運営。

さとみ先生プロフィール写真

『オンライン de キッズスクール』では、今後の講座のスケジュール、および各講座へのお申し込みを以下のページから受け付けています。

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この記事を書いた人
【ママワークス在宅ライター 高原温子】
保育士兼ライター。新卒で入社した会社で、営業・広報・コールセンターと勤務するも、幼児教育に興味を持ち、労力・時間を集中させるために退職。
その後、教育に関する知識と経験を増やすため、保育士資格を取得して、パートで保育士をしています。
今は小学生男子の母です!
中級プログラミング授業レポート

授業レポート

オリジナル作品完成発表会!プログラミング講座レポートvol.2

第2期中級プログラミング講座では、これまでの授業の総まとめとして、子ども達が一から考えたオリジナルのプログラミング作品づくりに取り組んでいます。

前回のレポートではオリジナル作品の中間発表会の様子と、特に注目度が高かった4作品をピックアップしてご紹介しました。

前回の記事はこちら

今回は完成発表会の様子と、前回取り上げた4作品のその後の成長についてレポートします。中間発表会ではどの作品もまだまだ未完成な部分が残っていましたが、子ども達は無事に作品を完成させられたのでしょうか。

最後まで粘り強く取り組んだ子ども達の頑張りを、ぜひご覧ください。

作品の成長が感じられた完成発表会

中間発表会から約1ヶ月。
ついに、完成したオリジナル作品をお披露目する完成発表会の日がやってきました。

作品の完成に向けて、1ヶ月間コツコツとプログラミングに取り組んできた子ども達。

先生からのアドバイスを作品に生かした子、自分が思い描いていた通りに作品を完成させた子、それぞれがオンラインでしっかりと自分の作品について発表することができました。

発表の最後に1人ずつこれまでの講座の感想も話してもらい、1年間の学びを締めくくりました。

アドバイスを生かして完成!注目の4作品のその後を紹介

今回は、発表会で紹介された作品の中からピックアップした4作品のその後、完成した作品の様子や工夫した点などを作品ごとに詳しくご紹介します。

中間発表会では、先生から作品についてのアドバイスをたくさんもらっていた子ども達。先生からのアドバイスをどのように作品に生かしていったのかが今回の見どころです。

小3れん君作「宇宙のシューティングゲーム」

3年生のれん君は、宇宙の中で敵と戦うシューティングゲームを作りました。

れん君のシューティングゲームは、自分で1音1音プログラムしたという自作BGMがこだわりのポイントです。中間発表会では、スターウォーズを参考にして作ったという、かっこいいBGMに注目が集まりました。

「敵に攻撃を当てると敵のライフを減らせる」というゲーム構造自体は中間発表の時点でほぼ完成していたため、IT指導員・しゅうへい先生(以下しゅうへい先生)から
「オープニングやクリア画面などゲームらしい演出を作ってみて」とアドバイスをもらっていました。

完成発表会では、先生の話を受けて作ったスタート画面をお披露目してくれました。

画面いっぱいに「START」と書かれたスタート画面には、大きなスタートボタンを配置。ボタンを押したらゲームをスタートできるようなプログラムを追加で施しました。

スタート画面やボタンを追加したことでよりゲームらしい見た目になり、れん君自身も納得のいく仕上がりになったようです。

宇宙のシューティングゲーム

発表の最後には、初級講座含め1年近くプログラミング講座を受講してきた感想として
「楽しかったです。いろいろなプログラミングの方法を学べて、将来に役立ちそうだと思いました。」としっかりとした口調で話してくれました。

「将来に役立ちそう」というれん君の言葉に、1年間成長を見守ってきた講師陣からも自然と笑顔がこぼれました。

本講座で学んだことが、将来の道を選ぶきっかけの1つになれば嬉しいですね。講座終了後も引き続きプログラミングを楽しみながら学んでいって欲しいと思います。

小4はぐちゃん作「おばけの学校」

4年生のはぐちゃんは、可愛いアニメーション付きゲーム「おばけの学校」を制作しました。

中間発表会の時点では導入部分のアニメーションしか完成させられていなかったはぐちゃん。完成発表会までの1ヶ月あまりの間に、おばけ探しゲームも追加し、無事すべてのアニメーションとゲームを完成させることができました。

完成発表会では制作したアニメーションを最初から最後まで披露してくれたのですが、やはり注目が集まったのは、ゲームの主人公であるおばけたちの細かい動き方やセリフの設定です。

スムーズにストーリーが展開していく様子は、とても小学生のプログラミングとは思えないほどの出来栄え。中間発表の時からさらに写真を使ったアニメーション演出なども加わり、視覚的にも内容的にも楽しい作品となりました。

おばけの学校

はぐちゃんは、1年間の感想として
「1年前はあまりScratchが出来なかったけど、ブロックの使い方などいろいろ学べて良かったです。5年生になると学校でもScratchの勉強が始まるので、講座で学んだことを役立てたいです」と話してくれました。

「おうちdeプログラミング」で学んだ内容が学校でも役立てられたら嬉しいですね。

中山桂子先生(以下けいこ先生)から「ここまでScratchが出来たら5年生になっても完璧ですね」とお墨付きをもらうほど、高度なプログラミングに粘り強く取り組み、作品を完成させてくれました。

「これからも続けてくださいね」というけいこ先生の言葉に「はい!」と元気よく答えてくれたはぐちゃん。スタッフ一同、これからのさらなる成長に期待しています。

小5あかねちゃん「リンゴキャッチゲーム」

最年長5年生のあかねちゃんは、落ちてくるリンゴをクリックしてキャッチする「リンゴキャッチゲーム」を作りました。

中間発表の時点では1点のリンゴと3点のリンゴの2種類が落ちてくる仕様になっていたのですが、「マイナスポイントや他の色のリンゴを作っても楽しそう」というけいこ先生からのアドバイスを受け、1ヶ月でさらにパワーアップ。

キャッチするとマイナス3点になるリンゴを追加してゲームの難易度を上げ、より面白いゲームになるよう工夫しました。

また「獲得した得点によって違うメッセージを表示してみて」というしゅうへい先生のアドバイスも取り入れたあかねちゃん。

りんごキャッチゲーム

獲得ポイントが100点だとアップルジャム、50点だとアップルパイが完成するという設定も追加し、それぞれの点数で表示される可愛いクリア画面もデザインしました。

先生からのアドバイスを上手く取り込み、オリジナリティのある演出を作れた点がとても素晴らしかったです。

あかねちゃんは1年間の感想として、「最初はプログラミングが上手く出来なかったけど、たくさんやるうちに出来るようになって良かったです」と話してくれました。

出来ないと思っていたことが出来るようになった達成感は、難しくても諦めずに何度もチャレンジを続けてきた証です。今回の作品作りやオンライン発表会のように、これからも新しいことへの挑戦を怖がらずに続けていって欲しいと思います。

小1さなちゃん「なぞなぞゲーム」

今回の講座の最年少・1年生のさなちゃんが作ったのは、なぞなぞゲームです。

キャラクターが出題するクイズに対してマルかバツかで答えるゲームなのですが、中間発表会の頃から内容が大きく進化しており、完成発表会ではその成長ぶりに大変驚かされました。

まず大きく変わっていたのが、クイズの回答方法です。

中間発表時点では出題に対して「ほんとう」「うそ」とキーボードで入力して回答する仕様だったのですが、「ほんとう・うそをボタンで選べるようにしたら遊びやすくなるよ」というしゅうへい先生からのアドバイスを受け、回答方法を「yes」「no」のボタン式に変更。

さらに正解・不正解の際にそれぞれ効果音が鳴るようにしたり、1つクイズが終わる度に「◯もんちゅう◯もんせいかい」と表示されるようにしたりと、より楽しいゲームになるような工夫がたくさん追加されていました。

なぞなぞゲーム

中間発表の時に「もっとクイズを増やしたい」と話していた言葉通り、1ヶ月の制作期間でクイズを7問まで増やせたさなちゃん。先生のアドバイスをしっかりと受け止め、ゲームとしての形をきちんと整えられたのが素晴らしいと思います。

1年間講座を受けた感想として、
「自分で作ったものが動くのがすごいと思いました。難しいところもあったけど、できたら楽しかったです」と話してくれたさなちゃん。

当初は講座内容が1年生にとって難しいのではないかと心配な点もありましたが、そんな講師陣の不安も吹き飛ばすくらい自分らしくプログラミングを楽しんでくれた様子でした。

講座を通して得られた達成感や自信を胸に、これからの小学校生活も楽しんでいってくれたら嬉しいです。

完成発表会を終えて

今回のレポートでは特に注目度の高かった4作品に絞ってご紹介しましたが、残りの4つの作品も、それぞれ子ども達のこだわりや努力が詰まった素晴らしい作品ばかりでした。

みんなそれぞれ中間発表会での先生のアドバイスをしっかり取り入れて工夫を重ねられていて、授業時間外にもコツコツと完成に向けて準備してくれていたことが伝わってきました。

また、オンラインツールを活用してしっかりと自分の作品についてプレゼンテーションできたことも、子ども達にとって良い経験になったことでしょう。

今回の講座で制作したほとんどの作品は、最終チェックをしたのち小学生向けのプログラミングコンテストに応募する予定です。コンテストでの入賞なども1つの分かりやすい目標になりますので、講座終了後も次なる目標に向かって楽しみながらプログラミングを続けていってくれることを期待しています。

運営スタッフからのメッセージ

初級講座も含めて1年間にわたりScratchを使ったプログラミングに取り組んできた子ども達。

初級講座から中級講座へと進むにつれて、パソコン操作に関する基本的な質問がなくなり、全員が黙々とプログラミングに取り組んでいた姿が印象的でした。

また、オンライン授業の中だけでは学べることに限りがあるため、授業以外の時間を使い、自分で調べてプログラムを進める子も多くいたことにも感心しました。

「おうちdeプログラミング」では、子どもが自分で課題を解決できる力が身に付くように「すぐに答えを提示しない」指導姿勢を心がけています。

分からないことがあっても自分で解決方法を考えて工夫することで、自分で調べて解決する力が身につきます。

1年間の講座を見ていて、けいこ先生のそういった指導姿勢が自然と子ども達の好奇心や自主性を引き出していたように感じられました。

講師けいこ先生からのメッセージ

皆さん、1年間、がんばって授業を受講してくれてありがとうございます。

初級クラスの時は、質問の仕方がわからなかったり、「わからない!!」「どのプログラミングコードを使うの?」とすぐ答えを聞いてましたね。
もちろん最初はわからないので、答えを先にお伝えして、先生のプログラミングコードをまねっこをしてもらいました。

半年後の中級クラスでは、少しでも自分で考えてほしかったのと、自分で調べてほしかったので、先生はすぐには答えを教えませんでした。
中級クラスでは自分で考える方法、自分で調べる方法をお伝えしてきました。

最後の自由作品作成では、答えを求める質問はなく、ヒントやアドバイスだけで、作成していましたね。本当にすごく成長を感じました!!!

初級、中級クラスを通して、どのようなコードの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応したコードを、どのように組み合わせたらいいのか、コードの組合せをどのように改善していけば、より意図した動きに近づくのか、といったことを論理的に考えていく力、小学校で導入されている「プログラミング的思考」が身についたと思います。

今後、様々な場面でこの思考が役立つと思います。

いつも伝えてきましたが、どんだけ間違ったプログラミングをしてもパソコンは爆発しないですよ!これからも色々なプログラミングをどんどん試してみてくださいね。

みなさんのこれからの成長と活躍を期待しています。
1年間、本当にありがとうございました。

講師プロフィール

中山桂子(なかやま けいこ)

SE(システムエンジニア)としての経験を活かし、現在はICT教育に携わる。
子供たちにもっとパソコンを使ってほしくて、もっとプログラミングの楽しさを知ってほしくて、様々なプログラミング講座などをオンラインで展開し活動中。
生徒さんたちに教えたプログラミング内容やIT情報のブログも運営中。

ブログはこちら
https://nakanakacode.com

けいこ先生

次回のレポートは、今回まででご紹介できなかった残りの4作品についてレポートします。残りの4作品も、個性豊かでオリジナリティあふれる作品ばかりです。
「小学生が作るオリジナルのプログラミング作品をもっと見てみたい!」という方は、ぜひ次回のレポートにもご期待ください。

※今回ご紹介した中級プログラミングは、「おうちdeプログラミング」に継続参加していた方のみご受講いただけます。プログラミング講座に興味のある方は、「おうちdeプログラミング」からご受講をお願いいたします。

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この記事を書いた人
【ママワークス在宅ライター Chiho Nagata】
暮らしが好きなフリーライター。2児の母。WEBメディアや企業ブログを中心に執筆しています。
育児・教育・不動産・ライフスタイル関連が多めです。子育て経験を生かし、記事を通してスクールとお子さまの魅力をお伝えできたら嬉しいです。
人気No.1講座「算数クラフト」に潜入!手をつかって身につける算数とは?!

授業レポート

人気No.1講座「算数クラフト」に潜入!手をつかって身につける算数とは?!

『オンライン de キッズスクール』内で、2022年4月現在人気No.1授業といえば、「算数クラフト」です!

え?算数?なんで人気なの?と思われた方も多いのではないでしょうか?
小学生を対象としたこの「算数クラフト」

多いときでは一度に50人を超える子ども達が参加するというこの授業では、一体どんなことが行われているのでしょうか?

気になる授業をのぞいてきました!

算数クラフトって?

算数クラフトの授業を担当するのは、「算数のお兄さん」こと、よしだ しんや先生。この日の授業では、かわいいパーカーに青ブチのメガネという個性的なスタイルで登場しました!

よしだ しんや先生

「算数」というと、机の上で、紙に書かれた問題を解いていくイメージを持つ方が多いかもしれませんが、「算数クラフト」はどちらかというと「図工」に近い時間かもしれません。

よしだ先生によると、工作を通じて、手を動かし、試行錯誤をしていくことで、算数的な思考力、図形や数の考え方(概念)、想像力が身についていくと言います。

近年、「自分で学んでいく力」をどう養っていくのか、ということを大切にするSTEM教育が注目されています。

「算数クラフト」は、子ども達にとって
「クラフトをやった」
「楽しかった」
という、終始ハッピーな時間かもしれません。

ところが、知らず知らずのうちに、自分で考える時間や、算数の概念を得ることのできるプログラムになっています。

はさみと白い紙

この日の授業では、真四角(正方形)のカードを使って、トラックのようなL字型の立体を作ることに挑戦をしました。

事前に配布されていた台紙と、ハサミを用意して、
算数クラフトの始まり始まり~。

まずは切るところから

参加者には、事前に台紙を印刷して用意してもらい、そこには小さな正方形が書かれています。

その台紙から、小さな正方形3つ分から成るL字型を2枚、そのほか正方形12枚をハサミで切り取るところから始まります。

L字型2枚と正方形12枚

ハサミで切り取っている間の、子ども達の表情はみんな真剣そのもの。画面越しに、チョキチョキとハサミで紙を切り取る音だけが聞こえてきます。

しばらくすると、
「先生、できたー!」という子ども達の声。

目の前の紙切れが、これからどんな風にして立体になっていくのだろう?とみんなワクワクしているのが、その表情からも感じ取れます。

早く終わった子の中には、L字型の紙をさっそく2枚持って、回してみたり、重ねてみたり…。

たった2枚でも色々な形ができることを、自分で感じながら試行錯誤している様子が見られました。

みんなが切り終わったところで、よしだ先生は完成品を見せてくれました。

完成品の見本

そして、完成品を見せながらL字型の1枚を机に置き、もう1枚を浮かせて持って
「この2枚のL字型の紙の周りに、正方形が一体何枚必要になるかなぁ?」
と問いかけました。

さらに「このまま答えを言わないまま続けるね〜」と言って進めていきます。

みんな頭の中で、何枚の正方形を使うんだろう?と考えたまま、次の工程に進みます。

つぎは貼って繋げよう!

次に、セロハンテープを使って、L字型の1枚に正方形を貼っていきます。

「L字型の下の部分に、正方形2枚をまず貼り付けていきます。」
よしだ先生は、ゆっくりと1つずつ手順を進めてくれます。

最初にL字型のイスのような形だった紙は、だんだんとヘリコプターのプロペラのような形に変わっていきました。

展開図の最後のL字を貼る前

その形を見て、「これはイスコプター!!!」と名付けてくれた子どももいて、その不思議な形をくるくると回している子もいました。

早い子は
「だんだんイメージできてきた!」
「山折りが多くて、谷折りは少なそう」
「折らない線もありそう」
など、いわゆる「展開図」をもとに、どう組み立てたら良いのかを、自分でどんどん試している様子が、次々と伝わってきました。

この時点で、なんと間違えて貼ってしまったことに気づく子もいましたが、よしだ先生は、「もう一回ハサミで切って貼り直せば大丈夫だよー」と優しくフォロー。

そして、みんなが貼れたのを見計らって
「では、最後の1枚はどの向きで貼ったらいいかなー?」と最後に残ったL字型の1枚を動かして見せました。

L字型の紙を逆向きにして、下に置いた画像

その様子を見ていたら、みんなどっちに貼ったら良いかわかってきたようです!最終的には、最後の1枚を付けたら、「展開図」の完成です!

さらに組み立ててみる

さて、L字型と正方形が繋がったところで、
「どうやったら、トラックみたいな形になるかな?」
「まだ貼らないで、考えてみよう!」
とよしだ先生が呼びかけます。

最後の1枚を貼る前に、すでに目星をつけていた子ども達は、次々と「先生、できました!!」という声をあげます。

さらに先生は
「どうやって持ったら、テープを貼る前でもバラバラにならないかな?」
とたたみかけます。

そうすると、子ども達は両手を使って、しっかりと両側をおさえて、画面の前に見せてくれました。

展開図を立体的にして持ってみるこどもたち

実はこの展開図、小学校の算数では習うことがない形です。
こんな複雑な形でも、子ども達は自分の手を動かしながら頭で考えることによって、きちんと立体にすることができてしまうのです。

よしだ先生は、
「またみんなに展開図を広げた状態に戻してもらうよ」
「今から競争始めまーす!」と提案しました。

「早く組み立てられるかな?」という競争です。
セロハンテープを使わずに、両手で完成形を持つことができたら終了です。

手は机の上に置いて…
「よーい スタート!」
間も無く、組み立て終わったものを画面に見せてくれる子ども達。

あっという間の出来事でしたが、みんなとても大盛り上がり!
競争にした途端に、子ども達の一生懸命スイッチが入るようです。

競争の後は、セロハンテープで立体が崩れないようにとめていきます。

「自分の貼りやすいところから、好きなように貼ろうね。」
子ども達は思い思いの場所にテープを貼っていきます。

「L字型のかっくんとなっているところは、特にテープが貼りづらいところですが、どうやって貼ったらきれいに貼れるか、みんな考えてみてね。」

その声がけからは、よしだ先生が、それぞれ自分で考えてもらうことを大切にしている感じが伝わってきます。

そして、序盤に問いかけたままにしていた「2枚のL字型の紙の周りに、正方形が一体何枚必要になるか」をここで再度、確認します。

子ども達は、手元に出来上がったL字型の完成形を見ながら、1枚2枚…と数えていました。

最後に、事前に配布されていた「トラック」か「おうち」の好きなイラストを切って貼れば、完成です!!

完成品

「おうちの中も作ってみたよ。」
「もう1個作って、トラックとおうち両方作ったよ。」
同じL字型の立体ですが、みんなそれぞれに工夫して作ってくれました。

最後は完成品とともに、子ども達の満足そうな顔が、各画面から見えてきました。

参加者の声

参加した方からは以下のような声をいただいています。

  1. ・「楽しい!」っていう息子を見て(算数なのに)すごいなって思った。
  2. ・工作大好きな子どもの心に大ヒット。姉妹で受講しています。
  3. ・先生に褒めてもらったことが、とても嬉しかったようで楽しみにしています。

まさに遊びの延長にある学び、楽しく学べる機会になっているようです。

勉強=机の上で問題を解く、ではなく、「楽しく学べる」もしくは「遊びながら学ぶ」ことができる「算数クラフト」

ぜひ皆さんも一度、参加してみてください。

講師よりコメント

算数で大切なチカラの一つ、それは「イメージ力」です。

例えば図形の分野では、頭の中で自由に形を動かせること。
これはすぐには身につきません。
実際にモノに触れて手を動かす体験が必要です。

算数クラフトでは、様々な形、色々な切り方や組み立て方を通して、その体験を多く積めるように設計しています。

また「失敗を恐れないこと」も大切です。

最初は失敗して挫けそうになる生徒さんも、参加を重ねるうちに今では元気に再チャレンジしてくれます。引き続き温かく励ましながら、その姿勢を伸ばしてあげたいなと思います。

登壇者プロフィール
算数のお兄さん よしだ しんや

大学で数学を学び、その知見から算数や理科およびSTEM教材開発および監修、企業向けオンライン向けコンテンツ開発、算数ゲーム開発に携わる。
さらに幼児に対して算数を教えるコーチングを学び、公益財団法人日本数学検定協会の認定インストラクタ―の資格を持つ。「算数のお兄さん」として小学校で出前授業、科学館の展示物作成やワークショップを開催している。

算数クラフトの講座スケジュールはこちら

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一人でも多くのお子さんがこの講座で楽しく学んで、働くママの負担が軽減されますように!

この記事を書いた人
【ママワークス在宅ライター 高原温子】
保育士兼ライター。新卒で入社した会社で、営業・広報・コールセンターと勤務するも、幼児教育に興味を持ち、労力・時間を集中させるために退職。
その後、教育に関する知識と経験を増やすため、保育士資格を取得して、パートで保育士をしています。
今は小学生男子の母です!
中級プログラミング授業レポート

授業レポート

オリジナル作品の中間発表会!プログラミング講座レポートvol.1

スクールブログでは、これまで「中級プログラミング(第2期)」講座の授業の様子をレポートしてきました。

レーシングカーゲーム作り前編はこちら
レーシングカーゲーム作り後編はこちら

Scratchを使って様々なゲームを作ってきた子ども達ですが、この講座の後半では集大成としてオリジナル作品作りに挑戦しています。
個々に作品作りを進める中で、先日作品についてお互いに発表しあう「中間発表会」が行われました。

子ども達の自由なアイデアから、一体どんなプログラミング作品が生まれたのでしょうか。ぜひ最後までご覧ください。

個性豊かな作品が集まった中間発表会

中間発表会では、子ども達がそれぞれ自分の作品のこだわりや工夫した点などを発表してくれました。

オンラインで画面共有して発表するなんて大人でも緊張してしまいそうですが、そこはさすがキッズスクールの子ども達。パソコン操作も手慣れた様子です。

中山桂子先生(以下けいこ先生)から「名前と学年、作品のテーマ、工夫したところなどを発表してください」とのお話があり、和やかな雰囲気の中で発表会は始まりました。

下は小学1年生から上は5年生まで、個性あふれる作品が集まりましたよ。

今回のレポートでは、全8作品の中から4作品をピックアップして、さらにそれぞれの作品の特徴やこだわったポイント、プログラミングで苦労したところなどを詳しくご紹介します。それでは注目の4作品を見てみましょう!

小3年れん君作「宇宙対戦ゲーム」

3年生のれん君は、攻撃やレーザービームで敵と戦える対戦ゲームを作りました。

画面上を動き回る敵に攻撃を当てると敵のライフが減っていき、勝ち負けが決まるという内容です。ゲームの背景は広大な宇宙。

矢印キーを使って自分のキャラクター(ロケット)を上下左右に動かし、攻撃したり敵から逃げたりできるようにプログラムしています。さらに、画面上の物体にキャラクターが触れることでレーザーを打てるようにもなっています。

3年れん君3年宇宙対戦ゲーム
発表ではゲームを実際に動かして見せてくれました。注目を集めたのは、ゲームに使われていた音楽です。

ゲームが始まるとスターウォーズのテーマに似たかっこいい音楽が流れるのですが、驚いたことに、そのBGMはれん君が自分でプログラムして作った曲なのだそう。

発表を聞いていた講師陣やスタッフも、「音楽手作りなの!?」「すごい!」と驚きを隠せません。

「音を1音1音プログラムするのが大変だった」
「音楽のイメージが湧かなかったから、スターウォーズを参考にして作った」
と言うれん君。

「音符の高さと長さを指定して曲を作る」というプログラミングは初級講座で一度やっているのですが、その時習った知識を応用して複雑なメロディーを表現していることにとても感心しました。

「もうちょっとゲームのレベルを上げて、ゲームセンターにあるようなゲームにしたい」と抱負を話すれん君に対して、IT指導員・しゅうへい先生(以下しゅうへい先生)からは「ゲームっぽくするには演出が大事。オープニングやクリア画面を作ってみるといいですよ」というアドバイスがありました。

れん君自身にもすでにクリア画面などの構想がある様子で、完成形を見るのが非常に楽しみです。

小4年はぐちゃん作「おばけの学校」

4年生のはぐちゃんが作ったのは、「おばけの学校」というアニメーション付きゲームです。

おばけが戦うゲームなのですが、ゲームの導入部分はおばけのキャラクターたちが会話するストーリー仕立ての”アニメーション”になっています。

今回の中間発表では、アニメーション一部を披露してくれました。

4年はぐちゃん「おばけの学校」ゲーム
作品の中で特にみんなの関心が集まったのは、おばけたちの自然な会話や動き方です。

プログラミングでアニメーションを作るには、
「誰が何秒間〇〇と言う」
「誰が何秒間でx座標の〇〇まで動く」
というようにキャラクターの動き方をプログラミングで1つ1つ設定する必要があります。

思い通りの動きを表現にするにはかなり根気のいる作業ですが、はぐちゃんはScratchを使いこなし、キャラクターの動きや向きなどを自在に表現しています。

途中「おばけが穴に落ちてしまう!」という場面でも、おばけが画面に背中を向ける動きを見事にプログラミングで表現し、見ていて違和感を感じないように、細かな部分にまでこだわって制作している様子が伝わってきました。

タッチパッドで手描きしたというキャラクターも「可愛い」と評判で、続きを見るのが楽しみに感じる作品でした。

小5年あかねちゃん「リンゴキャッチゲーム」

今回の講座の最年長である5年生のあかねちゃんは、「リンゴキャッチゲーム」を作りました。

画面の上から下へと降ってくるリンゴをクリックすると得点が追加される仕組みになっていて、制限時間内にいくつリンゴをクリックできるかで獲得できる最終得点が変わります。

プログラミング講座で習った内容を忠実に再現して、今回のゲームを制作したあかねちゃん。

リンゴが不規則に降ってくるようプログラムし、さらにランダムで高得点リンゴを出現させるなど、ゲームを面白くするためのオリジナル要素もプラスしました。

5年あかねちゃん「リンゴキャッチゲーム」」

また、「ゲームが苦手な人にも遊んでもらえるように」とリンゴのサイズを大きめに設定したのも工夫したポイントです。

事前に「どんな人に遊んでもらいたいか」を考え、計画的に作品を制作できたところが素晴らしいと感じました。

中間発表の時点でほぼゲームの基本形が完成していたことから、けいこ先生からは
「制限時間がゼロになったら画面を切り替えたらどうでしょう!」
「マイナスポイントを作ったりしても面白いかも!」というアドバイス
がありました。

また、しゅうへい先生から「獲得した得点によって違うメッセージを表示するなど、演出を工夫してみてください」というお話もあり、今後は画面の切り替えや演出部分に力を入れていきたいところです。

完成発表会までもう一息。

先生たちからのアドバイスを取り入れて、さらにレベルアップしたゲームになることを期待しています。

小1年さなちゃん「なぞなぞゲーム」

最後にご紹介するのは、今回の講座最年少となる1年生のさなちゃんの作品です。
さなちゃんが作ったのは、なぞなぞゲームです。

キャラクターが出すなぞなぞに対して、「ほんとう」または「うそ」と入力して答えます。答えが合っていると「せいかい」、間違えると「ざんねん」とキャラクターがしゃべり、何問正解したか画面上でカウントされる仕組みになっています。

とてもシンプルなゲーム構成ですが、これまで講座で学んだ「基礎と応用」が詰まっている良い作品でした。

1年さなちゃん「なぞなぞゲーム」

けいこ先生からは、「全問正解したら特別な画面が出るようにスプライトで設定してみては?」というアドバイスがありました。

また、しゅうへい先生からは「ほんとう・うそをボタンで選べるようにしたら遊びやすいゲームになるよ」という提案も。

「(アドバイスを受けて)ゲームをどんどんパワーアップさせてくださいね!」というけいこ先生の言葉に、さなちゃんは「やってみまーす!」と元気いっぱいに答えていました。

小学校中〜高学年向けの内容を感覚的に理解して取り組むさなちゃんの姿は、「小学1年生でもこれだけのプログラミング作品を作れるんだ」と講師陣にとっても良い気づきを与えてくれています。

中間発表会を終えて

今回の中間発表会では、自分のアイデアを詰め込んだオリジナル作品作りに子ども達が生き生きと取り組んでいる様子が伝わってきました。

他の子の作品を見たり意見交換をしたりできたことは、子ども達にとっても良い刺激になったのではないでしょうか。

今後はまたそれぞれで作品作りを進めてもらい、作品が出来上がってきたところで完成発表会を予定しています。

完成した作品はプログラミングコンテストへの応募も考えているので、子ども達にはそれぞれの作品完成に向けてぜひ頑張って欲しいと思います。

運営スタッフからのメッセージ

今回の発表会では、プログラミングの出来もさることながら、ZOOMや画面共有を使いこなしてスムーズに発表を進める姿にも成長を感じました。

オンラインでの授業は対面に比べて不便な点もありますが、子ども達がこういったITツールを使えるようになるというメリットもあります。

パソコンをはじめとしたITスキルは、これからの時代の子ども達にとってますます必須の力になっていくことでしょう。子ども達には本講座を通して様々な経験を重ね、自らの自信にもつなげていって欲しいと思います。

次回は今回ご紹介した4作品の完成発表会での成長をレポートします。
先生からのアドバイスを受け、無事に作品を完成させられるのでしょうか。

次回のレポートにもぜひご期待ください!

※今回ご紹介した中級プログラミングは、「おうちdeプログラミング」に継続参加していた方のみご受講いただけます。プログラミング講座に興味のある方は、「おうちdeプログラミング」からご受講をお願いいたします。

「おうちdeプログラミング」開講案内・講座スケジュールはこちら

この記事を書いた人
【ママワークス在宅ライター Chiho Nagata】
暮らしが好きなフリーライター。2児の母。WEBメディアや企業ブログを中心に執筆しています。
育児・教育・不動産・ライフスタイル関連が多めです。子育て経験を生かし、記事を通してスクールとお子さまの魅力をお伝えできたら嬉しいです。

お知らせ

特別講座「からだをうごかそう・体幹編」開催決定!

お子さまの肩こり腰痛防止、集中力UPのための体幹トレーニングプログラムを取り入れた特別講座「からだをうごかそう・体幹編」を開催いたします。
 
みなさんは、お子さまに対して、こんなふうに注意することはありませんか?
 
「ちゃんと座りなさい!」
「まっすぐ座って!」
 
実は、この「ちゃんと座る」「まっすぐ座る」というのを継続するのは、大人でもなかなか難しいものなのです。
 
ちゃんと座る姿勢というのは、骨盤を立て、体幹をほどよく意識しながら座った状態を維持する必要があります。普段から、骨盤周りやお腹と背中の筋肉を適度に使えていないとできない姿勢です。
 
子どもの生活から、木登りなどのバランスをとる遊びが減り、ゲームなど室内で座りながらする遊びが増えたことで、からだの軸=体幹を使われることが減り、座る時間が長く、猫背になりやすい環境にあります。
 
猫背
 
猫背の姿勢だと、重い頭を無理な姿勢で支えなければいけなくなるので、筋肉に負荷がかかり、肩こりや腰痛にもなりやすくなります。
 
そのため、子どもの肩こりや腰痛のケアを必要とするケースが増えています。
 
また、座る姿勢が悪いと勉強の際の「集中力」に影響がおよぶと言われています。
 
これは、前かがみで猫背の状態だと肺が十分に広がらず、脳への十分な酸素供給量が減るので、頭がぼーっとしやすい状態を作ります。
 
勉強しているこども
 
このような「姿勢の課題」を克服するため、骨盤を立てて、体幹を程よく使いながら姿勢を維持できる身体を作っていくことが、脳を働かせ集中力を上げ、さらに肩こりや腰痛の予防に繋がると考えています。
 
からだの軸を使ったさまざまな遊びやエクササイズを通して、楽しみながらからだを動かしていきましょう!
 
▼ 特別講座「からだをうごかそう・体幹編」詳細
 
開講日:2022年5月19日(木)17:00~17:30
費用:無料
ツール:ビデオ会議ツール「ZOOM」
受講対象:小学生・中学生(ご家族で是非ご参加ください)
講師:SATOMI先生
募集期間:2022年4月20日(水)~ 2022年5月13日(金)
 
特別講座お申し込みは下記のご案内ページから
https://mamaworks.jp/kidscourse/kouza/event20220519/
 
監修プロフィール
SATOMI(さとみ)先生
 
全米ヨガアライアンスRYT200取得
ピラティス&ヨガスタジオ BRIGHT 講師
FTPベーシックマットピラティスインストラクター
ヨガレッスンの活動を通して「こころとからだ」の整え方や豊かな毎日を送るヒントを伝えている。
COCO&KARAを運営。
 
SATOMI(さとみ)先生
 
特別講座お申し込みは下記のご案内ページから
https://mamaworks.jp/kidscourse/kouza/event20220519/
 
皆様のご参加をお待ちしております。
 
オンラインdeキッズスクールでは多様な教育コンテンツを提供し、お子様に還元できる学びとなるイベントも開催して参りたいと思います。どうぞご期待ください。

イベントレポート

蓑手先生の子育てお悩み相談室!発達や学習の遅れについて

今回は、『子どもが自ら学び出す!自由進度学習のはじめかた』の著者であり、特別支援学校での勤務経験もある蓑手章吾先生(通称ミノテ先生)をお招きし、「子育てお悩み相談室」を開催しました。

テーマは、発達や学習の遅れについてです。
気になるその内容をレポートします!

伸びない子って、1人もいない!

前半は、ミノテ先生から「発達」や「学習」に関してのお話がありました。
小学校に入学すると、急に一斉スタートを切らされる感じになり、遅れを感じたり、それに伴う焦りを感じてしまったり……

しかし、ミノテ先生は「伸びない子は、1人もいない!」と断言されます。

「途中でどんなに、これはもう伸びないかな?と思っても、結論から言うと伸びない子は1人もいません。“その子に適した環境を作っていってあげる”ことこそが大事なことなのです。
それがミノテ先生の信条です。

そもそも「遅れ」とは?

「マイペース過ぎない?集団生活できているのかしら?」
「うちの子、読み書き苦手だけど、これって学習の遅れ?」

子育てをしていると、ふと不安になることがあるかもしれませんが、そもそも上記の心配ごとは、「他人との比較」によって生じる不安です。

階段を登る三人の図
ここに、3人の子ども達が、成長の階段をそれぞれ歩んでいるイメージ図があります。

「本来は、目的地がそれぞれの子で異なるのだから、比較することに意味はない。」とミノテ先生は言います。

ところが、基準となる線を引いてしまうことにより、それよりも「上の子」「下の子」という区別が、現在の教育現場ではみられます。

そのため、前述の心配ごとー「遅れている」「苦手だ」と感じてしまうことに、つながっていくのです。
一旦、そのような負の感情を有してしまうと、焦れば焦るほどうまくいかない…という悪循環に陥ることになります。

本来は、それぞれの子ども達には、それぞれの階段の高さ・幅の最適解があり、そこを大人が調整して、子どもの成長を促していくことが必要だと言います。

「幸せ」ってなんだろう?

上の段の図において、段の上の方に居ても幸せと感じることができない人もいれば、段の下の方に居ても幸せそうな人もいます。

これは大人でも同じで、経済的に豊かな人が必ずしも幸せというわけではありません。

では、「幸せ」とは?
ミノテ先生の考える「幸せ」は「段のどこに居ても、斜め上を見ていられる」ことだと言います。

上を見上げるこども
どこの段に居るか、ではなく、明日、そして未来に楽しいことが待っていると感じることができること。

段の現在の位置に親がとらわれてしまうと、それは子どもにとっては不幸の始まりです。

「今できなくても、ダメでもいい。『明日に希望をもつ力』をつけていくこと」を大切にしたいものです。

片付けできない子、どうしたら?

後半は、事前にいただいた質問をもとに、ミノテ先生が解決策を提示してくださる形式で進んでいきました。

このコラムでは、いくつかピックアップしてご紹介します。

「子どもが散らかしてばかりで、片付けができるようにならない。」

簡単な解決策としては、置きっ放しにしがちな場所に片付ける箱を置いたり、よく使う場所のすぐ近くに片付ける場所を設置したりすることが望ましい、とミノテ先生はアドバイスされます。

さらに、どうやって片付けたら良いか、目で見てわかるように、どの引き出しに何を入れたらわかるように、各引き出しに「イラスト」や「写真」を貼るといった「視覚支援」の観点を大切にされています。

イラストを貼った引き出し
しかし、ミノテ先生は言います。

そもそも、本当に片付けが必要なのか?を考えることも大切です。大人の健康器具のように、出しっ放しにしておくほうが良いものもあります。」

頭ごなしに「片付けなさい」と言うのではなく、「そもそも」に立ち戻って考えること、忘れてはいけませんね。

切り替えられない子ども達

うまく次に切り替えることができない子どもに、悩む親も多いものです。
「ご飯だよ」と言っても、子どもがすぐに遊ぶのをやめないー。子育てあるあるですね。

ゲームをしているこども

解決策の一つに、「切り替えたら得をして、切り替えられなかったら損をする」仕組みを導入するという方法が紹介されました。約束通りにできたらおやつの量が増え、できなかったら減るなどです。

大切なのは、子どもと対立せずに寄り添うことだと言います。

「子どもVS大人」とならぬよう、「何時になったらやめられそう?」「10数えるよ」と言って、子どものペースに合わせて、時には笑ってしまうくらいゆっくりと「10〜! 9〜! 8〜!…」とカウントダウンしていくという手法も紹介されました。

切り替えがうまくできない子どもは、集中力が高いとも言えます。概して、うまく切り替えができない子の方が大成したりするようです。

ここでも「そもそも」について考えます。

そもそも「切り替え」というのは、大人の都合に合わせているだけのことも多く、本当にそこで切り替える必要があるかも再考の余地があります。

だからと言って、大人だけが我慢するのではなく、大人と子どもがそれぞれ少しずつ我慢することで、みんなが幸せでいられる方法を模索しましょう、とミノテ先生は提案されていました。

「ねば」はNEVER

私たちの社会、特に育児に関しては「こうあらねば」という呪いがはびこっています。

「嫌なことを耐えさせねば…」
「ストレスを極力軽減させねば…」
「正しい習慣をつけさせねば…」
「褒めて育てねば…」
「正解を教えねば…」
「成功体験させねば…」
「自分が責任持って育て上げねば…」など…

しかしながら、この数々の「こうあらねば」に対して、
「全部手放して良い」とミノテ先生は言い切ります。

むしろ、その子が一歩先・半歩先に進めることを共に喜んであげることこそが大切なのだとお話ししてくださいました。

数々の「ねば」によって、しんどく感じてしまう人はとても多いのではないでしょうか?

「ねば」の呪いは強く、今までの慣習などが邪魔をして、自身のマインドから「ねば」を簡単に手放すことは難しいと言います。

しかしながら、今回の相談室で、その「ねば」からの解放に少しは向かうことができたのではないでしょうか。

その他のQ&A

上記以外にも、ミノテ先生は多くの質問に回答いただきました。ほんの一部をご紹介します。

Q.5歳の子が、兄弟に比べ明らかに「読み書き」ができません。苦手意識があるのか、兄と姉が何かを書いていても参加しようとせず、ますます苦手意識を募らせているようです。鉛筆の持ち方もおかしいため、親が手を添えようとするとすぐに嫌がってやめてしまうため、接し方に悩んでいます。
A.子ども自身が劣等感を抱いてしまうと、余計やりたくなくなります。今回は、まだ5歳とのことで、鉛筆を持つのがまだ難しい可能性があります。まずは字ではなく絵を描いたり、ぬりえをしたりすることをお勧めします。本人のプライドが邪魔していることもあると思うので、他の兄弟とはジャンルを変えて、後追いにならないようにしてあげてください。
Q.マイペースで、つまずきやすく、つまずくとすぐ泣いてしまいます。どうしたらいいでしょうか?
A.簡単なことで良いので、失敗して、やり直して…のサイクルをなるべく多く経験させてあげましょう。「失敗慣れ」をすることで、失敗が何ともなくなっていきます。また、泣いた時に大人がアタフタしないようにすることも気をつけたほうが良いです。

失敗をいかにさせるか、というのは、成功体験以上に必要だと思っています。失敗することが怖いと思っていると幸せにはなれません。むしろ、チャレンジした時に「ナイストライ!」と言ってあげるようにしましょう。

参加者の皆様からの声

今回参加してくださった保護者の皆様からは、以下のような声が届きました。

「階段のイラストにははっとしました。無理やり二段以上引っ張りあげようとまさにしていたところだったので、気づけてよかったです。」

「発達の悩みだけではなく、幸せや子育てなど生き方全般について、大切なことを考え深める大切な糸口を頂きました。」

「そもそも必要か、というのは、本当にそうだと思いました。」

皆さん、普段の生活ではなかなか気がつくことができなかったことに、ミノテ先生のアドバイスで気づかれたことがあったようです。

「どんな子も必ず伸びる!と、たくさんの子をご覧になってきた先生が言いきってくださったのに救われました。その子のペースに合わせた、その子なりの成長を見守れる大人でありたいと思います。」

「子供の頃出来なかった子が大人になって成功していると言われていました。子供の将来が不安でしたが、そこまで悩まなくても良いと思える言葉でした。」

「本当に子育てがしんどく、色々と悩んでいたので、お話が聞けて良かったです。」

ミノテ先生の言葉で、子育てに対して、少し力を抜くこともできたようです。

このように、誰かに相談したり、専門家の意見を聞いたりすることで、子育ての辛さが和らいだり、楽に感じたりすることはよくあります。

『オンライン de キッズスクール』でも、相談会・講演のように、子育てのお悩みを解決する機会をどんどん提供していきたいと考えています。

みなさんもお気軽にご参加ください!

◇登壇者プロフィール◇

蓑手 章吾(ミノテ ショウゴ)

Hillock初等部スクールディレクター 校長

特別支援校での現場経験を活かし「人間発達プログラム」で修士号を取得。
教育のICT活用にも経験豊かでコロナ禍休校中にICT推進校である小金井市立前原小学校で行った実践はメディアでも話題に。
代表著書「子どもが自ら学び出す!自由進度学習のはじめかた」(学陽書房)

蓑手先生の写真
『オンライン de キッズスクール』では、今後の講座のスケジュール、および各講座へのお申し込みを以下のページから受け付けています。

開講案内・講座スケジュールはこちら

一人でも多くのお子さんがこの講座で楽しく学んで、働くママの負担が軽減されますように!

この記事を書いた人
【ママワークス在宅ライター 高原温子】
保育士兼ライター。新卒で入社した会社で、営業・広報・コールセンターと勤務するも、幼児教育に興味を持ち、労力・時間を集中させるために退職。
その後、教育に関する知識と経験を増やすため、保育士資格を取得して、パートで保育士をしています。
今は小学生男子の母です!
てつがくカフェ

授業レポート

頭が良いってどういうこと?「小学生てつがくカフェ」レポート

人気講座「小学生てつがくカフェ」では、対象年齢を3年生以上の小学生として、ふだんの生活ではなかなか深めて考えることができない「素朴な疑問」について、じっくりと考える時間を提供しています。

「てつがくカフェ」の授業をこちらでレポートするのは、今回で4回目。

一旦、今回でカフェは惜しまれながら第1タームを終了する予定ですが、このプログラムを通じて、子ども達がどんなことを考え、どんな展開を見せてくれたのか・・・ターム最終回の様子をまとめました。

(過去開催の様子はこちら→ 【vol.1】,【vol.2】,【vol.3】

「てつがくカフェ」での交流

「てつがくカフェ」に集まるメンバーは、当然ながら元々は知り合いではなく、オンライン de キッズスクールの講座を通じた、オンラインでの交流仲間です。

それぞれがどんなところに住んでいるのか、どんな学校に通い、どんな友達と遊んでいるのか、最初はどれもが分からない状況での出会いです。

マグカップの写真

そんなメンバーどうしが、オンライン上の「てつがくカフェ」という場所で、様々なテーマについて話すことを通じて、今ではすっかり「なじみ」になっています。

一方で、今期最後の開催ではありましたが、今回が初参加というメンバーもいました。

「てつがくカフェ」では、いつものメンバー(いつメン)も、はじめましてのメンバーも大歓迎!

それぞれのメンバーが違う意見を持つことによって、他の人の意見を参考にしたうえで、自分の意見を、より深い視点で考えていくことができるのです。

「来たい人が 来たい時に 来たい分だけ フラっと入れるお店」ーそんな「気楽」なカフェは同時に、全く同じメンバーで進めていく話し合いとは異なる「一期一会」な場でもあるのです。

また、講師はあくまでもファシリテーターというより、むしろ「いつメン」の一員として参加している感じで、肩書きも「店長」と「店員」。

大人・子どもという枠を気にせずに交流しあいます。

いつメンも、はじめましてメンバーも、毎回違ったテーマで話していくことで、新たな気づきが得られる場。

「てつがくカフェ」はそういう場所です。

今回のメインテーマは?

これまで「なんでみんなゲームが好きなの?」「なんで人形が好きなの?」「なんで夜は寝ないといけないの?」「なんでペットはかわいいの?」といったテーマで、考えを共有してきました。

今回、子ども達から挙がった「テーマ案」は

  1. ・幸せってどんなもの?
  2. ・妖怪は本当にいるの?
  3. ・鬼って豆でちゃんと逃げるの?
  4. ・頭がいいって、どういうこと? など

子どもらしい、素朴な疑問ではありますが、大人が聞かれてもすぐに答えるのが難しい質問ばかり。今回は、どれが良いか、2つ選んで手を挙げてもらい、「頭がいいって、どういうこと?」について話すことに決定しました。

今回も

  1. 1.何を話してもいい
  2. 2.ゆっくり話してもいい
  3. 3.黙っててもいい
  4. 4.パスしてもいい
  5. 5.ジャッジしないで、キャッチする
  6. 6.辛い時は「聞かない自由」あり

このルールで本題スタートです。

頭がいいって、どういうこと?

「授業中に手をよく挙げたり、正解を言えたりする人が頭いいの?って、学校の授業中にふと思ったんです。」と、このテーマを最初に提案してくれた子が教えてくれました。

店長の坂岡さんから「みんなの周りには、頭がいいなって人いる?」という投げかけをすると、「わからない」と答える子もいれば、「いる!」と力強く答えてくれる子も。

坂岡店長がさらに「それってどんな人なのかな?」と聞いてみると・・・

「よく手を挙げたり、問題を全問正解したりする人」「宿題を早く終わらせる人」という答えが。
これは、一般的に「頭がいい」とされているイメージと合致する回答かもしれません。

算数のイメージ画像

すると、ある子が言いました。
「スポーツとかできちゃう人も、頭がいいのでは?」

また別の子からも問いかけがありました。
「速くできる人もいれば、ゆっくりな人もいて、その違いって頭の良さなの?」

ここで坂岡店長が自分の話として、以下の内容を話してくれました。

「自分はゆっくりなタイプ。喋るのは速いけど、何かとじっくり考えてから書くのが得意。でも算数の計算などを、ぱぱっと解くのは昔から苦手。算数は苦手だけど、文章を書くのは得意。だから、頭いいって一言で言っても、いろいろな頭の良さがあるのではないかな。

これに対して、初参加だった子からは
「遅くても頭がいいってことがある。長い時間をかけてじっくり考えて、良いことを思いつくこともある。」と発言がありました。

さらに「もしみんなが、同じように、同じスピードで問題を解けるようになってしまったら、それってどうなんだろう?」と呟いた子がいました。

これに対しては、
「怖い」
「つまらない」
「先生がいる意味がない感じ」
と次々と声が上がりました。

さらに「それでは勉強する必要がなくなってしまう!」と気づいた子も。

逆に、みんなが「頭が悪い」状況だったらどうだろう?と考えた子もいましたが、やはり“みんな一緒”の状況だと「楽しみがない」という意見が出ました。

特に学校のテストで比べられることが多いから、そのモノサシで「頭のいい、悪い」を決めつけられがちだけれど・・・

実際には、様々なことで得意・不得意がそれぞれにあるはずで、全知全能のような存在の人はいない、という結論に落ち着きました。

両手をあげ笑顔の小学生

「頭がいい、ってどういうこと?」と、改めてみんなで考えたことによって、今まで「頭がいい人」「頭が悪い人」って思っていた人に対して、その思いが変わっていくような、そんな深い話になったのではないかと思います。

「速くできる人」や「よく手を挙げる人」が評価されがちですが、そうでなくても、良いものを生みだせる。

てつがくカフェでのルールの大切さに、改めて気づかされる話題でもありました。

参加した子ども達の感想

てつがくカフェに参加したこどもたち

最後に子ども達に感想を聞いてみました。

「今回で終わっちゃうの寂しい!またやってほしい。」

「結構楽しかった!」

「合点がいかなかったことが、よく分かって良かった。」

「今回参加してみて、自分の頭が良くなったように感じた。新しい人とも話せたし、言いたかったことが言えて良かった。」

自分の考えを言葉にして語ることができるって、まさに今回のメインテーマになった「頭がいい」ってことになるんじゃないかな、と坂岡店長。

続けて店長は「たくさんの問題が解けたとしても、人に意地悪をするようでは、本当に良い頭の使い方とは言えなくて、お互いをキャッチし合えることが、良い頭の使い方だと思います。」と締めくくりました。

店長(講師)よりメッセージ

今タームの最終回は「頭がいいってどういうこと?」というテーマになりました。

「妖怪っているの?」「鬼は豆で逃げるの?」も、もちろん大変おもしろい疑問ではありますが(笑)

みんなに選ばれたこの疑問「頭がいいってどういうこと?」は、物事の「本質」を問うものとなっています。

私達がふだん何気なく使っている言葉の、「納得できる意味の核心」。哲学では、これを「本質」と呼びます。

「本質」を明らかにすることにより、私達は一方的に決められた言葉の縛りから自由になり、納得のいく生き方ができるようになるのです。

たとえば、「愛」の名の下に人を支配する行為は本当に「愛」だと言えるでしょうか?

「本当の愛は、相手の意志を尊重するはず」という本質がわからないと、なんでも「愛」と呼ばれ、正当化されてしまいます。

考えるこども

では、「頭がいい」の本質とは?
みんなでたどり着いた重要なポイントは、「頭がいい」は「比較による評価だ!」ということ。

つまり、「頭」という、何か固定された実体があるわけではない。いろんな「頭のよさ」を認め合って、発揮し合える方が面白いんじゃないか。これは素晴らしい洞察だと思います。

そして最後の感想でも言われた通り、「新しい考えに出会って刺激されること」や「自分の考えを話せること」で、「私、頭がよくなった!」と思えます。

こういう開かれた、のびのびとした「頭のよさ」のことを、私は「聡明さ」と呼びたいと思います。

狭い視野の中でどれだけたくさんの知識を詰め込んだとしても、他者の視点への関心がなければ、それは独りよがりになってしまう。

「頭のいい」一部のエリートが物事を決めるのでなく、「みんなの視点を持ち寄って」考える力。
様々な情報が錯綜する現代だからこそ、こうした「聡明さ」を大切にしてほしい。

そうなれるだけの力が、子ども達には確かにある!そう確信させられる素晴らしい最終回でした。

「てつがくカフェ」は期間を置いて、また開催を検討中です。その際は、みなさんの来店をお待ちしております!

『オンライン de キッズスクール』では、今後の講座のスケジュール、および各講座へのお申し込みを以下のページから受け付けています。

開講案内・講座スケジュールはこちら

一人でも多くのお子さまがこの講座で楽しく学び、新たな可能性を見出せますように!

この記事を書いた人
【ママワークス在宅ライター 高原温子】
保育士兼ライター。新卒で入社した会社で、営業・広報・コールセンターと勤務するも、幼児教育に興味を持ち、労力・時間を集中させるために退職。
その後、教育に関する知識と経験を増やすため、保育士資格を取得して、パートで保育士をしています。
今は小学生男子の母です!

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株式会社アイドマ・ホールディングスは、ママワーカーの働く機会創出に貢献する活動に取り組んでいます。ママワーカーにとって安心して働ける仕組みやサポートは欠かせません。サステイナビリティ活動・社会貢献活動(CSR活動)としてお子さまの教育サポートに取り組み「オンラインdeキッズスクール」を運営しています。