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在宅ワーカーの活用で販路拡大・海外展開の道筋ができた

寺西商事株式会社

寺西商事株式会社

代表取締役
寺西 啓人 氏

取材:2022.03.17

1963年創立の寺西商事株式会社は、愛知県名古屋市を拠点に事業を展開。主に、グループ会社の寺西電機製作所が製造する理美容・医療・健康関連機器の販売と輸出入を手掛けている。2021年から在宅ワーカーの募集を開始し、現在は6人の在宅ワーカーを活用中。

サポートを受け、さまざまな職種の在宅ワーカー募集にチャレンジ

柿澤 寺西商事株式会社の事業内容を教えてください。
寺西 小型マッサージ機器を中心とした健康器具の卸販売を行う企業です。プロ並みのマッサージを自宅で手軽に体感できる、家庭向けマッサージ器などを取り扱っています。海外にも進出していて、現在取引があるのはフランス・オーストラリアで、代理店を通じて30年以上の取引があります。今年、新卒の社員で英語ができる人が入ったので、海外輸出のルートをさらに強化しているところです。日本国内は既存の代理店などの制約があることから、海外進出は早い段階から決断しました。輸出費用がかかる分、競合商品に比べて価格は高くなってしまうのですが、その分、他にはない付加価値をつけて販売を行っています。例えば、ただモノを売るだけでなく、商品の使い方や商品を使うことで得られるメリットといったノウハウをトータルで提供しています。
最近では、法人との商談はオンライン上のWeb商談会がほとんどです。まずはサンプルを買ってもらい、「Web商談会で詳しい使い方や活用方法を教えます」という流れでWeb商談に誘導しています。
柿澤 在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何ですか?
寺西 2021年の2月頃にスタートして、最近ちょうど初回の契約を更新したところです。直接のきっかけは営業電話だったと思います。新型コロナウイルスの影響が出始めてすぐ、「なにかやらなくては」と思っていたところに、たまたま電話をもらいました。最初は、「在宅でやれる仕事などないのでは」と思っていました。ママワークスの営業担当者にいろいろとアドバイスや提案をもらい、まずはテレアポの在宅ワーカーを導入しました。直販に近い感じで販路拡大を進めたかったというのが理由です。
柿澤 在宅ワーカーとの面接はどのように行いましたか?
寺西 テレアポの在宅ワーカーとの面接は営業担当の社員にまかせ、それ以外は社長の私が面接を行いました。オンラインで進めましたが特に問題を感じることもなく、スムーズにいきました。
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見込み客フォローに「手紙代筆」の在宅ワーカーを活用して契約獲得

柿澤 どのような業務を在宅ワーカーに依頼していますか?
寺西 現在契約している在宅ワーカーは、テレアポが1人、Webディレクター1人、パンフレットのデザイナー3人、それから手紙代筆が1人、計6人です。
テレアポの在宅ワーカーはベテランの方でスキルも高いので、1日80件くらい架電してもらっています。Webディレクターには、代理店から資料やサンプル請求の問い合わせを拾えるように新設する、海外向けのWebサイトを作成してもらう予定です。サイトの構成がもう少し固まったら、Webサイトのデザインを実装するWebデザイナーを募集する予定です。パンフレットのデザイナーには、パンフレットの案件が発生したらスポットで依頼しています。
柿澤 「手紙代筆」というのは、具体的にはどのような業務をしているのですか?
寺西 企業の経営者や役員、秘書宛ての手紙・封筒の宛名の代筆をしてもらっています。主に新規顧客開拓目的で、アポイント取得や資料送付のできた企業に対して、購入を促すために送付するDMの代筆をしてもらっています。このDMをきっかけに契約につながったケースもありまして、効果を感じています。
柿澤 在宅ワーカーとはどのような体制でやりとりをしていますか?
寺西 テレアポの在宅ワーカーは営業担当の社員、それ以外の在宅ワーカーは社長の私がやりとりをしています。
柿澤 困ったことや大変だったことなどはありましたか?
寺西 テレアポについて、最初はトーク内容が固まっていなかったので、「どんな内容を話したら良いか?どんな切り口で提案したら良いか?」などを試行錯誤しました。件数を重ねるうちにだんだんと精度が上がってきて、ただ商品内容の説明をするだけでなく、「今は無料お試しキャンペーンをやっています」という訴求を打ち出してやっています。そのおかげで、商品を試してもらう機会が増えました。その後の契約の成約率にも貢献してくれていますので、在宅ワーカーの存在は本当にありがたいです。
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在宅ワーカーとの協働で海外向けサイトの立ち上げを実現させたい

柿澤 ママワークスサイトの導入効果や良かったことを教えてください。
寺西 最初に動いてもらうまでは大変でしたが、在宅ワーカーのおかげでさまざまなことが実現できました。ママワークスの営業担当者は、手紙代筆の業務などこちらでは思いつかないような提案もしてくれ、導入事例から活用方法を教えてもらうなど、サポートしてもらいました。
在宅ワーカーの活用が軌道に乗ったら、ゆくゆくはこちらで方向づけをしてあとは在宅ワーカーにおまかせできるような状態にするのが理想ですね。まずは、海外向けのWebサイトをディレクターからの提案も受けながら、構想をまとめて形にしていきたいと考えています。
柿澤 在宅ワーカー導入を検討している企業へメッセージをお願いします。
寺西 最初の出費はかかりますが、他のサービスを使ったとしてもその程度の固定費はかかると思いますし、何より社員を1人雇うよりも人件費の面でメリットがある点が良いと思います。Web会議ツール「meet in」などのツールも使い勝手が良くて、社内のWeb会議でも活用しています。
新型コロナウイルスの流行や世界情勢などまだまだ先行きが不透明な状況が続きそうですし、ママワークスの営業担当者のサポートも受けつつ、まずは気軽に始めてみたら良いかと思います。
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