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地方都市での在宅ワーカー活用事例

グリーンストック株式会社

グリーンストック株式会社

グリーンストック株式会社
主任
西堀亜弥氏

取材:2017.09.07

三重県津市で地域密着型の介護に特化した人材派遣事業を展開するグリーンストック株式会社様。代表含め8名で事業を運営している同社は、現在4名の在宅ワーカーに仕事を依頼。 今回はそんな地方都市で戦力として在宅ワーカーを活用されている企業様の事例をご紹介します。

社内で蓄積してきた業務ノウハウを活かし、在宅に移行

西江 いつもママワークス®をご利用いただき、ありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします。はじめに、在宅ワーカーの活用を決めたきっかけをお伺いできますか?
西堀 弊社代表の小田が外部セミナーでママワークス®や在宅ワーカーの存在を知ったことがきっかけですね。
弊社は代表含め8名の会社ですが、現在、電話営業をしてもらうコールスタッフ2名と求人原稿を書いてもらうライター2名、合計4名の方にお願いしています。
西江 8名の企業様に在宅ワーカーが4名ですか!在宅ワーカー比率、高いですね。
西堀 はい、現在在宅ワーカーに依頼している業務は、もともと社内でやっていた業務で、ノウハウが蓄積できていたので、そのまま在宅の方でもできるのではないかと考え、まずは始めてみようということになりました。
西江 時期はいつ頃ですか?
西堀 2017年に入ってからですね。まずは3月にコールスタッフ1名の募集を開始し、4月にはライターを1名。うまくいきそうだったので、その後、それぞれの職種で1名ずつ追加で募集をかけて採用しました。
西江 実際に仕事の依頼を開始してみていかがですか?
西堀 とても助かっています!予想以上に業務効率が上がっていますね。今まで電話営業は苦手という声を多く聞いていたのですが、今回お願いすることになった方たちは、電話営業という仕事をぜひやりたいという方や得意とする方で、「実際にそのような方がいらっしゃるんだ!」というのが正直な感想ですね。驚きました。
西江 それはうれしい驚きですね。出社勤務で募集をかけていたら集まりにくい、御社にとって新たな層の人材から応募があったということですよね?
西堀 そうですね、実は始める前は本当に応募が来るかどうかも半信半疑だったところもあって。でも、ママワークス®で募集をかけたその日からすぐに応募が来て、ここでもまた驚きました。
西江 応募を増やすための工夫などはされたのですか?
西堀 コールスタッフに関して言えば、電話で弊社のサービスをお伝えいただくこと自体がPRに繋がると考え、他の企業様の報酬単価よりも若干上げさせていただきました。
その結果なのか、求人を出すたびに10名以上の応募があり、履歴書をお送りいただいてから選考していましたが、比較的短期間で採用まで進められたと思います。あとはわからないことが出てきたら、ママワークス®の担当の方に電話をしてよく相談に乗ってもらっていました。いろいろご協力いただいたこともあって、結果に結びついたというのもあると思います。

在宅ワーカーを活用することで、地元でしかできない業務に 集中できるように

西江 在宅でお仕事をしてもらうことに抵抗はなかったですか?
西堀 直接会わずに仕事をすることになるので、不安はありましたね。進め方や伝え方も試行錯誤しながらやっていました。
あとは、突然辞めてしまう人もいるのかな、と思っていたのですが、そんなこともなく、むしろこまめに連絡をくれて、密なやり取りができているので、取り越し苦労だったなと感じています。
地方都市での在宅ワーカー活用事例
西江 お互いスムーズに進められているんですね。
西堀 最初の1か月は大変なこともありましたけど、今はお互い慣れてきて、何かあれば都度改善しながら進められています。在宅ワーカーさんのほうから意見やアイデアをもらうことも増えてきましたね。
西江 素晴らしいですね!
西堀 在宅ワーカーのみなさんが今まで弊社内で行っていた業務をやってくれているので、私たちは、訪問営業などの三重県でしかできない業務に集中できるようになりました。  
西江 在宅ワーカーを導入した業務改革ですね。実際にはどのような方が働かれていますか?
西堀 コールスタッフには、前職で電話営業をやっていた経験者もいますし、フリーアナウンサーの方もいます。ママさんではないけど、時間に縛られずに働きたい、ということで働いてくれている方もいますね。
西江 いろいろなご経験をされてきた方がいらっしゃるので、今後もいい化学反応が起こっていくことを期待したいですね。

地方都市でも在宅ワーカーを活用することで全国の優秀な人材を 確保できる

西江 地方都市でも人材不足は深刻ですか?
西堀 職種によっては集まりにくいですね。
今回、2つの職種で募集しましたが、実は三重県の方からの応募はありませんでした。弊社は三重県のみで地域密着型の事業をやっているので、出社勤務では集まる人材が限られてしまいますが、在宅ワークであれば全国の方が対象になるので、より能力の高い方に仕事をお願いできるチャンスがあるのだと実感しました。
地方都市での在宅ワーカー活用事例
西江 先程、電話営業が得意な方がいることに驚いたとおっしゃっていましたもんね。
西堀 はい、在宅ワーカーの採用活動は驚きの連続でした(笑)
弊社は在宅という勤務スタイル自体がはじめてで、雇用形態や行っていただく業務範囲の決定など、すべてがゼロからのスタートだったので、大変なこともありましたが、それ以上にメリットがあると思いますね。
西江 一度始めれば、ノウハウは溜まっていきますしね。
最後にこれから在宅ワークの導入を検討している企業様へのメッセージをお願いします。
西堀 出社型にこだわらない会社であれば、まず1人、2人から始めてみたらいいと思います。
弊社は実際にやってみて、世の中にはこんなに優秀な方がいるんだということがわかったので、1職種1人ずつでも試してみて、メリットが大きければ広げていくといいと思います。
弊社としては、本当に始めてよかったですね。
西江 可能性が広がりますよね。本日は貴重なお話をありがとうございました!
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