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専門知識の必要な業種でも果敢に在宅ワーカーを導入。知見共有の価値と社員の業務負荷の軽減を実感

株式会社ジェルシステム/株式会社ジェルコミュニケーション

株式会社ジェルシステム/株式会社ジェルコミュニケーション

株式会社ジェルシステム 取締役
株式会社ジェルコミュニケーション 経営企画室 取締役室長
伊藤達雄氏

取材:2022.08.19

1972年5月設立の株式会社ジェルシステムでは、「製造から創造へ」を企業のミッションとしている。同社では制御部品・制御機器の供給により効率的な社会を目指し、「環境負荷低減の実現」を理念に、省エネ・省コスト商品や遠隔監視システム、空調整備に関する製品開発と製造を行っている。現在、親会社のジェルシステムでは60人、子会社のジェルコミュニケーションでは35人の従業員がおり、5人の在宅ワーカーが稼働中。

自社商品の認知度拡大のため、在宅ワーカーによる営業電話チームを結成

柿澤 株式会社ジェルシステムの事業内容を教えてください。
伊藤 親会社のジェルシステムでは電子部品の製造、子会社のジェルコミュニケーションでは電子部品の販売と施工を行っています。環境負荷の低減を意識した商品を開発・販売し、さらには企業向けの電気料金の削減も提案させていただいております。
柿澤 在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何ですか?
伊藤 高圧需要家向けのサービスの確立を目指しており、そこへ投入できる製品も自社製造しているのですが、まだまだ認知度も低い。そのため、弊社が直販営業をすることで商品とサービスの紹介をしたいと考えました。そのテレマーケティング要員にママワークスさんの在宅ワーカーを活用してはどうかと、導入を決めました。
柿澤 子会社の株式会社ジェルコミュニケーションでも、ママワークスサイトを導入してくださったようですね。
伊藤 はい、そちらでは提案書作成スタッフが稼働しています。提案書作成は工数がかかるうえに一定の周辺知識がなければ作成が困難なので、主に営業と技術担当が作成していたのですが、業務負荷が大きく、社員が疲弊していました。
そこで、提案書作成を外部でもできるよう、提案書作成システムを構築することと並行して在宅ワーカーを活用し、提案書作成業務の大半を在宅ワーカーでもこなせる仕組みとしました。
専門知識の必要な業種でも果敢に在宅ワーカーを導入。知見共有の価値と社員の業務負荷の軽減を実感

工数の多い業務で在宅ワーカーの貢献を実感

柿澤 どのような業務を在宅ワーカーに依頼していますか?
伊藤 子会社のジェルコミュニケーションでは、2021年6月から提案書作成スタッフが1人、営業事務でも1人が稼働してくれています。親会社の方でも3人の電話営業スタッフが今年の5月から稼働し、そのうちの2人が主軸となって動いてくれています。提案書作成スタッフは1日5時間で週5日程度稼働しており、社員の業務負荷の軽減に寄与しています。
今後、この業務が拡大するようであれば、既存のワーカーさんを軸としたチームを形成し、業務量増に対応したいと考えています。最近、人手が足りない経理の部署でもアシスタント募集を始めたところです。
柿澤 在宅ワーカーとはどのような体制でやり取りをされていますか?
伊藤 チャットワークを主として、各業務の担当社員とワーカーが日々連絡を取りあって、業務指示と都度OJTを行っています。電話営業メンバーの方たちは、業務時間内で商品知識の落とし込み研修なども実施しています。
柿澤 困ったことや大変だったことなどはありましたか?
伊藤 電話営業で案内する商材が専門的であるため、概要がなかなかワーカーに伝わらなかったり、知識はあっても実際のトークの場ではなかなか活かしきれていなかったりと、知見の落とし込みに苦慮した面がありました。
また、アポイントが取得できない時期のモチベーションアップや、継続勤務をしてもらうためのコミュニケーションの取り方なども課題があると感じています。そのためにも、30分から1時間ほど社員がOJTをし、身近にあるもので例えを出して話しやすくする工夫などもしています。
専門知識の必要な業種でも果敢に在宅ワーカーを導入。知見共有の価値と社員の業務負荷の軽減を実感

スキルや業務の質の高い在宅ワーカーは、「より強い組織作り」をサポートしてくれる心強い存在

柿澤 ママワークスサイトの導入効果や良かったことを教えてください。
伊藤 提案書作成スタッフは理解力が高く、業務処理も速いので、今では必要不可欠な存在となっています。
電話営業については、まだ始めたばかりでこれからではあるものの、一定数のアポイントが取れるメンバーに育てることができたときには、メーカーとしてのマーケティングや弊社販売店からの要望の吸い上げなどに活用できるのではないかともくろんでいます。
柿澤 在宅ワーカー導入を検討している企業へメッセージをお願いします。
伊藤 正直、導入前は「在宅ワーカーの質」について若干懐疑的なところがあったのですが、実際に応募者を面接してみると、高いスキルをお持ちの方が多いことを実感しました。「在宅ワーカーに社内業務を任せるのは難しいのではないか?」と考え二の足を踏む企業は少なくないとは思いますが、私としては、ここは人材の宝庫かもしれないと思っています。
また弊社では、業務の属人化防止を目的として社内システムの強化も進めているのですが、ここに在宅ワーカーを組み込むことで、予期せぬ欠員にも対応できる、より強い組織作りにつながるのではないかと考えております。
出社型では不可能な、遠方地域にお住まいの高スキル人材を活用できるのがママワークスサイトの魅力の一つではないかと思いますので、機会があればぜひ一度試してみてください。
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