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同じ価値観を持つ在宅ワーカーと一丸となり、お客様により良いサービスを提供

株式会社ツボイ

株式会社ツボイ

株式会社ツボイ
代表取締役 坪井 良和 氏

取材:2025.01.29

1974年ラジオ店としてツボイ電器を枚方市に創業し、2012年には住まい全般のお困りごとを解消するためにリフォーム事業を立ち上げた。2018年からは社名を株式会社ツボイに変更、屋号を「住まいるコンシェルジュ ツボイ」とし、お客様の安心・安全・快適な暮らしのサポートを提供している。従業員は21人、在宅ワーカーは7人が契約中。

社内研修の講師からの紹介で興味を持ち「ママワークス」を導入へ

高松 株式会社ツボイの事業内容を教えてください。
坪井 創業時は家電製品の販売、修理を主とした事業を行っていましたが、家電だけでなく住まい全般のお困りごとを解消できたら、もっとお客様に喜んでいただけるのではないかと思い、2012年にリフォーム事業を立ち上げました。水まわりリフォームや外装リフォーム、屋根診断、電気・ガス・水道設備工事などお住まいに関してトータルでご相談いただけます。昨今多発している地震や台風、豪雨の自然災害から、お住まいの保全をすることも大事なミッションと捉えてお手伝いをしています。
高松 在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何ですか?
坪井 弊社は人材育成に力を入れており、ある研修でお世話になっている講師から「ママワークスサイト」について紹介をいただきました。信頼がおける方からの紹介だったので安心して契約することができました。1年ほど前に契約し、在宅ワーカーの募集を進めました。
高松 在宅ワーカーの募集から導入にあたってはどのように対応されましたか?
坪井 私と広報企画担当の社員と2人で協力して進めました。「ママワークス」のスタッフに困りごとなどを聞いてもらい、力を借りられたので助かりました。サポートメニューが充実しているのは良いですね。
同じ価値観を持つ在宅ワーカーと一丸となり、お客様により良いサービスを提供

外部人材でも社員と同じ価値観の方と出会える

高松 どのような業務を在宅ワーカーに依頼していますか?
坪井 チラシ作成を2人、TikTok動画編集を3人、VRを3Dに変換する作業を2人に依頼しています。TikTokは若い方たちに弊社を知っていただくために2年前から始めました。もともと採用活動を目的に、広報企画の社員と私が動画を撮影していましたが、担当者が業務を行えなくなり急遽募集をしました。
VRを3Dに変換する作業は一般的には珍しいかもしれませんが、建築図面をつくっている方はよく作業しているみたいで、経験のある方と契約できていて助かっています。この作業の目的は、お客様の家の図面に希望のキッチンを設置しているイメージを3Dで事前に確認してもらうことで、「想像していたものと違う」といったギャップをなくすためです。
10年ほど前に営業をしていた際に、ショールームに行って時間をかけてキッチンを決めて、受注・工事が終わった後、実際に仕上がりを見たお客様が満足していないような表情をされていたことがありました。理由を伺うと、自分たちの家具や家電とキッチンの色が合わなかったと残念がっておられて、なんとかできないかと思ったのが導入のきっかけです。
高松 在宅ワーカーとはどのような体制でやり取りをされていますか?
坪井 チャットでやり取りすることも多いですが、月1回オンラインミーティングで近況報告などもしています。やはり、お仕事は信頼関係が大事ですから、表情を見させてもらいたいなと私は思っています。
高松 困ったことや大変だったことなどはありましたか?
坪井 うれしい悩みですが、ありがたいことに想像した以上に応募がたくさんあり、皆さん良い方だったので、選考に困りました。最終的に、選考で最も重視したのは、会社として一番大切にしている「私たちのその先のエンドユーザーのことを考えられるか」という点でした。そのため、そのような視点を持つ方を優先して契約させてもらいました。そういう方は私たちの価値観と一緒なので、同じ方向を向いて仕事ができますから。皆さん本当に良い方ばかりです。
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成果物の質が向上し、作業時間は3分の1に!

高松 「ママワークスサイト」の導入効果や良かったことを教えてください。
坪井 どの作業においても優秀な人材が集まってくれたので、導入して良かったと思います。採用活動における効果としては、昨年度は選考期間中にTikTokを見てくれて入社に至った方がいました。動画を見て応募してくれた方は、面接の際にリラックスしてお話ができ、本来の姿を出してもらえたように感じています。面接の際は私も真面目な姿勢で臨んでいますが、動画で普段の和気あいあいとした社員とのやり取りなどの雰囲気を見てもらっているので、それが功を奏したのだと思っています。
企業の風土などは文字でも伝えていますが、それが本当かどうかは伝わりにくく、動画であれば信憑性があり、ありのままを見てもらえます。入社後のギャップが小さいので、双方にとってメリットだと思います。
高松 在宅ワーカーの導入を検討している企業へメッセージをお願いします。
坪井 以前はチラシ作成、TikTok動画編集、VRを3Dに変換する作業も社員が行っていました。でも、在宅ワーカーに頼んだら作業時間が3分の1に。チラシの内容も良いものを作成してくれています。TikTokはいろいろなところに住む方に見てもらえていて、コメントをもらえたりすると私たちの活力にもなっています。
私たちで無理をしてつくるのではなく、“餅は餅屋に頼め”。やはり専門スキルのある方に依頼するほうが、質も時間のパフォーマンスも良いと感じています。
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