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最長メンバーは4年超、在宅ワーカー20名以上活躍の秘訣

株式会社GROOVE

株式会社GROOVE

株式会社GROOVE
Account Management Manager
清水 香 氏

取材:2022.02.21

Amazonで商品を販売する企業様のサポートとコンサルティングを行う株式会社GROOVE様。ご自身も在宅ワークで働く清水さん自ら、在宅ワーカーのチームを立ち上げました。4年前に立ち上げたチームは、現在22名にまで成長。広告運用のほか、社内のあらゆる業務を担う戦力として活躍しています。そんな清水さんがマネージメントをする在宅ワーカーチームの運用方法や成功の秘訣を伺いました。

手探りでスタートした在宅ワーカー制度を、チーム体制に

柿澤 清水さんご自身が在宅ワーカーになるまでの経緯をお伺いできますか?
清水 出産で前職を辞めていましたが、家族から働いていた方がいいと言われたこともあり、子供が2歳の時に働き始めることにしました。出社は難しく正社員で働くのは諦めていた時に、GROOVEを紹介してもらい在宅ワーカーとして仕事を始めました。
最初は周囲に気を遣いながら仕事をしていましたし、自分がどこまでの範囲の業務をしていいのかの判断が難しかったです。会社側も在宅ワーカーの受け入れは初めてでどうしたらいいのかわからない、お互い手探りの状況だったと思います。ある時、自分の仕事範囲では解決出来ないことが出てきたので「やらせて欲しい」と申し出たんです。そうしたら会社から「ぜひ」と言ってもらえて。そこからは自分の意見も言えるようになり、壁がなくなった気がします。
柿澤 新しい在宅ワーカーを募集するまでにはどういった過程があったのですか?
清水 GROOVEで仕事を始めて1年後に社員として登用されました。在宅で社員になれるとは思っていなかったので本当に嬉しかったです。実は採用時も、今後チームを作りたいという構想を会社に話をしていました。自分も正社員の道をあきらめた経緯もあったので同じ環境で悩むママの手助けがしたい、という気持ちもありました。仕事ボリュームが大きくなりチームを作れる状況になったので、在宅ワーカーを募集することになりました。
柿澤 ママワークスのことはご存じでしたか?
清水 「在宅ワーク」や「ママ」等のキーワードで検索した時に見つけたのがママワークスサイトでした。他の求人媒体に出したこともあるのですが、希望条件のマッチングや採用工数とのバランスの面であまり上手くいかなくて。ほとんどのワーカーがママワークスサイト経由です。最近は海外在住者からの応募も増え、ヨーロッパ在住の方もいます。

ビデオチャットの活用で、活発な議論と細やかなサポートを

柿澤 どのような業務を在宅ワーカーに依頼していますか?
清水 主に担当クライアントの広告運用とレポート更新を行ってもらいますが、その他にもカスタマーサポート、レビュー分析、商品登録、LP作成、管理業務を行うメンバーがいます。4年前と比較すると、在宅ワーカーが担当する業務のバリエーションが広がりました。各ワーカーの経験や得意分野に合わせて、業務をお願いすることもあります。例えば、理系出身の方は広告運用やコンサルティングに使用するツールを作ってもらっていますし、人事キャリアの長い方は人事チームで中途採用を担当されています。
柿澤 在宅ワーカーとはどのような体制でやりとりをされていますか?
清水 採用後はまずトレーニングを行い、その後も週に一度ビデオチャットで打ち合わせの時間を作り、オンラインで密にコミュニケーションをとることを心がけています。内容とは、広告運用の数値確認や改善に向けた話し合いやアドバイスなどです。意見を出し合ったり一緒に考えたりする場所は意識的に作っています。ヨーロッパ在住のワーカーは、「(ロックダウンのため)外に出られず誰とも話せないから、こういう場があって助かった」と話していました。最近では新型コロナウイルスの流行で子供の学校や保育園が学級閉鎖になり思うように稼働できず悩むワーカーもいたのですが、チーム内で柔軟に分担し助け合うことで、業務を完遂することができました。
柿澤 困ったことなどはありましたか?
清水 社内で取り扱うブランド数が急増した時に、社員と在宅ワーカーチームの間で業務量や組織のバランスが一時的に崩れそうになったことがあります。残念ながら離脱もあったのですが、残った人で立て直しに取り組みました。当社のワーカーは「この人のために頑張りたい」というエンゲージメントが高いという方が多く、前向きに積極的に取り組んでもらい本当に助けられました。その後チームが安定化したことで、結果的にクレーム率などの目標指標の改善につながりました。
最長メンバーは4年超、在宅ワーカー20名以上活躍の秘訣

業務委託から社員登用も。適性に合わせて幅広い業務を担う

柿澤 ママワークスサイトの導入効果や良かったことを教えてください。
清水 当社の在宅ワーカーは未経験の方も多いのですが、ママワークスを通じて活躍してくださる方に数多く出会えています!出産などの事情で一時的に離れることがあっても、各自の状況に合わせて少しずつ時間を延ばしながら復職されています。
在宅ワーカーから社員になった方もいます。在宅ワーカーとして広告運用を経験後、顧客折衝を行うコンサルタントになり、現在は商品企画・サービス開発も担当されています。
今後は、社員がコア業務であるコンサルや戦略立案により集中できるよう、ワーカーチームで実務面を安定的に回せるようにしていきたいです。
柿澤 在宅ワーカー導入を検討している企業へメッセージをお願いします。
清水 在宅ワーカーのやり取りのハブになるような方を少人数採用してみるのが良いかと思います。ハブになる方が在宅ワーカーさんとコミュニケーションをとることで、在宅ワーカーのモチベーションも上がりますし、仕事に活かせる意見が出ることもあるかと思います。「在宅ワーカーだからこの仕事は無理だよね」と思わず、会社としてもより効果的にお仕事をお願いできると思います。
組織が大きくなったとしても、在宅ワーカーにも責任感をもって仕事に取り組んでいただけるような環境を作ることを心がけたいです。
最長メンバーは4年超、在宅ワーカー20名以上活躍の秘訣

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