自分しかできないことにフォーカスし、多くの方にサービスを届けたい
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梶野相続サポート&コンサルティング株式会社
梶野相続サポート&コンサルティング株式会社
代表取締役 梶野 雅章 氏
取材:2023.10.12
梶野相続サポート&コンサルティング株式会社は2017年1月に岡山県岡山市に設立され、相続対策や遺産整理、家族信託など、相続に関する全般的なサポートを提供している。現在は6人の在宅ワーカーが活躍中。
1人ですべてを行うことに限界を感じ、在宅ワーカーを導入
高松 | 梶野相続サポート&コンサルティング株式会社の事業内容を教えてください。 |
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梶野 | 私は信託銀行にて30年間、個人・法人の受信、与信、年金業務および個人の相続専門の「相続コンサルタント」として相続問題を多数解決してきました。その経験を活かして独立し、個人向けに相続に関わるコンサルティング業務を行っています。相続には複雑な法律が関わり、各機関とのやり取りが必要となりますが、それらのすべての窓口を一本化してサポートできることが強みです。 |
高松 | 在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何ですか? |
梶野 | 設立して7年目となりますが、これまでずっと私1人で行ってきました。前期から黒字化できるようになり、この先さらに成長していきたい、お客様を増やしていきたいと思ったときに、すべての仕事を1人で行うのは限界がくるだろうと感じました。 「事業を継続し社会のためになるサービスを拡大していくためにはどうしたらいいだろう」と1年前くらいから考えていて、いろいろな人に相談をしていたところ、「梶野さんには、まずは秘書が必要ではないか」とママワークスさんを紹介してもらい、2023年4月から導入しました。 |
高松 | 在宅ワーカーの募集から導入にあたってはどのように対応されましたか? |
梶野 | 導入を決めてから、毎週ママワークスの支援スタッフとミーティングを行い、私の業務の棚卸しから始めて、在宅ワーカーにお願いできそうな仕事を仕分け、整理する作業を進めました。求める人材についても、「どういう人がいいか、良い人材はいるか」などディスカッションを進め、徐々に形にしていきました。今募集中の求人にも、素晴らしい人がたくさん応募してくれていて選考を進めているところです。 |
自分の稼働時間をコア業務だけに集中させ、事業を加速したい
高松 | どのような業務を在宅ワーカーに依頼していますか? |
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梶野 | 現在は6人契約していて、事務サポートが1人、リスト入力が2人、イラストレーターが1人、セミナー資料作成が1人、新規開拓の電話営業が1人です。これまで私が1人で行っていた仕事を細分化して依頼しています。 相続に関するコンサルティング業務は私しかできないことであり、お客様の悩みをどう解決するかが私の源泉です。もっともっと世の中の人にお伝えしたいし、サポートをしていきたい。そうすれば喜んでくれる人が増えて、私も幸せになれますから。 |
高松 | 在宅ワーカーとはどのような体制でやり取りをされていますか? |
梶野 | 基本的には、私がそれぞれの方と直接チャットを使ってコミュニケーションを取っています。 |
高松 | 困ったことや大変だったことなどはありましたか? |
梶野 | 特に困ったことや大変だったことはないですね。現在契約している人はどなたも良い方ですが、もし契約後に希望通りの働きをしてくれないとしたら、選んだ私が悪いということですから。 30分程度の面接ですべてがわかるわけではないので、1か月は仕事をしてもらい、その時点で判断するようにしています。私が何をしたいのか、手伝ってくれる人にきっちり伝えていかないと、みんながそれぞれの想いで進んでいってしまうので、マネジメント力が必要になります。 それぞれがそれぞれの才能を持っているので、それを引き出してあげるのがマネージャーの役目だと思っています。 |
仕事の棚卸し・整理ができるというメリットも
高松 | ママワークスサイトの導入効果や良かったことを教えてください。 |
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梶野 | 在宅ワーカーに仕事を頼むために、これまで1人で行ってきたこと、すべて自分の頭の中だけにあったことを整理できたのがすごく良かったと感じています。人に頼むときは明確に依頼しないと期待したものが出てきませんから。在宅ワーカーを活用し始めて、自分しかできない業務に集中できるようになり、とても楽になりました。 また、1人で仕事をしているとけじめがつかず、あれもこれもやらなきゃとあふれてしまうことがありましたが、ママワークスの支援スタッフと週1回ミーティングを継続しているので、1週間ごとに進捗が見えるようになり、張り合いができました。業務委託という契約形態もリスクが少なくてメリットを感じています。 |
高松 | 在宅ワーカー導入を検討している企業へメッセージをお願いします。 |
梶野 | 私のように1人経営の企業や、中小・中堅企業、設立したばかりの企業におすすめです。社会的意義のある事業をもっと拡大したいと思っているならば、在宅ワーカーの活用をおすすめします。 日本経済が成長していくためには、今までやっていなかったこと、前例がないことをやっていくことが必要であり、中小企業が頑張らないといけないと私は思います。困っている人はたくさんいますから、多くの人にサービスを提供できれば、価格を安くしていくことができ、さらに多くの人に価値の提供ができるようになります。 新型コロナウイルスを契機に在宅ワークが普及して環境も整い、自分が不得意なことを得意とする素晴らしい人材も多くいます。事業拡大をしていくために、企業としてもっと何をしたいか、何をすべきかを考え、限られたリソースをそこにフォーカスして人に任せられることは外部に出していけば、「もっとすごいことになる」と伝えたいです。 |