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家づくりにはお客様との信頼が大事!在宅ワーカーとも信頼関係を築き業務効率化を目指す

シィー・シィー・ビィー株式会社

シィー・シィー・ビィー株式会社

シィー・シィー・ビィー株式会社
代表取締役社長 髙橋祐太 氏

取材:2023.08.21

2008年5月設立。神奈川県川崎市を中心に総合建設業として、注文住宅、マンション新築、リフォーム等幅広く展開している企業。長年の経験と実績、確かな技術をもって、次の世代の家族まで安心して快適に暮らすことのできる『確かな家づくり』に取り組んでいる。従業員は8人、在宅ワーカー2人が稼働中。

現場の仕事に注力して業務を効率化したい。そのために本人ではなくてもできる仕事は在宅ワーカーへ。

高松 シィー・シィー・ビィー株式会社の事業内容を教えてください。
髙橋 個人宅、マンションなどを対象とした総合建設業を営んでいます。コロナ禍の3年前に私が就任してから、近年はリフォーム案件が多いですね。社名の由来はキャルス・コンフィデンス・ビルドの頭文字からとっており、お客様との関わりを大事に、信頼し合いながら共に形作っていくことを目指す弊社の理念が込められています。
高松 在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何ですか?
髙橋 電話営業を受けて検討を始めました。建設業では、建築の現場仕事が主となりますが、事務所に戻って社内でやらなければいけない事務仕事も多いのが実情です。それらは必ずしも本人しかできない仕事ではないので、少しでも軽減できればと考えました。それを外部にお願いできる環境を整えられたらもっと現場に注力でき、いろいろなことが効率的にできるのではないかと。契約して2年ほど経ちますが、当初採用した2名が今も継続して働いてくれています。
高松 在宅ワーカーの募集から導入にあたってはどのように対応されましたか?
髙橋 全て私が一人でやりました。建築事務を募集したところ、応募がたくさんあり選ぶのが大変でした。経歴などを確認し、こちらが望んでいることをやってもらえること前提に、気になる方を比較検討しました。オンラインでの採用は難しかったですが、決め手は面接での第一印象でしたね。自分の考えをもっていながらもそれに固執するのではなく、考え方が柔軟な方、信頼できそうな方を採用しました。
家づくりにはお客様との信頼が大事!在宅ワーカーとも信頼関係を築き業務効率化を目指す

古い価値観に囚われていては自分の仕事に注力できない。社長自ら考え方を見直して業務委託の決断を

高松 どのような業務を在宅ワーカーに依頼していますか?
髙橋 現場仕事に関する建設事務を依頼する想定でしたが、実際には経理業務や、私がやっていた事務仕事を依頼しています。なので、仕事に関する指示は私が直接出しています。在宅ワーカーを採用すると決めた際は、社員はあまりいい反応ではありませんでした。社内のことを社外の人に知られる点や、在宅でうまくいくのだろうかという点に不安や懸念があったかと思います。でも、そんなことを言っていたら仕事なんて頼めません。囚われていたらいつになっても自分の仕事に注力できません。同じ会社の人間として捉えていかないといけないと考えました。
高松 在宅ワーカーとはどのような体制でやり取りをされていますか?
髙橋 案件ベースでお願いしているので、必要な作業があるときに都度依頼をしています。普段はチャットベースでやり取りをしながら、月1回オンラインミーティングを行い、今後どのようにしていこうか検討し、その月の行動確認をしています。
高松 困ったことや大変だったことなどはありましたか?
髙橋 採用当初は何を頼んだらよいかわからない、どこまで頼んだらよいのかわからないという手探りの状態で、なかなかへ仕事を渡せませんでした。正直、2年経った今でもまだまだ使いきれていないと感じていますが。打ち合わせを繰り返して、「こういうこともできますか?」「ここまではできます」という確認を積み重ね、こんなことも頼んでも良いんだということに少しずつ気付き、徐々に仕事を渡していきました。
家づくりにはお客様との信頼が大事!在宅ワーカーとも信頼関係を築き業務効率化を目指す

しっかり形にして返してくれる想像以上のリターンに満足。これからもっともっと良い方向へ

高松 ママワークスサイトの導入効果や良かったことを教えてください。
髙橋 当初の思惑とは少し変わってきて、現在は自分が思い描いていた意図とは違う形で、自分の手の届かないところをやってもらうことができていて助かっています。在宅ワーカーはPCスキルも高く、処理スピードも速い。こちらの想像以上にリターンが早く、ざっくりとしたお願いでも、しっかり形にして返してもらえるのでありがたいですね。契約期間が残っているので、まだ募集段階まではいっていませんが、今後は経営を指南してくれる窓口を作っていきたいです。これからもっと良い方向にいくのではないかと期待しています。
高松 在宅ワーカー導入を検討している企業へメッセージをお願いします。
髙橋 初めて取り組む企業がほとんどだと思うので、不安に思うことはたくさんあると思います。そうはいっても人が関わって進めることなので、人を見極めて、「何をやってもらいたいのか」、「相手は何ができるのか」をきちんと打ち合わせして、キャパに合わせた仕組みづくりをしていくことが大事ではないでしょうか。依頼する側が「これしかお願いできない」と凝り固まった考えでいると、なかなか進まないでしょう。信頼し合って、お互いが歩み寄って話し合っていけば、スムーズに進むと思います。
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