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法人化後の固定費の悩みを「ママワークス」の活用で解決

株式会社広瀬塗装店

株式会社広瀬塗装店

株式会社広瀬塗装店
代表取締役 廣瀬 剛氏

取材:2024.11.25

株式会社広瀬塗装店は兵庫県神戸市を拠点に塗装業を営んでおり、戸建て住宅の屋根や外壁の塗装を得意としている。代表取締役の廣瀬剛氏は神東塗料株式会社で営業職に就いていたが、「自分の手で塗ってみたい」と塗装職人に転身。2000年に広瀬塗装店を構え、2022年1月に法人化を果たした。廣瀬氏は長年地元の少年野球の指導者としても活動し、神戸に根を下ろしている。従業員は8人、在宅ワーカーは1人が契約中だ。

法人化で立ちはだかった「社会保険料」の壁。「業務委託で人員確保」という解決策を発見

高松 株式会社広瀬塗装店の事業内容を教えてください。
廣瀬 塗装工事、吹付け工事、防水工事、シーリング工事などを手掛けています。2000年に神戸に来たときはまったくのゼロからの始まりで、「とにかく頑張った」という記憶があります。おかげ様で現在はベテランの職人1人と30代1人、20代3人、10代1人の職人たちと共に、売り上げ1億円を突破できるまでになりました。
高松 若い職人の方たちが多く働いておられるんですね! それは少年野球の指導の賜物で、社長が親しみやすい雰囲気だからでしょうか?
廣瀬 本当にありがたいことに、若手が一緒に仕事をしてくれています。野球の指導が仕事に活きているというよりはその逆だと思います。社会人の大人に仕事を教えるときに「暴言」って吐かないじゃないですか。自分の中ではそれは子どもたちに対しても同じで、「子どもだから」と声を荒げたりもしない。大人でも子どもでも、きちんと向き合いしっかり教える。そうしていくことで相手が育っていくのだと思います。
高松 在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何ですか?
廣瀬 2022年に法人化して株式会社になったとき、社会保険料が企業の財政を圧迫し、本当に窮地に立たされました。売り上げを伸ばさなければ赤字が続く。売り上げを伸ばすには人手が必要だが「もう1人雇用するのはちょっと……」と悩んでいたときに、ちょうど電話営業で「ママワークス」の存在を知りました。積算ができるスタッフを探そうと思っていたときで、在宅ワーカーなら社会保険料もかからずに業務を委託できるというところが決め手となり、2024年6月に契約しました。
高松 在宅ワーカーの募集から導入にあたってはどのように対応されましたか?
廣瀬 同業者がやっていたCADを使用した積算、というのを自分たちもやろうと思い、その職種で募集をかけました。思いのほか応募があり、私と事務スタッフが通常業務もこなしながらの採用業務は大変だと思ったので、「ママワークス」の「採用代行サービス」を活用しました。
書類選考から一次面接までを担当してもらい、ある程度絞ってもらってから面接したのでかなり楽でした。最終面接のときにスキルがありコミュニケーションもしやすい人が見つかり、スムーズに業務の依頼を始めることができました。
法人化後の固定費の悩みを「ママワークス」の活用で解決

在宅ワーカーのおかげで「やりたかったこと」が実現可能に

高松 どのような業務を在宅ワーカーに依頼していますか?
廣瀬 CADを使った積算業務を1人の方にお願いしています。先ほども触れましたが、他社がやっているのを見てやってみたかったのですよ。自分が20歳若かったら勉強してそのスキルを身に着けたと思うのですが、今はそういうわけにもいきませんから……。
今回契約した方は住宅メーカー出身でCADも使える方です。積算の見積もりが図面と共に出てくるので、お客様にも見せやすく満足しています。
高松 在宅ワーカーとはどのような体制でやり取りをされていますか?
廣瀬 担当の社員が主にチャットでのやり取りをしています。経験者の方とのやり取りなので、業務内容がある程度わかったベースの上でやり取りができるところが助かっています。担当社員がもともとしていた業務をやってもらえるようになったので、社員の負担も減ったのではないかと思います。
高松 困ったことや大変だったことなどはありましたか?
廣瀬 特に思い当たることはないですね。「ママワークス」の支援スタッフの方もいろいろ気にかけてくれて、困ったときは相談させてもらえるので、問題なく利用させてもらっています。
法人化後の固定費の悩みを「ママワークス」の活用で解決

「ママワークスサイト」で必要な人員を確保し、自社の発展に活用したい

高松 ママワークスサイトの導入効果や良かったことを教えてください。
廣瀬 「業務委託」という形で必要な業務を任せられる人を見つけられたことは本当に良かったと思っています。在宅なので、場所を選ばず募集をかけられるおかげもあって、県外から自分たちの条件にぴったり合う方を探し出せたというのも良かったと思います。
社会保険の負担の心配なく必要な人材を集められる“場所”がみつかったので、今後はやってみたかったYouTubeの発信にも挑戦したいと思うようになりました。職人それぞれの個性・特性を知ってもらえば、また新たな受注の切り口になると考えています。
高松 在宅ワーカー導入を検討している企業へメッセージをお願いします。
廣瀬 コンサルをつけるにしても、「ママワークス」を利用するにしても、導入を迷う理由の一つに「金額」があると思います。これは考え方の一つだとは思うのですが、自分としては費用が掛かる分「それを取り戻すぞ!」と頑張る材料になると思っています。
それにマイナスなことばかりだけじゃなく、良い面もたくさんある。何しろ従業員の雇用と違って社会保険がかかりませんから、私にとっては大助かりなわけです。
そして、導入してからも他力本願ではなく自力でやる必要があるとも思います。そうやって自社の発展に活用していけるようになっていくと思います。ママワークスの支援スタッフが活用法を提案してくれたり、同業者が挑戦していることについて共有してくれたりするので、それらを参考に、大いに活用したら良いと思います。
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