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障害を持つ筆者が語る!障害のある方に在宅ワークをお勧めしたい理由とは?

障害があっても子どもがいても、『自分なりの働き方』を実現したい

そんな思いを抱えて仕事を探していた時、偶然、『ママワークス』という主婦向け求人サイトに出会いました。
ダメもとで登録したことがきっかけでお仕事をいただき広がった『自分なりの働き方』。

聴覚障害のある私は、第1子妊娠前まで、いわゆる事務職で 勤務時間を管理される組織体制のもとで働いていました。
毎朝、通勤ラッシュの電車に揺られ、出勤時にタイムカードを押して、 退出時にまた押して帰宅する日々。
会社員として定時出社し、勤労の対価として給料をもらう、 それが当時の会社中心の生活だった私にとって当たり前の働き方であり日常でした。

会社を退職し、幼い子ども2人をもつママとなった今では、そんな日常は崩れ去り、 家事や育児に追われ、夜は疲れて子どもたちと一緒に寝入ってしまい、 自分の時間がまったくとれない日が続きました。

既に取り組んでいた障害者支援関係の活動と掛け持ちできる働き方を模索していましたが、 会社への再就職を検討しようにも、育児中のママが働きやすい職場はまだ少ないうえに、 私の場合、障害に対する配慮も要するという二重の壁が立ちふさがり、 再就職の厳しさに直面し悶々とする日々を送っていました。
「やはり今の社会では、自分が求めるような働き方を実現するのは難しいのだろうか・・」
そんなくじけそうになる気持ちが何度も頭をよぎりました。

そんな時に、『ママワークス』を通して、障害のあるママでも可能な在宅ワークという働き方があるのを知ったことは、ほんの少し希望になりました。

時間や場所に囚われずにインターネット越しに仕事上のやりとりができるこのワークスタイルでは、通常の業務における電話応対や多人数でのミーティングに参加することが難しい私でも、目に見える形で業務遂行していけるので何よりも気が楽でした。

育児中という限られた時間内での給料の額ではあるけれど、「今の自分のような状況でもできる柔軟な働き方がある!」という気持ちが、 日々の生活に追われる中でささやかなハリとなっています。

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