ママワークスを支える在宅ワーカーにインタビュー~一歩踏み出して在宅でお仕事を始めた変化
未経験から事務業務をはじめ、現在は在宅ワーカーの教育まで任せられている渡邉さん。在宅でお仕事をしていく中で、どのような変化が生まれたのか、そしてママワークスで働くことへの想いや、その取り組み方などを伺いました。
Profile/ 渡邉僚さん
ご主人と2人暮らし。現在、株式会社アイドマ・ホールディングスと委託契約にて在宅ワーカーとして従事。ママワークスに関する事務の仕事に携わっています。
こんにちは ママワークスの広報スタッフ 有本です。
ママワークスでは、さまざまな分野で多数の在宅ワーカーの方々が活躍されており、私たちの仕事は在宅ワーカーの方々によって成り立っています。
その中で今回は、現在ママワークスを支える事務業務を行っている渡邉さんに、お仕事の内容からどんな想いでお仕事をされているのかまでインタビューしました。
早速ですが、在宅でどのようなお仕事をされていますか?
最初は、社員の方からレクチャーを受けながら、簡単な事務作業をスタートしました。少しずつ出来る業務を増やしていき、全部できるようになるまで1ヵ月かかりました。
その後、なぜ業務が出来るようになるまで1か月かかるのか分析して、どのようなマニュアルを作ったらいいのか、今後、教育する立場になったときにどのように教えていくといいのか、というところまで組み立てていきました。
システムの操作方法は、文章にまとめるよりも、動画で撮った方がわかりやすいと思ったので、自分で喋りながら画面録画をして、動画マニュアルにまとめています。
今、私が所属している在宅事務チームは6人まで人数が増え、最近は今までの業務と併せて、新しく入った3人の在宅ワーカーの教育もしています。3日で独り立ちが出来るようなシステムを組んで、とにかく「やってみてもらい」「確認して」「再度やってみる」というやり方で業務の流れを覚えてもらっています。
ただ、ずっと付きっきりになってしまうと独り立ちが出来なくなってしまうので、徐々に自分で考えてもらうようにお任せしていきます。
教育は難しいと感じることも多くありますが、雑談などのコミュニケーションも取りながら進めることで、わからないことがあっても、すぐに質問をしてもらえる環境が作れていると思います。
コミュニケーションを大事にされているんですね。
そうですね、特に入ったばかりの在宅ワーカーさんとのコミュニケーションには気を付けています。!や絵文字は、業務上の関係性としては距離が近すぎると思われる方もいらっしゃいますが、なかなか直接会えない上に、文字だけだと感情を伝えるのも難しいので、相談しやすい環境を作るためにも意識して使っています。関係性が作れていると、在宅ワーカーさんも長期で働きやすくなりますね。
また、在宅ワーカー同士だけでなく、社員の方とのコミュニケーションも大事にしています。社員だからといってかしこまりすぎると、距離が遠くなってしまうので、なるべく親しみやすい言葉でやり取りをしています。
ただ、社員の方に質問した時に、なかなかチャットに気づいていただけず、業務を進められないと、不安に思うこともあります。そんな時は、午前・午後と1回ずつタスクを入れて、確認依頼を出すといった工夫もしています。社員の方に寄り添ってもらえないからと不満を抱えるのではなく、在宅ワーカー側からも歩み寄り、お互いが寄り添って進めていくことが大事だと思います。
当社で在宅ワークのお仕事をして良かったことは?
さまざまな業種業態の企業様の案件に携われることは、今まで知らなかったことに触れられるので、毎回ワクワクします。その上、業務が出来るようになると、新しい業務をお任せいただけるので、とても楽しいです。努力や成果をちゃんと見てもらえる環境なので、モチベーション高くお仕事をすることが出来ます。
加えて、アイドマ・ホールディングスの理念に共感しているのも大きいと思います。「すべての人の夢の実現に貢献する」という理念がとても好きで、この理念のお陰で、自分を成長させることが出来る環境にいられるのだと思います。
業務委託という形ですが、アイドマ・ホールディングスで働く限り、責任と誇りを持って働きたいと思います。
お仕事をしていく中で、なにかご自身の変化はありましたか?
相手のことを考え、寄り添えるようなコミュニケーションを取れるようになったと思います。
コミュニケーションを取ることが苦手な在宅ワーカーの方をレクチャーするときは、あらかじめ質問があれば話を遮っても構わないと伝えて質問をしやすい空気を作るなど、その人それぞれに合ったコミュニケーションを取るように工夫しています。自分自身通ってきた道だからこそ、安心感は既にいる在宅ワーカーで作ることが出来ると思うので、一緒にお仕事をしやすい環境を作っていく工夫はしています。
また、レクチャーしている在宅ワーカーの方に対して、誰がどこを間違いやすいかなど、注意深く確認するようになりました。独り立ちしていただくときにも、「ここ間違えやすいので気を付ければ大丈夫ですよ」と伝えることで、独り立ちしてもミスをしにくくなったり、お互いの信頼にも繋がりやすいので、なるべく丁寧に伝えるようにしています。
今後の目標はありますか?
今後、在宅ワーカーのみならず、社員の方にとっても業務効率が上がるような体制を作っていきたいと考えています。
今の依頼フローが果たして社員の皆さんにとってお願いしやすいものなのか、私たちはわからないので、心配に思っている部分があります。特に新しく入ってきた社員の方がわかりにくいものは、他の人にとってもわかりにくいものだと思うので、改善のヒントにしたいと思います。
ただ、なかなか改善したい点を言い合えず、伝えきれていない部分がお互い発生していることもあるので、腹を割って話せるような場所を作りたいですね。
他にも、在宅ワーカーのリーダーがいなくても業務が回る体制を作っていきたいです。どうしても休まなければいけない日に、業務が進んでいるか心配になってしまいますし、お仕事している在宅ワーカーさんも不安の中でお仕事をしなければなりません。そこで、自分で考えて動いてもらえるように、あえてまずは自分でやってみてもらっています。
今までの私は1つ1つに丁寧に応えすぎて、おんぶにだっこの状態にしてしまっていたので、適度に任せることも大事にしていきたいです。
これから在宅ワークを始めようか迷っている方に一言お願いします。
私は「経験は財産」と考えています。経験は自分の人生の財産となって、そこにマイナスの要因は生まれないと思います。皆さんさまざまな目的があってお仕事を始めようか迷っていると思いますが、一歩踏み出してみないとわからないこともありますし、少なからず自分自身の経験になります。
私自身も、最初は「本当にできるかな?」と不安に思ってしまった部分がありましたが、アルバイトやパートなど、実際に出社するお仕事を始めるときと何も変わらない、どちらも一歩踏み出してみるだけだと思い、始めてみました。
ここで踏み出せないなら、ずっとそのままになってしまいます。勇気はいると思いますが、一緒に働く方も人間なので、気張りすぎず踏み出してみてほしいです。