保育士の転職先ランキング17選!異業種の転職先も紹介
結論、保育士資格やキャリアを活かした人気の転職先は、下記の通りだ。
- 幼稚園や認定こども園
- 病院や企業内保育園
- ベビーシッターや託児所
- 幼児教室
少しでも転職に悩むなら、プロのキャリアアドバイザーに相談して、自分の適性を見極めてもらおう。
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【資格】保育士の資格を活かせるおすすめの転職先
保育士の資格を活かした転職先は、以下の8つだ。
保育士のキャリアを最大限に活かせる転職先がみつかるだろう。
保育園
保育士が転職を考える理由の一つに、環境を変えて他の保育園で働きたいことが挙げられる。
勤務先が変わっても、今まで培ってきた保育士の経験が十分あるため、即戦力として働ける。
保育園には下記のような施設形態がある。
- 公立保育園
- 私立保育園
- 小規模保育園など
また勤務形態も正職員だけでなく、パートや派遣など、ライフスタイルに合わせた転職が可能だ。
認定こども園
認定こども園で働く教員は保育教諭と呼ばれ、保育士と幼稚園教諭の2つの免許が必要だ。
2006年からスタートした認定こども園制度は、現在も各自治体で広く開設されている。
保育施設に預けたい保護者や、子育て世代の保護者たちから大きな需要があるため転職先の候補として考える人も多い。
保育士と幼稚園教諭の資格を持っている人は、認定こども園への転職もおすすめだ。
幼稚園
幼稚園教諭免許を取得している人は、保育園から幼稚園に転向するケースもある。
保育士は仕事で日中保育ができない保護者に代わる役割があり、幼稚園は教育を目的としているため、園の特徴や活動内容も変わる。
目的は異なるが、幼稚園でも保育経験を活かして働ける。
保育園と幼稚園教諭としての経験を積んで、さらにスキルアップしたい人に向いている。
企業内保育園
企業内保育園は、企業で働く社員の0〜6歳の子どもを保育する施設だ。
企業内保育士として働くには、次のような形態がある。
- 企業の社員として働くケース
- 企業が委託した保育会社の正社員・契約社員・パートなどとして働くケース
企業内保育園の園児の定員は少ない傾向にあるため、子どもとゆっくり向き合った保育がしたい人にむいている。
病院
病院での働き方には、以下のようなケースがある
- 医師や看護師などの病院職員の子どもを保育する「院内保育士」
- 入院している子どもの保育を担当する「病棟保育士」
院内保育士は、必要に応じて夜勤もあるが託児所や小規模保育園と業務内容は変わらない。
一方、病棟保育士は0〜18歳までの入院している子どもたちが対象で、心のケアや生活支援を行いときに小児科医や看護師との連携も必要だ。
病院での保育士業務は、一般的な保育園より給与や待遇がよいところが多くいため人気がある。
児童福祉施設
児童福祉施設で働く保育士は施設保育士と呼ばれ、施設の種類には次のようなものがる。
- 乳児院
- 児童養護施設
- 助産施設
児童福祉施設は家庭生活が困難な子どもが多く、親に近い役割で子どもの生活や自立支援を行う。
保育経験を活かしながら、より子どもの生活環境に寄り添い支援したい人に向いている。
放課後児童クラブ
放課後児童クラブ(学童保育・学童クラブなど)で働く保育士を、放課後児童支援員と呼ぶ。
小学生が放課後や休校日に安心して過ごせる場所を提供し、成長を見守る専門職だ。
フルタイムで働く保護者にとって、放課後児童クラブの需要は高い。
子育て広場
保育士資格があれば、子育て広場(子育て支援センター)で働くチャンスがある。
子育て広場は利用者の育児相談に乗ったり、イベントやサロンを開いて手遊びや製作をしたりと、保育士の経験を大いに活かせる。
さらに子育て経験があれば、自身の経験を踏まえて利用者の悩みに寄り添えるため、子育て経験を活かしたい人におすすめだ。
【キャリア】保育士のキャリアを活かせるおすすめの職種・転職先
保育士のキャリアを活かせる転職先は、以下の9つである。
キャリアを活かせるおすすめの職種・転職先
意外な転職先に出会えるかもしれないので、ぜひチェックしてみよう。
保育ママ
保育ママは「家庭的保育事業者」が正式名称であり、0〜2歳までの子どもを自宅で預かって保育する国の認可事業だ。
待機児童解消にも大きな役割を担っており、個人事業主として開業しているケースが多い。
セカンドキャリアとして自分で事業を始めたい人や、自宅保育に携わりたい人におすすめだ。
ベビーシッター
ベビーシッターは依頼者の自宅で子どもを預かり、身の回りの世話をする。
ベビーシッターは専門の派遣会社やマッチングサービスに登録するほか、個人事業主として開業することも可能だ。
勤務時間に融通がきくため、自分の都合に合わせた働き方をしたい人におすすめだ。
託児所のスタッフ
託児所は一時的な預かりを行う場所で、勤務地には以下のような場所がある。
- 歯医者
- 美容院
- ホテル
- イベント会場
託児施設の利用日が決まっていたり、託児スタッフ同士でシフトを組んで交代で働いたりと、自分のタイミングで働ける。
幼児教室の先生
幼児教室の先生として活躍する場には、以下のような教室がある。
- 公文や学研、英語教室など
- ピアノや絵画
- 体操教室
保育士は子どもの成長発達に合わせた指導に長けているため、幼児教室の先生に適性がある。
また専門的な技術を持っている人にもおすすめだ。
子ども服のアパレル
保育士はコミュニケーション能力が高い人が多いので、子ども服のアパレルなど販売員になる人も多い。
販売員だけではなく、保育士の経験を活かして子ども服の商品企画や開発に携わることもできる。
直接子どもと関わる機会は少ないかもしれないが、経験のキャリアを幅広く活かしたい人におすすめだ。
写真スタジオのスタッフ
子どもとの関わり方を熟知している保育士ならではの視点で写真撮影を行える。
子どものあやし方に慣れているため撮影を円滑に進められ、サポートスタッフとして即戦力で働ける。
写真の知識や経験がなくても、サポートスタッフとして保育士としての経験を十分に活かせるだろう。
アミューズメントスタッフ
アミューズメントスタッフは、アミューズメント施設内の子ども向けフロアに常駐する保育士スタッフだ。
子どもの安全にも十分な配慮が必要であり、臨機応変に対応できる保育士は重宝される。
多くの子どもとの関わりが好きな人に向いている。
保育特化型人材サービス会社
保育特化型人材サービス会社は、キャリアアドバイザーとして転職したい保育士の転職サポートを行う会社だ。
保育士としての経験やキャリアが、転職を目指す人の役にたつやりがいのある仕事だ。
相談に親身に寄り添い、人のサポートが好きな人に向いている。
事務
事務職には、保育園内の事務作業全般を担う保育事務や教育関係の事務が挙げられる。
保育士の経験があれば保育園全体の情報が把握できているため、事務手続きに来た保護者にも円滑な手案内が可能だ。
また保育士の資格を持っているため、職員が足りないときに保育補助としてお手伝いもできる。
【異業種】保育士以外のおすすめ転職先
保育士の仕事は好きだが、他の業種にチャレンジしてみたいと思う保育士も多い。
保育士におすすめな異業種の転職先は、以下の5つだ。
保育士以外の仕事を知れば、新たなキャリア形成や可能性が見つかるだろう。
事務職
保育士の転職先で人気なのは一般事務で、他にも営業事務や医療事務に転職する人もいる。
事務職は保育士に比べると体力を必要とせず、身体への負担が少ない。
保育士時代の電話対応や事務作業スキルがそのまま活かせるのは魅力だ。
残業もほとんどなく定時にあがれるため、自分の時間を確保し生活にメリハリをつけたい人におすすめだ。
接客業
飲食店やアパレル、書店員などのサービス業への転職も人気だ。
保育士時代は業務中のオシャレや美容に制限があるため、自由を求めてアパレルなどの接客業へ転職するケースが多い。
また保育士で培ったコミュニケーション能力のほかに、臨機応変な対応力や洞察力が存分に活かせる。
接客業は未経験者歓迎の求人が多いため、異業種にチャレンジしやすい職種でもある。
介護職
介護業界では近年、子どもと高齢者の福祉向上を目的とした「幼老複合施設(介護施設併設保育所)」が注目されている。
少子高齢化社会の背景を見据えて、保育士として介護業界への転職も可能だ。
食事や排泄のケアスキル、リスクマネジメントを習得しているので、介護の現場でも即戦力になれる。
介護福祉士を目指す場合、保育士資格があれば介護福祉士養成校での履修科目が一部免除される。
よって通常2年以上の通学が1年に短縮されるため、短期間での資格を取得し介護業界で働きたい人におすすめだ。
Web業界
Web関係の仕事は、パソコン1台で場所や時間を問わずに働けるため、フリーランスになりやすい人気の転職先だ。
そのため、保育士時代に副業としてWeb関連の仕事をはじめ、退職してフリーランスになる人もいる。
特に「Webデザイナー」の人気は高く、保育士時代に培った創作力やスキルを活かして働きたい人におすすめだ。
広報
広報は、おもに企業の会社説明会やイベント業務を担当する。
人と接する機会が多いため、保育士のコミュニケーション能力が活かせる。
イベント業務のほかにSNSを使用した広報活動もあるので、普段からInstagramやTwitterなどの発信が得意な人に向いている。
保育士から異業種へ転職するメリット
保育士から異業種へ転職するメリットは、以下の3点だ。
保育士から異業種へ転職するメリット3選
収入アップが見込める
新しい業界や職種では給与やボーナスが上がる可能性があるため、保育士よりも収入アップが見込めるケースがある。
収入が上がれば趣味や自己投資にも費やせるため、生活の充実度があがり、さらにキャリアアップを目指すモチベーションにもなる。
ただし給与面のみで転職すると、業務とチャレンジしたいことの不一致など、後悔する可能性もあるためよく見極める必要がある。
自由な時間が確保できる
保育士は残業や業務量が多い職種のひとつだ。
遅くまで仕事をしたり、休日も終わらない仕事を持ち帰ったりと、プライベートの時間が少ない。
よって残業が少なく定時退勤できる業種に転職すれば、オンオフのメリハリがしっかりつくだろう。
自由な時間が増えれば、趣味や今まで時間がなくて断念していたことに挑戦するなど、充実した時間を過ごせるだろう。
新たな経験やスキルが身につく
これまでの保育士としての知識や経験を活かしつつ、異業種での新しい知識やスキルを習得できる。
新しく培った経験で、今後のキャリアの幅や選択肢も増えるだろう。
また異なる環境での挑戦は、新しい働きがいや達成感にも繋がる可能性がある。
保育士から異業種へ転職するデメリット
保育士から異業種へ転職するデメリットは、以下の3つだ。
保育士から異業種へ転職するデメリット3選
保育士の資格が活かせない
異業種に転職しても、これまで培ってきた知識や経験が活かせる場面はあるだろう。
しかし保育士資格を活かした専門的な知識は、直接的に活用しにくくなるため、キャリアの継続が難しく感じる可能性がある。
異業種への新しい挑戦を前向きに捉えるためには、保育士資格を活かせないことも充分に理解しておこう。
仕事に慣れるまで時間がかかる
異業種に転職して大変なことは、初心者として新しい仕事をいちから覚えていく労力だ。
また環境に慣れたり、人間関係を新しく構築したりと、異なる環境に適応するには時間とエネルギーを要する。
新しい環境に慣れるまでにはある程度の時間がかかることを覚悟しておこう。
転職後も勉強が必要になることがある
職種によっては専門知識を覚えたり、資格取得のために勉強が必要になったりすることもある。
働きながら勉強時間が確保できるか、会社から資格取得のためのサポートがあるかなども踏まえ、転職先の求人情報を確認しよう。
セカンドキャリアとして転職を考えているなら、資格取得が可能な職種を選ぶなど、目指すライフプランに沿った業種を検討しよう。
異業種への転職を成功させるポイント
異業種転職を成功させるポイントは、以下の5つだ。
異業種への転職を成功させるポイント
今後、異業種への転職を検討している人は、失敗しないためにもぜひ覚えておいてほしい。
スクールに通う
異業種に転職したい場合、転職前にスクールなどに通って基礎知識やノウハウを勉強するのがおすすめだ。
たとえば、ハローワークでは職業訓練制度がある。
職業訓練制度は、キャリアアップや就職に必要な職業スキルや知識を、原則無料で習得できるものだ。
訓練内容は、以下のようなコースがある。
- ビジネスパソコン基礎科目
- Webプログラミング講座
- ネイリスト養成講座
職業訓練校やオンラインスクールなど、自分が目指す業種に適したスクールがあるか確認してみよう。
資格を取得する
転職前に資格取得が可能であれば、ぜひ挑戦しよう。
資格取得のメリットは、未経験でも採用されるチャンスが増えるほか、資格手当などの給与アップにもつながる可能性がある。
キャリア形成を目指すのであれば必須資格をチェックし、資格取得に向けて勉強しよう。
自己分析を徹底的に行う
異業種に転職するのであれば徹底的な自己分析が重要だ。
自己分析が不十分であると、転職後に適性を感じられず、やりがいがなく長続きしない結果を招く可能性もある。
自己分析方法が分からない人は、転職エージェントに相談しても良いだろう。
異業種への転職理由を明確にする
転職先の採用面接で「なぜ保育士からわざわざ異業種へ転職するのか」などの志望理由を聞かれやすい。
たとえ退職理由が人間関係などのマイナスな理由であっても、正直に伝える必要はない。
あくまでも前向きな転職理由と、どのような形で会社に貢献できるかをしっかり伝えよう。
転職エージェントを利用する
異業種の転職で失敗しないためには、転職エージェントの利用がおすすめだ。
転職エージェントでは、過去のさまざまな事例をもとに、キャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれる。
求人紹介だけでなく、履歴書や職務経歴書の添削、模擬面接の練習などのサービスもある。
エージェントごとの特徴やアドバイザーとの相性があるため、複数の転職エージェントを併用し、転職活動を進めよう。
保育士の転職経験談
保育士から保育業界または異業種へ転職した人の体験談を紹介する。
転職を検討している人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
保育士から保育関係へ転職した体験談
保育士資格やキャリアを活かし保育業界へ転職した結果、給与が上がった人やワークライフバランスが取れるようになった声を紹介する。
保育士資格やキャリアを活かせる場は保育園だけでない。
保育士として保育園以外で働く可能性もぜひ検討してみてほしい。
保育士から異業種へ転職した体験談
実際に異業種に転職して給与アップした人や、異業種に転職したからこそ保育業界に感じた声を紹介する。
異業種に転職後、保育業界に戻る選択肢が可能なのは保育士資格の強みだ。
保育士の転職におすすめの転職エージェント
転職エージェントは、保育園だけではなく、施設やインターナショナルスクールまで幅広い求人を用意している。
あなたの希望に合った求人が見つかるよう、複数登録しておこう。
まとめ │ 保育士の転職先は保育園だけではない!キャリアを活かし異業種にもチャレンジしてみよう
保育士の転職先として、資格やキャリアを活かせる場所や異業種の転職先を紹介した。
保育士の転職先は保育園しかないと思いがちだが、資格やキャリアを活かせる場は以下のような場所がある。
- 病院や企業内の保育園
- 幼児教室
- 子ども服のアパレル
また保育士から異業種への転職も可能だ。
実際に異業種へ転職したことで自分の時間が持てたり、場所と時間を選ばず働けたりと、充実度があがった声がある。
異業種への転職を成功させるには、あらかじめ転職に有利な資格や知識を習得しておくと、スムーズに活動がすすむだろう。
また転職活動をサポートして欲しい人や、効率よくすすめたい人には、転職エージェントの利用もおすすめだ。
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- 【第1位】マイナビ保育士
公式:https://hoiku.mynavi.jp/- 子どものいる保育士さんにおすすめ
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保育士の転職先でよくある質問
Q. 30代保育士から転職は可能か?
A. 可能だ。保育関連の仕事は保育士の資格があれば転職しやすく、即戦力にもなるためキャリアアップを目指しやすい。
保育士の経験があれば、給与面で基本給が加算されたり、手当てがあったりと優遇される場合もある。
Q. 男性保育士の転職先はどのような職種があるか。
A. 基本的に紹介した転職先と変わらない。
しかし給与面の不安やキャリアアップを見据えて、異業種に転職する人も多い。
男性の異業種の転職先として、営業や接客業、IT関連がある。