【完全解説】障がい者の方におすすめの転職エージェントまとめ | 在宅ワーク・内職の求人・アルバイト情報なら主婦のためのママワークス 在宅ワーク・内職の求人・アルバイト情報なら主婦のためのママワークス
【完全解説】障がい者の方におすすめの転職エージェントまとめ
公開日: 2024.05.17
最終更新日: 2024.08.28
目次
障がい者が利用しやすい転職エージェント知りたい
自身の状況を理解してくれる転職エージェントを利用したい
この記事に辿り着いたあなたは、障がい者雇用の転職活動に不安をもっており、エージェント選びに失敗したくないと思っているのではないでしょうか。
結論、障がい者に寄り添う力のある特化型の「dodaチャレンジ」と総合型の「リクルートエージェント」を併用するのがおすすめ。
障がい者に寄り添う力が無いエージェントを選んでしまうと、自身の希望する職種でなかったり、特性が受け入れてもらえなかったりと仕事を定着させるのが難しくなります。
本記事で紹介するエージェントは、障がい者転職に強みがあるものだけを厳選したので、悩みに寄り添ったサポートかつ働きやすい職場に出会えるはずです。
この記事の要約・まとめ
Q 障がい者が利用しやすい転職エージェントはどれ?
A オープン就労を考えるなら「dodaチャレンジ」、クローズ就労を考えるなら「リクルートエージェント」がおすすめです!
転職活動を行ううえで、転職エージェントが保有する求人数は転職成功率に直結します。
どこの転職エージェントを選んでいいのかわからない場合、大手の転職エージェントを選ぶのが無難でしょう。
また、おすすめした2つの転職エージェントでは、求人数が多いだけではなく、求職者の特性や経験を理解した求人を紹介してくれます。
どちらも無料で利用可能なので、試しに登録してみてはいかがでしょうか。
Q 最も効率のいい転職エージェントの利用方法は?
A 2〜5社の転職エージェントの利用がおすすめ!
おすすめの理由は次のとおりです。
- 各転職エージェントごとに紹介できる求人が違う
- 各エージェントごとに強みが違う
- 様々なエージェントの話を聞くことで視野が広がる
おすすめは、総合型エージェントと、障がい者特化転職エージェントの組み合わせです。
例えば、総合型は「リクルートエージェント」、障がい者特化型は「dodaチャレンジ」のように組み合わせるのがおすすめです。
自身にあった転職エージェントが見つかるように、複数のエージェントを比べてみてください。
障害者(障がい者)の働き方
障がい者が転職する選択肢として、オープン就労とクローズ就労があります。
次に、それぞれのメリット・デメリットを解説しているので、自身に合う働き方について考えてみてください。
障がい者に理解のある職場で働くならオープン就労
オープン就労とは、自身が障がい者であることを公表して働くことを言います。
オープン就労の一番のメリットは、周囲の理解を得ながら働けるため、ストレスが軽減されることです。
たとえばADHD(注意欠如多動症)への理解があれば、長時間の単純作業を避けれたり、ミスが重なった場合に、頭ごなしに怒鳴られることも少ないでしょう。
オープン就労は「障害者枠」を利用して就労するため、障害者手帳の登録が必須です。
自身のスキルを活かしたいならクローズ就労
クローズ就労とは、障がい者であることを非公表にして、健常者として働く方法です。
クローズ就労は健常者と同じ扱いで就労するため、障害に対する偏見や先入観から解放されます。
クローズ就労の場合、評価も健常者と同じ基準で行われるため、キャリア面でも特別扱いがなく、能力によってステップアップ可能です。
ただし、障害への配慮はなくなるため、不得意な仕事を任せられる可能性に注意しましょう。
オープン就労におすすめの障がい者用転職エージェント
オープン就労を考える人におすすめの転職エージェントを次にまとめました。
オープン就労におすすめの障がい者用転職エージェント10選
実績重視なら「dodaチャレンジ」
dodaチャレンジは、実績があり信頼できる大手を選びたい方におすすめの転職エージェントです。
2021年度に行われた厚生労働省の「人材サービス総合サイトランキング」において、支援数No.1を獲得しています。
転職後の定着率も高く、2021年度の6ヶ月就業継続率が96%です。
健常者が利用する「doda」で蓄積したノウハウも活用でき、書類添削や面接練習などのサポート体制も充実しているので、安心して転職活動が行えるでしょう。
アフターサポートなら「ランスタッドチャレンジド」
ランスタッドチャレンジドは、専任のコンサルタントに一貫して任せたい方におすすめ。
担当者と面談を行ったあと、障害の特性や内容に応じたオーダーメイドの求人を紹介してもらえます。
さらに転職後のアフターフォローも同じ担当者が行ってくれるため、最後まで安心して利用できるでしょう。
また就職経験がなかったり少なかったりする方向けに「ビジネススキルチェック」も実施しています。
スキルチェック結果をふまえて担当者に相談しながら、転職活動を行えます。
専門カウンセラー希望なら「マイナビパートナーズ紹介」
マイナビパートナーズ紹介は、専門性が高いコンサルタントにお願いしたい方におすすめ。
マイナビパートナーズに在籍するコンサルタントは、障害の種類や特性について学んでおり、高い専門性を持っています。
専門性を活かして、求職者がどの程度自分の障害について認識しているかを、丁寧にヒアリングしてくれる点がポイントです。
マイナビパートナーズ紹介を利用すれば、自分では知らなかった強みや苦手を理解できるため、より障害に合った求人紹介をしてもらえるでしょう。
トータルサポートなら「DIエージェント」
DIエージェントは、求人の提案以外のサポートを希望する方におすすめ。
担当のコンサルタントが、書類作成や面接対策など、転職から退職に必要な手続きまでをサポートしてくれます。
まだ転職したい分野が決まっていない方は「キャリア診断」を利用して、おすすめ業界を知ることもできます。
またDIエージェントは、コンサルタントの求人提案が幅広い点も特徴です。
実際に他のサービスでは「希望に沿える求人がない」と断られた方でも、希望する企業への転職につながったケースもあります。
DIエージェントなた幅広い選択肢に対応した求人紹介が期待できるでしょう。
30代以上なら「LHH転職ソーシャル・パートナーズ」
LHH転職ソーシャル・パートナーズは、30代以上の方におすすめ。
公式HPには、30代から50代の転職成功事例も多く掲載されています。
たとえば、30代の精神障害(てんかん)の方で、年収400万円から500万円にアップした事例が紹介されています。
他にも50代で身体障害(腎臓疾患)を抱えながら、年収700万円台をキープした事例も掲載されていて、期待できます。
自分の年齢に不安がある方におすすめの転職エージェントです。
障がい者の転職サービス業界No.1なら「atGP」
atGPは、障がい者の転職支援実績のあるサービスを利用したい方におすすめ。
2021年2月の株式会社メンバーズポップインサイトカンパニーの調査結果では、障がい者の転職サービスでNo.1を獲得しています(公式サイトより)。
利用者の障害に合わせた支援に定評があり、利用者満足度93%という結果にもつながっています(※)。
またatGPでは、エージェントサービスの他に、企業からのスカウト待ちも可能です。
スカウト機能がある障がい者向けサービスは少ないので、ゆっくり待ちながら転職先を探したい方にもおすすめできます。
なお転職ではなく、就職支援を受けながら働くことをめざす就労移行を希望している方は「atGPジョブトレ」も利用可能です。
豊富な体験談なら「LITALICO仕事ナビ」
LITALICO仕事ナビは、豊富な体験談を見てから転職活動したい方におすすめ。
精神障害、発達障害、身体障害、知的障害、難病などの様々な体験談が読めます。
転職に成功した事例を読むと自身の転職活動の参考にもなり、モチベーションも上がるでしょう。
単なる求人紹介ではなく、その人ならではのストーリーにこだわった転職を提案してもらえる点が特徴です。
実績と経験なら「AgentSana(エージェント・サーナ)」
エージェント・サーナは、サービスの実績と経験を重視して選びたい方におすすめ。
1988年の設立以来30年以上障がい者をサポートしてきた実績があり、2020年〜2022年の離職者数は0人です(公式サイトより)。
またサポートを受けた70%の方が、希望以上の年収を実現しています。
ただし関東と関西の求人が中心のため、地方在住の方は複数のサービス利用をおすすめします。
精神障害のサポートなら「アビリティスタッフィング」
アビリティスタッフィングは、精神障害を持っている方におすすめ。
2023年3月時点で、1,800人を超える就職支援実績があり、求人の95%が精神障がい者向けです。
利用登録後のオンライン面談実施率も100%なので、コンサルタントに相談しながら不安を解消できます。
ホワイトな求人なら「ハッピー」
ハッピーは、ホワイトな働き方をしたい方におすすめ。
掲載求人は、すべて「長期就業が可能」、「年収300万円前後」を満たしています。
ハッピーは東京都と神奈川県の求人に特化しており、自立した生活ができる最低限の年収求人が掲載されています。
安定した就職先を考えている方におすすめです。
クローズ就労におすすめの障がい者用転職エージェント
続いて、クローズ就労を考える方におすすめの転職エージェントを次にまとめました。
クローズ就労におすすめの障がい者用転職エージェント5選
求人数と地方での転職なら「リクルートエージェント」
リクルートエージェントは、求人数がとにかく多く、公開求人数・非公開求人数ともに、紹介する全エージェントの中で最多です。
どの業界でも多くの求人を紹介してもらえるため、たくさんの求人情報の中から最適な転職先を探せます。
健常者だけでなく、障がい者の方にとっても選択肢が多く、自身の特性にあった求人が見つかる可能性が高いです。
「どの転職エージェントに登録したら良いか分からない」という方は、まず最初に登録ましょう。
豊富な知見をもったエージェントなら「doda」
dodaはリクルートの次ぐ大手転職エージェントサービスです。
求人数はリクルートエージェントに劣りますが、転職市場や業界、職種の知見を豊富に持っており、より求職者と相性のいい求人を提案してくれます。
各サポート内容ごとに担当が分かれており、転職のサポートはキャリアアドバイザー、求人応募は採用プロジェクト担当がいます。
さらにキャリアアドバイザーは、業種別、エリア別に担当が分かれているため、キャリアドバイザーの平均的な質が高いです。
働ける環境が絞られる障がい者の方にもおすすめの転職エージェントです。
20代・30代の転職に強い「マイナビエージェント」
マイナビエージェントは20代・30代の若い世代に強い転職エージェントです。
掲載されている求人の多くが若い世代に向けた求人のため、初めての転職にもおすすめできます。
社内の雰囲気や働く人の様子を徹底的にリサーチしたうえで、企業へのアプローチを行ってくれるので、入社後にイメージと違ってがっかりすることが少ないです。
キャリアアドバイザーにも企業の情報が共有されているので、転職希望者の強みと企業の求める人材像がマッチしているか判断して紹介してくれます。
求職者からはリサーチしづらい社内の情報を共有してくれるため、転職時の不安が軽減できるでしょう。
IT業界なら「ワークポート」
ワークポートは、IT業界への転職をめざす方におすすめです。
IT業界はオンラインでコミュニケーションが完結しやすく、出勤時間に制約が少ないため、自分のペースで働きたい方や、なるべく人との接触を減らしたい方に向いています。
ワークポートなら求人検索や面接日程調整などを代行してもらえるため、なるべく最小限の労力で転職活動をしたい方にもおすすめです。
介護職なら「介護ワーカー」
介護ワーカーは、主に介護職の求人が集まる転職エージェントです。
採用面接はコンサルタントが同席して条件交渉も代行してもらえるため、コミュニケーションに不安がある方でも安心できます。
2004年の設立から20年近い支援の実績があり、施設・病院の結びつきも強いため、独自の非公開求人も多くあります。
また求人数に制限を設けておらず、あなたが納得するまで何件でも紹介してもらえる点もポイントです。
自身の障害と向き合ううえで、自分以外の障がい者の方に貢献したいと考える方におすすめです。
障がい者が転職エージェントを利用するメリット
障がい者が転職エージェントを利用するメリットは、次の3つです。
障がい者が転職エージェントを利用する3つのメリット
特性を理解したうえでサポートしてもらえる
特性を理解したうえでサポートが受けられるので、安心して転職にチャレンジできます。
特にオープン就労で利用登録後の面談では、障害の特性について聞かれることがほとんどなので、遠慮せずに得意不得意を伝えましょう。
正確な情報を伝えると、担当者も求人が選びやすいため、就職後のミスマッチを防げます。
担当者に障害の特性を理解してもらうことが、適切なサポートを受けることにつながるのです。
dodaチャレンジなら、豊富な求人の中から求職者の特性に適した求人を紹介してくれます。
障害の特性を企業に伝えてもらえる
障害の特性は企業に必ず伝える必要がありますが、自身で説明するのが難しい場合もあります。
転職エージェントを利用すれば、担当者が障害や特性を面接前に伝えてくれたり、同席して話してくれたりします。
サービスによって方法は異なるものの、自分で障害について直接話さなくてもよいので、心理的な負担が減るでしょう。
客観的な強みを見つけてもらえる
オープン就労・クローズ就労問わず、エージェントの客観的な視点は、自分では気づかなかった強みを明らかにしてくれます。
自身の特性や障害が、特定の環境下では強みになるケースも中にはあります。
プロの視点で見てもらうことで、想像もしなかった職場に適正を見つけるかもしれません。
新しく発見した強みは、応募書類に記載したり面接で話したりする材料にも使えます。
新しい可能性を見出して転職の成功率を上げてもらえるのも、メリットのひとつです。
障がい者の転職で失敗しないエージェントの選び方
数多くある転職エージェントの中から自分に合うサービスを利用するためには、次の3つを意識してください。
障がい者の転職で失敗しないエージェントの選び方3選
サポート内容を確認する
各転職エージェントごとのサポート内容を確認しましょう。
転職エージェントでは各サービスごとに対応してくれるサポートは違うため、自身が望むサポートが受けられるかどうか確認が必要です。
ホームページで確認できない場合は、面談したコンサルタントに直接聞いて大丈夫です。
サポート体制を調べる際にチェックしたい項目は、次のとおり。
- 書類添削の回数制限
- 面接練習の回数制限
- 担当コンサルタント以外との面接の有無
サポート体制に不安を感じた場合は、別のサービスを利用するのもいいでしょう。
DIエージェントなら、書類作成から面接対策まで、転職活動の面倒な部分をトータルサポートしてくれます。
現在の仕事が忙しい人にもおすすめできる転職エージェントです。
転職実績を確認する
利用したい転職エージェントの転職実績を確認しておくと、安心感につながります。
具体的には、次の項目をチェックしましょう。
- 非公開の求人数
- 全体の転職数
- 障害別の転職数
- 面接での内定獲得率
経験豊富なサービス・担当者であれば、困ったときにさまざまな視点からアドバイスがもらえます。
たとえば、dodaチャレンジなら、障がい者の転職において、豊富な支援実績を持っているため安心して活動できます。
2〜5社のエージェントを併用する
転職エージェントを利用する際は複数のエージェントを併用するのが一般的です。
具体的には2社〜5社のエージェントを利用して、選択肢を広げておきましょう。
障がい者向けの求人は、一般的な求人と比較すると少なくなってしまいます。
そのためできるだけ選択肢を増やしておき、視野を広げましょう。
また、各エージェントはホームページには公開していない「非公開求人」を保有していることがほとんどです。
非公開求人は、コンサルタントから直接紹介されてはじめて知れるので、転職サイトを見るだけでなくエージェントへの登録が重要となります。
迷ったら、障がい者転職に特化している「dodaチャレンジ」や転職支援実績No.1の「リクルートエージェント」に登録すると良いでしょう。
障がい者が転職エージェントを賢く利用するコツ
障がい者が転職エージェントを賢く利用するためには、次の6つのコツを理解しておきましょう。
障がい者が転職エージェントを賢く利用する6つのコツ
障害の特性を正確に伝える
オープン就労の場合、あなたの障害の特性は正確に伝えておきましょう。
担当者が障害の特性を正確に理解していないと、求人のミスマッチに直結します。
同じADHDでも、多動性が強く出るのか、注意欠如が強く出るのかは人それぞれです。
担当者との面談では正確に伝えておきましょう。
自身の障害について話すことに抵抗があるかもしれませんが、自分の望むキャリアを実現させるためにも、詳細に伝えることが重要です。
希望条件を明確に伝える
希望条件は詳細かつ明確に伝えておきましょう。
オープン就労の場合、障害への配慮・理解がどの程度あるかを事前にすり合わせておく必要があります。
また、クローズ就労の場合では、障害の説明を転職エージェントにしないため、あなたの特性にあった条件を自身で考える必要があります。
苦手な作業を任されたり偏見があったりする職場では、キャリアアップは難しくなるため、転職エージェントと正確に希望条件を共有しておく必要があります。
また、健常者よりも通院頻度が高くなる場合は、年収や休暇などの待遇面もチェックしておくといいでしょう。
dodaチャレンジなら、求職者の経験や特性を踏まえたうえで、豊富な知識を持ったコンサルタントが求人を検索してくれるので、希望年収を叶えやすいです
自主的に行動する
転職エージェントを利用する場合でも、よりいい転職を目指すのであれば自主的な行動が重要となります。
具体的には次のような行動を心がけましょう。
- 担当者との連絡を頻繁にとる
- 質問は積極的に行う
- 色々な求人を見てみる
- 自身の状況の変化をこまめに担当者へ伝える
色々な求人を見ておくことで、転職市場で何が必要とされているかが掴めます。
また、自主的な求職者は意欲的に感じられるため、優先して求人を紹介してくれる可能性もあがりでしょう。
担当コンサルタントが合わなければ変更する
面談の際に、雰囲気が合わなかったり価値観のずれを感じた場合は、担当を変更してもらいましょう。
担当者に直接伝えるのは心苦しいという方は、お問い合わせフォームなどから連絡しても大丈夫です。
時間は有限なので、合わないと感じた担当者と無理に関係を続ける必要はありません。
面接練習を活用する
オープン・クローズ就労問わず、面接は採用の可否を決める重要なファクターです。
練習を重ねて自信を持って臨めるようにしておきましょう。
自身の障害によって面接が苦手な方や、障害があるから自信が持てない方もいるかもしれません。
しかし、面接は練習を重ねることで大きく効果が出ます。
担当コンサルタントからのフィードバックが恥ずかしいかもしれませんが、慣れるまで何回も面接練習をして、希望の転職先をつかみましょう。
また、面接練習は、可能なら複数のコンサルタントにしてもらうのがおすすめです。
複数の視点で見てもらったほうが、より内容をブラッシュアップできます。
dodaチャレンジなら、dodaで培われた豊富な支援実績をもとに、障がい者の転職に特化した面接対策を行ってくれます。
採用面接後にフィードバックをお願いする
採用面接が終わったら、担当者を通して企業からフィードバックがもらえないか確認しましょう。
どのような点が良かったか、悪かったかを知ることで、たとえ不採用であっても次の面接につながります。
意外とやっている人が少ないですが、すべての経験を成長のきっかけにかける姿勢が重要です。
障がい者が転職エージェントを利用するステップ
STEP1
転職の目的を明確にする
転職の目的を明確にしておくと、求人を紹介されたときに判断がしやすくなります。
たとえば、「障害に配慮がある企業にしたい」、「今よりも年収を上げたい」など。
目的によって、あなたに合う企業は異なるはずです。
ミスマッチを予防するためにも、転職する目的をはっきりさせておくのがおすめです。
STEP2
エージェントに登録する
転職の目的が明確になったら、興味がある転職エージェントへ登録をしましょう。
また、登録時は正確な情報を入力するように注意してください。
コンサルタントは登録時に入力された情報をもとに求人を探すため、ミスがあった場合は希望と合わない企業を紹介される可能性があります。
特に個人情報などはしっかり確認したうえで入力しましょう。
STEP3
コンサルタントと面談する
転職エージェントサービス内の担当のコンサルタントが決まり次第、面談が行われます。
面談日程の候補日が連絡されるので、なるべく早くレスポンスを行い、意欲的な活動を心がけましょう。
予定が合わない場合は都合がよい時間を3つほど伝えれば大丈夫です。
STEP4
求人に応募する
面談のヒアリングをもとに、担当者が求人を提案してくれるので、自身の希望に沿う場合は応募しましょう。
求人は、以下の2つの観点で紹介されることが多いです。
- あなたの職務経歴に沿う仕事
- あなたの経歴を活かせそうな未経験の仕事
STEP5
選考・面接に臨む
応募する企業が決まったら、面接練習をしましょう。
担当者は応募が決まったら企業側と連絡をとるため、面接での質問内容を把握している場合もあります。
アドバイスをもらいながら、何度も練習して自信をつけてください。
STEP6
内定後退職の準備をする
内定を獲得したら、退職に向けた準備をすすめましょう。
どのような手続きが必要かは、担当者にアドバイスをもらえます。
転職エージェントによっては退職時のサポートを行っている場合もあるので、事前に確認しておくといいかもしれません。
まとめ | 障がい者向けの転職エージェントを活用して希望を叶えよう
障がい者が転職エージェントを利用する際は、担当者に障害の特性含む自身の希望を理解してもらうことが重要です。
そのためには自身の障害について理解し、正確に情報を伝えるようこころがけましょう。
転職自体を迷っている方も、まずは転職エージェントへの登録だけ行い、転職市場調査に活用してみてもいいかもしれませんね。
エージェント選びに迷う方は「dodaチャレンジ」と「リクルートエージェント」に登録してみてください。
障がい者の転職でよくあるQ&A
Q 転職エージェントの利用は無料ですか?
A すべて無料です。
エージェントは求職者が転職に成功した場合、企業から報酬を受け取る仕組みのため、求職者が費用を負担することはありません。
Q 障がい者向けの転職サイトと転職エージェントの違いは何ですか?
A 違いは次のとおりです。
- 転職サイト:求職者自身が検索して応募するサービス
- 転職エージェント:担当者との面談を行い求人を紹介してもらうサービス
他にも、企業からのスカウトを待つタイプもあります。
Q 新卒の障がい者でも転職できますか?
A 可能です。
新卒なら採用後の成長を見据えたポテンシャル採用もあります。
未経験の場合はサポート体制が充実している「dodaチャレンジ」がおすすめです。
Q 40代・50代の障がい者でも転職できますか?
A 可能です。しかし、経験を活かした専門性があった方が有利です。
一般的に、40代以上は未経験での転職は難しいとされています。
40代以上であれば、経験のある業界で、体調や働き方に配慮のある求人を優先的に紹介してもらうと成功しやすいでしょう。
Q エージェントからの求人紹介を断ることは可能ですか?
A 可能です。
担当者によっては「あなたの可能性を広げたい」と考えて、希望と異なる求人を紹介する場合もあります。
検討の結果「やはり希望に合わない」と判断した場合は、理由も含めて断る旨を伝えましょう。
Q 障がい者が転職するまでの必要期間はどのくらいですか?
A 一般的には3ヶ月〜4ヶ月とされています。
ただすでに退職していて、転職活動に時間が割ける場合は、1ヶ月〜2ヶ月での内定獲得も可能です。