女性向け|40代から始める仕事31選を一覧で紹介!資格や在宅
子育てが落ちついてきたので仕事を頑張りたい!
でも、40代から始められる仕事ってあるの?
多くの女性にとって、40代はライフステージが変わる節目の時期です。
専業主婦としての生活に区切りをつけて新しい仕事を始めたいけれど、仕事探しに不安を感じる、という方も多いでしょう。
結論をいえば、40代から始められる仕事はあります。
本記事では、資格を取って生かせる仕事や在宅ワークなど、おすすめの仕事31選をご紹介します。
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Q.女性が40代になっても続けられる仕事は?
未経験の分野ではなく、自分の経験が活かせる職種がおすすめです。
たとえば家事代行は、主婦としてのスキルを活かせるでしょう。
医療系やIT系などの専門職もおすすめです。
そのほか、在宅でできる仕事も40代の女性が働きやすい分野であると考えられます。
在宅ワークの中でもWebライターやWebデザイナーなどは、フリーランスとして活躍する方が多い仕事です。
Q.40代の女性が正社員になれる割合は?
内閣府が2021年度に行った調査によると、40代女性の正規雇用率は30.9%で、全体の半数以上がパート・アルバイト・派遣社員・契約社員として働いています。
この調査から分かるように、40代の女性が正社員になれる割合は、高くないのが現状です。
また、非正規雇用の割合は40代・50代・60代と徐々に上がっていく傾向があり、年代が上がるにつれて正社員になれる可能性が低くなっているのが分かります。
出典:男女共同参画局「2012〜2021年の家系実質可処分所得の推計」・「男女共同参画白書令和5年度版」
40代から始められる女性におすすめの仕事
40代から始められる仕事、まずはおすすめの職種を10種ご紹介しましょう。
事務職
事務職は、経験者であれば採用されやすい仕事ですが、未経験歓迎の求人も多く、40代からでも始めやすい仕事だといえるでしょう。
事務職にも一般事務・医療事務・介護事務・経理事務などがあり、種類はさまざまです。
また、データ入力・顧客データ管理などを専門に行う求人もあります。
コツコツ取り組む作業が得意な人におすすめで、ExcelやWordを使うのが得意であれば強みになります。
在宅の求人も多く、ライフスタイルに合った仕事が選べるでしょう。
「ママワークス」で検索すると「アパレルECサイトの商品データ登録」といった求人があります。
経理職
経理は会社のお金の流れを記録・管理する、会計業務の1つです。
細かい数字を正確に処理できる人、集中力のある人、計画したことをコツコツと進められる人に向いています。
経験者募集の求人が多数ですが、未経験でも可能な仕事もあります。
経理の仕事をするなら、簿記の資格を取っておくのがおすすめです。
日商簿記3級や2級を取得するとよいでしょう。
経理の求人としては「会計ソフトfreeeへの入力や各種書類作成」といった経理事務サポートの仕事があります。
接客業や飲食業
接客業は店舗や施設でお客さんと接し、販売や受付を行います。
オフィスワークとは異なり、体を動かすことが多いため、ある程度の体力が求められます。
人と接するのが好きな人や細やかな気配りができる人におすすめですので、40代の女性であれば、これまでの社会経験が活かせる場面も多いでしょう。
デパートの販売員・ホテルのフロント・飲食店のスタッフ・観光案内所の職員など活躍の場は広く、新しい職場で働く場合にも前職の経験が強みになります。
スーパーやドラッグストア
スーパーやドラッグストアでの品出し・レジ打ちも、40代の女性が始めやすい仕事です。
アルバイトやパートでの求人が多く、勤務時間の融通がきくため、自分の生活に合った働き方ができます。
自宅の近くで働く場所を探すこともできます。
特に資格は必要ありません。
ただし、ドラッグストアで働く場合「登録販売者」の資格を持っていると、薬剤師不在のときでも一般用医薬品が販売できます。
就職や転職の際、有利になるでしょう。
介護職
介護職は、介護保険制度で介護の対象とされる方に、日常生活を送るうえでの援助を行う仕事です。
社会の高齢化が進む中、介護職の需要は年々高まっています。
未経験者向けや年齢を問わない求人も多く、パートでも始められるため、40代の女性におすすめです。
介護に関する資格を持っていれば仕事の幅が広がり、スキルアップにつながるでしょう。
代表的な資格は次のとおりです。
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士実務者研修
- 認定介護福祉士
- ケアマネジャー(介護支援専門員)
介護職の求人を探すなら「レバウェル介護」がおすすめです。月給40万円以上、時給2,000円以上の求人が数多く掲載されています。
営業職
営業職は、商品やサービスの販売・契約を行います。
年齢よりも成果を評価されるため、40代の女性でも活躍できる職種です。
高いコミュニケーション能力が求められ、就職の際は過去に営業職の経験があると有利になるでしょう。
中でも保険営業や不動産営業は、人生経験豊富な40代の女性に向いている分野です。
関連する資格を取得すれば、専門職としてさらに活躍できます。
保険営業であればファイナンシャルプランナー、不動産営業ならば宅地建物取引士の資格取得がおすすめです。
軽作業
軽作業とは、簡単で誰でも覚えやすい仕事で、品出し(ピッキング)・シール貼り・検品などがあります。
基本的に人と接することが少ないため、1人で黙々と取り組みたい人におすすめです。
アルバイト・パート・派遣社員などの求人が多く、短い時間からでも働きやすい職種です。
ただ、軽作業といっても、中には重い物を持つ仕事もあるため注意しましょう。
軽作業の求人には「製品の梱包・ラベル貼り付け・清掃」といった仕事があります。
塾講師や家庭教師
塾講師や家庭教師といった教育関連の仕事は、勉強が好きな人・教えることが好きな人・子どもが好きな人に向いています。
40代からでも経験を積んでスキルを身につければ、生涯続けられる仕事になります。
塾の仕事の中にも、集団指導・個別指導・採点や添削など、さまざまな種類があります。
中には時給2,500円以上を提示する求人も多く、やりがいを感じつつ安定した収入が得られる仕事だといえるでしょう。
家事代行サービス
家事代行サービスは、高齢の方や普段忙しい方に代わり、依頼者の家で家事を行う仕事です。
掃除・洗濯・食事の用意・買い物など、仕事の内容は多岐にわたります。
年齢制限を設けていない求人が多いため、40代からでも活躍できるでしょう。
普段行っている家事全般がそのまま仕事に活かせ、なおかつ、人の役に立っている実感が味わえます。
働く曜日や時間帯などの自由度が高く、40代女性のライフスタイルに合った働き方が可能です。
必要な資格は特にありませんが、関連する資格を持っていれば就職する際に有利でしょう。
ハウスクリーニング技能士・クリーニングインストラクター・調理師などの資格がおすすめです。
警備員
警備は社会の安全や個人の財産を守る重要な仕事で、施設警備・交通警備・輸送警備・身辺警備といった種類があります。
年齢不問で未経験でも可能である求人が多く、女性の警備員も増えているため、40代の女性でも始めやすい仕事です。
ただし、中には「夜勤がある」「危険を伴う」「体力が必要」といった職場もあります。
仕事内容を事前にしっかり確認し、自分に合った求人を探しましょう。
女性が40代からでも資格取得を目指せる仕事
これまでにも少し触れましたが、仕事をする際、資格を持っていると有利に働くことがあります。
ここからは、女性が40代からでも資格を取得して目指せる仕事をご紹介しましょう。
行政書士
行政書士はクライアントからの依頼を受けて、業務を行います。
その内容は、各省庁・都道府県庁・市区町村の役所・警察署などに提出する書類の作成業務や許可申請の代理、相談業務などです。
行政書士法にもとづく国家資格で、2023年度に行われた行政書士試験の合格率は約14%でした。
過去には合格率が10%未満だった年もあり、難易度の高い試験であることがうかがえます。
しかし2023年度の受験者は、3分の1が女性です。
また、合格者を年代別に見ると、40代が占める割合が26.4%と最も高くなっています。
40代女性でも取得を目指せる資格であるといえるでしょう。
試験に合格するにはトータルで800時間の勉強が必要だといわれます。
挑戦するのであれば、通信講座や資格試験対策の予備校を利用して効率的に勉強しましょう。
「ママワークス」で検索すると「ママ・主婦歓迎 在宅ワークの行政書士の仕事」といった求人例があります。
出典:一般財団法人行政書士試験研究センター「令和5年度行政書士試験/都道府県別試験結果一覧」「令和5年度試験結果分析資料」
社会保険労務士
社会保険労務士は「社労士」とも呼ばれ、企業において最も重要な「人」に関する諸問題を扱う人事・労務の専門家です。
主な仕事は、労働社会保険諸法令にもとづく申請書類の作成・書類提出手続きの代行・コンサルティング業務などで、労働問題が増える中、年々需要が高まっています。
受験に際して年齢制限が設けられていないため、40代女性にもおすすめの資格だと考えられるでしょう。
2023年度の社会保険労務士試験の合格率は6.4%で、前の年の5.3%より高くなったとはいえ、難関であることが分かります。
合格するには800〜1,000時間程度の勉強が必要であるといわれているため、自身に合った方法で効率よく準備を進めましょう。
出典:厚生労働省「第55回社会保険労務士試験の合格者発表」
宅地建物取引士
宅地建物取引業を行う際は、国土交通省令が定める数の宅地建物取引士を事務所に置く必要があります。
この宅地建物取引士、通称「宅建」の資格を取得するには、宅地建物取引士資格試験に合格しなくてはなりません。
宅建は不動産関連業界はもとより、建築業界・金融業界など幅広い業界での需要が高く、就職や転職で有利に働きます。
業界未経験であっても、宅建があれば年齢に関係なく就職しやすいため、40代女性にもおすすめの資格です。
宅地建物取引士資格試験の合格率は例年16%前後。2023年度の合格率は17.2%でした。
難易度は高めですが、出題傾向をふまえて効率的に勉強すれば、半年ほどの勉強で合格することも可能です。
出典:一般財団法人不動産適正取引推進機構「試験実施概況」
医療事務
医療事務は医療機関の受付・案内・案内のほか、医療費の計算・カルテの管理・医師や看護師のサポートなどを行います。
幅広い年代の人が活躍できる仕事であり、40代の女性にもおすすめです。
ただし人気が高いため、競争率も高い傾向にあります。
資格がなくてもできますが、医療事務に関する資格を持っていると就職する際に有利です。
医療事務の資格は、国家資格ではなく民間の資格であり、種類も数多くあります。
試験の内容や合格率などを調べ、自分に合った資格に挑戦するとよいでしょう。
主な医療事務の資格は以下のとおりです。
- 医療事務技能審査試験(メディカルクラークⓇ)
- 医療事務管理士(技能認定振興協会)
- 診療報酬請求事務能力認定試験(日本医療保険事務協会)
- 医療事務認定実務者Ⓡ(全国医療福祉教育協会)
登録販売者
登録販売者は、薬局やドラッグストアなどで一般用医薬品の販売ができる資格です。
店頭に薬剤師が不在でも登録販売者がいれば、第二類・第三類医薬品販売についてお客さんに説明し販売できます。
そのため必要とされる場面が多く、資格を取得していれば就職しやすいでしょう。
年齢・性別・実務経験の有無といった受験資格はありません。
合格するための勉強の目安は200~300時間で、合格率は例年40~50%です。
40代からでも挑戦しやすい資格だといえるでしょう。
出典:厚生労働省「これまでの登録販売者試験実施状況等について」
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは、相談者の将来の夢や目標に向けて、お金の面から相談に乗りサポートします。
家計管理・教育資金・老後の生活設計・税制・保険など、相談する内容はさまざまです。
活躍の場も、銀行・生命保険会社・証券会社・不動産会社・官公庁など幅広く存在します。
お金という身近なものを扱うため、未経験者でも取り組みやすく、40代の女性にもおすすめです。
合格率は3級40~80%、2級は20~60%、1級は7~18%です。
2級・3級であれば、ほかの国家資格と比較して合格率が高めになっています。
2級合格に向けた勉強時間の目安は、200~300時間です。
出典:NPO法人日本FP協会「FP技能士の取得者数 及び 試験結果データ」・一般社団法人金融財政事情研究会「試験結果」
キャリアコンサルタント
「キャリアコンサルティング」とは、働く人の職業選択・職業生活設計・職業能力の開発や向上に関する相談に乗り、助言や指導を行うことをいいます。
キャリアコンサルタントはキャリアコンサルティングを行う専門家で、2016年に国家資格となりました。
企業内で従業員のキャリア形成に向けてカウンセリングを行ったり、大学・行政機関・人材派遣・職業紹介施設などで就職のための支援をしたりします。
40代の女性にとっては、これまでの人生経験が活かせる仕事だといえるでしょう。
合格率は40~60%で、合格に向けた勉強時間の目安は150時間以上といわれています。
出典: キャリアコンサルティング協議会「合格発表」・日本キャリア開発協会「試験結果」
インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターは、住む人に合った快適な住まいづくりのために、インテリアの選定について助言をする仕事です。
その内容は、室内レイアウト・壁紙やカーテン・照明や家具の選択と配置など、インテリア全般に及びます。
活動の場は、一般の住宅・オフィス・店舗・ホテル・学校などざまざま。
インテリアに関する興味とセンスを持っていることが重要であり、長く働ける仕事でもあるため、40代の女性にもおすすめです。
経験の有無を問わない求人もありますが、未経験の場合は資格を持っていると就職に有利です。
2023年度のインテリアコーディネータ資格試験の合格率は、24.9%でした。
合格に向けた勉強時間の目安は200~300時間です。
出典:公益社団法人インテリア産業協会「インテリアコーディネーター資格試験 試験結果」
日本語教師
日本語教師とは、日本語を母国語としていない人に日本語を教える仕事です。
2024年4月、日本語教師の国家資格として「登録日本語教員」が新たに創設されました。
来日する外国人の増加や、外国人の在留資格である「特定技能」の拡大を受け、日本語教師の活動の場は年々広がっています。
50代・60代の人が数多く活躍しており、40代の女性でも始めやすい仕事です。
日本語教師になるには「試験ルート」「養成機関ルート」の2つの道があります。
いずれにしても日本語教員試験に合格することと、登録実践研修機関での実践研修を終了することが必要です。
2024年に始まった制度ですので、詳しくは文部科学省「日本語教員試験に関すること」に随時発表される情報をご確認ください。
オンライン秘書
オンライン秘書は、インターネットを通して企業をサポートする仕事です。
リモートワークの普及や働き方の多様化を背景に生まれました。
仕事内容は、一般的な秘書の業務(スケジュール管理・飛行機やホテルの手配・メールや電話応対など)に留まらず、経理や総務、人事・採用など幅広いのが特徴です。
PCのスキルやコミュニケーション能力、スケジュール管理能力があれば、未経験でも始められるため、40代女性にもおすすめの仕事です。
秘書検定・日商簿記・日商PC検定などの資格を持っていると、就職に有利でしょう。
求人を検索すると「医薬品の卸販売会社でのオンライン秘書」といった仕事が見つかります。
バスやトラックの運転手
近年、バスやトラックの運転手は高齢化が進み、人手不足に陥っています。
そのため、40代女性でも採用されやすく、始めやすい仕事だといえるでしょう。
バスやトラックの運転手になるには「大型二種運転免許」が必要です。
これは運転免許の中で、最も難易度の高い免許だといわれています。
そのため、最初のうちは普通自動車免許で2tトラックを運転し、仕事をしながら自動車教習所に通って大型二種を取得するという人もいます。
教習所に通う日数は少なくとも約12日間で、合宿教習であればさらに短く、1週間程で筆記試験が受けられるでしょう。
女性が勉強次第で40代からでも始められる仕事
40代の女性におすすめの仕事の中には、それなりの勉強量が必要とされる職種もあります。
ここでは以下の3つの仕事について解説しましょう。
プログラマー
プログラマーの仕事は人手不足が続いており、求人が豊富にあります。
一見すると就職しやすいように思えますが、学習することが多く、40代女性が完全に未経験から始めるのは難易度が高いと考えられます。
しかし、不可能ではありません。
若い世代にはない高いコミュニケーション能力は、プログラマーとしての強みになります。
まずは、プログラマーに必要なプログラミングスキルを、効率よく身につけてください。
さらに、資格を取得すれば就職で有利に働きます。
おすすめの資格としては、基本情報技術者試験・ITパスポート試験・プログラミング能力検定・PHP技術者認定試験などがあります。
Webデザイナー
Webデザイナーとは、Webサイトの設計やデザインをする仕事です。
デザインの基礎知識とITの知識が求められます。
年齢に関係なくスキルの有無が重視されるため、40代からでも勉強してスキルを身につければ活躍することが可能です。
必要な資格は特にありませんが、PhotoshopやIllustratorは使えるようになっておきましょう。
また、コーディングのスキルも習得するのがおすすめです。
「未経験でも可」の求人には「完全在宅・Webデザイナー」といった仕事があります。
Webマーケティング
Webマーケティングは、WebサイトやSNSを活用して商品を販売したり、ブランドとしての認知を高めたりする仕事です。
EC市場の拡大や、Webサイトでの販売・集客に注目が集まる中、Webマーケティングの需要も高まっています。
Webマーケティングには、SEOや広告運用に関する知識が必要とされます。
スクールや通信講座を活用して、実践的なスキルを身につけましょう。
副業からでもOK!40代女性におすすめの在宅仕事
本業のかたわら、副業をすることを認める企業も増えてきました。
ここでは、40代女性の副業としてもおすすめの、在宅ワーク7つをご紹介します。
データ入力
データ入力とは、リストの情報やアンケートの結果などをExcelやPCのシステムに入力していく仕事です。
比較的単調な作業であるため、PCと基本的なPCのスキルがあれば、誰でもできます。
好きな時間に取り組めて場所も選ばないため、在宅の仕事として最適です。
コツコツと続ける集中力が必要とされますが、慣れてくると作業スピードが上がり、効率よく進められます。
また、速さよりも正確さが第1に求められます。
テレアポ
テレアポは、個人の家や企業に電話をかけて商品やサービスの購入をおすすめし、商談のアポイントを取る仕事です。
用意されたリストをもとに1軒ずつ電話していくため、ずっと座りっぱなしでできます。
在宅ワークの求人も多く、服装や髪型も自由です。
未経験であっても、人と話をするのが好きな人であれば始めやすく、長く続けられるでしょう。
テレアポの求人には「一般家庭にリフォームの紹介をするコールスタッフ」といった仕事があります。
文字起こし
インタビューの音源を聞いてPCに日本語を入力し、原稿に書き出していく文字起こしも、在宅ワークに多い仕事です。
音源は、会議・インタビュー・セミナーなどさまざまです。
録音されている内容を変えずにそのまま文字にする素起こしや、「えー」といった意味のない言葉をカットして文字に起こすゲバ取り、読みやすく要約していく整文などの手法があります。
自動で文字起こしをしてくれるアプリやツールもあります。
完璧ではないため人による確認作業が必要となりますが、補助的に使うと作業の効率が格段に上がるでしょう。
Webライター
Webライターは、Webサイトに掲載する文章を書くのが仕事です。
分かりやすく書くだけでなく、SEOの知識を活かした文章を書き、記事が多くの人の目に触れるようにします。
在宅でできるため、仕事をする時間や場所を選びません。
文章を書くことが苦でない人や、人に何かを伝えるのが好きな人に向いています。
未経験でも可能な求人は、報酬が低く設定されている場合が多いでしょう。
金融や医療など、これまでの経験を活かした得意分野を極めると、単価の高い仕事が狙えます。
動画編集者
動画編集者は、クライアントから送られた動画を編集し、エフェクトを加えたり、BGMやテロップを挿入したりします。
PC1台あれば1人でもできる仕事で、40代の女性でも在宅で始められます。
動画の編集ソフトを使いこなすスキルが必要ですが、実践の中で身につけることもでき、マスターすれば長く続けられる仕事です。
動画の編集にも流行りがあるため、そういったトレンドをキャッチして取り入れる柔軟さが求められます。
求人を検索すると「TikTokを想定した動画編集」といった仕事が見つかります。
SNSの運用代行
SNSの運用代行は、企業のInstagramやTikTokを企業に代わって運用する仕事です。
掲載する画像や動画の撮影・編集も行います。
SNSが好きな人に向いています。
自身のSNSを運用したことのある人なら、年齢関係なく副業として始められるでしょう。
求人を検索すると「アーティストのSNS運用代行業務」といった仕事があります。
ハンドメイド作家
ハンドメイド作家は、アクセサリー・洋服・インテリア小物などを手作りし、販売します。
手軽にネットショップが開けるようになり、副業としてハンドメイド作家になる人が増えてきました。
趣味と実益を兼ねた仕事で、隙間時間に自宅でできるのが魅力です。
競合相手との差別化のためには、オリジナルのタグやカードをつけてブランディングに力を注ぐのもおすすめです。
何歳からでも始められ、固定ファンが増えれば安定した売り上げが見込めるでしょう。
女性が40代で仕事を探すときのポイント
女性が40代から始められる仕事はさまざまですが、実際に仕事探しを始めると難しい局面に突き当たることがあります。
留意したいポイントをご紹介しましょう。
働き方の種類を知る
仕事を探す際は、正社員として働くことにこだわらないで、ほかの働き方にも目を向けてみましょう。
勤務先との関係には、パート・アルバイト・派遣社員・契約社員など、多様な選択肢があります。
中でも、近年増えているのが業務委託です。
この場合、企業と雇用関係を結ばずにフリーランスとして仕事を請け負うため、複数のクライアントから仕事を受けることができます。
また、業務委託には在宅でできる仕事が多く、働く時間を自身で管理できます。
仕事探しの際、こうしたさまざまな働き方を視野に入れると、就職の機会が広がるでしょう。
自分のキャリアや得意分野を整理する
40代の女性は、すでにある程度のキャリアが形成されており、自身の得意な分野も分かっていることが多いでしょう。
仕事探しをする際は、一旦自身を振り返り、これまでのキャリアや得意分野を整理してから臨むことをおすすめします。
仕事に限らず、身内の介護・趣味・PTAの活動などの経験も振り返ってみましょう。
そのような経験を活かした仕事に目を向けてみるのもおすすめです。
自分の可能性を診断するには、ミイダスを利用してはいかがでしょうか。
自分に向いている職種や、自分では気づきにくい長所・短所が見えてきます。
理想の生き方を考える
仕事を探す前に自分を見つめ直し、自身が抱いている理想の生き方を再確認することもおすすめします。
「フルに働いて稼ぎたい」「子育てや介護と仕事を両立させたい」「やりがいを感じたい」といった目標を明確にすれば、仕事を探すときの軸になるはずです。
実際のところ、30代・40代・50代と年代が上がるにつれて、新しい仕事を始めるのは難しくなっていきます。
できれば、40代の今から定年退職の歳まで、一生働けるような仕事を見つけましょう。
市場や需要を分析する
仕事探しには、就職市場の需要を分析することも重要です。
一般的に40代の女性には、職場のマネジメント能力や即戦力としてのスキルが求められます。
そのため、40代で1から始める仕事を探そうとしても、見つかりにくいおそれがあります。
そのような中でも、人手不足といわれる分野であれば、未経験でも採用されるケースがあります。
今、需要が高まっているのはどのような分野なのか、市場を分析してください。
先述のとおり、プログラマーや介護職などは、需要が高く求人が多い傾向にあります。
そういった仕事を視野に入れ、キャリア形成につながる資格を取れば、仕事探しの成功につながるしょう。
稼ぎたい金額を決める
稼げる時間や自身のスキルをもとに、稼ぎたい金額を決めておくのもおすすめです。
報酬に関する条件が明確になることで、仕事探しの方向性がある程度定まります。
また、具体的な数値目標があると、仕事探しのモチベーションが上がります。
スキルアップにつながる資格を取得しようという姿勢が生まれるでしょう。
資格の取得を目指す
就職や転職に役立つ資格を探すことも重要です。
40代から新しい仕事を始めるなら、未経験であることを補うためにも、積極的に資格の取得を目指しましょう。
資格を取得することで、専門的な知識を持っていることの証明ができ、就職や転職に有利になります。
職種によっては関連する資格が複数あるため、自分に必要な資格を選んでください。
そして情報を収集して、資格取得に向けた効率的な勉強の計画を立てましょう。
友人や知人からの紹介を受ける
友人や知人など、同年代からの紹介を受けることも、仕事探しには必要です。
たとえ年齢不問の求人であっても、職場にいる人達の年代があまりにも違うと、働きにくさを感じてしまいます。
できれば、自身と同じ年代の人が多く働いている職場を紹介してもらいましょう。
プロに相談する
仕事探しに向けて何から始めればよいか分からないという場合は、就職・転職のプロに相談するのがおすすめです。
キャリアカウンセリングを受ける、あるいは転職エージェント・転職サイトを利用してはいかがでしょう。
経験やスキル、希望の条件をヒアリングして、おすすめの求人を探してくれます。
また、面接や履歴書でどのように自分をアピールしたらよいのか、アドバイスももらえます。
転職エージェントを利用するなら「リクルートエージェント」に登録しておくのがおすすめです。求人例を確認しておくと、仕事探しの指針となるでしょう。
また、自身の可能性を見つけるための自己分析なら、ミイダスの可能性診断を利用してはいかがでしょうか。
行動特性を分析し「あなたに興味がある企業数」「あなたに類似した年収実績」を提示します。
40代女性が転職活動でアピールできること
40代での転職には困難がつきまといますが、40代女性だからこそ転職活動でアピールできることもあります。
時間に融通がきく
第1のアピールポイントは、時間に融通がきくことです。
学生であれば、授業がある平日の昼間はシフトに入りにくいでしょう。
しかし、40代の女性はそうした時間帯でも働けます。
子育てに一区切りついている人も多く、幼稚園の送迎や学校行事に生活を合わせる必要がなくなった分、仕事に割ける時間も多くなります。
このことは、転職活動でのアピールポイントになるでしょう。
基本的なビジネスマナーが身についている
第2のアピールポイントは、これまでの人生で身につけたビジネスマナーです。
40代の女性の多くは、長い勤務経験の中で基本的なビジネスマナーが備わっているでしょう。
社会常識のある人は、企業側も安心して採用できます。
これは20代・30代の頃にはなかった強みです。
面接に臨む際は、これまでの経験や知識を活かし、礼儀正しく落ちついた受け答えをすると、よい印象を与えられるでしょう。
40代で未経験から仕事を始めるときの注意点
実際に40代で未経験から仕事を始める際、注意した方がよいポイントを7つ解説します。
企業が求めるスキルを考える
「未経験でも可」とはいっても、完全に未経験からでは採用されないのが一般的です。
企業が求めるスキルは何かを考え、社会人としてのこれまでの経験を活かせるかどうかが重要です。
その経験に加え、仕事に役立つ資格を取得することで信頼を得ることができ、活躍の場が広がるでしょう。
自己アピールの方法を考える
一般的に40代の女性は、即戦力としてのスキルを求められます。
そのスキルが不足しているのであれば、効果的な自己アピールの方法をよく考えておきましょう。
実務経験が少ない、あるいはブランクが長いといった場合、そのことを前向きに説明できるよう、キャリアアドバイザーから助言を受けるのもおすすめです。
それと同時に、キャリア形成に有効な資格を取得できるよう、学習プランを立てましょう。
家族からの理解を得る
転職や就職活動においては、家族の理解が必要です。
特に就業時間が長くなれば、夫や子どもに家事協力などをお願いする場面も増えます。
資格試験のための勉強をする場合は、自宅での隙間時間を利用することになるため、家族のサポートが必要です。
そういった将来起こり得ることを家族に伝え、理解を得ましょう。
年下の上司との付き合い方を考える
40代で転職すると、年下の上司や先輩と仕事をすることも少なくありません。
当然のことですが、たとえ年下であっても、上司には礼儀をもって接しましょう。
上司の立場から見ても、40代の新人は教えたり指示を出したりする際、やりにくいと感じることが多いと思われます。
また、全体的に年齢層が若い職場では、40代女性が働きづらさを感じる場面も増えるおそれがあります。
できれば同年代の人が働く職場を選んで応募するよう心掛けましょう。
働ける時間や場所に注意する
まだ子育てが終わっていない場合は、働ける時間に制限が生じます。
もしも職場が遠方であれば、出勤が困難になってしまいます。
無理をして時間をやりくりしようとすると、通勤で体力を消耗して自身の健康を害するおそれもあるでしょう。
交通手段や通勤にかかる時間をもとにして、出勤できる範囲を考えるようおすすめします。
自分の体力を見極める
自分の体力を見極めることも必要です。
体力に自信がない場合は、力仕事はもちろんのこと、立ちっぱなしの仕事も避けましょう。
20代の頃には平気だった立ち仕事が40代ではつらい、ということもあります。
接客業や介護職など、基本的に体力が必要な仕事は避け、デスクワークや在宅ワークを選ぶようにしてください。
最初は副業や在宅ワークから始める
未経験からのスタートの場合、まずは経験を積んでいくことが必要です。
最初は副業や在宅ワークが可能な仕事から取り組んで、小さな実績を重ねていきましょう。
在宅ワークであれば、時間に融通がつかない場合でも、体力に自信がない人でも、自分のペースで働けます。
業務委託、つまりフリーランスであれば、自分自身で1からキャリアを形成していくことになるため、やりがいも感じられるでしょう。
在宅ワークの求人を見つけるなら、業界大手のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」がおすすめです。
未経験者向けの求人も数多く掲載されていますので、登録してみてはいかがでしょう。
40代が在宅ワークをするメリット・デメリット
在宅ワークは、40代の女性が新しい仕事を始める際におすすめです。
この働き方のメリットとデメリットを紹介しましょう。
メリット | ・隙間時間を利用できる ・未経験やブランクがあっても始めやすい |
---|---|
デメリット | ・いきなり稼げるとは限らない |
隙間時間を利用できる
メリットの1つは、隙間時間を利用できることです。
在宅ワークは成果報酬型の仕事が多く、時間的な拘束がありません。
1日の生活の中で空いている時間に集中して取り組めます。
また通勤に時間を割くことがなく、時間を有効に使えます。
自分できちんとスケジューリングをしなくてはなりませんが、自己管理ができる人には向いている働き方です。
未経験やブランクがあっても始めやすい
2つ目のメリットは、未経験、あるいはブランクがある場合でも、仕事を始めやすい点です。
「出勤する必要がない」「時間的拘束が少ない」「自宅で働ける」といった事柄は、新しい仕事を始めることに対するハードルを下げてくれます。
自分のペースで集中して仕事をすることで、効率よくスキルを身につけることができるでしょう。
いきなり稼げるとは限らない
在宅ワークの大きなデメリットは、収入が不安定になりやすく、いきなり稼げるとは限らない点です。
成果報酬型の場合は、未経験から始めるならば特に、報酬が低く設定されていることが多く、長時間働いても割に合わないことがあります。
稼げるようになるかどうかはスキル次第です。
必要な資格があれば取得し、経験を積んでスキルアップを図り、報酬アップを目指しましょう。
まとめ
女性向けの、40代から始められる仕事31選をご紹介しました。
新たな資格を取って活かせる仕事や、在宅でできる仕事など、さまざまな求人があります。
未経験から始める場合はご紹介した注意点をふまえ、在宅ワークを選ぶ場合はメリットとデメリットをよく理解し、自身に合った仕事を探しましょう。
40代女性のための在宅ワーク・副業のお仕事情報なら、ママワークスがおすすめです。
どのようなお仕事があるのか、求人を検索してみてはいかがでしょうか。