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「雇用契約」と「業務委託契約」の違いとは?詳しく解説します!
公開日: 2016.08.05
最終更新日: 2019.04.02
「雇用契約」と「業務委託契約」の定義
お仕事開始前に必ず契約を交わしましょう!
業務委託契約は、企業に雇用されるのではなく、企業と「対等の立場」で業務の依頼を受ける働き方です。
どんな仕事内容を、いくらで、どのように遂行・完了させるか等、仕事の内容、案件ごとに契約を結んで仕事をします。
ですから、仕事をしたあとに報酬の値下げを要求されたり、途中で仕事内容が変更されるなどのトラブルを回避するため、業務委託で働く際は、必ず契約内容を確認しましょう。
報酬や納期など条件面で折り合いがついたら、業務委託契約書を交わし、正式に契約します。
業務委託契約書については、依頼先から提示される雛型があると思いますが、すぐに署名捺印するのではなく、よく読んで内容を確認してください。
特に報酬の部分や追加作業が生じた場合の対応など、不明瞭な点はきちんと協議するようにしましょう。
業務委託の報酬≠給与
とても重要なポイントとして押さえておきたいのが、「業務委託契約で受け取る額は給与ではなく報酬である」ということです。
在宅ワークでいう報酬とは、仕事の完成やその成果に応じて支払われる対価のことで、仕事が完成しなければ報酬を請求することはできません。
報酬は「後払い」になるということです。
そして、報酬による収入がある場合は、原則「確定申告」を行わなければなりません。
雇用契約の給与所得者は、会社が年末調整などもしてくれますが、業務委託契約者は確定申告が必要となります。
在宅ワーカーは、勤務時間や場所などの拘束がなく自由度が高い分、自分自身で管理しなければならない点もありますので、ポイントをしっかりおさえておきたいですね!