「ママワークス」の利用で「自社商品を持つ」という目標を達成
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株式会社フラスコ
株式会社フラスコ
代表取締役社長 藤原 弘一氏
取材:2025.07.22
愛媛県西条市にある株式会社フラスコは、1973年に先代が創業した藤原鉄工所を前身とする。1982年には法人化して有限会社藤原鉄工所となり、2004年に株式会社に移行する際、父の事業を受け継いだ藤原弘一氏が現在の社名へと名称変更した。「フラスコ」には、「研究開発型の企業にしたい」という弘一氏の願いがこめられている。従業員数は32人、在宅ワーカーは1人が活躍中。
突如現れたBtoCのビジネスチャンス。新たな分野に挑戦するために「ママワークス」を活用
高松 | 株式会社フラスコの事業内容を教えてください。 |
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藤原 | 一般産業機械をはじめとする省力化自動機の設計・製作・組立および半導体製造装置、さらには真空関連機器の部品製造を手掛けています。父が創業したころに大手企業の工場が近くにできたこともあり、そちらから注文を受けて機械の設計から製造を行っています。 鉄工所という名前が社内についていたものの、ほとんど鉄を扱っていなかったので株式会社に移行する際に思い切って社名を変えることにしました。 |
高松 | 在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何ですか? |
藤原 | 自社製品のブランディングのために、「ママワークス」で商品開発のスタッフを募集しました。というのも、アイドマさんから営業のアシストを受けていたころ、チタンを使った盃を作成し、賞をもらったのです。 受賞作品は盃のなかに石鎚山、富士山、槍ヶ岳などの山々の立体加工をあしらったデザインのもので、そのデザインに注目され商品化の話がちらほらと出始めました。西条市の市長からも「ふるさと納税」の返礼品として商品化してほしいという依頼もあり、本格的に「モンターニャ・サクラ」という自社商品ブランドの立ち上げに着手することにしました。そのために商品デザイナーを探すことになり、「ママワークス」で頼もしいデザイナーに会うことができました。 |
高松 | 在宅ワーカーの募集から導入にあたってはどのように対応されましたか? |
藤原 | 私が書類選考から面接まで対応しました。社員に頼みたかったのですが、他の業務にも追われているようだったので、自ら対応したという感じです。オンラインの面接でも経験や知見、感性などはわかるものだということが経験できました。 |

「ママワークス」が可能にした頼りになるデザイナーとの出会い。ニッチな業務の担い手探しには課題あり
高松 | どのような業務を在宅ワーカーに依頼していますか? |
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藤原 | 自社商品の企画をお願いしています。チタンを使用した食器を中心に考えてもらっているところです。契約してすぐに、まずはブランドロゴの作成をお願いし、現在は盃以外の商品、例えば箸置きやアウトドア用のカップなどもデザインを依頼しています。「ふるさと納税」に向けて盃の件が進んでいったらオンラインでの販売も始めようと思っています。 もう一つ、CAMオペレーターも募集しているのですが、こちらは3DCADの図面をCAMへ落とし込むスキルが必要となり高度なスキルが必要なので経験者がなかなか現れず、まだ今後に期待、というところです。 |
高松 | 在宅ワーカーとはどのような体制でやり取りをされていますか? |
藤原 | チャットのやり取りと2週間に1回のオンラインミーティングでやり取りしています。成果物の説明をしっかり受けて打ち合わせができるので、進捗をきちんと確認でき、経験豊富なワーカーから提案をもらえるので、安心して新事業を進めることができています。 |
高松 | 困ったことや大変だったことなどはありましたか? |
藤原 | 特にないですね。あえていうなら、自分たちがお願いしたい業務が専門的すぎたり、フローが複雑だったりするために在宅での依頼がしづらいので、依頼できる職種が増えないところです。でも、商品企画のデザイナーに関しては全国から募集が来たおかげでズバリ描いていた通りの人に出会えたので、とてもありがたく思っています。 |

「ママワークス」に登録している経験者は貴重な“人財”。新しいことを始めるならぜひ活用してほしい
高松 | 「ママワークスサイト」の導入効果や良かったことを教えてください。 |
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藤原 | 今までBtoBを専門にビジネスをしてきたので、BtoCはまったく新しい分野でした。でも、先々の動き方がわかるワーカーのおかげで順調に物事を進められています。私の目標の一つである「自社商品を持ちたい」という願いが形になっているので、本当にうれしく思っています。 |
高松 | これから在宅ワーカーの導入を検討している企業へメッセージをお願いします。 |
藤原 | 「ママワークス」を利用したことで、我々が知らない世界に飛び込んでも、しっかりと成果を出すことができました。何か新しいことに挑戦したいのであれば、知見、知識のある人との“出逢い”を期待できる「ママワークス」の存在は貴重だと思います。 |
