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これを読めば全部分かる! Webライターの始め方から壁の乗り越え方とは?【未経験・初心者さん向け解説】
公開日: 2018.08.30
最終更新日: 2023.03.31

目次
Webライターとは? ライターとの違い
Webライターとは、Webサイトの文章を書く人です。
その仕事、作業自体は「ライティング」「Webライティング」などと書かれることもあります。
▷ライターとの違い
Webライターに非常に似ている言葉に、「ライター」があります。
ライターは、「Writer=文章を書く人」です。
小説家、新聞記者、雑誌のコラムニストなど、文章を書く人全般を指します。
大きく見れば、Webライターもライターに含まれると言えます。
ただし、厳密な区分けはないとしても、対応する仕事内容やなりかたの違いから、Webライターとライターは別のものと認識される場合も多いです。
Webライターのお仕事とは?
Webライターの仕事は、Webサイトの文章を書くことです。
基本的には、企業や個人から文章作成を請負い、実際に書いて納品を行うといった職種ですが、その対象は1種類ではありませ。おもに以下のようなものがあります。
・Webメディア記事ライティング
Webメディアとは、インターネット上で公開されるメディアです。
メディアというと、新聞や雑誌、それからテレビ放送などが連想されると思いますが、
インターネットでは、少し知識があればWebサイト構築が容易であるため、有名な新聞社や出版社でなくてもWebメディアの立ち上げが盛んに行われています。
実際に、Webサイト制作会社が、Webメディアを立ち上げたり、そのあとの記事制作を請け負うケースが多く見られますし、記事制作のみに特化した専門会社も存在します。
また、菓子メーカーや証券会社などの企業自身が、自分たち自身でWebメディアを立ち上げ、そこから直接発信しているケースもあります。
これらのWebメディアの記事を実際に書くという業務が、Webライターのおもな仕事です。
・コピーライティング
コピーライティングとは、一般的に、消費者に購買や申し込み等の具体的行動をおこすための文章を書くことです。
広告や宣伝となる文章であり、マーケティング要素が強いものと言えます。
文章といっても、数行で終わるごく短いものから1,000~3,000文字といった長文におよぶものまでさまざまです。
記事を書くWebライターと区別され、コピーライターと呼ばれるケースもあります。
・その他のライティング(プレスリリースやシナリオライティングなど)
新規のWebサイトを公開する場合などで、そこを構成する文章を書くような仕事や、プレスリリースなどに特化したライティングの仕事もあります。
とはいえ、数としては少ない上、一定のスキルや経験を求められることも多く、未経験者にはむかないと言えます。
また、Webで公開するゲームやYouTubeなどのシナリオライティングと呼ばれる仕事もあります。こちらは、単純に文章を書くというよりは、ストーリーを考えるという点で、小説家や脚本家に近いと言えます。
Webライターはどれくらい稼げる?
Webライターはどれくらい稼げるものなのか・・・。
それが一番気になるという方もたくさんいるでしょう。
しかし、これは、「書く量」「書く内容」によって大きく変わってきます。
なぜなら、Webライターは給料制でないことがほとんどだからです。
▷Webライターの多くは業務委託
一般的に多くの人は給料という形でお金を得ています。
時給1,200円の仕事を1日5時間すれば、日給は6,000円となりますし、それを月に20回行えば、12万円が月収となります。
しかし、Webライターのほとんどは雇用制ではなく、業務委託という形で仕事をしていきます。
いわゆる、「成功報酬制」であり、具体的な案件を請負い、書いて納めた分だけの報酬がもらえるという仕組です。
当然、固定給ではなく、有給もありませんし、書かなかった月の収入は0円ということになります。
そのため、いくら稼げるかということに対する答えは、「頑張れば頑張った分だけもらえる」ということになります。
あくまで目安ですが、初心者であれば1時間あたり1,000円程度、慣れてくれば2,000円程度稼ぐことができると言えるでしょう。
▷報酬の計算方法 ~文字単価による計算~
次に、具体的にどのような報酬計算がされるのかについて解説していきます。
Webライティングの報酬は、業務時間に比例するのではなく、書いた文字数に比例していくのが一般的です。
1文字1円などといったように文字単価が設定されており、その場合、4,000字の記事であれば4,000円、1万文字の記事を仕上げれば1万円といったように計算されるという仕組です。
この文字単価は、難易度や必要な知識によって変わります。
たとえば、映画のあらすじや自分の体験談など、ごく簡単なもの、知識が不要なものであれば、1文字あたり0.5円など低めに設定がなされます。
一般的な記事では1円前後が多いです。
一方で、医学的な記事やIT関連の解説などといった専門知識が必要とされる記事の場合は、3~4円などと高額に設定されています。
つまり、同じ文字数を書いたとしても、実際には支払われる金額が全く異なるというわけです。
▷時給で換算するといくらになる?
繰り返しになりますがWebライターの収入は時給によるものではありません。
依頼された記事を作成し実際に納品して初めて報酬が支払われる、請け負い制の仕事です。
たとえば、1文字1円の仕事を受けたとします。
1,000文字書くのに、1時間かかったとします。
その場合、その1,000字に対して1,000円が支払われますから、1時間当たり1,000円稼いだことになります。つまり、時給1,000円だったということになりますよね。
いっぽうで、これが2,000字書くことができていたらどうでしょうか。
1時間に2,000字、2,000円ですから、時給2,000円ということになります。
ということは、ライティングは、早く書ければ書けるほど時給換算で高額になると言えるのです。
次に、1文字3円の仕事を請け負ったとします。
同じように、1時間に1,000文字書いたら、3,000円支払われるので、時給換算で3,000円ということになります。これが2,000字書けたら6,000円支払われるので、時給換算で6,000円の仕事をしたことになります。
Webライターのメリット・デメリット
Webライターのメリットには以下のようなものがあります。
・通勤が不要!
ライティングは、文章を作成して納品をするという仕事なので、自宅で作業することが可能です。
つくった記事はインターネットを通じて納品するだけなので、わざわざ依頼元の企業に出向く必要はないためです。
結果、通勤時間がかからず効率的に仕事をすることが可能ですし、交通費の心配もありません。
通常、パートにでる場合、5分前には到着するよう、そして通勤時間を計算したうえで前もって準備するはずです。たとえば、それが30分だったとします。
実際に契約した時間にならないと給料が発生しませんから、その30分は無駄ということになりますよね。
いっぽうで在宅勤務がOKであるWebライターの場合、パソコンを開いて文字を打ち込み始めたら報酬が計算されていくことになります。
そもそも人と会うわけではないので、わざわざ仕事着に着替えたり化粧さえも必要ないことになります。
・好きな時間に仕事ができる!
ライティングは記事を納品することで報酬がもらえる仕事です。
そこに「何時から始める」「何時間で終わらす」などといったルールはありません。
夜間でもいいですし、早朝でも大丈夫です。
または、日中手があいたとき、たった10分、20分進めておき、あとは夜間に残りをやるという断続的な形でも良いものです。
つまり、自分のペースでできるということが言えますね。
・頑張れば頑張るほど稼げる
Webライターは、記事の文字数に対してお金が支払われます。
つまり、たくさんの記事を書けば書くほど報酬が増えていきます。
さらに、1つの記事にかける時間を減らすことにより、時給換算で高額になっていくということになります。
たとえば、6,000文字の記事の依頼を受け、それを4時間で仕上げた場合は時給換算で1,500円となりますが、それを2時間で終わらせれば3,000円の仕事をしたことになります。また、早く終わった分、つまり2時間を別の記事作成にあてれば、その日はさらに稼げるということになるのです。
・自分の作品が世の中に出回る
記事はインターネット上に公開されることになります。
つまり、自分が書いた作品が世の中に出回るわけですし、人の役に立ったり、人を感動させたりするわけです。
そこに、やりがいを感じる方も多いと言えます。
・人間関係に悩まされにくい
サラリーマンやパートとは異なり、自宅で仕事をすることから、人間関係での悩みが生まれにくい環境にあると言えます。
では次にデメリットについて説明していきます。
・肩こりに悩まされる
ライティングの作業自体は、ずっとパソコンに向かい合って行うものなので、長時間同じ姿勢でいることにより肩が凝ったり、目が疲れたりすることがあります。
とはいえ、一般的な事務でも同じことが言えるので、Webライターに限ったことだからではありません。
・収入が安定しない
Webライターの仕事は、あくまでも請負い制であり、成功報酬制でもあります。
請負う仕事が少なければ、その分、収入も減ってしまうことになります。
つまり、毎月、継続的に一定量を発注してくれる企業を探すことが、収入安定化のポイントと言えます。
自分がどれくらい件数をこなせるのかを見極めたうえで、その分の仕事を確保することが大事です。
とがいえ、企業側は企業側の方針がありますので、その量が増えたり、減ったりすることも十分あり得ます。
場合によっては打ち切りで一切仕事がなくなるといったこともあるのです。
「え?ひどい!」と思うかもしれませんが、そこが、雇用型の職と大きく異なるところです。
雇用保険の失業手当も対象外となるので注意しましょう。
・名前が公表されない
皆さんのなかには、自分の記事が世の中に出回ることに大きなやりがいを見いだす方もいるでしょう。しかし、新聞記者などとは異なり、そこにライターの名前がでるケースは少ないと言えます。
なかには、紙面上のニックネームで名前を載せるメディアもありますし、看護師や弁理士などといった資格が必要であるような記事の場合は、実名を載せるケースもあるかもしれません。
しかしほとんどのケースで、記事はその依頼元の企業のものなり、特にライター名は出ないのが一般的です。
新聞記者や作家に憧れてWebライターを目指す方のなかには、がっかりする方もいるでしょう。
Webライターに必要なスキルとは?
Webライターには、とくに資格は必要ありません。
しかし、最低限、以下のようなスキルは必要です。
・文章力
Webライターは文章を書くのが最大の仕事なので、文章力が必要です。
読んだときにぱっと理解できる文章となっていることが最も重要であると言えます。
・パソコン、ITの基礎知識
記事は、Wordやスプレッドシートで納品するケースが多いです。
企業とのやり取りにはチャットツールを使うことが一般的です。
したがって、パソコン自体や各アプリケーションに関する基本的なスキルが必要です。
「スマホではできないの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、ごく簡単なライティングであれば「スマホでもOK」とされているものもあります。
しかし、商品のレビューを投稿するといったごく簡単なものがほとんどで、仕事内容や報酬も限られてくると言えます。
・調べる力
記事を書くには、いま持っている知識だけでなく、あらたに調べた事実や知識を展開させることが必要です。
基本的に、記事に書くべき内容はおおまかに指定されることがほとんどなので、その案件に関して下調べを行うといった作業が必須となります。
・タッチタイピング
タッチタイピングとは、キーボードを見ずにタイピングをするというスキルです。
大量の文字を書くので、タッチタイピングができないと1つの記事を仕上げるのに大幅な時間がかかってしまうことから、タッチタイピングスキルは必要不可欠と言えます。
ほかにも、ライターとして、徹底しないといけないルールがあります。
企業によっては実際に仕事をする前にルールブックとして配布される場合があります。
たとえば、「人の文章をコピペしてはいけない(記事盗用の禁止)」だったり、「なにかの資料を参照したのであれば、出典や参考記事としてリンクを貼る」などといったルールや、「ねじれ文にならないこと」、「文字数稼ぎのための膨らみ文にしない」といったこともあります。
Webライターに向いている人・向いていない人
Webライターに向いている人とはどんな特徴があるのか、説明していきます。
・文章を書くのが好きな人
もっとも重要なのは、文章を書くのが好き、またはその行為が苦にならないことです。
仕事ではあるものの、実際に言葉がすらすら出てこないと、このWebライターという職業はかなりストレスになります。
そもそも、1文字当たりの単価で報酬が支払われるので、文章を書くのに手間取っていたら稼ぐことはできません。
だからこそ、Webライターにおいては、「文章がすらすら出てくる」ということが必須条件となります。
そのなかでも、より良い文章を書きたいと考えながら仕事ができる人は、とても向いていると言えるでしょう。
・好奇心旺盛な人
記事を書くのに絶対に必要なことは、下調べ、事実の確認です。
もともと専門的な知識があり、その知識だけで書いていけるという方は別ですが、ほとんどの場合、最新情報を確認も含めて書く前の準備が必要です。
そういった意味では、もともといろいろなことに興味があり、深掘りしていく姿勢がある方に向いていると言えます。
・限られた時間や条件下で仕事をしたい人
ライティングの仕事の魅力は、好きな時間に好きな分だけ、好きな場所でできることです。
つまり、「普段はサラリーマンをしていているが、少しだけ副業をしたい」という方や、「赤ちゃんがいるけど、お昼寝の間や、夜寝る前に少しだけ仕事がしたい」といった、限られた条件下で働きたい方に向いていると言えます。
いっぽうで、両親のお世話、介護が必要となり、サラリーマンを辞め、その経験を活かしてWebライターの道を選ぶといった方もいます。
次は、逆に、Webライターに向いていない人とはどんな特徴があるのか、説明していきます。
・文章を書くのが苦手な人
文章が書くのが得意な人がWebライターに向いているのに対し、苦手、または苦手とまではいかなくても時間がかかる人は、向いていないと言えます。
・責任感がない人
Webライティングは、基本、依頼する企業と、それを受けるライターとの信頼関係があって初めて成り立ちます。
ライティングには、基本的なルールはもちろん、記事について条件が決められていることが多いです。
たとえば、文字数や見出しのルール、必ず入れるキーワードなどが指定されたり、記事ごとに納品日が決められています。
そこを守らなかったり、途中で投げ出してしまうなんてことは、絶対に避けたいところです。
Webライティングだけに限ったことではないですが、言われたことは約束事としてきちんとこなす責任感が必要と言えます。
Webライターの1日の過ごし方 ~3人のライターに聞いてみた~
Webライターを実際にやっている人は、どんな人で、どのような仕事をしているか見ていきましょう。
▷ケース1
Webライター歴8年の主婦です。
子どもは2人です。
最初は、子どもが小さかったこともあり、月1~2万円程度しかもらえていませんでしたが、今ではすっかりコツもつかみ、スキルもアップしたので、月に20本くらいの仕事を受け、18万くらい稼げています。
一人で淡々と仕事をしているので、少し寂しいと感じることはありますが、パートに出ても結局人間関係での悩みが出そうなので、かえって気楽でいいのかなと思います。
書いている内容は、美容系の記事です。
もともと美容に興味があるということもあり、やっていて楽しいです。
▷ケース2
サラリーマンをしながら、副業として休日を中心にWebライティングをしています。
本業は不動産です。宅地建物取引士をもっているので、その知識を活かして不動産関係の記事を書いています。
始めたのは2年前です。マイホームのために家計節約中なので、減らされてしまった自分のおこづかいを稼ぐためでした。
一番の悩みはモチベーションをキープすることです。
本当は、休日くらい休みたいなぁと思いますが、得た報酬を月別に“見える化”させるなど自分なりの対策をして、なんとか継続しています。
▷ケース3
2022年秋にWebライターをはじめ、いま、ようやく数ヶ月過ぎたところです。
赤ちゃんがお昼寝したあとや、夜寝かしつけしたあと、1日1,2時間を目標に仕事をしています。
わかりやすく、読んでいて面白いと感じてもらえる文章を書くことを心がけていますが、なかなか難しく、今後も続けていけるのか、正直不安な気持ちもあります。
でも、担当者の方が、「あくまでできる範囲で」と優しい言葉をかけてくれるので、頑張れている気がします。
なかには、納品本数や期限に厳しい企業もあるみたいなので、合う企業さんを見つけるということが続けていく大切なポイントなのかなと思いました。
Webライターを始めるには
Webライターを実際始めるには、何が必要かについて説明していきます。
・環境やツールを準備しましょう
Webライターの必要なのは、パソコンとインターネット環境です。
Wordでの納品を求められることが多いので、できればWordを揃えたほうがいいです。
お持ちでない方は、マイクロソフト社のサイトから購入、またはOffice365の契約を行うと良いでしょう。
なかには、Googleスプレッドシートに入力をしていくといったスタイルの企業もありますが、Wordがあれば、基本的にさまざまな企業からの仕事を受けやすいと言えます。
・どれくらい仕事できるか、計画をたてよう
Webライターとして安定した収入を得るには、無理ないペースで仕事を続けることです。
そのためには、1日あたりどれくらい時間が費やせるか把握することが大事です。
最初のうちは少なく受けて、余裕を持たせるほうがおすすめです。
「実際にやってみたら意外と書けない」「文章の書き方や内容の問題でやり直しさせられた」などといった場合があるからです。
また、お子さんがいる場合、学校行事や急な発熱などを理由に、思ったように仕事ができなかったといったこともあります。
・知識をいれておこう
Webライターには資格は不要ですが、ライティングのコツを知っておくことは大切です。
「ライティング」「コツ」などと検索し、解説してくれている記事をあらかじめ読んでおくと良いでしょう。
未経験者向けにライティングに関するオンライン講座を提供している会社もあります。
必須とはいいませんが、不安だという方は、受講すると良いでしょう。
・確定申告について知っておこう
Webライターとして仕事する場合、その収入に税金がかかる場合があります。
ほかに収入がない方の場合、Webライターによる年間所得が48万円を超えると、確定申告が必要となります。(令和元年分以前は、38万円でした)
いっぽうで、サラリーマンやパートで給与所得がある場合は、Webライターとしての年間所得が20万円を超えると確定申告が必要となります。
Webライターの仕事の探し方って?
では次に、「Webライターの仕事は、具体的にどうやって探せばいいか」について説明していきます。
方法は3つあります。
・クラウドソーシングサイトに登録する
クラウドソーシングサイトとは、仕事をして欲しい企業と、仕事を請け負いたい人とをマッチングさせるサービスを行っているところです。
有名なところでは、「クラウドワークス」「ランサーズ」といった企業があります。
Webライティングだけでなく、プログラミングなどのIT系の仕事、イラスト作成などデザイン系の仕事など、さまざまな案件が掲載されています。
出典:クラウドワークス
実際に応募するには氏名やプロフィールも含めた登録が必要です。
登録は無料ですので、まずはやってみると良いでしょう。
応募も企業とのやり取りもクラウドソーシングサイト上で行うことができるのもポイントです。実際の収入も一元管理できるのもメリットと言えるでしょう。
また、実際にその会社と一緒に仕事をしたあと、その会社のレビューを投稿できる仕組となっていることが多いので、事前に評判がチェックできるようになっています。
一方でデメリットもあります。仕事をして支払われた報酬から2割程度が手数料として引かれてしまうのです。
その企業から仕事を受ける場合報酬額が○円と書かれていても、実際に振り込まれるときはすでに手数料が引かれています。
そのため、手数料がかかっても確実に仕事を得たいなど、初心者向けの人におすすめです。
・在宅ワークを取り扱う求人情報サイトに登録する
求人情報サイトにもいろいろありますが、在宅ワークを多く取り扱う求人情報サイトであれば、Webライティングの仕事を簡単に見つけることができます。
有名なのは、「ママワークス」です。
登録はクラウドソーシングサイトと同様無料です。
応募もサイト上でできるのでとてもおすすめです。
また、クラウドソーシングサイトとは異なり、ワーカーから手数料を取ることはないので、報酬額がまるまる入ってくるのが大きなポイントです。
たとえば、時給換算で1,500円の仕事をするのでも、20%の手数料をとられると1,200円になってしまいますので、1ヶ月や1年スパンで考えると、かなり大きな差が出てくると言えます。
また、在宅ワーカーや副業者に役立つコラムやステップアップにつながるようなちょっとした講座も掲載されています。税金に関する解説やフリーランスで働くためのノウハウもあります。ぜひ一度チェックしてみてください。
出典:ママワークス
・インターネット検索で探す
3つめの方法は、検索エンジンで「ライティング」などキーワード検索する方法です。
しかし、上述の2つはもっとも効率的だと言えるので、あまりおすすめはしません。
なかには、「高額報酬」「簡単」「スマホでできる」などといった甘い言葉で釣る、悪質な業者もいるので注意が必要です。
詐欺まではいかないまでも、誰もが魅力的だと思うような案件で誘い、「その仕事はもう別の人に決まってしまったけど、こんな案件はあるよ」と別の仕事を紹介する業者もいます。
Webライターの案件を実際に見てみよう
実際に掲載されている案件を一緒にみていきます。
出典:ママワークス
こちらの案件は1本12,000円とあります。
ただし、使用期間中は7,200円~と書かれているので、最初のうちは7,200円しかもらえないと考えられます。
ペースとしては「1ヶ月あたり、1~2記事」「スタートいただく予定」とあります。
これは、「最初は1,2本、でも、様子を見ながら増やしていく」といった方針が見て取れます。このように一言書いてくださっていれば安心ではないでしょうか。
次に、歓迎スキルに「SEO,編集経験のある方」「人事・教育関連分野に詳しい方」とあります。
必須スキルではないので、なくても応募することは可能だということです。
なかには、必須スキルに書かれていることもあります。
そのあたりの条件はきちんとチェックしましょう。
なお、今回の場合、過去、現在問わず、人事の経験があるなんて方は、PRになると思います。
また、「報酬アップ」「正社員転換実績あり」というところもポイントです。
ずっと続けていても単価をあげてくれない企業も多いなか、在宅ワーカーに寄り添った企業という感じがしますよね。
将来ステップアップしたいと考えている方に向いていると言えます。
なお、ここに記載がされておらず、不明な点がある場合は、お問い合わせをしましょう。
確認せずに仕事を受け始めてしまい、「こんなはずじゃなかった」となってしまっては、自分も大変なだけでなく、相手に迷惑をかけてしまいます。
最後に、絶対やってほしいことが1つあります。
それは、そこの企業が実際に制作しているWebメディアの記事を読むことです。
なぜなら、今後それを書くことが仕事になるためです。
実際に読んでみて、自分にも同じような記事が書けるか、想像をしてみてください。
「こんな専門的なこと、とても書けない!」と思ったら、そこは応募を断念して他を探したほうが良い可能性が高いです。
募集のページには、そこの企業が実際に制作しているWebメディアの
URLが記載されている場合がありますが、記載されていない場合は、インターネットで検索し見つけたり、企業に質問をすると良いでしょう。
Webライターはきつい?多くの人が感じる壁とは
Webライターの始め方、案件の探し方などの手順はお分かりいただけたと思いますが、「Webライターはきつい」などという話を聞いたり、そういった記事を目にしたりして不安に感じている方もいるかもしれません。
たしかに、「思うように稼げなかった」などという方もいるでしょう。
また、「副業としてやってみたが、大変すぎて続かなかった」なんて方がいることも事実だと思います。
そこで、そうならならないようにするためのポイントについてお話ししておきます。
~「思ったように稼げない」について~
思ったように稼げないという方のなかには、受けている案件の文字単価が安いことが原因の可能性があります。
文字をいくら打つのが早いといっても、1文字あたりの単価が0.5円を切っていれば、稼げる金額が限られてしまうためです。
条件が良い案件を探していくことがおすすめです。
といっても、未経験者が最初から文字単価が高い案件を受けるのは難しいです。
実績を重ね、その実績を武器に単価をあげてもらう交渉をする、もしくは別の企業に応募することで、ステップアップをはかっていきましょう。
また、実績を重ねるだけでなくスキルアップも稼ぐためには必要です。
納品の方法にはWordやGoogleスプレッドシートで納品するといったケースが多いですが、Wordpressでの入稿を求められる場合もあります。
WordPressとは、Webサイトを作成するためのソフトであり、記事のアップにWordpressを使用しているケースがあります。
Webライティングによっては、このWordpressによる入稿を求めてくる企業もありますので、やりかたを習得しておけば受注できる仕事の巾が広がる可能性があります。
また、最近はSEOの知識が必要となるSEOライティングを求められることが多く、単価も高めに設定されていることが多いです。
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジンで検索したときに、上位に表示されるよう対策を行うことを指しています。
なぜなら、上位に表示されればされるほど、クリック数が増えるためです。
Webメディアの目的は、まず訪問者を増やすことにあるため、SEOのノウハウを持っているライターを募集するケースが特に増えていますので、慣れてきたらステップアップとして習得することがおすすめです。
~「副業としてやってみたが、続かなかった」について~
副業として続かなかったという方は、なかなか時間がとれず、締切りに間に合わせることが大変だったという方が多いです。
本業だけでも大変なのに、副業として不慣れな仕事をしたら確かに大変ですよね。
そもそもWebライティングの仕事には、最低でも1週間○本など、発注したいボリュームが書かれているケースが多いです。まずは得られる報酬から計算するのではなく、自分ができそうな分量を考え、続けられそうな案件を探すことがおすすめです。
たとえば、「本数は希望に応じます」などと書かれているところであれば、ボリュームについて相談もしやすいと言えるでしょう。
そして、実際にはじめてみて、ペースを掴んだら増やしていければ理想的ですよね。
自分に合いそうな企業をじっくりと探してみましょう。
もうひとつ工夫したいのは、やる気があがるグッズです。
パソコンを新調したり、長時間でも疲れないようなデスクとチェアなどを用意するだけで気分があがるはずです。
また、副業をしている人で自宅では集中できないという方は、寝室に仕事スペースを設けたり、リビングの一角をパーティションや本棚で仕切ってみることがおすすめです。
生活のシーンから離れることで集中できるようになるでしょう。