30代に強い転職エージェントおすすめ18選!評判や選び方【未経験もOK】
どの転職エージェントが30代向け?
30代後半でも転職エージェントは使える?
30代でも未経験転職は可能?
※マイナビのプロモーションを含みます。
結論、30代の転職は、圧倒的な求人数を誇る「リクルートエージェント」と地方転職にも強い「doda」、30代前半なら若手の転職に強みを持つ「マイナビAGENT」を併用するのがおすすめです。
- 【第1位】リクルートエージェント
公式:https://r-agent.com/- 圧倒的な求人数から絞り込みたい人
- 非公開求人(=好条件求人)をたくさん見たい人
- 転職支援実績が豊富なサービスを使いたい人
- 【第2位】doda
公式:https://doda.jp/- 転職サイトとエージェントを併用したい人
- 地方への転職を希望する人
- 豊富な転職支援ツールを利用したい人
- 【第3位】マイナビAGENT
公式:https://mynavi-agent.jp/- 初めての転職で不安がある
- 30代前半で転職の選択肢を広げたい人
- 未経験からの転職を希望する人

ユニークキャリア株式会社 社長
監修者:岸田佳祐
キャリア系の会社5期目の代表。監修時は27歳。転職エージェントサービスの体験談を50人ほどに調査。間違えない転職エージェントの使い方を紹介します。加盟団体:一般社団法人 日本人材紹介事業協会、公益社団法人全国民営職業紹介事業協会。有料職業紹介許可番号:13-ユ-314534。一般社団法人キャリア協会の代表理事でもある。
支援が得意な業界や年齢層は、各転職エージェントによって異なります。そのため、効率的に転職を成功させるには希望条件に合ったサービス選びが重要です。適当に選んでしまうと、なかなか求人が見つからなかったり、ミスマッチの原因となったりする可能性もあります。自分に合った転職エージェントを利用し、最短で理想の働き方を手に入れましょう。
三十代向け転職エージェントの選び方
結論、転職エージェントは必ず2社以上を併用するのがおすすめ。
※実際に転職者の75%が、2社〜5社の転職エージェントを併用して転職成功しています。
具体的には「総合型エージェント」+「目的方エージェント」を各1社以上使うのがおすすめだ。

総合型でおすすめの三十代向け転職エージェント
総合型は求人数が多くどんな業界・職種もカバーできるので30代なら登録必須。
総合型の2つの転職エージェントはどちらも優良エージェントなので、迷ったらぜひ両方使ってみることをおすすめする。
リクルートエージェントは全ての30代におすすめ

「リクルートエージェント」は求人数がとにかく多く、公開求人数・非公開求人数ともに今回紹介する全エージェントの中で最多だ。
どの業界でも多くの求人を紹介してもらえるので、全ての30代におすすめ。
たくさんの求人情報の中から、真にあなたに最適な転職先を一緒に探せるメリットがある。
「どの転職エージェントに登録したら良いか分からない」という方はとりあえず登録しておこう!
dodaは転職サイト・エージェント両方の機能を持つサービス

dodaは、自分で転職情報を検索する「転職サイト」機能と、求人紹介してもらえる「転職エージェント」機能を併せ持っています。
自分で転職先を探したり直接応募したりも可能。
チャネルを増やして、転職先の選択肢を増やしたい30代転職者におすすめだ。
転職サポートを受けながら、自分でも空いた時間に転職情報を検索したい30代の方は、ぜひ「リクルートエージェント」とともに登録しておこう
三十代前半におすすめの転職エージェント
マイナビAGENTは初めて転職する30代前半向け

マイナビAGENTは一人ひとりにじっくり向き合う面接対策などが強み。
最初に紹介した「リクルートエージェント」と比べると求人数は1/4程度と少なめだが、担当者の対応が丁寧で評判が良いのが人気の理由だ。
若手の転職に強いエージェントなので、30代前半までの利用がおすすめ。
「初めての転職で不安」「転職活動って何をしたら良いか分からない」という30代におすすめの転職エージェントだ。
type転職エージェントは年収アップしたい30代前半向け

type転職エージェントは、年収アップ交渉に強い事が魅力のサービス。
なんと約71%の年収がアップした実績を持っているで心強い。
セミナーや相談会も多く開催しており、初めて転職する方に寄り添うサービスを展開しているのも特徴。
ただしセミナーの対象者は「35歳くらいまで」となっており、30代後半の方には向かないので注意が必要だ。
株式会社IJTコンサルティングは初めて転職する30代前半向け
株式会社IJTコンサルティングは、面接対策や応募書類の添削などのサポートに評判の転職エージェント。
93%以上の利用者が満足度が高いと回答しており、相談から入職まで専任の転職サポーターが担当する伴走型のサービスが特徴だ。
保有する求人数は約3万件にも上り、希望や条件をじっくりヒアリングし、オーダーメイドのキャリアプランを提案。
対象エリアは関東圏に限られてくるが、「初めての転職で不安」「面接対策などしっかり行いたい」という方におすすめの転職エージェントだ。
三十代後半におすすめの転職エージェント
JACリクルートメントは管理職・専門職の30代後半におすすめ

JACリクルートメント30代・40代・50代のミドル層に特化した転職エージェント。
課長・マネージャー・部長・役員クラスの転職や、技術職・専門職の転職に強い。
特に、マネジメント経験を活かしたい方におすすめだ。
逆に言うと、経験がまだ浅い30代前半の方には向いていない転職エージェントといえる。
条件に合う方はぜひ登録してみよう。
ビズリーチは年収600万円以上を目指す30代におすすめ

ビズリーチは年収600万円以上のスカウト型エージェント。
大手企業や高年収を狙いたい方は必ず登録しておきたい転職サービスだ。
ただし、転職支援を受けるためには審査に通る必要があり、経験が浅い方は利用できない可能性がある。
あなたの市場価値を見極める意味でも、まずは登録申請してみてはいかがだろうか。
リクルートダイレクトスカウトは年収800万円以上を目指す30代向け
リクルートダイレクトスカウトは年収800万円〜2000万円のハイクラス求人が多数見つかるスカウト型エージェント。
とにかく求人数が多いのが特徴で、全体の求人数は約20万件。
その中で年収800万円以上に限定しても、約4万件の求人情報が見つかる。
ハイクラスと謳っているが、年収600万円以下の求人情報も多数あり、幅広い選択肢から次のキャリアを決めていきたい方にも向いている。
一部有料サービスがある「ビズリーチ」と比較すると、全て無料で使える安心感がある。
ハイクラス求人を狙う30代の方は必ず登録しておきたい転職エージェントだ。
三十代の未経験転職におすすめの転職エージェント
エンエージェントは未経験業界・職種にチャレンジしたい30代向け

エンエージェント、業界別・職種別に精通したキャリアアドバイザーがいるのが大きな特徴。
独自の適性診断テストを行った上でその結果をもとにキャリア相談ができるのも特徴だ。
公開求人数は1,500件程度とかなり少なめだが、非公開求人は1万5千件保有しており、優良求人と出会える可能性もある。
求人数最多の大手転職エージェントにはない、一人ひとりに寄り添った転職支援サービスが期待できる。
業界・職種に特化したキャリアアドバイザーにアドバイスをもらいながら、未経験分野にチャレンジしたい30代はぜひ登録しておくと良いだろう。
LHH転職エージェントは未経験職種に挑戦する30代向け

LHH転職エージェントは各職種に精通したプロフェッショナルが転職成功をサポートしてくれるのが特徴だ。
例えば、営業・マーケティング、経営層・経理・財務・法務、ITエンジニア・クリエイティブなどの専門家が在籍している。
特に力を入れているのが、ITエンジニア系職種へのキャリアチェンジ。
入社前に基礎からのスキルアップ研修も行ってくれるのが嬉しい。
需要が高まっている職種に挑戦したい30代の方はぜひ登録してみよう。
三十代女性におすすめの転職エージェント
7-1.パソナキャリアは年収アップしたい30代バリキャリ女性向け

パソナキャリアは年収・キャリアアップを目指す30代女性に向いている。
女性に特化した転職エージェントではないが、30代女性向けの求人情報が多く集まっているためおすすめだ。
「未経験応募可」から「年収700万円以上のハイクラス転職」まで、幅広い求人情報が見つかる。
そのため、経験豊富な30代後半女性がスキルアップできる転職先を見つけやすい。
67.1%が年収アップした実績 があるため、年収アップも見込める。
オリコン顧客満足度調査でも4年連続No.1の評価を得ている転職エージェントであり、サポートの手厚さにも定評がある。
30代女性なら必ず登録しておくことをおすすめする。
7-2.type女性の転職エージェントは関東圏の30代女性におすすめ

type女性の転職エージェントは、女性に特化した転職エージェントだ。
女性特化型なので、「男性ではなく女性にこそ来てほしい」という求人情報を紹介してもらえるのが最大のメリット。
ただし関東以外の求人情報は少ないこと(ゼロではない)、30代前半までの若年層向け案件が多いことがデメリットとして挙げられる。
関東圏で女性が働きやすい職場を探しているならぜひ登録しておこう。
業界・職種別でおすすめの三十代向け転職エージェント
8-1.レバテックキャリアはIT業界で転職する30代におすすめ

レバテックキャリアは、IT特化型の中でも最もおすすめの転職エージェント。
20代〜40代以上まで幅広い年齢層に対応しており、上流工程や高年収案件(800万円以上)のハイクラス求人も豊富に見つかる。
IT業界に精通したキャリアアドバイザーが、あなたのスキルや経験に応じた適切な転職先を見つけてくれるのが嬉しいポイントだ。
完全未経験の方向けの求人情報はほとんどなく、経験者が自分のスキルや能力を生かせる求人のみが掲載されている。
今よりも良い環境で働きたいIT分野の30代の方なら、必ず登録しておくべきサービスである。
8-2.ロバートウォルターズ外資系を目指す30代向け

ロバートウォルターズはロンドン発の外資系転職エージェント。
外資系企業や日系グローバル企業で語学力を生かした仕事を紹介してもらえる。
紹介できる企業が限定されているため求人数は少なめだが、特化している分、効率よく転職活動を進められるメリットがある。
ただし、関東エリアと関西エリアに求人が集中しているため、地方案件は少なめだ。
MS-Japanは経理・人事・法務を目指す30代におすすめ
MS-Japanは経理・人事・法務・士業に特化したエージェント。
経理・人事・法務に精通したキャリアアドバイザーが徹底サポートしてくれるので、管理部門や士業での転職を目指している方にはおすすめ。
大手企業から優良ベンチャーまで数多くの求人を扱っているおり、希望に合う求人案件の案内が可能。
管理部門・士業に特化したキャリアアドバイザーにアドバイスをもらいながら転職したい30代、40代はぜひ登録しておくといいだろう。
三十代フリーター・ニートから正社員が目指せるおすすめの転職エージェント
ハタラクティブはスキルや経歴に自信がない30代向け

ハタラクティブは、若年層フリーター向けの転職支援サービス。
公式サイトには「20代の就職・転職をサポート」とあるが、年齢制限は特に定められていないため、30代でも登録可能。
ハタラクティブの体験談を見ると30代でアルバイトから正社員に就職した方の体験談がしっかりと掲載されている。
30代後半になるとなかなか求人紹介されない可能性があるものの、30代前半の方は登録してみよう。
JAIC(ジェイック)は正社員を目指す30代におすすめ

JAIC(ジェイック)は、フリーター・未経験・大学中退の方でも優良企業の正社員に就職できるよう支援してくれる転職エージェント。
就職成功率81.1%、入社後定着率91.5%を誇っており、初めての就職でも安心。
公式サイトに「20代に強い転職サポート」と書いてある通り、主なターゲットは20代となる。
しかし、30代限定の就職対策講座「30代カレッジ」を開くなど、39歳までの就職支援を行っている。
ビジネスマナーや面接の練習などのサポートもあるため、転職に不安がある30代はぜひ登録しておこう。
三十代の転職に転職エージェント利用が欠かせない理由
ここからは、なぜ30代の転職に転職エージェントの利用が欠かせないのかを解説していく。
あなたが転職活動を有利に進めるために重要なポイントなのでしっかり理解しておこう。
転職エージェントに登録すると転職先の選択肢が広がる
転職エージェントは、そのエージェントにしか無い「非公開求人」をそれぞれ保有している。
例えば業界最大手の転職エージェント「リクルートエージェント」の場合、20万件を超える非公開求人を抱えている。
特に大手企業や優良企業ほど、企業名をオープンにしないで非公開求人として、一部の転職エージェント経由のみで求人を募集する傾向がある。
そのため、待遇の良い優良な求人ほど転職エージェント経由でしか応募できないのが実情なのだ。
転職エージェントを利用しなければ、そうしたお宝求人に辿り着く機会を得ることはできない。
つまり、優良求人に出会うためには、転職エージェント登録は必ずするべきものだと断言できる。
また、転職エージェントに登録することで専属の担当者が二人三脚であなたの転職活動を支援してくれる。
一人では気づけなかった「あなたの強み」を発掘し、考えてもみなかった適職を見つけてくれる可能性もある。
転職活動を効率的に進めることができる
30代ともなれば、企業内でさまざまな仕事を任されるようになり、毎日忙しく過ごしている方が多いことだろう。
「転職活動をしたいけれど、なかなか時間を捻出できない」とお悩みの方も多いのではないだろうか。
転職エージェントでは例えば、
- 非公開求人を含めた求人情報の中から、あなたに合う求人を探し出して紹介してくれる
- 履歴書・職務経歴書の作成や添削をしてくれる
- 企業とのやりとりや面接のスケジュール調整をしてくれる
- 面接の練習をして、面接のアドバイスをしてくれる
- キャリアの棚卸しをする中で、あなたの強みを発見してくれる
- 長期的なキャリア形成について相談に乗ってくれる
- 好条件で入社するための交渉をしてくれる
- 円満退職に向けた相談に乗ってくれる
などをあなたに代わってやってくれるので効率よく転職活動ができる。
なかなか転職活動に時間を割けない忙しい30代の方こそ、転職エージェントを使うメリットがあるといえる。
年収がアップする可能性が高い
転職エージェント経由で転職することで、年収がアップする可能性が高くなるのも大きなメリットだ。
結果を比べれば歴然としているが、転職エージェント経由の方が年収アップした人の割合が高くなっているのが分かる。
理由としては、転職エージェント経由だと「転職エージェントが企業に年収アップの交渉をしてくれるから」だ。
企業に直接応募した場合は、なかなか年収や待遇などの条件について自分から言い出しにくいところがある。
しかし転職エージェントが間に入って交渉してくれるため、年収アップできる割合が高くなるのだ。
三十代の転職成功率をアップさせるポイント
30代の転職は、40代以降の転職に比べると転職成功率が高くなる。
とはいえ、やはりポテンシャル採用が可能な20代に比べると、スキルや経験が求められる分、転職難易度は高くなるのが実情だ。
それではどうしたら転職成功率を上げられるのか3つのポイントを解説する。
条件を絞りすぎずに広い選択肢を受け入れる
転職において譲れない軸を持っておくことは大切だが、条件を絞りすぎてしまうと転職成功率を下げる結果になりかねないので注意しよう。
例えば、販売企画経験のある30代の方なら、販売企画職以外にも、経験を生かして別の職種にも応募できるケースは多い。
応募職種を広げる方が、もちろん応募できる選択肢は格段に増える。
こだわって固執するとチャンスは狭まってしまう。
特に、多くの転職サポートをしてきた転職エージェントの助言には素直に耳を傾けるようにしよう。
自分では考えていなかった転職先の候補が見つかるケースも多い。
30代は「即戦力」が求められていることを理解する
20代のうちはまだ若いため、転職した後にしっかり研修しなおしてくれる企業も多い。
しかし、30代の転職では即戦力を求める企業が大半だ。
研修の時間をしっかり取れないため、「入社後すぐに活躍できる人材」を求める企業が多いのだ。
そのことを意識できるかどうかで転職内定率にも違いが出てくる。
未経験の職種に応募する場合であっても、「今までの経験をどう活かせるのか」をアピールできるかどうかで合否結果が変わってくる。
面接でも、入社後すぐに活躍できることを具体的に表現するよう心がけよう。
どの会社でも通用するポータブルスキルを磨く
30代の転職では「ポテンシャル採用(求職者の伸びしろを評価する採用)」は難しくなり、今まで培ったスキルや経験が評価される。
そのため、どの会社でも通用する「ポータブルスキル」を磨いておくことが大切となる。
逆に、特定の会社内でしか発揮できないスキルをいくら磨いても、他社では市場価値がゼロという評価になりかねない。
自分の持つポータブルスキルが何なのか棚卸ししたい場合は、転職エージェントの担当者とともに今までの職歴を整理してみると良い。
三十代の転職を成功させる転職エージェントの活用術
20代に比べると、30代の転職では求められるものが多くなる。
特に30代後半は、転職サイトから応募しても書類が通りにくくなることも。
だからこそ、転職エージェントに転職支援してもらい、あなたの魅力を最大限企業にアピールしてもらう必要がある。
ここからは、30代のあなたが転職エージェントを使う上で、最大限活用するための5つの方法を解説していく。
必ず複数の転職エージェントに登録しよう
「できるだけ転職エージェントはひとつに絞りたい」と考えている30代転職者も多いかもしれない。
しかし、それでも最初は必ず複数の転職エージェントに登録するようにしよう。
具体的には、2社〜5社の転職エージェントに登録することをおすすめする。
実際に転職成功者の75%が、2社〜5社の転職エージェントに登録した上で転職を成功させている。
転職エージェントによって抱えている非公開求人が異なる
転職エージェントによって抱えている非公開求人の内容は異なる。
そして、登録してみない限り、その求人の詳細は分からない。
例えば、あなたがどうしても「A自動車株式会社」に行きたいとする。
しかしA自動車株式会社は、「Bエージェント」のみで非公開で求人を募集していたらどうだろうか。
もしあなたが「Cエージェント」にしか登録していなかったら、あなたはA自動車株式会社に応募すらできないのだ。
そのため、できるだけ多くの転職エージェントに登録した方が、あなたにとって理想的な企業の求人情報に出会える可能性が高くなるのだ。
転職エージェントによって得意分野が異なる
転職エージェントによって得意とする分野が異なる。
例えば「高収入層に特化した転職エージェント」もあれば、「未経験でもチャレンジできる転職エージェント」もある。
そのため、複数の転職エージェントに登録した方が、転職成功率は高まる。
スキルや経験が十分ある30代転職者には「ビズリーチ」や「リクルートダイレクトスカウト」など年収アップが見込める転職エージェントが向いている。
しかし、そうしたサイトに職を変えて未経験分野に飛び込みたい30代転職者が登録しても、エージェントから紹介できる案件は少なくなる。
未経験業界に挑戦したいなら、「エンエージェント」「LHH転職エージェント」など、経験が少なくてもポテンシャルを評価してくれる転職エージェントに登録すべきなのだ。
転職エージェントによってキャリアアドバイザーの質が違う
転職エージェントが違えば、キャリアアドバイザーの質や対応も異なる。
例えば「リクルートエージェント」のキャリアアドバイザーは、徹底的なヒアリングで転職者の潜在的なスキルや市場価値を分析してくれると評判が高い。
一方「マイナビAGENT」は、スキルや経験が浅くても書類選考や面接対策のサポートが手厚いと30代前半から高い評価を受けている。
このように、どのようなサポートを受けられるかは転職エージェントによって少しずつ特徴が異なる。
そのため最初は複数のエージェントに登録し、やりとりを進めて行く中で、あなたに合うスタイルのエージェントに絞って転職活動を進めるのが最適なのだ。
転職エージェントによって、紹介できる企業も違えば、質の高さも担当者の特徴も異なる。
登録してみないと、その転職エージェントが自分に合うエージェントかどうか分からないのが実情だ。
だからまずは多めに登録してみて、肌に合うエージェントをメインに進めていけば最短で転職活動を終わらせられる。
最初から「ここが合うだろう」と決めつけて転職エージェントを絞りすぎてしまうのは失敗の原因になりかねないのでやめておこう。
転職時期は必ず「最短」で答えよう
転職エージェントに登録する際、どのエージェントでも「転職希望時期はいつですか?」という質問項目がある。
この転職時期については、できるだけ最短の選択肢を選ぶことをおすすめする。

なぜならば、「すぐ転職したい人」と「1年以降に転職したい人」がいた場合、転職エージェントは「すぐ転職したい人」を優先して仕事を紹介するからだ。
転職エージェントは、転職したい人を企業に紹介し、実際に転職が決まった場合のみ企業から紹介料をもらって利益を得ている。
転職するかどうか分からない人に時間を割いても利益は上がらないため、できるだけ「転職に本気な人」が優先される。
そのため、転職時期はできるだけ最短で伝えておく方が、優良な求人情報が回って来やすい。
法律上は、14日前に退職を申し出ればどんな企業でも退職できることになっている。
あれこれ考えるよりも「すぐにでも」を選択して、転職エージェントにも本気になってもらおう。
転職エージェントの担当者と強固な信頼関係を築こう
先ほども触れたとおり、転職エージェントは「転職の実現度合いが高い転職者」をより優先してサポートを行う。
多くの転職希望者を抱えているキャリアアドバイザーにとって、時間は限られているため、仕方がない事実だ。
そのため、転職エージェントと信頼関係を築き、「このユーザーの転職を必ず成功させたい」と思ってもらえるかどうかが転職成功のカギとなる。
- 応募する・しないに関わらず、必ず2週間に1度は担当者に連絡を入れる
- 担当者からの提案には真摯に耳を傾ける
- 担当者が合わないと感じたら、担当者を変更してもらう
転職エージェントとキャリアの棚卸しをしよう
20代と比べると、ある程度の経験やスキルが求められるのが30代の転職。
企業に「この人材は即戦力になりそうだな!」と思ってもらうことが必須となる。
そのため、今までの職歴を棚卸しして、「何ができるのか」「転職したらどのように企業の役に立てるのか」を分かりやすくまとめてアピールできるようにしよう。
こうしたキャリアの棚卸しは、転職エージェントのキャリアアドバイザーの得意分野だ。
あなた一人で「どうまとめよう」と悩む必要は一切ない。
むしろ第三者目線でアドバイスをもらうことにより、見えないスキルや経験を可視化できるメリットがある。
多くの転職エージェントでは、エージェント登録後の初回面談時の内容を基に、キャリアシートをまとめてもらえるため心配は不要だ。
ちなみに、今回紹介した転職エージェントの中で、キャリアの棚卸しについての評判が良かったエージェントは、「リクルートエージェント」だ。
「自分だけでは上手くまとめられるか不安…」という方はぜひアドバイザーに相談してみよう。
転職エージェントのサービスは最大限活用しよう
転職エージェントごとにサービス内容は異なるものの、多くの転職エージェントでは便利なサービスがたくさん用意されている。
現職が忙しいなど時間が無い転職者はぜひ最大限にサービスを活用しよう。
全て無料で活用できるサービスなので、活用しない手はない。
プロの視点から客観的なアドバイスをもらえるため、転職の結果にプラスになる可能性が高い。
時短になるのでぜひ活用しよう。
転職エージェントを使った転職活動の流れ
ここからは、30代転職者が転職エージェントを使って転職活動する場合の一通りの流れについて解説していく。
流れを把握して、迷いなく転職を進められるよう準備しておこう。
まずは転職エージェントに登録
まずは、何はともあれ転職エージェントに登録しよう。
「転職エージェントに登録する前に自己分析をしておこう」と書いている転職情報サイトもあるが、登録前に必ずしておく必要はない。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは何人もの転職者とやり取りした経験を持っているため、面談・カウンセリングでスムーズにあなたのキャリアについて聞き出してくれるはずだ。
どの転職エージェントに登録するか迷ったら、まずは以下の2つの【大手・総合型】転職エージェントに登録しておこう。
転職エージェントの会員登録が完了すると、メールや電話で担当者から連絡が来る。
そこで面談・カウンセリングの日程を決定しよう。
転職エージェント担当者との面談
転職エージェントに登録した後には、担当者(キャリアアドバイザー)との面談が必須となる。
ちなみに最近ではコロナの影響もあり、対面ではなく、パソコンやスマートフォンを通じたオンラインミーティングが基本となっている。
面談では、あなたの今までの経歴や紹介してほしい求人情報の希望などを確認して擦り合わせていく。
事前のヒアリングも踏まえて、面談時に求人案件を持ってきてもらえることも。
キャリアアドバイザーはこの面談を通して「求職者を転職させられるか」を見極めるので、しっかりやる気を見せてキャリアアドバイザーを味方に付けるようにしましょう。
転職エージェントから求人紹介を受ける
面談時にも求人紹介はありますが、面談終了後にも条件とマッチした求人が見つかり次第、電話やメールで紹介してもらえる。
転職エージェントによっては何度も連絡してくるしつこい担当者がいるかもしれない。
それが嫌なら「メールでお願いします」とハッキリ伝えておくと良いだろう。
求人紹介を受けた中で応募したい案件があれば担当者に伝えて選考を進めよう。
面接日などの調整、応募書類の作成も基本的には全てエージェントがやってくれるため、お任せで問題ない。
転職希望先との面接
求人紹介を受けた転職希望先との面接が決まったら、いよいよ面接だ。
転職エージェントによっては事前に面接対策を手伝ってくれたり、模擬面接をしてくれたりすることも。
不安な方はぜひ相談してみよう。
アドバイザーと信頼関係が築けているなら、過去の選考情報を聞いてみるのも手だ。
面接官の人柄や、どんな受け答えが好まれるのかなど教えてもらえることもあるだろう。
内定・退職準備
面接の合否についての連絡は、転職エージェント経由で届く。
不採用の結果となった場合も、アドバイザーが企業からのフィードバック内容を教えてくれるので、内容を真摯に受け止めて次の面接に活用しよう。
無事内定が出た場合は、入社日の日程調整や給料交渉などもキャリアアドバイザーがサポートしてくれる。
内定が出た後は入社日に合わせてスムーズに退職準備を進めよう。
転職エージェントを利用する上での注意点
転職エージェントを使えば、転職活動をスムーズに進められたり非公開求人に応募できたり多くのメリットがある。
しかし、いくつか注意しなければならないポイントもあるのは事実だ。
しっかり事前に把握しておき、後悔しない転職ができるように心がけよう。
相性が合わないキャリアアドバイザーもいる
転職エージェントに登録すると、専属のキャリアアドバイザーが担当者として付き、あなたの転職のサポートを行ってくれる。
しかし、キャリアアドバイザーも一人の人間だ。
あなたと相性が合うこともあれば、残念ながら相性が合わないこともある。
もしキャリアアドバイザーと相性が合わないと感じたら、素直にアドバイザーの変更をお願いしてみるのがおすすめだ。
気まずいと感じるかもしれないが、転職エージェント側も相性が合う合わないがあるのは当然と考えているので気にすることはない。遠慮なく申し出てみよう。
その際に、相性が合わないと感じている理由を添えて伝えれば自分に合うキャリアアドバイザーに変更してくれる可能性が高まるのでおすすめだ。
転職エージェント自体の提供サービスに自体に不満がある場合は、別の転職エージェントに登録し直すことも考えよう。
また、そうならないためにも、最初から3社以上の転職エージェントに登録しておくことをおすすめしている。
ミスマッチな求人を紹介されることもある
転職エージェントから希望している条件以外の求人を紹介されることもある。
特に、なかなか採用が進まない場合、「応募だけでもしてみませんか?」と提案されることがあるだろう。
最終的にそうしたミスマッチ案件に応募するかどうかはあなた次第だ。
しかし、エージェントに言われるまま流されることは避けよう。
転職後に「やっぱりやりたい仕事ではなかった」と後悔する羽目になりかねないからだ。
ただし、キャリアアドバイザーは長年の経験や勘を持っているため、新しい視点をくれることも多い。
あなたが気付いてなかった適職を発掘してくれる可能性もある。
最終的には「あなたが譲れない条件は何か」と突き合わせてみて、自分で意思を持って判断しよう。
丸投げではなく自分でも企業情報を下調べること
転職エージェントに任せておけば、応募する企業情報や仕事内容はもちろん、会社の評判なども教えてくれるため、あなたはそれを確認するだけで問題ない。
場合によっては応募書類の内容まで転職エージェントが用意してくれるため、採用にあたって何もしなくても良い場合も多い。
しかし、転職エージェントに全てを丸投げにせず、自分でもしっかり企業情報を調べておくことを強くおすすめする。
理由としては、転職エージェントが調べた情報が間違っている可能性があるから、そして転職エージェントは良い情報しか教えてくれない可能性があるから(内定を成立させたいため)だ。
具体的には、以下のような内容をしっかり調べておこう。
- 企業情報や事業内容、ビジネスモデルを調べておく
- 企業クチコミサイトで社員からの評判を確認しておく
しっかりと下調べしておけば企業面接でも有利に働く。
さらに、実際にその企業で働いている(働いていた)従業員のクチコミを調べておくことで、ブラック企業ではないかなどを判断できる。
企業のクチコミを確認したい場合は、以下サイトに企業名を入れて検索してみよう。
なお、企業のクチコミは退職者が書いていることが多いため、ネガティブな意見が多くなりがちだ。
鵜呑みにしすぎないことも大切だが、職場の雰囲気などが分かるため参考程度に目を通しておこう。
14-4. 複数の転職エージェントから同じ求人に応募しないこと
転職エージェントごとに抱えている求人情報は異なるが、複数のエージェントが同じ求人情報を抱えているケースもある。
その場合、マナーとして「同じ求人に複数のエージェントから応募しない」ことを覚えておこう。
どうしても転職したい企業があった場合、一見すると「複数のエージェントから応募した方が有利なのでは?」と思われがちだ。
しかし実際には複数応募はマナー違反なので気を付けよう。
万が一複数の転職エージェントから同じ求人の紹介があったら、より信頼できる転職エージェントに絞り、他方の転職エージェントには断りを入れましょう。
三十代の転職についての良くある質問Q&A
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30代は転職エージェント経由で転職すれば給料が必ず上がるの?
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転職サイト経由と比べると、給料が上がる割合が多い。
転職者全体での年収アップ率は厚生労働省の「令和2年雇用動向調査結果の概況」によると、30代前半で41.1%、30代後半で37.4%だ。
一方、転職エージェントは6~7割の転職者が年収をアップさせた実績があるので年収UPの確率は高いと言えるだろう。
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転職エージェント間での求人の重複応募がNGな理由は?
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転職エージェントと企業の間でトラブルの元になるから。
転職エージェントは、採用が決まった時に企業から紹介料を受け取る仕組みになっている。
そのため、A社からとB社からの重複応募で採用が決まった場合、企業はA社とB社どちらに紹介料を払えば良いのかが分からなくなってしまう。
こうしたトラブルを起こした応募者にも「自己管理ができない人」というレッテルを貼られる可能性があるため、絶対にやめよう。
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30代前半と30代後半では転職成功率に差があるの?
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単純に30代前半と30代後半を比べると、やはり30代前半の方がポテンシャル(転職者の伸びしろ)を見込んで採用してもらえるケースが多いため転職成功率が高い。
一方、30代後半になってくると熱意やビジョンなどをいくらアピールしても限界があり、経験やスキル、資格が無いと転職が難しくなってくる。
つまり、30代後半からは未経験での転職が難しいということだ。
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30代が転職する理由には何が多いの?
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厚生労働省の「令和2年雇用動向調査結果の概況」によると、会社の将来が不安、人間関係の悪さ、給料が少ない、労働条件が悪かったなどが30代に多い転職理由だ。
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30代は転職回数は何回まで許されるの?
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30代の半数は転職経験があるため、転職回数3回以内なら全く気にしなくて大丈夫だ。
大手転職サイト「リクナビNEXT」の調査によると、30代で「転職経験なし」の会員は47%に留まり、53%の会員が1回以上の転職経験ありという結果になっている。
ちなみに、内訳としては、転職回数1回が24%、2回が16%、3回が8%、4〜5回が5%だ。
まとめ|三十代の転職エージェントは総合型・目的型を併用するのがおすすめ

30代は、20代と比べて経験やスキルの差が出てくる年齢なので、転職活動の難易度にも差が出てきてしまう。
そのため、できれば転職エージェントを複数併用し、選択肢を増やして意欲的に転職活動を進める必要がある。
転職活動は早めのスタートが肝心だ。
本当に転職したいと考えているなら、今すぐ、今回紹介した中から2社〜5社の転職エージェントに登録してみよう。
あなたには、ぜひ納得のいく転職活動を全うしてほしい。