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バックオフィスを再構築し、売上機会も拡大。「秘書ユニット」活用で変わった“事業の土台”

株式会社なかよしライブラリー

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株式会社なかよしライブラリー
マーケティング部 安岡 宏子 氏

取材:2025.11.19

香川県で子ども家具とおもちゃの製造・販売を行う株式会社なかよしライブラリー。同社は創業以来、国産材を使った安全で温かみある製品づくりを続けている。今回は、マーケティング部の安岡宏子氏に、事業拡大の過程で直面したバックオフィス業務の課題から、「秘書ユニット」導入による変化まで詳しく話を伺った。

創業40年の木のおもちゃメーカーが迎えた転機。事業拡大と拠点統合で次のステージへ

清田 御社の事業内容について教えてください。
安岡 弊社は1986年の3月に現会長の濱田正志が高知市で創業したのが始まりです。会長は元々保育士をしており、その際に「子どもたちにとって良いおもちゃとは」という発想からおもちゃを作り始めたのがブランドの始まりになります。現在は長男の濱田創社長が事業を受け継ぎ、香川県三豊市で日本の国産材を使った木のおもちゃと、保育施設向けの家具を中心に製造・販売しています。
清田 安岡さんは今どういう役職で何をされているか教えていただけますか。
安岡 私はいろいろな仕事を兼務していますが、現在はマーケティング部に所属しており、その中でも主にカスタマーサクセスの仕事をしています。お客様からいただいたお声を、いかに弊社のサービスや商品に生かすのか、というところを日々考えながら取り組んでいるというのが主な職務になります。
清田 創業されてからかなり経ちますが、この10年ほどの大きな変革についてもお伺いできますか?
安岡 今の社長の濱田創に事業が受け継がれたのが約10年前で、高知の小さな工場から3名ぐらいで始まったのですが、そこから仲間が増え、売上も大きくなってきて、香川県三豊市に第2工場を構えることができました。そしてちょうど今年の2025年8月、高知の工場を閉鎖し、三豊の工場に運営を一括で統合しました。高知と三豊と2拠点になると、どうしてもオペレーションでうまくいかない部分があったため、統合によって管理もしやすくなりましたし、コスト削減というところも含めて非常に良かったです。2025年は弊社にとってもすごく大きなターニングポイントになると考えており、ここから海外に向けて販路の拡大も計画しています。
バックオフィスを再構築し、売上機会も拡大。「秘書ユニット」活用で変わった“事業の土台”

「秘書ユニット」が経理・CS・営業支援を包括的にサポート。属人化解消へ向けた取り組みも

清田 現在どのような業務を在宅ワーカーに依頼されていますか?
安岡 「秘書ユニット」の方では、これまでカスタマーサポートや経理、営業のサポートなどもお願いしていたのですが、今は主に経理業務を継続してお願いしています。また、ママワークスを利用して直接契約を結んでいる方には、メルマガやブログ作成をお願いしており、今4名ほど稼働してくださっています。
清田 在宅ワーカーさんの活用を始める前、外部リソースを活用したことがないとおっしゃっていましたが、実際に導入するにあたって大変だったことや不安はありましたか。
安岡 とにかく常に変化している会社だったので、マニュアルがない、社内でもなかなか業務に精通した人材がいない、という状況でした。弊社の準備不足なところが不安で、「うまく業務を把握してくれるのか」「こちらが思ったようなことを動いてくれるのか」という心配はありました。
清田 その不安はどのように解消されましたか。
安岡 むしろ、「マニュアルが整ってない時こそ私たちを使ってください」というような形でご提案をいただいたんです。実際今こういう業務をしていますと説明したら、「じゃあそれをマニュアルにして、実際こういうふうに動けばこの業務は完了しますよね」というようなご提案と整理をしていただきました。おかげでマニュアルもどんどん整ってきています。業務のフローを整えてくださるので、一石二鳥感があるというか、うちのフローも整いますし、在宅ワーカーさんが自走していただける環境も整ってきつつあるので、本当にありがたいです。
清田 在宅ワーカーさんとのコミュニケーションで印象的なことはありますか。
安岡 本当に皆様、こういう外部の会社様からのご依頼を受けて整えていくところにすごく長けているなと感じます。私たちが気づかないところに気づいてくれたり、「なるほど、逆にそこを整えれば確かにスムーズになるな」といった発見があります。アイドマさんのような方たちがいてくれると、今まで無理だろうと思っていたことも実現できたりと、可能性がすごく広がりました。

代表からも「バックヤードの仕事はスムーズに進むようになっただけでなく、業務委託という選択肢が社内の中で当たり前になったことが大きかった」という声をもらっています。

弊社のような中小企業は「うまくいくのか」「費用面はどうなのか」と、なかなか業務委託に踏み込みづらいところもありましたが、サポートをいただいて考え方が変わり、とても良い選択をしたなと感じています。在宅ワーカーの皆さんは本当に丁寧にお仕事してくださるので、弊社の代表もありがたいと話しています。
バックオフィスを再構築し、売上機会も拡大。「秘書ユニット」活用で変わった“事業の土台”

業務基盤の整備と売上向上を実現。海外展開を支えるパートナーとしても在宅ワーカーが活躍

清田 導入前に比べて、どのような変化を感じましたか。
安岡 本当に全てにおいてかなり前進したなと、わかりやすく実感しています。

具体的には、メルマガ配信の課題が解決しました。以前は一人の社員が広告運用や商品企画と兼務しており、なかなか思うようなペースでメルマガが配信できず、売上を逃しているという課題がありました。それがアイドマさんのご協力で、週に2〜3回のペースで定期配信ができるようになったんです。定期的にメルマガを見た方からの注文が明確に入ってきていますので、売上面でも支えてくださっていると思います。

また、お客様対応に関しても、回答のスピードが速くなりました。以前、私が一人で対応していた時は、お問い合わせの滞留が1週間かかってしまうようなこともあったのですが、当日中には何かしらの回答をしましょうという目標もスムーズにクリアできています。人が増えたことに加えて、知識と知見がある方にサポートいただいた関係で、品質もスピードも上がり、ある意味クレームのような事案も随分少なくなってきたなと実感しています。
清田 ママワークスでワーカーを募集される際の印象はどうでしたか。
安岡 正直、応募数に驚きましたね。メルマガ・ブログ作成といったWeb関係の求人は、公開してすぐに30件、50件のご応募をいただきました。先日、営業アシスタントの求人を公開させていただいた時も、一瞬で35名ぐらいから応募がありました。そこまで待遇を多く出せる状況ではなかったですし、ピンポイントでのスキルを指定していたにも関わらず、かなり多くの方にご応募いただけたのが大変有難かったです。おかげで、優秀な方と契約を結ぶことができました。
清田 今後の展望について教えて下さい。
安岡 この工場がある香川県の過疎地域は、都市部に比べると求人が難しいエリアですが、今後は地方発の木のおもちゃを世界中に販売できる会社になりたいと思っています。弊社はD2Cで顧客に直接販売しているので、顧客対応がすごく重要な役割なのですが、その一部をアイドマさんにお願いできているので助かっています。今後、海外販路を広げるという目標があり、近いうちにグローバルサイトを立ち上げられるところまで来ています。そうなると、当然ながら顧客対応、経理労務業務も増えますので、これから弊社が大きくなる上でも、アイドマさんの協力は必要不可欠だとより実感しています。
清田 最後に、導入を考えている経営者や担当者の方へメッセージをお願いします。
安岡 とても柔軟にコーディネートして提案していただけるところが魅力だと思いますし、何より弊社もアイドマさんを導入させていただいて、業務のいろんなところがとてもスムーズになってきていますので、本当におすすめです。代表からは「人材の質はとても良いと思います。皆様コミュニケーション能力も高いですし、処理能力も大変高いと思っています」とメッセージをもらっています。
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