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業務を切り分けたことで経営判断が加速。「ママワークス」活用で見えた新しい組織のかたち

エイチキューブ株式会社

エイチキューブ株式会社

エイチキューブ株式会社
代表取締役 堀部 謙ニ 氏
役員 林 恭子 氏

取材:2026.01.29

エイチキューブ株式会社は、愛知県名古屋市に本社を構え、システム開発とIT技術を強みとしながら、中小企業や個人事業主のECビジネスを支援してきた企業である。従業員は22名、在宅ワーカーは約13名が活躍中。今回お話を伺ったのは、同社代表取締役の堀部謙ニ氏と、創業メンバーでもある役員の林恭子氏。業務拡大の中で直面した人材・運用の課題に対し、「ママワークス」をどのように活用し、経営判断や組織のあり方をどう変えていったのか。その実践について詳しく聞いた。

創業の原点と事業転換。ITで中小事業者を支えるという選択

清田 御社の事業内容について教えてください。
堀部・林 林:メインサービスとして「セールモンスター」を運営しています。これは、Amazonで商品を販売している事業者様が、当社のサービスを通じて楽天やYahoo!ショッピングなど他のECモールへも自動で販路を拡大できる仕組みです。2018年に開始し、現在は国内・海外合わせて約7,200社の会員様にご利用いただいています。

堀部:もともとはシステム開発会社として創業しましたが、世の中のIT化が進んでいない現状を目の当たりにし、ITで中小企業を助けたいという思いから今の事業にたどり着きました。現在はシステムによる自動化を強みに、EC運営を包括的にサポートしています。
清田 創業の経緯についても伺えますか。
堀部・林 堀部:もともと私を含めた創業メンバー3人は、同じシステム会社に勤めていた同僚でした。IT業界にいると気づきにくいのですが、周囲を見渡すと、世の中にはまだIT化が進んでいない領域が数多くあると感じたのです。ITを駆使して何か力になれることはないかと考え、2011年に会社を設立しました。最初の数年は試行錯誤もありましたが、最終的に「ECという手段を使って中小企業のIT化を助けたい」という思いにたどり着き、今の事業の柱となっています。
清田 ママワークスを導入される前は、どのような課題を抱えていたのでしょうか。
堀部・林 堀部:ECモールの出品審査や、配送のイレギュラー対応など、どうしてもシステムだけでは完結せず、人の手が必要な業務がありました。以前は名古屋の本社周辺でアルバイトを募集して対応していましたが、単純作業が続くため、モチベーションの維持が難しく、離職による入れ替わりが激しかったのです。

林:新しい人を確保するたびに、またゼロからレクチャーを繰り返す日々でした。「この業務は直接雇用でないと無理だ」と思い込んでいたのですが、採用や教育のコストばかりがかさみ、現場も疲弊していたのが正直なところです。
業務を切り分けたことで経営判断が加速。「ママワークス」活用で見えた新しい組織のかたち

業務を丸ごと任せるという決断。「マネジメント代行ユニット」で見えた新しい運用モデル

清田 外部の在宅ワーカー活用に目を向けられたきっかけは何でしたか。
堀部・林 堀部:2年ほど前に展示会や案内を通じてアイドマさんを知りました。最初は、フルリモートで顔も合わせない在宅ワーカーさんに、どこまで正確な業務をお願いできるのか不安もありましたね。しかし、アイドマさんの「マネジメント代行ユニット」では、実務だけでなく管理を行うリーダー層も含めてチームを構築できるという提案があり、それなら管理の手間も省けるのではないかと考え、導入を決めました。
清田 2025年8月からは、新しい取り組みも始まっているそうですね。
堀部・林 林:はい。2025年8月から「ママワークス」の導入で架電チームの本格運営を開始しました。このチームも在宅ワーカーさんで構成しています。リーダー層が人材の決定や体制づくりをスムーズに進められるよう、アイドマさんの支援ツールを組み合わせて運用しています。応募者への一次対応なども在宅ワーカーさんが担ってくれているので、現場の負担はかなり軽くなっていると感じています。
清田 現在の運用方法や、組織構成について詳しく教えてください。
堀部・林 林:実際の運用は審査業務からスタートし、その後、問い合わせ対応、さらにコール業務へと段階的に拡張してきました。現在は3チーム体制で運用しており、全体で約40名のうち、13名ほどが「ママワークス」を通じて関わってくださっている在宅ワーカーさんです。人材の決定や母集団形成、一次対応などのプロセスも在宅ワーカーさんが担う仕組みを取り入れています。
清田 導入にあたって、具体的なエピソードや印象的な変化はありましたか。
堀部・林 堀部:最初は、在宅で本当に業務が回るのかという不安は正直ありました。対面で顔を合わせることもありませんし、皆さん働く時間もバラバラですので。しかし、現場判断を担うリーダー層が間に入ってくれたことで、その不安はすぐに解消されました。

林:フルリモートは難しいと思い込んでいましたが、結果的には全く問題ありませんでしたね。もし業務の進め方が合わないケースがあっても、リーダーがすぐに次の判断をして体制を立て直してくれます。自分たちで直接雇用していた頃のような「また一からレクチャーをやり直しだ」という疲弊感がなくなったことが、非常に大きな変化です。
業務を切り分けたことで経営判断が加速。「ママワークス」活用で見えた新しい組織のかたち

判断軸が明確になり、経営のスピードが加速。「ママワークス」活用がもたらした成果と展望

清田 導入後の具体的な成果についてお聞かせください。
堀部・林 林:在宅ワーカーさんに定型業務をお任せできたことで、社員が本来やるべき「頭を使う仕事」に集中できるようになりました。社員一人ひとりの負担が軽減され、社長の意思を形にするための新規プロジェクトなどに時間を割けるようになったことは、会社全体として大きな進歩です。

堀部:役割分担を明確にしたことで、利益率も年々向上しています。誰でもできる作業を切り出し、社員は付加価値の高い業務に専念する。このサイクルが確立されたことで、売上・利益ともに伸ばし続けることができています。社内の雰囲気も、外部のプロフェッショナルな仕事ぶりに刺激を受け、より改善や効率化を意識するポジティブなものに変わりました。
清田 今後の展望と、導入を検討している経営者へのメッセージをお願いします。
堀部・林 堀部:5年後に売上50億円という目標を掲げています。今後も新しい業務が生まれるたびに、まずは在宅ワーカーさんにお任せすることを前提に組織を組み立てていく予定です。「誰がやるのか」と悩む必要がなくなり、事業の立ち上げスピードが格段に上がりました。

林:「会社にいてなんぼ」という固定観念を捨てて、一歩踏み出してみることが大切だと思います。信頼できるリーダー候補を一人見つけ、そこからチームを広げていく手法は、人件費を抑えながら事業を拡大したい経営者にとって非常に有効な手段になるはずです。
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