在宅ワーカーの活用でリソース不足を解消し、事業拡大へ。コワーキングスペース運営企業が「ママワークス」で描く未来
PR
株式会社更紗
株式会社更紗
取締役副社長 江﨑まゆみ 氏
取材:2026.03.31
兵庫県西宮市、阪神「鳴尾・武庫川女子大前」駅から徒歩5分の立地でコワーキングスペース「SARASA」を運営する株式会社更紗。同社は「つながる、広がる、ひらける」をコンセプトに、単なる作業場所にとどまらない、キャリアやビジネスが発展する「始まりの場所」を提供している。国家資格キャリアコンサルタントによる支援や、デザイン制作の相談窓口などを備え、個人事業主やフリーランスを中心に支持を集めている。現在従業員は2名、在宅ワーカー10名が活躍中。今回は、同社の取締役副社長である江﨑まゆみ氏に、「ママワークス」を導入した経緯と、その後の成果や今後の展望について話を伺った。
キャリア支援への強い思いから起業。少人数での運営によるリソース不足が課題に
| 清田 | 事業内容と、現在の組織体制について教えてください。 |
|---|---|
| 江﨑 | 弊社は2024年10月に夫と設立した企業で、現在はコワーキングスペース「SARASA」の運営と、キャリアコンサルティング事業の2本柱で展開しています。「SARASA」ではドロップイン利用やバーチャルオフィス機能の提供に加え、利用者同士のコミュニティ形成なども支援しています。組織体制としては、代表である夫と私の2名で運営を行っています。 |
| 清田 | コワーキングスペースの立ち上げとキャリア支援には、どのような背景があったのでしょうか。 |
| 江﨑 | 私自身、長年にわたりメーカーの支店で営業サポートや営業担当の新人教育に携わってきました。その中で、配属先の支店によって教育体制に差があり、不公平感から退職していく若手社員を目の当たりにしてきたことが大きな原体験です。働く方のキャリアを企業任せにせず、ともに考えていくことに価値を感じ、国家資格であるキャリアコンサルタントの資格を取得してフリーランスとして独立しました。その後、夫が長年勤めた企業を退職するタイミングで「コワーキングスペースを始めたい」と発案し、西宮市の商工会議所が主催する起業塾に参加したことが後押しとなって、夫婦で法人を設立しました。 |
| 清田 | 起業後、事業を進める中でどのような課題に直面されたのですか。 |
| 江﨑 | 2名という少人数体制での運営による、慢性的なリソース不足です。コワーキングスペースの運営だけでなく、利用者向けのWeb制作サポートやチラシ作成、SNSの運用など、あらゆる業務を私自身が抱え込んでいました。すべてを自分で行うにはどうしても限界があり、事業を前に進めるための新たな業務体制の構築が急務となっていたのです。 |
「ママワークス」を通じた在宅ワーカーの募集。伴走支援で自走できる組織へ
| 清田 | そこで、アイドマ・ホールディングスの「ママワークス」を導入されたのですね。どのような経緯と目的があったのでしょうか。 |
|---|---|
| 江﨑 | 過去にアイドマさんの営業支援サービス「Sales Platform」を利用していたご縁があり、改めて相談しました。導入の主な目的は、私の右腕となってくれる秘書をはじめ、公式LINEの構築・運営、さらにはWebデザインやグラフィックデザインなどを任せられる在宅ワーカーを広く募集することでした。それまではすべて自分で行っていたため、在宅ワーカーの方にお仕事をお願いするという発想自体がなく、アイドマさんのサービスを通じて初めてその選択肢を持ちました。 |
| 清田 | 実際に「ママワークス」を利用してみて、いかがでしたか。 |
| 江﨑 | 「ママワークス」のスカウト機能を活用したところ、チラシ作成の案件などでは約100件もの応募が集まり、多くの方と接点を持てたことに驚きました。一方で、外部の方に業務を委託し、安定したチームを作っていく過程には特有の難しさも実感しました。 |
| 清田 | どのような点に難しさを感じられたのでしょうか。 |
| 江﨑 | 在宅ワーカーの方々は「完全な即戦力」というイメージを持っていたのですが、応募の段階でポートフォリオが準備できていない方がいたり、契約後に単価の増額を打診されたりすることがありました。単に募集して業務を渡せば終わるわけではなく、こちらのニーズをしっかりと伝え、チームを育てていく意識が必要だと気づかされました。 |
| 清田 | そのような組織構築の課題に対して、アイドマ・ホールディングスのサポートはいかがでしたか。 |
| 江﨑 | アイドマ担当者の方には、寄り添って助けていただきました。親身になって考えてくださり、頼りになる存在でしたね。私たちが社内でしっかりとマネジメントを実行できるよう、手法のレクチャーや定期的なコミュニケーションを通じて伴走支援をしていただいたおかげで、在宅ワーカーと協働する体制を徐々に整えることができました。 |
在宅ワーカーの活用が当たり前の文化に。NPO法人の設立と、さらなるコミュニティ形成へ
| 清田 | 「ママワークス」の導入後、事業にどのような変化がありましたか。 |
|---|---|
| 江﨑 | 在宅ワーカーを活用することが社内で当たり前の文化となり、私自身が本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整いつつあります。さらに、コワーキングスペースを利用されている個人事業主の方に向けて、在宅ワーカーがオンラインで公式LINEの導入レクチャーを行うなど、利用者様への新たな価値提供も実現できるようになりました。 |
| 清田 | 事業の幅も大きく広がったとお伺いしています。 |
| 江﨑 | 「ママワークス」での出会いを通じて、在宅ワーカーを活用することの価値や、その働き方の可能性を強く確信しました。人が足りなくなる時代の中で、在宅ワーカーとの協働はビジネスを加速させるだけでなく、自分が気づいていなかった視点を得られる「新しい風」になります。この経験をもとに、在宅ワーカーのキャリア形成を支援するNPO法人「在宅ワーカーキャリア共創協会」を新たに設立しました。支援の幅をさらに広げていきたいと考えています。 |
| 清田 | 最後に、今後の展望をお聞かせください。 |
| 江﨑 | 個人事業主やフリーランスを支援するビジネス会員制度「SARASAプラス」の展開にも注力していく方針です。このサービスは、日々のビジネス相談はもちろん、オプションでSNS投稿代行やLP制作といった実務サポートも提供しています。実はこの手厚い支援は、「ママワークス」で出会った優秀な在宅ワーカーさんがいてくれるからこそ実現できているサービスなんです。単なる仕事のスペースを提供するだけでなく、外部人材の力も借りながら、利用者の皆様のビジネスを加速させて「また来たい」と思える場作りに今後も注力していきたいですね。 |