長年の1名バックオフィス体制からの脱却。「ママワークス」「秘書ユニット」の活用で社長のコア業務集中を実現
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有限会社おひさまハウス
有限会社おひさまハウス
取締役社長 池上 陽子 氏
取材:2026.04.06
有限会社おひさまハウスは、2003年の創業以来、翻訳サービスや各種英会話事業を幅広く展開している企業である。クオリティの高い翻訳を低価格で提供しており、コーディネーターや翻訳者、チェッカーやネイティブによる正確なサービス提供が強みだ。クラウドを活用した翻訳ファイルの共有や完全手作業による丁寧な翻訳により、各国の言語に根付いたリアルな翻訳を実現している。また、留学準備やビジネス向けの英会話事業をオンライン中心に実施している。現在は従業員を置かず、フリーランスの翻訳者約100名、在宅ワーカー数名が活躍中。今回は、取締役社長の池上陽子氏に、「ママワークス」「秘書ユニット」を導入した経緯と、その後の成果や今後の展望について話を伺った。
長年バックオフィスを支えた担当者の退職。社長自らが経理や採用人事業務に追われる日々の限界
| 清田 | 事業内容と、現在の組織体制について教えてください。 |
|---|---|
| 池上 | 弊社は1998年に創業し、翻訳サービスや各種英会話事業を提供しています。クラウドを活用し、完全手作業による丁寧な翻訳が強みです。現在は従業員を置かず、約100名のフリーランス翻訳者や在宅ワーカーの方々と業務委託契約を結び、フルリモート体制で事業を展開しています。 |
| 清田 | 創業初期からオンラインを活用してフリーランス組織を築き上げてこられたのですね。事業を運営される中で、どのような課題を抱えていたのでしょうか。 |
| 池上 | 約15年にわたり、経理から事務作業までバックオフィス全般を1名で支えてくれていた担当者が退職することになったのです。後任がいない中、私自身が経理などを引き継ぎましたが、細かい作業工程を把握しきれておらず、すぐに手が回らなくなってしまいました。 |
| 清田 | 社長ご自身が実務を抱え込んでしまったのですね。 |
| 池上 | さらに、翻訳者の層を増やすために「ママワークス」を活用して新規募集を行ったところ、月に100件もの応募が殺到しました。翻訳はバイリンガル人材に人気が高いため、想定を大きく超える反響があったのです。応募者全員の経歴を確認し、1名1名に合わせて一時審査の返信をするだけで、当時は寝る暇もないほどでした。私にしか対応できない特殊な翻訳業務もあり、どうにもならない状況に陥ってしまったのです。 |
| 清田 | そこで、「秘書ユニット」の追加導入をご検討いただいたのですね。 |
| 池上 | アイドマの担当者さんに相談したところ、「秘書ユニット」をご提案いただきました。「ママワークス」と連携し、募集機能と事務対応の両方を補える点が最大の決め手となりました。 |
「秘書ユニット」による一次審査アシスタント業務と経理の巻き取り。スキルアップを続けるワーカーの柔軟な対応力
| 清田 | 「秘書ユニット」を導入後、具体的にどのような業務を委託されたのでしょうか。 |
|---|---|
| 池上 | まずは、私の睡眠時間を削る原因となっていた「ママワークス」からの応募者対応をお願いしました。アイドマの担当者の方が応募者の基準を整理し、丁寧なチャートを作成して一次審査の振り分けと応募者への連絡を代行してくれました。 |
| 清田 | 応募対応の負担は軽減されましたか。 |
| 池上 | 劇的に軽くなりました。翻訳者の方々は翻訳業務に特化しているため、事務作業を引き受けてくれる人がなかなかいません。応募対応をお任せできたことで睡眠時間を取り戻すことができ、募集業務において秘書さんの価値を強く実感しました。 |
| 清田 | バックオフィス業務についてはいかがでしょうか。 |
| 池上 | 経理業務や、新規事業であるレンタルスペースのInstagram運用も委託しています。大企業での経理経験を持つスキルフルな方が質の高い業務を提供してくれています。Instagram運用では、Canvaを使いこなして画像を作成したり、見込み客に地道に「いいね」活動をしたりと、自分では到底できないクリエイティブな仕上がりになっています。 |
| 清田 | 在宅ワーカーの対応力はいかがですか。 |
| 池上 | 最初は経験がなかった業務でも、ツールを使いこなしながらどんどんスキルアップしていくのが目に見えてわかります。期待以上の成果を出してくれており、本当に頼りになる存在です。また、万が一担当者が変更になる場合でも、アイドマさん内部でマニュアル化と引き継ぎが完結する仕組みは、1から説明し直す手間がなく、経営者にとって何より楽で助かっています。人員を直接確保するよりもコストパフォーマンスが高く、大変満足しています。 |
社長のコア業務集中と新規事業への展開。オンライン時代のビジネスを支える強固なバックオフィス
| 清田 | バックオフィス体制が安定したことで、企業としてどのような変化がありましたか。 |
|---|---|
| 池上 | 私が本来集中すべきコア業務や、新規事業の開拓に専念できる環境が整いました。現在、AI技術の飛躍的な進化によって翻訳業界全体のあり方が変わってきています。その中で、これまで培ってきたオンラインでの事業展開ノウハウを活かし、企業向けの英会話レッスンや、オンラインで海外展開を目指す企業へのコンサルティングなどに力を入れていく予定です。また、子育てや介護が落ち着き、スキルを活かしたい女性に対する働き方のコンサルティングなども増えてきています。 |
| 清田 | 新規事業に向けて、「秘書ユニット」の活用範囲も広がりそうですね。 |
| 池上 | 今後は既存のバックオフィス業務の継続に加え、企業様に向けて直接メールでご案内を送るような、営業事務的なアプローチ業務もお願いしたいと考えています。地域や業種を絞り込み、弊社のメールアドレスから直接ご連絡する運用を今まさに準備しているところです。 |
| 清田 | 最後に、同じようにバックオフィスの属人化や人手不足に悩む経営者に向けて、メッセージをお願いします。 |
| 池上 | 「秘書ユニット」は、困りごとをまとまりのない状態で相談しても、きちんと整理して業務に落とし込んでくれます。ただ事務的に作業をこなすのではなく、経営者に寄り添って一緒に走ってくれる温かさがあります。1名で多くを抱え込んでしまいがちな経営者にとって、引き継ぎの手間もなく、高品質な業務を適正なコストで任せられるこの仕組みは、間違いなく大きな助けになるはずです。 |