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在宅イラストレータになるには?収入や仕事内容、未経験からの仕事の探し方を紹介!

「イラストを描く仕事がしたい」「育児の合間にパソコンを使って稼ぎたい」とお考えの方におすすめの仕事があります。それは「在宅イラストレーター」です。

最近は、スマホゲームや様々なアプリの普及によってイラストレーターの需要が増え、在宅でもできるイラスト制作の仕事がたくさんあります。

今回は、在宅イラストレーターの仕事内容や収入など、その実態についてお伝えしていきます。

在宅イラストレーターの仕事とは?

在宅イラストレーターとは、会社ではなく自宅で作業をするイラストレーターのことを指します。

会社に勤めているイラストレーターの場合は、ゲーム・アニメーション制作会社やデザイン事務所、広告代理店や出版社などに所属しています。

一方、在宅イラストレーターはフリーランスで働く個人事業主となり、営業からクライアントとのやりとりまで一人で行います。仕事の責任を全て自分一人で負わなければならないので、シビアな一面もあります。

ただし、作業量やスケジュールなど都合に合わせて自由に設定できるので、主婦の在宅ワークとしておすすめの仕事でもあります。

具体的に、イラストの仕事として代表的なものは下記の通りです。

  • LINEスタンプの制作

LINEスタンプや着せかえ画像を制作して報酬を得る仕事です。企業の公式スタンプ制作を業務委託で行うこともあれば、個人的にオリジナルスタンプを作ることもできます。

  • スマホアプリのアイコンやヘッダー画像の制作

SNSなどのスマホアプリのアイコンやヘッダー画像などの制作を行います。日々新しいアプリが開発され、アイコンのデザインが更新されたりしますので、企業からこのような依頼が来ます。

  • WEBサイト内のイラスト制作

企業のHPや個人サイトのヘッダー(WEBサイトの上部に常に表示される部分)制作や、HP内のイラストを描きます。前職でWEBデザイン、HP制作を経験された方には特におすすめの仕事です。

  • インターネットでのイラスト塾

インターネット上に動画をアップし、イラストを学びたい人に自分の技術を教えます。

実際に教室を開いて対面式で教える方法もありますが、最近では動画を使った指導やイラスト添削をしている方も増えています。

どのくらい稼げるもの?

ここでは、気になるイラストレーターの収入について見ていきましょう。

フリーランスの在宅イラストレーターの場合、平均年収は200~300万円ほど。売れっ子になれば会社員より稼ぐことも可能ですが、それはごく一部の方だけのようですね。

さらに、主婦の在宅ワークであれば作業時間も少ないので、多くても年収100万円程度ではないでしょうか。

フリーランスの場合、コンスタントに仕事を受注できるとは限らないので、最初は思うように稼ぐことは難しいかと思います。

しかし、実績を積んでクライアントとの信頼関係ができてくると、営業をしなくても仕事の依頼が来るようになります。努力や工夫次第で収入を増やすことは十分可能なのです。

在宅イラストレーターに必要な条件

次に、在宅イラストレーターとして活躍するために必要な条件を見ていきましょう。

  • 報連相ができ、早い

クライアントとのやりとりのスピードが早いか、ということです。クライアントとは基本的にメールでしかやりとりをしませんので、その反応が遅いと相手は不安になりますよね。

また、作業に関する疑問点をすぐに相談することも重要。自分の判断で仕事を進めてしまうと、トラブルになることもあり得ます。報連相を徹底することで、お互いに安心して仕事ができますよね。

  • 仕事が早い

在宅で仕事をしていると、集中して作業が進められないということも多くあります。しかし、短時間に集中して作業ができる=仕事が早い方はクライアントから重宝されます。

また、作業時間を短縮することで実質的な時給アップとなりますので、制作側のメリットにもなります。

イラスト制作の仕事はいくらでも時間をかけることができますが、限られた時間内で高品質なイラストを仕上げることが求められるのです。

  • 仕事の幅が広い

一口にイラストと言っても、かわいいキャラクター系から写実的なものまで多種多様です。イラストレーターとしてコンスタントに仕事を受注するためには、幅広いイラストを描けることが必要です。

自分の得意分野を磨くのもいいですが、需要が高い分野のイラストも描けるようになると仕事量が安定します。

一つのテイストでしかイラストを描けないと、その時の流行によっては全く仕事がなくなってしまう危険性があるのです。

  • 納期を守る責任感の強さ

他の仕事にも共通することですが、納期は必ず守ります。万が一、遅れそうな場合は事前に「〇〇の理由で送れそうです」と連絡をし、納期の調整をしてもらいます。

絶対にしてはならないのは、無断で納期に遅れること。やむを得ない事情があったとしても、クライアントには関係のないことです。

「必ず納期を守る」という責任感を持っている方はクライアントから信頼され、次の仕事につながりやすくなります。

  • 豊富なポートフォリオ

「ポートフォリオ」とは、デザイナーなどが自分の作品を紹介する「作品集」のようなものです。制作したイラストやWEBページをクライアントに見せて、採用の可否を判断してもらいます。

ほとんどのイラストレーターは、クラウドソーシングサイトなどに自分のポートフォリオを載せています。この作品の数が豊富なほど、受注の確率が上がるのです。

  • 提案力がある

作品を期限内に納品するだけでなく、クライアントに対して提案ができると、さらに受注率アップにつながります。

提案というのは、「これをこうした方がもっと良くなると思います」などの前向きなアイデアです。

必ずしなければいけないわけではありませんが、「クライアントのために言うべきだ」と思うことがあれば伝えた方がいいでしょう。

どこから仕事をもらうの?

ここでは、在宅イラストレーターが具体的にどこから仕事を受注しているかをご紹介します。

  • クラウドソーシングサイトやコミッションサイト

インターネット上には、様々な仕事を外注する「クラウドソーシングサイト」や、個人からの依頼でイラストを描く「コミッションサイト」というものがあります。

このようなサイトはたくさんありますので、複数のサイトに登録しておき、受注の確率を上げます。自分から応募することもできますし、相手からスカウトされることもあります。

クライアントとはサイトを通してのやりとりになりますが、気に入られれば直接契約を結び、長いつきあいになることもあり得ます。

  • SNS

FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを活用して受注することも可能です。

多くのイラストレーターは仕事用のアカウントを作り、そこにポートフォリオを載せています。SNSのみで受注し続けることは難しいですが、手段の一つとしてぜひ活用するべきでしょう。

  • リアルな人脈

前職の人脈や友人・知人のネットワークから仕事を受注します。すぐに仕事につながるとは限りませんが、この方法がお互いに最も安心できますよね。

異業種交流会やイラストの即売会などのイベントには積極的に出席し、リアルでも人脈を広げておくことが大切です。

まとめ

以上、在宅イラストレーターの仕事内容や収入面など、気になる実態をご紹介してきました。

イラストレーターは専門職で単価も高めですので、軌道に乗れば主婦でもまとまった収入を得ることが十分可能です。

クリエイター系のお仕事をしていた方、学校で学んでいたという方はぜひ挑戦してみてくださいね!

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