日払いの内職・在宅ワークとは?短時間で稼げる仕事を紹介
在宅ワークを始めるにあたって、報酬の支払いのことも気になりますよね。
「日払いが可能なのか?」や「随時、必要な時に振込が可能なのか?」など、支払い方法に関する疑問は色々とあるでしょう。
今回は、「在宅ワークでの日払いが可能なのか」をメインに、短時間でできる在宅ワークなどもご紹介したいと思います。
在宅ワークの日払いは可能か?
結論から言うと、在宅ワークでの日払いはまず不可能です。
在宅ワークのマッチングサイトやクラウドソーシングサイトなどを見てみても、「日払いOK」という案件はありません。
それは、在宅ワークは日払いに適さない働き方である、というのが大きな理由です。
日払いと言えば工場での製造・仕分けや引っ越し作業、警備などが代表的ですが、それは「1日で完結する(引き継ぎがない)仕事」や「人間関係ができていなくてもできる仕事」であることが多いからです。
これらの仕事は重労働であることが多く、元々人の入れ替わりが激しい職種であることから、日払いの方が雇いやすいのでしょう。
一方、在宅ワークは日払いには適していません。
というのも、1日で完結できる仕事というのはあまりなく、あっても非常に単価が低いため、日払いにするメリットがないからです。
現場作業のように「1日で1万円稼ぐ」というのは、在宅ワークではかなり難しいのです。
在宅ワークは、たいていはマッチングサイトやクラウドソーシングサイト経由で受注しますが、報酬はそのサイトのルールに沿って支払われます。
一般的には、「月末締め翌月○日払い」「○万円まで達したら支払い」「キャリーオーバー方式(報酬を繰り延べておく)」「随時支払い」などから、好きな方法を選びます。
まとまった額を稼ごうと思ったら、数日~数週間かけてコツコツと取り組む案件を選ぶことになりますので、そうなると日払いは難しいですよね。
短時間でできる在宅ワーク
ここでは、比較的短時間でできる在宅ワークをいくつかご紹介していきます。
【記事校正】
■内容
記事校正とは、インターネット上のまとめサイトなどに投稿されるコラムやブログなどの記事のチェックをすることです。
誤字脱字だけでなく、読んでいて不自然な表現を直したり、発注元のルールに沿って書かれているか、指定キーワードが指定の数だけ入っているかなどをチェックします。記事1本あたり、長くても1時間以内に完了するでしょう。
■単価
総じて単価は低めで、1文字0.1円や、記事1本あたり50円というものが多いようです。例えば5,000文字の記事校正を行った場合、5,000文字×0.1円=500円となります。
もしくは、チラシなどの印刷物の校正であれば、時間単価700~1,000円という案件もあります。
ただし、このような高単価の案件は応募条件が「経験者のみ」となっていることが多いので、注意が必要です。
■難易度
「文章を読むのが好き」「国語が得意だった」という方であれば、問題なく始められるでしょう。
未経験OKとしている案件も多数ありますので、在宅ワーク初心者におすすめの仕事と言えますね。
ひたすら文章を読んでチェックする仕事ですので、根気と集中力が必要になります。細かい作業が得意な方には特におすすめです。
【ライティング】
■内容
ライティングとは、その名の通り文章を書くことです。
まとめサイトや、投資・恋愛・節約などテーマを絞った情報サイトなどに掲載する2,000~10,000文字程度の記事を執筆します。
ライティングの案件は、在宅ワークの中でかなり豊富にありますし、テーマやターゲットもさまざまですので、自分が書きやすいものを選ぶことができます。
執筆にかかる時間は、初心者であれば2,000文字につき3時間あれば終わると思います。慣れると1時間程度で書けるようになります。
■単価
1文字あたり0.1~4円と、案件によってかなり単価に幅があります。
例えば文字単価0.5円で5,000文字の記事作成を行った場合、5,000文字×0.5円=2,500円となります。
単価が低いものはそれだけ難易度が低く、ネットで少し調べれば誰にでも書けるような内容ということです。
単価が高いものは、医療や投資などの専門知識を必要とする内容であったり、借金や美容整形など特殊な経験を告白するような内容であることが多いようです。
■難易度
決して高くはありません。子育て中の主婦であれば、自分の経験を生かして妊娠や子育てに関する記事を作成できます。
もしくは、生かせる経験がなくても調べ物が得意な方であれば、どのようなジャンルの記事でも対応できるでしょう。
最初は2,000~3,000文字くらいの短い記事からスタートして、慣れてきたら6,000~8,000文字くらいの長めの記事に挑戦していけば、スキルアップにもなりますし報酬アップにもなります。
【記帳代行】
■内容
記帳代行とは、企業から送られてくる請求書や領収書を元に、会計ソフトに仕分けを入力することです。
毎回、メール・郵送などで請求書や領収書が送られてきますので、それらを見ながら、「JDL」「弥生会計」などの会計ソフトに仕分けを入力したり、給与計算や決算処理をします。
作業時間は自分次第です。1件あたりの入力は1分もかからないでしょうが、1日で全ての作業が終わるということはありません。
たいてい、半月や1カ月分の処理を任されるので、それを自分のペースで進めていきます。作業時間を多く確保できる方であれば、その分早く終えられるということです。
■単価
報酬は完全出来高制で、「1行あたり○円」のように単価が設定されている案件もあれば、「1時間あたり○円」のように時間単価制の案件もあります。
1行あたりの単価は20円程度が一般的で、時間単価制の場合は時給700~1,000円ほどになります。
■難易度
難易度は少し高めです。と言っても作業自体は単純ですし、ほとんどの仕分けは前月と同じものになるので、覚えてしまえば、それほど難しいものではありません。
ただし、採用の条件に「会計事務所での実務経験がある方」「弥生会計入力の経験者」のように、経験者であることが求められますので、未経験者が始めるにはハードルが高いと言えるでしょう。
【データ入力】
■内容
データ入力とは、企業の住所・電話番号・業務内容や、通販サイトの商品情報などをExcelのリストに入力する仕事です。
入力する元となるデータをインターネットで調べるところから始まる案件もあれば、すでに用意されたデータ(PDFなど)を見ながら入力する案件もあります。
単純作業ですので、1件あたり5~10分もあれば完了します。
■単価
単価は1件あたり5~10円程度で、決して高くはありません。単価5円で100件のリスト入力をした場合、5円×100件=500円となります。
効率よく稼げる仕事ではないので、在宅ワーク初心者が実績を積むためにやってみる、というのであればおすすめですね。
■難易度
低めです。パソコン操作ができる方であれば問題なく作業できるでしょう。
ただし、1日中パソコンに向かって黙々と作業し、正確なリストを作成しなければならないので、粘り強さと正確さが必要になります。
なるべく早く現金化する方法は?
在宅ワークでの日払いが難しいということはお分かりになったかと思います。しかし、それでもなるべく早く手元に現金が欲しい!という時もありますよね。
ここでは、そのような時の現金化の方法をご紹介します。
クラウドソーシングサイトには、支払い方法がいくつか選べるものもあります。その中で、すぐに出金申請をする「随時支払い」という方法があります。
これは、今まで得た報酬の中で出金可能な分を、申請後から数日後に振り込むという仕組みです。
この方法であれば、早ければ納品から1週間以内に報酬を受け取ることも可能ですので、受け取る側からするとありがたいですよね。
ただし、随時支払いを申請する際にシステム利用料が発生するというデメリットもありますので、あまりおすすめはできません。あるサイトでは、出金額の3.5%が利用料として引かれます。
さらに、サイトによっては振込手数料も100~500円ほど引かれてしまいますので、頻繁に出金するとかえって損をすることになります。
在宅ワークで賢く稼ぎたいのであれば、振込手数料を節約するためにも、まとまった額になるまで出金しないことです。
もしくは、クラウドソーシングサイト経由ではなく、企業と業務委託契約を結ぶという方法もあります。
この場合、振込手数料は企業側が負担する場合がほとんどですし、サイトに利用料を払う必要もありませんので、その分手取りが増えますよね。
まとめ
いかがでしょうか?「日払い」と「在宅ワーク」をテーマに、いくつかの視点からご紹介してきました。
「報酬はなるべく早く手に入れたい」と誰しも考えるでしょうが、特に在宅ワークではそれは難しいということがお分かりになったかと思います。
しかし、在宅ワークでも安定的に報酬を得ることが可能ですので、ぜひ自分に合った案件を見つけて挑戦してみてくださいね。