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ライティング講座 ステップアップ編vol.1

ライターとしてステップアップするには

基礎編に引き続き、ライティング講座ステップアップ編をスタートします。ライターを目指す方たちはもともと文章を書くのが好きで、得意だという方が多いと思います。そのような方には改めてお話しするようなことではないかもしれませんが、基本を忘れないように、文章の書き方について押さえておきたいポイントを3つご紹介します。

 

1) 一文で扱う情報はひとつまで
一つの文章に複数の情報を盛り込もうとすると、どうしても文章は複雑になり、長文となります。読みにくくなるので注意しましょう。

2)一文三十字以内
スマートフォンの場合、表示画面の文字サイズ設定にもよりますが、デフォルトの設定は、画面の横幅に当てはまるのが15文字前後となります。そのことを考慮して1文2行程度、長くても4行以内、ワンスクロールで表示できる長さの文章を書くように心がけましょう。Webコンテンツの多くがスマートフォンやタブレットで閲覧される時代だからこそ、このルールを押さえるだけで文章は読みやすく、分かりやすくなります。

3)語尾を変える
三つめはごく基本的なことですが、一文一文文章の語尾を変えること。語尾を変えることでリズムがつき、読みやすくなります。

 

文字数を気にせず長く書いてみる

文章を書く時は、一度書き始めたら、とにかく一度終わりまで書き上げるようにしましょう。何度も読み返し、修正を加えながら書いていくと必要以上に時間がかかってしまいます。出だしで躓いてしまうと、まったく書き進められないというドツボにはまってしまうことも。「良い文章を書かなくては」と意気込みすぎる必要は、ありません。表現に凝ったり、構成に頭を悩ませるのは次のステップ。まずはとにかく、与えられたテーマについてきちんと答えになる文章を書くことに注力しましょう。

原稿には、文字数の設定があります。でも、最初からその文字数内で文章を書こうとする必要はありません。最初は文字数を気にせず、長めに書いてみましょう。長く書いた文章を削っていく作業は、短い文章を膨らませるよりも簡単です。そして、長い文章を削っていく中で、文章がより深く、洗練されたものになっていきます。削っていく時は、同じ内容を言い換えて繰り返していないか、意識してチェックしましょう。分かりやすいようにかみ砕いたつもりでも、表現が重複して読みにくい文章になっていることがあります。

「一文は短く、文字数は多めに」とりあえず書いてみましょう。文章は、何度でも書き治すことができるもの。一度書き上げて、それから何度も推敲を重ねていきましょう。

【ライター:丸山智子】

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