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意外と知らない人が多い?レビュー代行の仕事に潜むリスクについて解説!

公開日:2018.12.13
最終更新日:2019.05.03
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欲しいものを探してお店をウロウロしたり、雨の中子どもを連れて買い物に出かけたり、店頭になかった商品を求めて別店舗に行かなければならなかったり・・・従来の買い物とはこのような状況が当たり前でした。しかし今や、好きな場所でパソコンやスマホを使い商品を検索し、欲しいと思ったものをボタンひとつで購入でき、それが宅配で自宅まで届くという便利な時代になりました。

そして、初めて購入しようと思っている商品やサービスを選ぶにあたり、「どのメーカーにしようか」「どの種類にしようか」などと悩んでいる時に頼りになるのが、レビューや口コミです。その商品やサービスを既に購入し、利用した人による、感想です。
従来の買い物では、何を買うか判断に迷った時は、店員さんに相談するか、実際に商品を持っている知人を自力で探して使い心地を聞くか、というような方法しかありませんでした。そのような意味で、近年、レビューや口コミのような機能が、より一層私たちの買い物の質を高めていると言えます。

しかしながら、「レビューを代行して投稿します」「商品の良いポイントをたくさん盛り込んで、購入者の獲得につながるようにしますよ」という業者が実在しているということ、ご存じでしょうか。在宅ワークの仕事を探している人であれば、もしかしたらこのような「レビュー代行」の求人を見かけたことのある人がいるかもしれません。

このレビュー代行の仕事は、実はとても危険です。状況によっては、法律に触れることもあり、大きなリスクが潜んでいます。本コラムでは、このようなレビュー代行の仕事に潜む危険性についてご紹介してまいります。

レビュー代行とは

商品を購入する際に利用したサイトに、実際に商品を使ってみて感じたことや、これから購入を検討している人に向けたコメントなどを記載することを「レビュー」「口コミ」などと言います。本コラムでは「レビュー」という呼び方に統一して述べていきますが、このレビューは、実際にその商品を使っている人の言葉だからこそ、信用できる内容となっています。
一般的に、レビュー機能のあるサイトで商品の購入を検討している人の多くは、このレビューをかなり重要視しており、その商品の良いポイントだけを伝える傾向のある一般の広告よりも信頼している傾向にあります。
また、レビューの数が多いと、サイトの上位にその商品が掲載されるという、出展者にとってのメリットもあります。その商品の売れ行きまでも左右しかねないレビューですが、実はこのレビューの投稿を、「報酬をもらって代行します」という業者が後を絶たないのです。

レビューの数を増やすということだけでなく、その商品の好感度を上げるレビューを恣意的に作成・投稿する、あるいはライバル会社の商品の好感度を下げる内容を含む、といったことまでしてしまうのが「レビュー代行」です。
出展者は、レビューが商品の売れ行きを左右するということを理解しているので、こういったレビュー代行業者に依頼をして、商品をサイトの上位に表示されるように仕組んだり、商品購入者を多く獲得するように操作したり、消費者がライバル会社の商品を買わないように騙したりするのです。

そして、こういった背景をあまり理解せずに、在宅ワークの仕事を探している人がレビュー代行の求人を見つけ、報酬をもらって指示された通りにレビューを投稿してしまっているというケースも、少なくありません。背景や仕事の意図を理解していなくても、レビュー代行に加担していることには変わりありませんから、そういった方々のためにも、本コラムではレビュー代行のリスクや危険性を、しっかりと伝えておきたいところです。

レビュー代行はなぜ許されない?

ここまで述べてきたことだけでも、レビュー代行がなぜ許されないのか理解できるかもしれませんが、改めてレビュー代行が許されない理由をみていきましょう。

【消費者を騙していることになる】
既述の通り、代行して投稿されたレビューは偽りの内容となり、その偽りのレビューを参考に商品を購入した人は、騙されていることになってしまいます。騙されていることに気が付かないこともあるかもしれませんが、中には商品を実際に使用してみて、「あれ?あのレビューに書いてあることと違うな」と思うことになる人もいるでしょう。

また、レビュー代行による大量投稿のおかげで、商品がサイトの上位に表示されていたとします。特に大規模な通販サイトであればある程、出展されている品数が多いので、サイト上位に掲載されている商品が最も購入されやすいという傾向があります。従って、「上位に表示されている商品なら失敗しないだろう」と考えて購入を決めた消費者も、欺かれていることになるのです。

このように、レビュー代行は消費者を騙して購入に導いていることになるので、決して許されることではありません。

【ネット業界全体の信用が失われる】
レビューが代行して投稿されたと一度明るみに出ると、代行業者や出展者の信頼が失われるだけでなく、ネット業界全体の信用性がなくなってしまいます。適切に投稿されたレビューも信頼されなくなり、それがネット販売の不況につながるかもしれません。通販サイトのみならず、ブログやSNSなど、他のサイトに書かれていることも、「嘘なのではないか」と疑いをかけられてしまう可能性もあります。

インターネットにより生活が便利になっているのは確かですが、「顔が見えない」「匿名で投稿できる」といった特性上、一度失った信用を取り戻すのは、現実社会以上に困難だと言われています。自身が受けるダメージだけでなく、業界全体が受けるダメージを考えると、恐ろしくなります。

社会的処罰の対象にも

「道徳的に許されないのは分かったけれど、レビュー代行を行ったからといって、処罰を受けることってあるの?」と思われるかもしれませんが、状況によっては、処罰を受ける可能性は「ある」ということを、ここでは強く協調しておきます。

レビュー代行は、多くの国において法律に触れる行為とみなされていますが、日本でも同様です。
具体的には、景表法と呼ばれる法律に抵触する可能性があります。景表法とは、「不当景品類及び不当表示防止法第4条1項」の略で、消費者がおいしい話に騙されて商品購入するなどといったことを防ぐことにより、消費者を保護するための法律です。代行によるレビューは、消費者の商品に対する印象を意図的に操作していることになるので、「不当表示」とみなされてしまうということです。「不当表示」を行った場合、高額の課徴金制裁が課される可能性があります。

また、代行して書かれた偽りのレビューを信用して商品購入をした消費者や、自社製品を悪く書かれたライバル会社などから、損害賠償を求められる可能性もあります。

実際、2014年に大阪のシステム会社が、とある通販サイトに11万件以上の架空レビューを投稿していたことが発覚し、その通販サイトの運営会社から多額の損害賠償を求められたという事例があります。消費者やライバル会社のみならず、サイト全体の信頼を揺るがされた通販サイト運営会社からも、賠償金が請求される可能性があることを覚えておきましょう。

このように、代行レビューが発覚した際、自社や自社製品のイメージダウンのみならず、社会的処罰の対象になり得るということから、レビュー代行には大きなリスクが潜んでいると言えるでしょう。

最後に

レビュー代行のみならず、例えば「既存記事をコピペしてあたかも新たなものであるかのように装って記事を執筆する」といったこともそうですが、道徳的あるいは社会的に許されないであろう行為を、仕事として提供されているケースがしばしば見受けられます。

特に、顔の見えない在宅ワークでは、そういった仕事が比較的多く見られるのが残念な現状です。大切なのは、そういった仕事を、軽い気持ちで請け負ってはいけないということです。同時に、「この仕事は受けてはいけない内容だ」と判断できる知識も必要になります。そのようにして自分の身を守る以外に術はありません。

信頼できる求人サイトを利用するなどして、ここで述べたようなトラブルに巻き込まれないために気を付けましょう。

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