空いた時間に稼ぐ方法とは?おすすめの仕事をいくつかご紹介します☆
会社勤めの頃は、スキマの時間を意識することはあまりないと思いますが、専業主婦やパート勤めをしていると、突然空白の時間が生まれることがあります。
スキマの時間に何か仕事をしたいと思っても、不規則でいつ時間が空くのか分からない状況では、外で常勤することもできません。そんなスキマの時間にこつこつと稼げる方法はないのか、じっくり探っていきましょう。
スキマの時間で働く心構え
スキマの時間でこつこつ稼ぐ方法の説明をする前に、少し心構えのお話をします。もちろんスキマの時間で稼ぐことも大切ですが、その働き方によっては大事なものを失う可能性があるからです。
たとえばスキマの時間で稼ぐ楽しみを知ったことで、本来やるべき任務がおろそかになることがあります。本業を持っている人は特にその傾向が垣間見えます。スキマの時間で稼いでも本業で重大なミスをしては、本末転倒になってしまいます。
育児や介護の合間に仕事をしている人も、あくまでスキマの時間を利用して仕事をしているのだということを忘れないようにしましょう。
スキマの時間で仕事をする場合、中にはスマホを利用する業務もあります。家族の会話の時間中にスマホの操作に夢中になっていると、いつの間にか家族関係にまでスキマが生じることがありますから注意が必要です。
一方でクライアントの立場になれば、業務を発注している限りは、プロに依頼しているのだという意識を持っています。いったん仕事を請負った限りは、家庭の環境や体調を言い訳にせずに、きちんと最後までやりきるという心構えが大切です。
それではスキマの時間で稼げる業務を紹介していきましょう。
テレアポ
テレアポとは、一般企業の代表者に電話をして、現在の状況や解決したい課題などをヒアリングし訪問のアポイントを取る仕事です。
電話をするリストも、話す内容の台本も用意されていますから、未経験の人も、会社勤めにブランクがある人も安心して仕事ができます。
ただし自宅にインターネットができる環境とヘッドセットを用意しておく必要があります。
電話は、固定電話や携帯電話を使わず、パソコンから電話が架けられるツールを使用しますから電話代はかかりません。
パソコン操作は簡単な入力業務ができれば、特別なスキルは不要です。架電1件あたり10円~30円、訪問アポイントが獲得できたら1件200円~500円の報酬が別途もらえます。
モニターバイト
モニターバイトとは、商品などを試してレビューする仕事です。主にアンケートモニターサイトや特定の企業のモニターなどに登録して、そこから仕事を探し商品やサービス、開発されたアプリなどを試したのちアンケートに答えて収入を得ることができます。
アンケートモニターサイトには商品モニターだけではなく、アンケートのみ実施している案件も多く、時間がなくてもスキマの時間を見つけて仕事をこなせるものもあります。
育児や仕事の合間に作業する事を考えると大金を稼ぐことは難しいですが、単価の高い案件や数を多くこなすことで、ある程度の金額は稼ぐことができます。
モニター後のアンケートはしっかりと細かく書くことを求められることがあります。また商品によって数週間から一カ月以上使う必要があるものまであり、時間を費やしているのに割りが合わないと感じることもあるかもしれません。
だけどモニターバイトのメリットのひとつは、締め切りまでであればアンケートを少しずつ書いていけることです。
子どもが昼寝をしている間に1問だけ、パパが子どもをお風呂に入れている間に1問だけ、残りはみんなが寝た後にといったように、まさにスキマの時間を有効に活用できるのです。
途切れ途切れでも最終的にアンケートを完成させればいいので育児中でも無理なく仕事ができます。
覆面調査
エステサロンや飲食店の覆面調査は、人気業務のひとつです。無料や割引価格でサービスを受けることができるうえに、中には報酬が出るものまであります。タクシーのモニターなどもあり幅広いジャンルにチャレンジできます。
エステなどは無料で施術できるモニターが多くあり、お金をかけずに自分磨きもできるので興味のある方にはおすすめです。
ただし施術後高額契約を迫られるところも多いので、押しに弱い方は避けた方がいいでしょう。
WEBデザイナー
WEBデザイナーでよく求められる業務は、コーポレートサイト制作やデザイン、グラフィックの制作などです。
WEBデザイナーとしての勤務経験があるけど、ブランクがあるので無理なく復職がしたいといった人や、家事や子育てで働ける時間が限られているけど少しでも好きな仕事に携わりたいといった人に適しています。
まずは得意なことや自信のあることを中心に業務をしていきます。さらにスキルのある人は小規模サイトやシングルサイトをまるごと構築するなど、やりがいのある仕事を任せられることもあります。
内職系業務
■データ入力
データ入力は、パソコンを使用して、会社から委託された数字や文章などのデータをそのとおりに入力していく作業をする仕事です。
データ入力と言ってもいろいろな種類があります。そのため、多くの在宅ワークの中でも、最も仕事が多い分野のひとつだといえます。
業務内容は、住所録の作成、論文の作成用に紙情報を入力、テープ起こしなどといったデータをWordやExcelに入力していくことです。
あるいは、一定の文章などの情報や写真などをネット上で拾ってきて、指定箇所に貼りつける単純な作業の仕事もあります。
■メール配信業務
メール配信業務は、セールスクラウドを使用して、企業に会計事務所や不動産会社などのキャッチコピーを書き込んだメールを送信して、アポイントを取る仕事です。
在宅で仕事ができるので、子育てや介護中などで時間を取りにくい人でもスキマ時間を利用して仕事をすることが可能です。報酬は、1件5円前後です。
■シール貼り
シール貼りは、うちわを貼り付けたり、ダイレクトメールのシールを貼り付けたり、さまざまな商品のシールを貼り付ける内職の仕事です。うちわ貼りなどは、製品のずれなどの検品もありますので、正しくシールを貼る手先の器用さが必要です。
また商品のラベルや値札をつける仕事もあります。値札の印字ミスなども確認します。ラベルの向きやバーコードを貼る位置などを細かく指定されています。商品の検品作業なども合わせて発注されることもあります。
■袋詰め作業
袋詰め作業は、ネイルキットやつけまつげセットなど美容品などの袋詰めから、ポケットティッシュの広告の封入など、あらゆるものを袋に梱包する作業を行います。ダイレクトメールを封筒に入れる簡単な作業なども含まれます。
またガチャガチャなどに使われるおもちゃをカプセルに詰めていく作業の仕事もあります。仕事の案件が季節に左右されないので、定期的に見つけやすい内職のひとつです。
■画像販売
一眼レフのデジタルカメラを所持している人であれば、撮影した画像を販売することができます。特別に変わった景色でなくても、日常の平凡な光景でもかまいません。
どんな人が購入するのかといえば、新聞の折り込み広告に利用したり、会社のホームページに利用したり、ブログに活用したりとさまざまな分野の人が、シチュエーションに最適な画像を探しているのです。
画像の販売をしてくれるサイトに登録をしておけば、いつでも画像を投稿できます。買手が現れれば、換金可能なクレジットを獲得できます。
WEBライター
Webライターとは、インターネットのサイト用の記事を書く仕事です。クラウドソーシングの運営サイトに入会すれば、てっとり早く仕事を見つけられます。運営サイトは何社もありますが、入会登録は無料ですから、試行錯誤をして自分と相性がよいと思われるサイトを主力にするといいでしょう。
入会の際にはプロフィールを入力して、資格や特技を入力します。文筆の分野でなにか実績があれば、それも合わせて入力しておくといいでしょう。もちろん個人情報が分からない範囲ですが、それらの情報を入力するだけで、ずいぶんと業務の依頼度が上がってきます。
入会して実際にサイトを閲覧すると、ライティングだけでも実にさまざまな分野の業務があることが分かります。
短いところでは、ネーミングやキャッチコピーなどです。あるいは商品やお店の説明文といったものもあります。ただしこれらは文字数が少ない分、報酬もずいぶんと安価です。
2千~3千文字くらいの長文だと報酬も上がってきますが、その分、クライアントが要求するハードルが高くなります。テーマも芸能、エンタメから法律問題まで実に多彩です。
育児や介護のスキマの時間に取り組みたいと考えている人には、ノルマや締め切りがないタイプの仕事が適しています。
これは、レストランのビュッフェのように、空いた時間に好みの記事のテーマを自分で選択して、完成したら納品する形態です。月に1~2記事の提出でもいいですし、逆に数十記事を提出することも可能です。
ただし仕事が多いのは、締切りを設けられているタイプの方です。芸能、エンタメ、時事系の記事だと、旬のネタを扱っていることもあり、2千文字を二日後までにといった締め切りがあるものもあります。
これは極端としても、ファッションや料理、恋愛、婚活、就活、終活、ペットとなどの暮らしに関する分野だと、1週間から10日後が納期という比較的緩い設定になっていますから、スキマの時間で仕事をする人に適しているタイプだといえます。
ネットの文章は、いわゆる「です、ます調」が主流ですから、女性向きの文体だといえます。
ただネット独特の作法がありますから、むしろ日本語の文体や文法にこだわりのある人の方が最初は戸惑うかもしれません。
たとえば文節の頭は一文字空けることはなく、左揃えが基本です。また100字以内ごとに改行するよう指示するクライアントがあるかと思えば、一文節ごとに改行してくださいという指示がでたりする場合もあります。
文字数の指定があるのも大きな特徴です。ワードの場合だと左下に文字数が表示されていますから、この数字を横目で見ながら原稿を作成することになります。
報酬は、低いところでは1文字0.1円以下のものもありますが、さすがにこれは安すぎるので、避けた方が無難でしょう。
たとえば5千文字の指定があったとします。これは不慣れな人だと、1日4時間取り組んで2日で仕上がる量です。5千文字で0.1円だと500円です。つまり8時間働いて収入が500円ですから、時給に直すと約60円です。これがいかに安い単価だということはお分かりいただけると思います。
しかし残念ながら、初心者向きの業務では、0.1円以下から0.5円といった価格帯が多いのです。0.5円としても1万文字書いて5千円というところですから、スキマの時間で取り組む人だと、相当頑張っても一カ月1万円から2万円くらいまでといったところになります。
しかし慣れてくると1文字0.8円~1.5円クラスの仕事も舞い込むようになります。そうなるとスキマの時間で取り組んで5万円超も夢ではありません。
まとめ
ここまでスキマの時間でコツコツ稼ぐ方法について説明をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
周囲を見渡すと、案外スキマの時間で稼げるチャンスは転がっています。与えられた仕事は最後までこなすという責任感の有る人であれば、継続して仕事をもらえる可能性は高くなります。
ただしスキマの時間とはいえ、実は自己形成や家族関係にとっては重要な時間であったりします。その意味では、スキマの時間に無理やり仕事を当てはめるのではなく、余裕をもって仕事に取り組む心構えが必要です。
家族の笑顔を失わないように、楽しみながらスキマの時間を活用していきましょう。