人気の内職「ライティング」について!情報を取り扱う上で知っておくべきコト
ライターの必須スキルとして、前回ピックアップした「情報収集力」。今回は、「情報」を取り扱うことについて、大切なことを取り上げてみます。
情報収集が簡単な時代だからこそ、精査が必須
インターネットの普及により、情報収集は誰にでも簡単に出来る時代となっています。そしてまた、その分情報に間違いがないかを確かめる難しさもある時代と言えるでしょう。インターネット上の情報を鵜呑みにすることなく、そのソース(情報源)はどこなのか、例えば、オフィシャルサイトからの情報なのか、公的なデータなのかを確かめることが必要です。引用、転載する場合には、必ず掲載元からの許可も必要。無断で使用してはいけません。そして、許可を得ていることを表記することも必須となります。文章を書く、情報を扱うということは「書いた文章に責任を持つ」ということなのです。
「情報」を取り扱う責任
とにかく指定された文字数を書くことにばかり気を取られてしまうと、情報を精査することにまで目がいかなくなりがちです。ですが、情報の間違いは、あってはいけないミス。その情報が流れて、多くの人の目に触れたとします。そうなると、どのようなことが起こるでしょうか。情報を扱う責任を、ライターは忘れてはいけません。特に注意が必要なのは、個人の情報や、店舗の情報。紙媒体がメインだった時代は、印刷をした後にシール貼りをして修正することもあったほど、致命的なミスとなります。近年はWeb媒体が多いので、比較的簡単に修正はできますが、一度読んでしまった人に対して、情報を改めることはなかなかできません。情報を載せる時には、細心の注意を払うようにしましょう。
お金をいただいて文章を書くということは、プロとしての自覚を持つということ。「ここまでしないといけないの?」と感じられるかもしれませんが、プロとして仕事をするなら当たり前のこと。「文章を書くのが得意だから」ライターになった人も、ステップアップを望むなら、プロとして仕事をしていく上での必要なマナーの一つとして、しっかりと身につけましょう。
【ライター:丸山智子】