人気の内職「ライティング」について!読まれる文章を書くポイントを教えます
5回に渡ってお届けしてきましたライティング講座ステップアップ編、いかがでしたでしょうか。最終回の今回は「読まれる文章」について、考えてみたいと思います。
「読まれる文章」とは
読まれるためには、タイトルを含む導入の文章がとても重要になります。まず、自分が記事を読むときのことを考えてみましょう。何かを調べたいと思った時、調べたいキーワードを入力して検索すると思います。そして、検索で上位に表示されたページから順にクリックし、ページトップに表示されるタイトルや導入の文章を読み、興味をひかれなければ、そのページから離れるというのが一般的ではないでしょうか。
ユーザーのページ滞在時間が短ければ短いほど、検索エンジンは「評価の低い記事」であると判断し、検索順位も下がります。導入部分が魅力的であることが、読まれる記事のポイントとなることがご理解いただけたでしょうか。
「キーワード」となるワードを多用する
次にポイントとなるのは、そのページのテーマとなる「キーワード」をたくさん記事の中に入れるということ。
まず、ひとつめのポイントはタイトルにキーワードを必ず入れるようにします。次に、キーワードの使用回数を意識して増やすようにしましょう。キーワードの使用回数が多ければ多いほど、検索エンジンに認識されやすくなります。ライティングをしていると、一つの文章には同じ言葉を入れないというのがひとつのスキルとして評価される部分もありますが、SEO対策に関しては「同じ単語」を「複数回」取り扱うことも重要です。よかれと思って表現を変えてしまうと、キーワードとして認識されなくなってしまいます。読みにくい文章だとページから離れてしまうこともあるので、違和感のない程度で、キーワードを使うようにしましょう。
「SEO」を意識したライティングを
「SEO対策」という言葉を、耳にしたことがある方も多いと思います。SEOとは「Search Engine Optimization」日本語にすると「検索エンジン最適化」のこと。今まで取り上げてきたふたつの項目は、SEO検索対策のひとつです。依頼された原稿がSEO対策を目的としているか否かは別として、自分の手掛けた記事は多くの人の目に触れてほしいもの。そのためにも、検索エンジンに認識されやすいように工夫しながら書くことも大切です。
ライティング講座ステップアップ編は、今回で終了いたします。まだまだ伝えきれていない部分もありますが、私のコラムが少しでも皆さんの役に立つことを祈っています。今までお付き合いいただき、ありがとうございました。
【ライター:丸山智子】