エンジニアを副業にしてみませんか?10のメリットをご紹介♪
目次
はじめに
2020年の東京オリンピックや今秋の消費税増税などが影響してか、近年「リモートワークに対する関心が高まってきている」とよく報じられています。
また最近よくデパートなどで開催されている子ども向けプログラミング教室に触発され、ちょうどママワークスをご覧の皆さまくらいの年代の方で、「エンジニアを副業に」と関心を寄せている方が意外と多いようです。
数あるリモートワークの中でも人気の高いエンジニア。こちらではエンジニアを副業にするメリットをメインに、エンジニアについてろいろとお伝えします。
多岐にわたるエンジニアの職種について
「エンジニア」という職種名が定着して久しいですが、例えば「先生」という言葉が、幼稚園の“先生”や小学校の“先生”、中学校の“先生”など、さまざまな“先生”を指すように、エンジニアも仕事内容によりいくつかの職種に分かれています。
今回はリモートワークのエンジニアとして特に多い、「ITエンジニア」の種類を簡単にご紹介します。
まずエンジニアの職種のなかで、もっとも知名度が高いのは「システムエンジニア」ではないでしょうか。システムエンジニアは、コンピューターの開発で提案から開発、テスト、納品まで一連の流れに関わる人のことを指します。
また「プログラマー」もよく聞く言葉ではないでしょうか。プログラマーとは、システムエンジニアなどが作成した仕様書(設計書)をもとに、機能を組み込んで使えるようにするエンジニアのことです。
なお、ママワークスの求人でも見かける「コーダー」の募集ですが、プログラミング(コーディング)を行うだけのポジションの場合、コーダーと呼ばれる場合もあるそうです。あと、会社によっては、システムエンジニアが、プログラマーまで行うところもあるようです。
それ以外のエンジニアの職種としては、「インフラエンジニア」や「ネットワークエンジニア」、「セールスエンジニア」や「サーバーエンジニア」など多岐に渡ります。
次に、エンジニアの中でも特に副業として人気の高いプログラマーについて、もう少し内容を掘り下げてお伝えします。
プログラマーってどんな仕事をする人?
先ほど「プログラマーとは、システムエンジニアなどが作成した仕様書(設計書)をもとに、機能を組み込んで使えるようにするエンジニアのこと」とお伝えしましたが、プログラミングを行なうとは、具体的には何を行うのでしょうか?日常の分かりやすい事例からご紹介していきます。
例えば、インターネットで買い物をする際、今までの購入履歴から、パソコンが「あなたにおすすめの商品はコチラ」みたいな表示をしますよね?この一連の動作は、プログラミングされているから起こった結果です。他にも「ネット検索」や「アプリやゲームの制作」もプログラミングが関係しています。
これほど便利で賢いインターネットですが、残念な点が一つだけあります。それは、非常に優秀な頭脳を持っているけれども、「コンピュータ語しか理解できないということ」。
ですから、さきほどのプログラマーの説明にあえて補足をするならば、プログラマーとは、「システムエンジニアなどが作成した仕様書(設計書)をもとに、コンピュータ語で機能を組み込んで使えるようにするエンジニア」になるでしょう。
ここまでで、プログラマーについてご理解いただけたと思いますので、次に本題の「エンジニアを副業にするメリット」をご紹介していきます。
副業エンジニアのメリット1:収入が増える
仕事が増えれば、当然のことながら収入は増えます。ただ、エンジニアという専門職であっても、ほかの副業同様、副業を始めたばかりの頃は「スズメの涙」ほどの報酬です。
しかし1年ほど経つと仕事の幅ができるため、報酬は増えていくそうです。これが副業エンジニアの人気の理由でもあるようです。
ところで副業エンジニアの方は、本業でもエンジニアという方が多いようです。
ではなぜ本業だけではなく副業でもエンジニアを選ぶのかと言えば、それが次のメリットの「自己研鑽できる」が大きな理由になります。
副業エンジニアのメリット2:自己研鑽できる
おそらくパソコンに関する知識がそれほどない方でも、パソコンのソフトのバージョンアップや携帯の新機種の出る早さは、よくご存じのことでしょう。また、ファッションに流行りがあるように、プログラミング言語にも流行りがあります。
つまり、エンジニアとして活躍し続けるためには「日々勉強あるのみ」なのです。
これは、本業プログラマーの方の場合、特に該当するらしいのですが、会社で使う言語は決まっており、ある程度の勤務年数になると、マンネリ化してしまうそうです。
そこで、「報酬も得られて、いつもと違う言語が学べる副業エンジニアをすればどうだろう?」という考えに至るというのが、主な流れになります。
確かに新しいことを、報酬付きで学べるのは、非常に有意義なことではないでしょうか。もちろんこのことは、現在プログラミングを学習中の方にも、共通して言えることでしょう。
よって、将来本業でプログラミング言語を活かす仕事をやりたい方にも、副業エンジニアは価値ある仕事と言えるのではないでしょうか。
副業エンジニアのメリット3:時間の有効活用
例えば、子どもが成長してくると、まとまった空き時間ができるようになってきませんか?
そんなスキマ時間に好きなことをして、なおかつ報酬までいただけたら、かなり気分が上がりますよね?エンジニアを副業にすることの大きなメリットの一つは、そこにあると思います。
また今年の4月より、年間10日以上の有給休暇(以下、“有休”とします)があるすべての労働者に対し、会社側は最低5日の有休を消化させなければならなくなりました。
これはもちろん、正規雇用者のみならず、一定の条件を満たしていれば、契約社員やパート・アルバイトの非正規雇用者も該当します。
ただ急に有休をもらっても、特にやることがない…という方で、パソコン好きな方に副業エンジニアはおすすめです。
副業エンジニアのメリット4:将来の備えにも
今年も早、年末にさしかかろうとしていますが、いろんな話題があった年でした。その中のひとつ「老後2,000万問題」は、特にママワークスをご覧の皆さまにとって、大きな関心事の一つだったのではないでしょうか?
厚生労働省が今年の6月に発表した人口動態統計によると、2018年に生まれた子どもの数は、91万8397人で過去最低を更新しました。これで3年連続、100万人を割ったわけです。
このように支える世代がどんどん先細りしていくなか、いわゆる第二次ベビーブーム世代は、現在アラフィフに。あと15年もすれば、第二次ベビーブーム世代は退職し、以降次の世代が彼らを支えていくわけですが、支えきれるかどうかということで政府は、定年や年金受給の引き上げを検討しています。
このような社会の話題や動きもあり、「じゃあとりあえず、好きなことをスキマ時間に行って報酬ももらえる副業エンジニアになって、将来に備えておこうか」という考え方が可能なのも、副業エンジニアのメリットといえるのではないでしょうか。
副業エンジニアのメリット5:収入源が確保可能に
例えば、上記の社会問題にも通じることですが、第二次ベビーブーム世代は、いわゆる「就職超氷河期世代」でもあります。当時は、正規雇用者になることが非常に難しく、しかも不景気は長いトンネルのように続きました。
一方で、厚生労働省のホームページを見れば「平成31年3月大学等卒業者の就職率は97.6%」と報じられています。しかし、第二次ベビーブーム世代は40代半ばとなり、正規雇用者を目指すのが難しくなっているのが現状です。
しかし副業エンジニアなら、年齢に関係なくチャレンジすることできます。これは大きなメリットといえるでしょう。
副業エンジニアのメリット6:子どもに教えられる
ママワークスをご覧の皆さんは、ご存じの方も多いかと思いますが、いよいよ2020年より次期学習指導要領に即して、小学校でプログラミングが全面施行されます。
おそらくこの義務教育業界の動きは、社会問題でもある少子高齢化対策として、職場や学校、病院や交通機関などで今後ますますAIを活用する時代的背景が大きく関わっているものと考えられます。
また、前述の「約10年後の2030年には、少なく見積もっても約41万人の人手不足が予測」という予測も関係しているでしょう。
いずれにせよ、これからプログラミングが子ども達の教育に関わってくることは間違いありません。
私も子どもとプログラミング体験をしたことがありますが、なかなか子どもにはプログラミング的な考えを理解するのが難しそうでした。ましてや、私はパソコンに対し苦手意識を持っているので、それを教えることは不可能です。
しかし、副業でエンジニアを選択するほどの方ならば、きっとお子さんと楽しみながらプログラミングを教えることができるのではないでしょうか。
親子の絆を深めつつ、報酬もいただけるわけですから、これは非常に羨ましい副業エンジニアのメリットだと思います。
副業エンジニアのメリット7:独立も可能
副業エンジニアを実際にされている方は、「副業エンジニアをすることにより、いろいろな人と知り合いになり、そこから仕事の輪が広がって気が付いたら独立していた」という方が多いです。
ですから、独立も可能な点は、副業エンジニアの大きなメリットといえるでしょう。ただ、そこまでになるには、クライアントからの信頼を勝ち得ないと難しいと思います。
故にまずは、副業エンジニアの仕事を報酬の額に関わらず、誠実に対応することから始めましょう。きっと道は開けるはずです。
副業エンジニアのメリット8:「好き」が仕事になる
副業エンジニアのメリットといえば、これが一番ではないでしょうか。もしエンジニアを目指していたにもかかわらず、実際は違う仕事に就いた場合、そう簡単にはエンジニアへの道を諦めきれないですよね。
その一方で、エンジニア不足は年々問題になっており、経済産業省の『IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果』によると、約10年後の2030年には、少なく見積もっても約41万人の人手不足が予測されています。
つまり、実際の業界では喉から手が出るほど、エンジニアを必要としているのです。
ですから、まずはまだ敷居が低い副業のエンジニアから始めて、実績を積むことによって、一度諦めかけた夢である「エンジニアになる」という夢を実現することが可能になります。
しかも、このまま副業エンジニアでもいいという選択も、独立するという選択も可能。つまり、副業エンジニアなら、どんな形でもエンジニアに携わることが可能なのです。
副業エンジニアのメリット9:仕事の幅が広がる
副業エンジニアの場合、いろいろな仕事内容の募集があります。例えば「WEBサイトの作成」や「スマートフォン用アプリ開発」「WEBサイトの運営、保守」などです。
ちなみに本業のエンジニアの場合、それらの仕事のすべてに携われる可能性は低いそうです。そのため、本業エンジニアの方の多くは、自分の仕事の幅を広げるために、副業エンジニアをしてさまざまな仕事にチャレンジしているとのこと。
そう考えれば、副業エンジニアの方は、まさに「さまざまなタイプの仕事が選びたい放題」といっても過言ではないほど、さまざまな経験を積んで実績を作ることができるチャンスが転がっているように思います。
まずは、興味のある分野からチャレンジをして経験を積んで実績を作れば、きっと副業エンジニアを極めてフリーランスを目指すことが可能になるでしょう。
もちろん、副業エンジニアを続けることもできますし、本業エンジニアにチャレンジすることも可能になると言えます。これは副業エンジニアの大きなメリットではないでしょうか。
副業エンジニアのメリット10:経験を記事に書ける
これも副業エンジニアの方の非常に羨ましいメリットですが、副業エンジニアで文章を書くことが得意な方の場合、自分の経験を記事にしてライターとしても同時に報酬を得ることが可能だと思います。
正直、エンジニアに関する記事は、一般的なライターにはかなり難易度が高い内容になります。なぜならば、一般的なライターでプログラミング言語のことを十分に理解しているという方はあまり多くないと考えられるからです。
つまり、エンジニアに関する記事は、副業エンジニアの方の専売特許状態にすることも可能といえるのではないでしょうか。しかも記事の内容が専門性が高いため、他の記事よりも報酬が高く設定される可能性も委託会社によっては考えられます。
ですから、うまくいけば「副業エンジニア+副業ライター」という肩書を持つことも可能になるかもしれません。
以上より、「副業エンジニアの方が自分の経験を記事にできる」というメリットは、報酬アップはもちろん、自分の可能性を広げられることから考えても、非常に大きなメリットといえるでしょう。
おわりに
いかがでしょうか。副業エンジニアは、社会的な需要が高いだけではなく、将来性もある仕事だとご理解いただけたのではないでしょうか。
私は数ある副業の中でも、副業エンジニアは「手に職」系だし、将来的には「副業として続けること」はもちろん、「フリーランスになること」も「本業を目指すこと」も可能な夢のある職種だと思います。
確かに簡単な道のりではないかもしれません。しかし「好きこそものの上手なれ」で乗り越えていけると思います。まずは「千里の道も一歩より」。焦らず、目の前にある仕事に誠実に取り組んでいきましょう!