未経験でも始められる!在宅翻訳の仕事内容を解説 | 在宅ワーク・内職の求人・アルバイト情報なら主婦のためのママワークス 在宅ワーク・内職の求人・アルバイト情報なら主婦のためのママワークス

Let's start“在宅ワーク”

未経験でも始められる!在宅翻訳の仕事内容を解説

公開日: 2019.09.29
最終更新日: 2021.09.11

未経験でも始められる!在宅翻訳の仕事内容を解説

在宅ワークの中でも高単価案件が多い「翻訳業」の魅力

在宅ワークの中には、データ入力や文字起こし、ライター業務、アンケートなど、さまざまなジャンルのお仕事があります。

仕事を辞めて家庭にいる主婦が、比較的未経験でも始めやすいのは、スキルがあまり必要とされない上記のようなお仕事です。

しかしながら、特に、アンケートやデータ入力のような単純作業の案件の場合は、他の在宅ワークに比べて単価が非常に低く、まとまった収入にはつながりません。稼げても月1万円~3万円ぐらいが限界です。

一方、ライター業務は、他の2つの在宅ワークに比べて、ジャンルによって単価に差があり、こちらも未経験者が取り組めるような「恋愛」「ファッション」「趣味」といったカテゴリーでは、かなり収入が低くなってしまう傾向です。金融や税務など専門性の高いジャンルで書けるライターさんの中には、月収50万円以上という方もいますが、あまり専門性のないジャンルのライターだと月5万円を稼ぐのがやっとという方も多いようです。

こういった職種に比べると、在宅でできる「翻訳業」は、かなり報酬がよく、特許申請書や金融商品、医薬翻訳など専門性が高い分野で活躍している方の中には、月収100万円以上を稼ぐ人もいるほどです。

そこで今回は、同じ在宅ワークの中でも、高収入なお仕事として知られる「翻訳業」についてご紹介。未経験でも始められる案件があるのか?また、翻訳家になるためには、どんな資格があると有利なのか?といった役立つ情報をまとめます。

在宅ワークの中でも高単価案件が多い「翻訳業」の魅力

在宅ワークの中には、データ入力や文字起こし、ライター業務、アンケートなど、さまざまなジャンルのお仕事があります。

仕事を辞めて家庭にいる主婦が、比較的未経験でも始めやすいのは、上記のようなスキルがあまり必要とされない上記のようなお仕事です。

しかしながら、特に、アンケートやデータ入力のような単純作業の案件の場合は、他の在宅ワークに比べて単価が非常に低く、まとまった収入にはつながりません。稼げても月1万円~3万円ぐらいが限界です。

一方、ライター業務は、他の2つの在宅ワークに比べて、ジャンルによって単価に差があり、こちらも未経験者が取り組めるような「恋愛」「ファッション」「趣味」といったカテゴリーでは、かなり収入が低くなってしまう傾向です。金融や税務など専門性の高いジャンルで書けるライターさんの中には、月収50万円以上という方もいますが、あまり専門性のないジャンルのライターだと月5万円を稼ぐのがやっとという方も多いようです。

こういった職種に比べると、在宅でできる「翻訳業」は、かなり報酬がよく、特許申請書や金融商品、医薬翻訳など専門性が高い分野で活躍している方の中には、月収100万円以上を稼ぐ人もいるほどです。

そこで今回は、同じ在宅ワークの中でも、高収入なお仕事として知られる「翻訳業」についてご紹介。未経験でも始められる案件があるのか?また、翻訳家になるためには、どんな資格があると有利なのか?といった役立つ情報をまとめます。

在宅ワークで人気の翻訳業ってどんなお仕事?

翻訳業と一口に言っても、翻訳するジャンルによって仕事案件の多さや、受注単価には大きな開きがあります。

例えば、未経験者でもチャレンジできそうな案件としては、メニューの翻訳やブログ記事の翻訳といった、日常生活の場面で私用されるような用語を使った翻訳案件です。

こういった翻訳のお仕事は、クラウドソーシングサイトでも数多く登録されていますが、実際に受注できる仕事の総数はそれほど多くありません。

というのも、簡単な翻訳であれば、最近ではGoogle翻訳などオンライン翻訳ツールを使って誰でも気軽に翻訳できるようになってきているため、それほど需要がないのです。

一方、専門性の高いジャンルについてはどうでしょうか?翻訳業界の中でも、もっとも単価が高く難易度が高いジャンルとして知られているのは「医薬翻訳」ですが、医療分野は、これからも需要が高まる可能性が期待できるジャンルとして注目されています。

また、製造業やITなど工業製品に関連する工業翻訳のジャンルや、特許申請、免許申請に関わる翻訳ジャンルも人気で、医療翻訳ほど難易度も高くないので、チャレンジするとしたら、こういった分野が狙い目かもしれません。

在宅ワークの翻訳業は未経験でもできる?

在宅ワークで翻訳業に取り組もうと思ったら、自分がどの分野で活躍していきたいのかを考える必要があります。

未経験者でもできるような日常会話を中心とした簡単な翻訳案件は、発注数もそれほど多くなく、受注できる可能性がほぼない分野です。

また、うまく仕事案件を見つけられたとしても、1文字1円ぐらいと単価が低く、場合によっては、コンテンツ1本につき2000円ぐらいとかなりの低価格になることが予想されます。

仕事がない上に、単価が低いのでは、まったくまとまった収入になりません。

これから未経験で翻訳業に参入したいと考えている方は、やはり資格試験や専門学校での勉強が必要な「高等翻訳」を目指す方がよいと考えます。

未経験者が在宅で翻訳家を目指すためのロードマップ

ここからは、未経験者が在宅翻訳家を目指すためには、どんな勉強をしたり、どんな資格を取ったりすればよいかをステップごとにロードマップ形式でご紹介します。

また、本文の最後の方で、未経験者が他にも取得しておいた方がよい資格や価格交渉のコツなどもご紹介しますので、合わせてご覧ください。

<1.翻訳の勉強をする>

未経験者が専門性の高いジャンルで翻訳家として活躍するためには、2つの勉強方法があります。一つは独学で学ぶ方法、そしてもう一つは専門学校で学ぶという方法です。

独学で学ぶ方は、お金がかからないというメリットがある半面、翻訳テクニックなどを最短で学べないので、時間がかかるというのがデメリット。

逆に、翻訳学校で学ぶ場合は、費用が高くなるというのがデメリットですが、あまり時間をかけずに最短で翻訳家になりたいのであれば、こちらの方がおすすめです。

翻訳家に求められるスキルは「英語力」「訳文作成力」「用語検索能力」の3つです。英語力を高めるためには、基礎文法をしっかりと身につけること、訳文作成力を高めるためには、翻訳テクニックが書かれた著書を読んで勉強したり、翻訳資格試験の過去問を解いてみるのがおすすめです。

未経験から翻訳家を目指したい方が独学で勉強する際に、ぜひ、読んでいただきたい良書は以下の2つ。

・、翻訳の布石と定石

・工業英検1級対策―文部科学省後援

何度も反復練習して、翻訳のスキルを身につけましょう。

翻訳学校を利用して勉強する場合は、通信制と通学制の2種類があり、遠隔地の方でも学べるシステムになっています。情報量の多さは独学の比ではなく、短期間でテキストを進めていくことで、一気に翻訳スキルが身につきます。

また、プロの翻訳家からのアドバイスや、試験対策といったフォローアップも充実しているのが、翻訳学校で学ぶことのメリットで、相対的な知識と翻訳のテクニックをしっかりと身につけられます。

翻訳学校の大手2社は以下の通り。

・サンフレア・アカデミー

・フェローアカデミー

通信制なら、専門講師による電話でのフォローサービスもありますので、一人で学ぶよりもプロのアドバイスを聞けるので、実践的なテクニックが身につきやすいという特徴があります。

<2.翻訳会社の登録試験を受ける>

翻訳の勉強が終わったら、次は、翻訳会社の登録試験を受験してみましょう。日本には、およそ1200社の翻訳会社があり、2、3年おきに翻訳者を募集しています。

未経験から試験に受かるためには、まず、勉強してきた実績と保有資格などを提示して書類選考に通過することが第一目標です。

書類選考で合格したら、二次試験はトライアルとなります。ここで、自分の翻訳できるジャンルの幅が広いと合格して翻訳者に登録される可能性が高まります。

翻訳業界は非常に狭く、プロや経験者が新しい枠を狙って応募してくるケースがほとんど。未経験者でも合格しやすいのは、例えば、翻訳スキル以外にIT企業で長年働いた経験や、金融機関で働いた経験があるといった、その業界に役立つ職務経験を持っているケースです。

特に医療翻訳の分野は、専門性の高さが必要となりますので、医療従事者の方が圧倒的に合格しやすいという傾向にあります。

また、翻訳会社の試験の二次対策で重要なのは、「誤字脱字を防ぐ」「誤訳を防ぐ」「文法ミスをしない」など、基本的なことがきちんとできていることです。

取りこぼしが少なくなれば、その分合格する確率も上がります。訳後は、自分の翻訳した内容を確認しながら、第三者が読んでも分かる文書になっているのかを、客観的に見られるように練習してください。

<3.翻訳会社の探し方>

仕事を探す時には、まず、試験を受けられる翻訳会社を探す必要があります。翻訳会社はGoogle検索以外にも、翻訳情報を展開しているサイトに登録するやり方もおすすめです。
・JTF翻訳サイト
JTF翻訳サイトは、「日本翻訳連盟」の公式サイトで、雇用形態から翻訳案件を検索できます。更新も頻繁に行われており、一定基準以上の求人が集まっていますので、Google検索より精度が高いのが特徴。「在宅」という雇用形態で、まずは検索してみてください。

翻訳者ディレクトリ

翻訳者ディレクトリは、翻訳会社が自由に使える「掲示板」のような役割を果たしています。翻訳ジャンルごとに、多数の企業が登録しており、比較的「急募」の案件が多く集まっているというのが特徴。未経験者でも、急募の場合は人員不足で通りやすい傾向にありますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

・ZapMeta

ZapMetaは、検索エンジンの一つですが、翻訳会社に特化して検索をかけられるという特徴があります。Googleと違って情報を自分で選定する必要がないため、短時間で翻訳会社の検索や比較を行いたい時にもおすすめ。

自分の専門分野を検索キーワードに加えると、さらに探しやすくなるのでお試しください。

・アメリア

アメリアは、メンバー登録できる翻訳者ネットワークの一つで、メルマガで翻訳案件を受け取ることができる便利なサイトです。

アメリア限定の仕事案件が多く、他のサイトで公開されていないような、穴場のお仕事が見つかるチャンスがあります。また、未経験者でもOKといった案件も一定数以上取扱いがあるので、翻訳者としての実績がまだない方は、一度登録だけでもしてみてはいかがでしょうか?

<4.翻訳スキルを証明する資格試験を受ける>

翻訳会社の登録試験に合格することは、未経験者から専門翻訳家になるための登竜門とも言えますが、系列の翻訳学校出身者でないと、なかなか合格できないような場合もあります。

そこで、翻訳会社の試験に落ちてしまった場合に、代替案として自分の能力の指標となるのhが、翻訳スキルを証明できる資格試験です。

有名なのは以下の2つ。
・TQE
→TOEは在宅でも受験できる翻訳者試験で、年に4回実施されています。試験は5日間に渡って開催され、合格すると「サンフレア」の翻訳者として登録されるシステムです。

・JTF翻訳検定
→JTF翻訳検定は、2時間ほどの試験を在宅で受験できるシステムです。合格すると、JTF翻訳者に登録されるようになっています。

<5.仕事を受注して実績を作る>

翻訳者として無事登録試験に合格したら、まずは1つめの仕事を獲得して翻訳実績を作りましょう。

翻訳会社に登録された場合は、難易度の低い案件から順に依頼を受ける形になります。プロの翻訳家や経験者が多い業界ですので、未経験者が仕事をとっていくのは、なかなか大変です。

単価ばかり気にせず、まずは仕事実績を作ることで、経験値を増やすとクライアントの信用につながり、より高単価の案件を受けられるようになってきます。

基本に忠実に、一つ一つ丁寧な仕事を心がけていきましょう。

未経験者が在宅ワークで翻訳を始めるならTOEICも必須

未経験者が在宅ワークで翻訳を始めるなら、持っておいた方がよいのがTOEIC資格。TOEICのスコアは、できれば英検準1級以上に当たるスコア860点から900点ぐらいが望ましいと言われています。

TOEIC試験のスキルは、翻訳とはまったく無関係ですが、一般企業からの案件の場合は、商業英語のレベルを図るTOEICスコアが高い方が、クライアントの信用を得やすいという傾向にあります。

そのため、翻訳技術とはまったく無関係ではありますが、在宅フリーランスで食べていくなら、TOEICは必ず取得しておくべき重要なポイントとなります。

未経験の在宅翻訳家が価格交渉する際のポイント

最後に、未経験者が実際に在宅翻訳家としてデビューした後にぶち当たる、一番大きな問題「価格交渉」のやり方について少し触れておきましょう。

未経験者の場合は、価格交渉の際に「相場が分からない」のが通常です。解決策としては、類似する仕事案件をいくつか検索し、一般市場ではどのぐらいの価格で受注するのかをまずは把握しておきましょう。

交渉の際は、この一般価格よりも気持ち低めの価格を提案すると、クライアントから受注しやすくなります。まずは、1件翻訳の仕事を受注できれば、未経験から脱出できますので、実績作りのためにもこの辺は少し我慢してみてください。

相場を調べようとしたけど、類似案件がないと言う場合は、「他の翻訳者と同等か、気持ち低めの価格でも構いません」と伝えると、契約成立につながりやすいようです。

未経験からでも稼げるチャンスがある!在宅翻訳家を目指そう!

在宅ワークの花形「翻訳業」についてご紹介いたしました。翻訳のお仕事は、専門性が高い分野であれば、月収100万円も夢ではないやりがいのある仕事です。

未経験者は、まずは英語翻訳の勉強を始めることが、その第一歩。最近では、中国語やアジア言語を中心に、その他の第2外国語の翻訳案件も増えています。

英語以外にも得意な言語がある方は、こういったマーケットの翻訳者を目指してみてもよいかもしれません。

その他記事