在宅ワークの選び方。怖い案件の見分け方など紹介します!
はじめに
主婦の間で人気の在宅ワークは、家事の合間の「好きな時間に」、「好きな場所で」、「自由に働ける」をメリットとして近年案件が急増してきています。一口に在宅ワークと言っても、短期のものもあれば長期間のもあります。また、契約方式も雇用契約から業務委託契約など、幅広くなっています。
そんな広まりを見せている在宅ワークですが、面接不要のクラウドソーシングなど、インターネット上で完結できてしまうお仕事が溢れかえっていて、中には「怪しい」「危ない」など感じてしまう案件が存在しているのも事実であります。
今回は、在宅ワークのトラブル事例や、怖い案件の見分け方などを中心にコラムを紹介したいと思います。
信頼できるクライアントか見分ける
可能であれば、最初から個人情報を開示するのは避けましょう。アルバイト求人紙などには、近年在宅ワークを推奨する案件がありますが、あくまでアルバイトという雇用形態に特化しているものですので、在宅ワークの案件には向いていません。
在宅ワークに特化したママワークスやクラウドソーシングなどのサービス会社を経由して、在宅ワークの案件を確保することが望ましいでしょう。
これらのサイトでは、なるべく個人情報を避けてお仕事を開始できるのが特徴で、必要な情報開示は「いつ働けるか」、「一ヶ月当たりの労働時間は」、「基本的なパソコンスキル」などで済みます。また、報酬の支払いも、それら間に立ったサービス会社がやり取りしてくれますので安心ですよ。
怪しい業者の見分け方
在宅ワークの仲人業者が間に立っている場合は安心ですが、サービス手数料なども自己負担になる場合があります。必要であれば、個別に契約を結ぶ可能性もできますが、直接契約を結ぶ場合はまずその会社の公式ホームページを閲覧することにしましょう。
住所や電話番号などを調べて、Googleマップのストリートビューでその存在の有無を確認してください。
公開している住所のほとんどは、テナントビルの○○階などと言う場合が多いですが、実際にそこにビルはなく民家であったり、空き地であったり、大学や皇居と言ったケースの場合は特に怪しい業者ですので避けるようにしましょう。
電話番号の場合は、インターネットで直接その番号を検索してみましょう。迷惑電話などに使用されている場合は、必ずその口コミが掲載されていて、怪しい番号かがわかります。
実際に自分で番号発信をしてみて確認してみるのも手ですが、実際に繋がって相手の方が電話に応対した場合は、「在宅ワークの応募ってしていますか?」などと、あえて素人を装って探りを入れてみるのも良いでしょう。実際に契約してしまうと、自分の個人情報を開示してしまうことになるので、神経質になるくらいに慎重にならなければなりません。
もしかしてその案件…
一見普通の会社で、ちゃんと法人としての登記もされていても、在宅ワークの案件内容から危ない案件も多数あります。
例えば「仕事を始めるにあたって契約料が発生する」、「教育費などが発生する」などと言う場合です。これらはほとんど在宅ワークの当事者には報酬が支払われず、契約料や教育費でその会社が利益を上げているビジネスモデルです。
「アフィリエイトで月に100万円」、「株やFXで一年後には1億円」などと言った、あまりにも条件の良すぎる求人が当てはまります。
また、その他には「写真を撮って送るだけ」や「男性と10分チャットで話すだけ」と言った案件などは、風俗営業に関わっている可能性もあるので注意が必要です。
これらの案件は女性向けが多く、報酬としては高額になりますが、現代ではインターネットの社会ですので、自分の顔や声がネットの世界で拡散されてしまう恐れもあり、知人や家族などに知られてしまう危険もありますので関わらないようにしましょう。
これらの案件は、クラウドソーシングなどのサービスから良心的な案件として紹介されて誘導される場合もありますので、少しでも怪しいなと思ったら必ず運営事務局に相談してください。
最後は結局、自分自身の問題
これまで取引先や案件の見極め方やトラブル事例などを紹介してきましたが、在宅ワークを順調にこなしていても落とし穴はあります。
それはズバリ自分自身の「甘え」にあると言えるでしょう。在宅ワークはその特性上、上司や勤務時間など捕らわれない自由な働き方であります。これは、裏を返せば緊張感がない状態での仕事ですので、仕事のスピードや質の方が落ちてしまいます。また、家にはテレビや冷蔵庫と言った誘惑があり、ついついよそ見をしたり、つまみ食いをしてしまい不健康になってしまうこともあるでしょう。
在宅ワークは、自分自身で全てを判断し、管理していかなければならない事を十分に理解して、仕事をこなしていくようにしましょう。
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