働くママのジレンマを在宅ワークで解消!理想を実現した筆者の体験談を紹介
【プロフィール】
新潟市に住む、中学3年・2年・小学5年生の三姉妹の母。諸事情により、夫とは別居し一人で子育て中。
前職は印刷会社でDTPオペレーター・校正を担当し、結婚・出産を機に2004年から在宅ワークを始める。
常に変化するライフスタイルに合わせて、出勤や在宅を使い分けながらweb求人ライター・ディレクションアシスタント・クーポン誌や地図広告の制作を行う。
【なぜ、在宅という選択を選んだか】
在宅ワークを選択したのは、妊娠し体調が悪くなってしまった事がきっかけでした。
仕事自体は休み休みなら出来るのに、つわりが酷く、車を運転したり、デスクに座って長時間仕事をすると自分の意志とは関係なく体がしんどくなって、会社の人に迷惑を掛けていたからです。会社の人に申し訳ない気持ちと、仕事をもっとしたい気持ちがぶつかり合って、自分で自分を追い込んでしまっていたとき、当時の上司が「在宅で働いてみないか?」と声を掛けてくれたことが、在宅ワークを始める第一歩でした。
それから在宅ワークだけではスキルアップが難しいと考え、転職し出社勤務に切り替えて働きましたが、育児をしていく中で、子どもの病院や療育などが増え、出社できない日が多くなっていきました。しかし、収入を維持するために、深夜や日付が変わるまで働く必要が出てきたことで、子どもの為に働いているのに、子どもとの時間を十分にとれないのはおかしいと感じはじめました。そこで、在宅ワークなら深夜まで仕事が押しても子どもの側に居られるので、在宅で働こうと思い会社に交渉して実現しました。
【在宅ワークのメリット・デメリット】
【在宅ワークだからこそ実現できた夢】
実は、私の子ども達は長女・次女は自閉スペクトラム、長女・三女は重い喘息と支援や手厚いケアが必要でした。特に次女は、特別支援学級に在籍しながら療育機関に通う必要がありフルタイムで働く事が難しい状況だったのです。
それでも、働かなければ家計が厳しい現実もあったし、自分自身もスキルアップしたかったので、子ども達に十分な事が出来ないと承知しながら働きました。でも、徐々に自分自身に余裕がなくなり子ども達にも冷たく接する事もあり、これでは何の為に自分が働いているのか分からなくなってしまいました。
在宅ワークに切り替えてからは、もちろん忙しい時もありますが心に余裕ができ子ども達と話す時間も増えたので、学校の事や色々な悩みを聞きながら一緒に解決策を考えたり、子どもと遊ぶ時間が出来たりと子ども中心の生活をする事が出来るようになりました。
私の夢の一つ、「仕事をしながらでも、子どもに『おかえり』と言えるライフスタイル」が実現できた瞬間です。
【ある1日のスケジュール】
7:00 起床
↓
7:00~8:00 家事
↓
8:00~12:00 病院
↓
12:00~13:00 昼食
↓
13:00~20:00 仕事&家事
↓
20:00~21:00 子どもの送迎
↓
21:00~24:00 自由時間