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子連れ在宅勤務をはかどらせるには?対応のポイント☆

公開日: 2017.10.05
最終更新日: 2021.01.19

子連れ在宅勤務をはかどらせるには?対応のポイント☆

子連れ在宅勤務の体験談

◇プロフィール

千葉県在住。夫、2歳10ヶ月の娘、猫(♂)の3人と1匹暮らし。
料理教室にて講師として従事していたが、妊娠を機に退職。
娘が1歳になったタイミングで子連れ出勤の出来る会社で、広告作成やアウトバウンド業務管理に従事。
現在ではフルタイムから週3日パート勤務に働き方を変え、コールセンター部門のSVとして勤務しながら、ライティング中心に在宅ワークをしています。

 

在宅ワークを始めたきっかけ

私が在宅ワークを始めたのは、娘のイヤイヤ期がピークになり、子連れ出勤が難しくなったことがきっかけでした。
娘が1歳になったタイミングで再就職。フルタイムで子連れ出勤をする日々でしたが、娘が2歳3ヶ月を過ぎたころ、子連れ出勤の限界を感じ始めました。
娘のストレスが限界までたまっていることに気付き、3ヶ月ほど休職。
娘とゆっくり過ごす中で、今まで娘に無理をさせていたことを実感し、今後の働き方を週3日、パート勤務に変更することに。
空いている時間で自分のスキル途切れさせないために、在宅ワークをやってみようと考えました。

 

在宅ワークのメリット・デメリット

預け先がないなど、小さいお子さんがいる家庭では会社でお仕事をするということが難しいケースもあると思います。自宅で作業ができる在宅ワークなら、『仕事をしたい」という気持ちも満たしつつ、子どもの成長を見守りながらお仕事ができますよ。

 

また、自分のライフスタイルに合わせてスケジュール管理ができる点もメリットの一つです。季節の変わり目など、子どもの体調に気を付けていても保育園や幼稚園から度々呼び出されます。子どもの体調も心配だけど、同僚にやりかけの仕事を引き継ぎ、申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらお迎えに行く…。お仕事をされているママなら一度は経験したことがあるのでは?筆者にも何度も経験があります。周りの人たちが子育て世代なら理解してくれますが、そんな人ばかりではありませんよね。
在宅ワークは納期がありますが、納期までは作業時間を自由に決められるので、お子さんが体調を崩した時や急な予定が入ってしまった時でも、自分の調整だけでスケジュールをリカバリーできるのが魅力です。

 

反対にデメリットは仕事時間と自由時間の区別がつきにくいことです。
筆者は在宅ワークをおこなうのは勤務日以外で、娘が一人遊びを行っている時間やお昼寝タイムと決めています。
おとなしく一人で遊んでいるときでも、近くにいてほしいと言われる場合や、膝の上でお絵かきしたいと要望を受ける場合もあります。また、いきなりお世話時間になるため、作業が止まることも。
子どもはママに遊んでほしい!という気持ちになってしまうため、在宅ワークをしていると『ここからここまでが作業時間』と線引きがあいまいなのがネックです。

 

メリット・デメリットは様々ありますが、出社での勤務時間を減らして、在宅ワークの時間にあてるという現在の働き方に満足しています。
イヤイヤ期MAXで接しにくいと感じていた娘もずいぶん安定してきたため、思い切って働き方を変えてよかったと実感しました。
在宅ワークが気になると思っている方は、悩む前にぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

◇ある1日のスケジュール

 7:00 起床
 7:30 朝ごはん
 8:30~10:30 仕事
在宅ワークの他に勤務先のメールチェックなども行っています
10:30~13:30  家事・お昼ごはん
13:30~15:00 仕事
15:00~16:00 お散歩
16:00~17:00 室内遊び
17:00~ 晩ごはん・お風呂など
21:00~ 自由時間
24:00 就寝

 

 

 

子連れ在宅勤務の心構え

在宅勤務自体が初めての方も、在宅勤務は経験があるけど子連れでの勤務は初めてという方もいらっしゃることと思います。
どちらの方も共通して覚えておきたいのが、「通常勤務のときの半分程度できれば問題はないと考えること」です。
ほとんどの方は在宅勤務をするときに、会社にいるときより気合いを入れているのではないでしょうか。
「きちんと仕事を仕上げないと、さぼっていると思われてしまう」などと不安になり、いつも以上に力を入れてしまうという方は多いはずです。
トイレに行く回数を減らしたり、早々に切り上げたりと、根気詰めてしまい普段より疲れをためてしまう方もなかにはいるようです。
そして、通常の在宅勤務以上にプレッシャーになるのが子連れ在宅勤務です。
子どもに邪魔されて仕事が進まないなんてことは避けたいとばかりに、緊張感はいっそう高まるはずです。
幼い子どもの場合は特に、そのピリピリが子どもに伝わり余計に手間取ることもあります。
赤ちゃんや乳幼児はぐずったり、幼児であれば気を引こうとしたり、駄々をこねたりといったようにです。
そもそも、子どもがいるのに、子どもがいないように100%集中して仕事を進めることはできませんので、通常勤務や子どもがいない場合の在宅勤務のようにいかないのは当たり前です。
「いつもの半分程度できれば上出来かな」などといったゆとりの気持ちを持つことが、効率的に仕事をすすめる秘訣と言えます。

子連れ在宅勤務でも仕事が捗るコツ

子連れ在宅勤務の心得がわかったところで、次は、仕事がはかどるコツやポイントについて具体的に説明していきたいと思います。

 

(1) 家族と協力する
一番頼れるのは家族です。
とくに、配偶者の予定は必ず確認し、カレンダーに書き出したり予定や仕事をシェアできるソフトなどで目に見える化し、育児を協力し合うことが大切です。
配偶者も在宅勤務が可能であれば、交代ずつ子供の面倒を見るようすることで、お互い集中できる時間を確保することが可能です。
もし配偶者が在宅勤務でなくても、早く帰れる日があれば、夕食の準備等は任せることができる場合もあるでしょう。場合によっては有給や時短、フレックスタイム制を利用することにより、子連れ在宅勤務における負担を大幅に減らすことができるのです。
もちろん、半日でも両親などに頼ることができるのであれば、思い切って相談してみるのもひとつの手と言えますし、小学生など、お兄さんお姉さんがいれば、下の子を一定時間面倒を見
てくれるよう頼むこともおすすめです。

 

(2) メリハリをつける
一番ストレスがたまりやすく、かつ非効率的になりがちがなのが、中途半端に仕事を行うことです。できるだけ仕事を行い、子どもが話しかけてきたり甘えてきたら片手間に相手をするといったようにです。
集中するのが難しいため意外と進まなかったり、ミスしがちだったりするうえ、子どもに邪魔されたとばかりにイラついてしまう恐れがあります。
子どもは親のことが大好きでよく見えていますから、100%自分にむいていないことに傷ついたり、ストレスがたまったりする恐れがあります。
子どもにとっても、親にとっても、仕事の時間と子どもと向き合う時間をはっきりと分けたほうが効率的、かつ精神的もメリットがあると言えるのです。
そこで、まずは1日の計画をある程度決めます。
30分仕事をしたら20分間子どもと遊ぶといった具合にです。
子どもと遊ぶ時間は、真剣に向き合います。
お庭で縄跳びするなど、体を使うような遊びは特に良いでしょう。
子どもの気分もすっきりしますし、疲れて昼寝をしてくれる可能性も高まります。
また、話が分かる年齢であればスケジュールを説明し、ママが遊べる時間、仕事に向き合う時間を説明することで、子どもに理解、納得してもらうこともおすすめです。

 

(3) いろんなグッズやツールを利用する

子連れの在宅勤務が決まったら、ぜひ揃えたいのが子どものためのグッズやツールです。
小さな子どもが完全に1人で遊べるものは難しいですが、できるだけ1人で楽しめるもの、飽きにくいものを用意してあげましょう。
たとえば、子どもに人気の粘土でも、いろいろな色の物を用意することで創作意欲を刺激することができます。
また、「動物園つくってみて」などテーマを与えておくこともおすすめ。具体的な目標をつくってあげることで1体動物をつくるだけでなく、何種類か続けてつくったり、周りの木や池をつくったりなど夢中になってくれる時間が増えるからです。
自分で考えたり手伝いなしで進めることが難しい小さなお子さまの場合は、見本を渡しておくと一人でできる範囲が増えますよ。
粘土だけでなく、積み木も一緒です。具体的な目標や見本を出してあげることで、親の手助けがなくてもできる限り一人で遊べるようにしてあげましょう。
また、スマートフォンやタブレットを利用したアプリや動画は、とても頼れるツールです。
知育アプリもいろいろあるので、年齢に合わせたアプリをダウンロードしておきましょう。
ある程度の年齢のお子さまであればオンラインで学べる有料の英会話スクールなどを利用できますし、在宅ワークでのお仕事を取り扱う求人サイト自体が、会員向けにキッズ向けプログラムを無料で開放しているサービスもあります。

 

※出典;ママワークス

 

(4) 朝、晩はしっかりと子どもと過ごす
業務をスタートする前や終わった後は、子どもと向かい合うことが大切です。
とくに、朝、あなた自身は仕事のことで頭がいっぱいだと思いますが、お子さまも同じように遊びたい気持ちでいっぱいのはずです。
それなのに朝、家事に追われる余りにお子さまの相手をしないと、お子さまのフラストレーションがたまってしまいます。
どうしても家事のため業務開始時間まで時間がとれない場合は、業務開始時間の最初にお子さまと遊ぶ時間をもってきたり、フレックスタイム制が利用できれば業務開始時間をずらすなどして、お子さまの笑顔で1日のスタートをはじめるとスムーズに1日が廻る可能性が高まります。

 

(5) 上司や同僚とコミュニケーションはしっかりとる

在宅勤務を行う場合でも、会議や打ち合せなどをオンラインで行う場合があると思います。
子どもがいると、その時間も子どものペースに合せてもらうとすごく楽になるはずです。
たとえば、子どもが10時、2時あたりに昼寝することが多いのであれば、なるべくそのあたりに会議を設定してもらえるだけでも助かりますよね。
場合によっては、「子どもがちょうど昼寝を始めた」、もしくは「テレビに夢中になっている」といったタイミングで声かけして打ち合せをスタートさせるなんて協力が得られたらより最高ですよね。
それも、上司や同僚と日頃からコミュニケーションをとりあい、理解してもらうことで初めて可能になることです。
全部おんぶに抱っこというわけにはいきませんが、打ち合せ中に子どもが横で騒いでしまったり、泣き出してしまうなんてことを避けるためでもあるので、コミュニケーションは大事にしましょう。
なお、オンライン会議のため、音が入りにくいスペースを確保しておくことがおすすめです。
お子さまが動画などを見ている横で会議を行うと、突然画面に入ってきてしまったり、話しかけてきたりしてしまうからです。
話がわかる年齢であれば、「この時間だけは入ってきちゃダメだよ」などとして、寝室などで行ったり、同じリビング内でも衝立などを置いて工夫をしましょう。

 

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