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【2020年】初めての確定申告。実例を見ながら作成方法を詳しく解説!

公開日: 2017.10.24
最終更新日: 2020.06.08

【2020年】初めての確定申告。実例を見ながら作成方法を詳しく解説!

確定申告とは

確定申告とは、1年間の所得や経費などを計算して報告するもの。1年間に稼いだ金額を税務署に報告することで、次年度の納税額が決まります。

会社で雇用されている方は、会社で手続きを行う年末調整を行っています。確定申告よりも年末調整の方がなじみがある方が多いかもしれません。

確定申告を行わないと、いわゆる脱税の状態になってしまうので注意が必要です。稼いだ金額を申告して納税するのは国民の義務なので、確定申告の必要のある方は確定申告を行いましょう。

確定申告と年末調整の違い

確定申告と年末調整は、同じようにお金に関する手続きを行うものです。しかし、その人の状況によってどちらの手続きをするか変わるので、違いを理解しておくと便利です。

■確定申告
確定申告はさまざまな所得(不動産所得、事業所得など)を申告して、納税するための手続き。基本的に会社に雇用されている方は手続きの必要がなく、個人事業主やフリーランスの方が確定申告を行います。

■年末調整
年末調整は、会社に雇用されている方が行う手続きです。年末調整を行うことで払い過ぎていた税金の還付、足りない分の税金を徴収しています。名前の通り年末に行う手続きで、生命保険控除や住宅ローンの控除などを提出している方も多いと思います。

確定申告書Aと確定申告書Bの違い

確定申告には申告書の違いがあり、申告内容によって使用する用紙が変わってきます。考え方の目安として確定申告書Aが会社員、確定申告書Bが事業主やフリーランスの方が使用すると覚えておくと便利です。

■確定申告書A
確定申告書Aは、会社員が確定申告をする場合に使用されることが多いです。「あれ?会社員って確定申告をしないんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、住宅ローンや医療費の控除があるときなどに確定申告書Aを使用して確定申告を行います。

■確定申告書B
確定申告書Bは、会社員や個人事業主など誰でも使用できるのが特徴的。事業所得や不動産所得などや予定納税のある方など、さまざまなパターンで使用できます。

確定申告のやり方・流れ

初めての確定申告だと手続きのやり方や流れがわからなくて、不安に感じたり悩んだりすることもあると思います。確定申告のやり方や流れがわからない方に、確定申告のやり方や流れを解説しているので参考にしてください。

■必要書類をそろえる
確定申告の手続きを始める前に、必要書類をそろえておく必要があります。必要書類は人によって違いますが、源泉徴収書や領収書などの書類が必要です。はんこや口座の情報も必要になるので覚えておくといいでしょう。

■帳簿の記載
必要書類がそろったら、書類をもとに帳簿を作りましょう。帳簿では売上や経費などのお金の流れを記録して、確定申告に利用します。帳簿や書類は一定期間の保存の必要があり、ものによって5~7年ぐらい保存しないといけません。

■確定申告書類を作成
書類と帳簿を用意したら、その内容をもとに確定申告書類の作成を進めていきます。自分で手計算しながら書類を作成していく、確定申告ソフトを使用して作成するなど、自分で書類を作成すると書類作成の費用を抑えることができます。

しかし確定申告はさまざまな知識が必要なので、初めての方だと書類作成が難しいと感じることもあると思います。そんな方におすすめなのが税理士に確定申告を依頼すること。専門家の税理士に依頼すれば、書類作成で困ることは少なくなるでしょう。しかし税理士に依頼すると費用がかかるのも頭に入れておかないといけません。

■納税する
確定申告の書類を提出後、納税の必要がある方は納税を行いましょう。納付方法にはインターネットバイキングや預金口座からの振替、クレジットカードなどたくさんの支払方法があるので、好みの方法で納税します。税金が還付される方も、確定申告の書類を提出後に還付されます。

確定申告の提出方法・期間と期限

確定申告の書類の提出方法には、さまざまなパターンがあるのでご紹介します。あなたに合っている方法で行うといいでしょう。

■確定申告の提出方法
確定申告の提出方法は、税務署に直接持っていく、郵送する、税務署の時間外収集箱に投稿する、e-Taxを利用するなどがあります。

初めての確定申告でどのように手続きしていいかわからない方は、税務署に書類を直接持っていくのがおすすめです。税務署にいけばわからないことを質問して解決できるので、足を運ぶといいでしょう。

確定申告書は信書にあたるので、郵送するさいは信書便として発送する必要があるので注意が必要です。

■確定申告の期間・期限
確定申告を行う期間は、2月16日から3月15日までの期間に毎年設定されています。それぞれの日付が
土日祝日の場合は、それぞれの後ろの平日に日付をずらして対応します。

(例)2月16日(日)~3月15日(日)の場合→2月17日(月)~3月16日(月)に変更

日にちに多少のずれがあることもありますが、おおまかな期間は毎年変わりません。しかし2020年はコロナウィルスの影響により、確定申告の期限が伸びています。このように確定申告の期限が伸びることは基本的にはないので、期限内に手続きを行えるように準備しておきましょう。

青色申告と白色申告の違い

聞いたことのある方もいるかもしれませんが、確定申告には青色申告と白色申告という申告方法の違いがあります。それぞれにメリットがあるので、お好きな申告方法を選ぶのがおすすめです。

■青色申告
青色申告は申告の手続きが複雑、開業届の提出や青色申告の承認申請などの手続きが必要な申請方法です。複式簿記で帳簿をつける必要もあり、なにかと手間がかかるのが青色申告だといえます。

手続きが複雑な青色申告ですが、その分メリットも多くあります。そんな青色申告の最大のメリットは、最大で65万円の特別控除。青色申告にするだけで収入から65万円を引いて計算できるので、減税することが可能です。

また赤字を3年間繰り越ししできるのも大きなメリット。1年目と2年目に合計で300万円の赤字がでても、3年目で300万円の黒字を出せば1年目と2年目の赤字を繰り越せます。

白色申告の場合、赤字は一部しか繰り越せません。青色申告にすれば、赤字から黒字になったときの節税効果が大きいです。

ほかにも家族の給与を必要経費にできたり、家賃や光熱費などの一部も経費にできます。青色申告にすると優遇されるものが大きくなるのでおすすめです。

■白色申告
白色申告は、なんといっても手続きが簡単なのがメリット。開業届の提出や青色申告の承認申請などを行わなくていいので、青色申告よりも手軽に手続きできるでしょう。簡易帳簿で手続きできるのも、確定申告が苦手な方にとってのメリットです。

しかし白色申告だと、青色申告のような控除を受けられないというデメリットがあります。確定申告で少しでも節税したいと考えているなら、青色申告で手続きするのがいいでしょう。

手続きが苦手な方は、専門家である税理士に任せるのもいいと思います。費用はかかりますが、その分さまざまな控除を受けられるので、税理士にお願いする費用よりも控除の金額の方が大きくなることも多いでしょう。

毎年2月~3月に申告する確定申告。
必要な書類の準備はもちろんですが、書き方で迷う事も少なくありません。
今回は、実例を見ながら説明します。

確定申告が必要な人

初めに、自分の収入が確定申告の対象なのか確認する必要があります。会社員の方は基本的に確定申告の必要がありませんが、事業をしている方や副業をしている方などは確定申告をする必要があります。

■個人事業主
個人で事業を行っている個人事業主やフリーランスは、業務で得た収入を申告する必要があります。会社員のときは会社で手続きをしていたので、年末調整の書類を提出するだけでよかった人も多いと思います。しかし個人で仕事をおこなうようになると、収入の申告を自分で行う必要があります。

■複数の勤務先で働いている
複数の勤務先で働いている場合、源泉徴収を多く払っている可能性があります。2ヶ所以上の会社から給与をもらっているので、税金を多く払っている可能性があります。給与所得を2ヶ所以上の会社からもらっている人は、確定申告をするのがおすすめです。

■副業で年間20万円以上収入がある
副業で年間20万円以上の稼ぎがある方も、確定申告をする必要があります。最近では多くの副業があり、年間20万円以上稼ぐことが難しくなくなっているので、当てはまる方がいると思います。副業で20万円以上稼いでいる方は、確定申告の必要があるので覚えておきましょう。

ちなみに副業で20万円以上というラインは、給与所得と退職所得以外の所得(事業所得、不動産所得など)が対象。つまりアルバイトやパートのように雇用されている副業の場合、年間20万円以上というラインは適用されません。

■住宅ローン控除(初年度のみ)や医療費控除
住宅ローン控除や医療費控除のように年末調整で申請できないものに関しても、確定申告をしないといけません。住宅ローン控除は初年度のみ確定申告をすれば、次年度からは年末調整で対応できます。

【確定申告書作成】

自宅にPCがある方は、自宅で簡単に作成する事ができます。
※申告は自宅・税務署・確定申告会場など、ご自身の好きな場所で出来ます。
 
①国税庁の確定申告等作成コーナーにアクセスしましょう。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm
②確定申告書等作成コーナーをクリックして、作成スタート。
【2020年】初めての確定申告。実例を見ながら作成方法を詳しく解説!
③画面の手順に従って、提出方法や必要事項を入力します。
④申告に必須な書類は、所得税の確定申告書・収支内訳書の2つです。必ず作成しましょう。
消費税は年間1,000万円以上の売り上げがある方、贈与税は年間110万円以上贈与された方が対象です。(配偶者からなど特例が適用され納税額がゼロになる場合でも、申告は必要です。)
 
基本的には、画面の順番に従って必要な情報を入力していけばOKが、始めて確定申告をする人は『白色申告書』※1という申告書になりますので、ここは覚えておきましょう。

今回は、事業所得として申告するケースを例としてご紹介

職種:Webライター 請負企業:2社 の場合
 
■収支内訳書
・売上金額
会社から発行される支払調書などを確認しながら、会社ごとに総売上額のみを入力します。

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・減価償却
資産の種類・取得金額・年月・償却期間・割合を入力すれば自動的に金額が出ます。
前年も償却している場合は、前年の残高も入力します。

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・経費
1年分の経費を科目別に計算して、入力します。
科目に無いものは、雑費としてまとめて入力しますが、必ず領収書・レシートはまとめて保管しましょう。

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減価償却は自分で計算した金額を入れてもOKですが、自信が無い場合は自動計算を使いましょう。また、購入した際の書類は必ず保管してください。
経費は、領収書やレシートなどがないものは計上できません。
水道光熱費も必ず請求書などを取っておきましょう。

 

■確定申告書
・収入金額・所得金額入力
事業所得として入力します。
注意:社員やパートなど、Wワークをしている場合は会社で年末調整をしているので雑所得で入力します。
収支内訳書で収入から経費を引いた所得が出ていますので、その金額を入力します。
支払調書などに源泉徴収税額が記載されている場合は、その金額をそのまま入力します。
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・所得控除入力
医療費・社会保険料・生命保険料・障害者控除・扶養控除などはこちらから入力します。

 基本的には、この2項目を漏れなく入力できればOKです。
全ての入力が終われば、送信または印刷をして提出で終了です。

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【控除を受ける為の必要書類】

所得控除を受ける為には、必ず証明する書類が必要になります。
病院・企業・市区町村などから発行される領収書になりますので大切に保管しましょう。
社会保険料は、国民健康保険・国民年金が主になるのでそれぞれの領収書でOKです。無い場合は市区町村の窓口に相談しましょう。
個人で社会保険に加入している場合は、社会保険事務所に確認しましょう。
※障害者控除は、障害者手帳があればOKです。
 
申告書の作成は、収入金額と控除・経費となる金額が分かる書類だけあれば、画面を見ながら入力するだけで自動計算されますので、初めて申告する人でも簡単にできます。
それでも不安(>_<)という人は、税務署に電話相談するといいですよ。
 
各都道府県の相談窓口
https://www.nta.go.jp/shiraberu/sodan/sodanshitsu/9200.htm
 
税理士への相談は有料ですが、税務署は無料で何度でも相談する事が出来ます♪
 
※1 確定申告には白色申告と青色申告※2の2種類があります。
※2 青色申告は、控除額が最大65万円と節税面で大きなメリットがある申告ですが、対象となるのは事業所得・不動産所得・山林所得がある人に限られており、事前に「開業届」と「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。
また、白色申告とは違う帳簿の付け方と提出が必要です。
 
【国税庁HP】
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2070.htm