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クラウドソーシングとは?初心者必見!仕事の内容やメリット・デメリットを解説

公開日: 2022.08.04
最終更新日: 2022.08.04

クラウドソーシングとは?初心者必見!仕事の内容やメリット・デメリットを解説

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングとは、「Crowd(群衆)」と「Sourcing(調達)」を合体させた、英語を語源とした造語です。

企業や組織、個人が、業務の一部を不特定多数(群衆)に発注する形態を指します。

似たような言葉でより馴染み深い言葉に「アウトソーシング」というものがありますが、そちらは専門業者に委託するといった意味合いで使われるのに対し、クラウドソーシングはインターネット上で広く不特定多数に募集をかける場合に使用されます。

 

クラウドソーシングが現在のように活性化した背景には、ICT(Information and Communication Technology=情報通信技術)の発展があります。事業所に出向かなくても業務が可能となり、より多くの業務を委託することができるようになったためです。

さらに、政府の推し進める働き方改革の中のひとつである副業解禁が、クラウドソーシングワーカーを増大させ、クラウドソーシング市場をより活性化させていると言えます。

フリーランス人口は2018年から2021年の3年間で500万人増加し、1,670万人(労働人口の24%)となったという調査もあります。(ランサーズ株式会社「フリーランス実態調査 2021」より)

少子化の影響により働き手不足が常態化しつつある現状の中、今後、クラウドソーシングの市場はますます拡大すると予想できます。

クラウドソーシングの仕事内容はいったい何?

クラウドソーシングと一言でいっても、実際の仕事内容は多岐にわたります。

一般的に事業所で行われている業務もインターネットを介すれば多くのことができますので、募集されている仕事内容も一般的なものと大差はありません。

・システム開発・運用

・Webサイト制作・運用

翻訳

ライティング

イラスト制作

事務

・カスタマーサポート

・テレセールス

 

おもに、以上のような仕事があります。

業務内容も、実際の現場とほぼ同様の内容と言えます。

クラウドソーシングで受注できる仕事とは?

クラウドソーシングで受注できる仕事には、さきほど説明したようなものがありますが、たとえば、システム開発の仕事であれば、ゲームの開発やスマホアプリの開発といったものがあります。

Webサイト製作の場合、クライアントから依頼され、新しいWebサイトをデザイン、コーディングしたり、既存のWebサイトのランディングページのみを作成するといった単発の仕事などがあります。

カスタマーサポートは、インターネット回線をつかい、自宅でお客様からのお問い合わせを受けます。テレセールスは、自宅から対象者に架電しアポをとる仕事内容となります。

クラウドソーシングのメリット・デメリットとは?

【メリット】

 

発注者側のメリットとしては、コストに対し流動的な運用ができるため、コストパフォーマンスが良いということが挙げられます。たとえば、経理などの部署では、月末月初や決算時期など一時的に業務が増える傾向がありますが、ピークに合わせて雇用を行うより、業務委託で一時的に人員を増やすほうがトータルコストが安くつくということが往々にしてあり得ます。

また、新規事業を立ち上げる場合、社内の人間を一から育てるより、即戦力のクラウドワーカーをスポット的に入れるほうが時間短縮や質の向上に期待がもてます。

一方で、受注者側としては、フルタイムの社員として雇用されるより、クラウドワーカーのほうが好きな時間に好きなペースで働きやすいというメリットがあります。また、子育てや介護が理由で勤務が難しいといった方も働くチャンスを得やすいという側面があります。もちろん、地方の方が、本来は通勤が難しい東京の会社で働くということも可能だと言えるでしょう。

なお、自宅にいながらすきま時間で仕事ができるということは、サラリーマンが副業としてクラウドソーシングを受注するといったことも可能です。

企業にとっても、知識や経験がある人に仕事を発注できれば安心です。

選択肢や可能性が広がるといった意味で、双方に大きなメリットが生まれると言えるでしょう。

 

 

【デメリット】

 

社外の人間にクラウドソーシングするとなれば、社内の人間の育成は進まないことになります。

また、業務委託をする場合、専門性の高さによっては、コストがかえって高くつくことも十分あり得ます。長期的に見た場合、どちらがトクなのか、十分に検討する必要があると言えるでしょう。

ちなみに、クラウドソーシングを行うには、外部から業務に必要なファイルにアクセスできるような仕組が必要となります。またコミュニケーションツールのひとつである、チャットツールやオンライン会議システムの導入も検討しなければならないでしょう。

新しい人材の雇用や育成をせずクラウドソーシングする場合の削減コストと、各種ツールの導入コストとを十分に比較検討するようにしましょう。

なお、働く側としたら、クラウドソーシングは安定性に欠けることが最大のデメリットです。

もともと一時的な仕事であるケースが多いうえ、突然プロジェクトが終了することも十分あり得るため、毎月決まった金額を長期でもらえるとは限らないからです。

また、仕事によっては業務範囲や責任範囲などが不明確で損をしたり、企業担当者の経験不足でうまくコミュニケーションがとれないなどという場合もあります。

逆に、文字だけのやり取りが多いため、齟齬が生まれないよう、細心の注意を払うことも必要です。

おすすめクラウドソーシングサイト10選

◆クラウドワークス

 

クラウドワークス

出典:クラウドワークス

 

クラウドソーシングサイトの先駆け的な存在です。

仕事種類は200種類。ユーザー登録数480万人を抱える、業界ナンバーワンの規模を誇ります。利用企業も78万社と圧倒的な数を確保。

あなたが「やりたい!」「できる!」という仕事がきっと見つかります。

 

◆ランサーズ

 

ランサーズ

出典:ランサーズ

 

クラウドワークスと人気を二分するクラウドソーシングサイトの先駆け的な存在です。

導入企業は40万社を突破。350種類以上の職種があります。

クラウドワークスと比較すると、専門性の高い職種が多いのが特徴です。

反対に、自分が売りたいスキルをパッケージ化して販売することも可能です。

 

◆Bizseek(ビズシーク)

 

Bizseek

出典:Bizseek

 

上記2社と比較すると後発的なクラウドソーシングサイトです。

とはいえ、システム開発、Webデザインなどの専門性のある職種から、データ入力ライティングなど、比較的初心者でもスタートしやすい職種までも網羅しており、利用者も増加傾向にあります。

最大のポイントは、利用手数料の安さです。同じ報酬の仕事でもより多く稼ぐことが可能です。

 

◆Craudia(クラウディア)

 

Craudia

出典:Craudia

 

Bizseekと同様、クラウドソーシングサイトとしては後発ですが、会員数100万人を突破した注目のサイトです。

営業リストの作成や営業資料の作成、オンラインアシスタントなど、事務系を中心としたクラウドソーシングが充実しています。最低3%という業界最低水準の手数料の低さもポイントです。

 

◆coconala business(ココナラ ビジネス)

 

coconala business

出典:coconala business

 

スキルマーケットのココナラが開始したビジネス向けサービスサイトです。

デザインやイラスト制作、動画、アニメーション製作などを中心に230種類の職種が掲載されています。見積書や請求書、領収書などといった取引に必要なフォーマットが利用できるなど、初心者にも嬉しいサービスがあります。

なお、利用料はかかりますが、登録や出品自体にお金はかかりません。

 

◆coconala(ココナラ)

 

coconala

出典:coconala

 

スキルマーケットの先駆け存在であるココナラ。Webサイト製作からプログラミングなど専門性の高いものから、占いやオンラインレッスンなど、個人向けのサービスなども取り扱っています。ブログ投稿機能もあり、簡単に自己PRすることも可能です。「マイペースに仕事をしたい」、または、「初めてだけど楽しみながら受注したい」という方におすすめのサービスです。

 

◆サグーワークス

 

サグーワークス

出典:サグーワークス

 

記事のライティングに特化したクラウドソーシングサイトです。

一般的なクラウドソーシングサイトではさまざまな仕事を扱いますが、ライティングに特化しているので、ライターを目指している方におすすめです。

発注企業は3,800社と少なめですが、目的に仕事を見つけやすいと言えます。ライターにとってお役立ち情報も掲載されているのもポイント。

 

◆shinobiライティング

 

shinobi<a style='color:#3F51B5; text-decoration: underline;' href='/list?lrj[parent_id][]=6'>ライティング</a>

出典:shinobiライティング

 

サグーワークスと同様、ライティングに特化したクラウドソーシングサイトです。

発注企業は公表されていませんが、累計記事は500万件を超えています。

文章盗用チェックツールや、共起語分析ツールなど、ライターに役立つツールが提供されていること、サンプル記事が多数掲載されていることから、ライティングビギナーからセミプロまでさまざまな方におすすめです。

 

◆Shufti(シュフティ)

 

Shufti

出典:Shufti

 

「すきま時間に自分のペースでできる仕事」をモットーにクラウドソーシング案件を集めているのがシュフティです。

名前のとおり、専門性がそれほど高くない、主婦がすきま時間に気軽に行えるような在宅ワークが多数掲載されています。

手数料は報酬額の10%と低めな設定もポイントです。

 

◆Crowdtech(クラウドテック)

 

Crowdtech

出典:Crowdtech

 

ITエンジニアデザイナー案件に特化したクラウドソーシングサイトです。

週4日、または週3日など、フリーランスエンジニアにぴったりに案件が多数掲載されています。登録社数は74万件と件数も多いため、2~4週間で案件が獲得できるというのがアピールポイントのサービスです。

 

◆Futurizm(フィーチャリズム)

 

Futurizm

出典:Futurizm

 

ITエンジニア向け案件に特化したクラウドソーシングサイトです。

RubyやPythonなど、プログラミング言語別に案件を探すことができたり、システムエンジニアやサーバーエンジニアなど職種別で絞ることも可能です。

また、フリーランスエンジニアに役立つコラムも充実しています。

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