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テレワークとは?働き方やリモートワークとの違いを解説

テレワークとは?

テレワークとは、「tele=離れた」と「work=働く」を組み合わせた造語で、厚生労働省では、ICT(情報通信技術)を活用した時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方と定義づけしています。

簡単に言うと、「オフィスから離れた場所で、インターネット等のIT技術を使って仕事をすること」です。

ちなみに、その仕事先については、飛行機や電車などの交通機関やホテル、自宅など、場所の指定がなされているわけではありません。

したがって、移動中でも、出張先のホテルでも、すべてテレワークをしていると表現できるのです。

 

なお、テレワークが導入されれば、子育て中や介護中の方、障がいがある方でも働くチャンスが生まれるというメリットがあります。通勤時間が不要となることから、一般社員にとっても、ワークライフバランスの面で大いにメリットがあると言えます。

いっぽう、企業側にも交通費や光熱費等のコスト削減やより優れた労働者の確保という点で大きなメリットがあるのです。

 

参考URL:厚生労働省「テレワーク総合ポータルサイト

在宅勤務とは?

在宅勤務とは自宅にいながら仕事に従事することです。

オフィスから離れた場所で仕事をするという点でテレワークと共通ですが、自宅に限定しているという点が異なります。

一般的には、インターネットを経由しクラウドサービスやVPNを使うことにより、まるで会社にいるように仕事を行います。

上司や同僚とはチャットやオンライン会議システムなどを使用し、コミュニケーションを取ることが多いです。

通勤時間がなくなるため、ワークライフバランスがとれるうえ、家事や子育てをしながら働くことも容易になります。

通勤に片道45分かけていたなんて場合は、往復で1時間半も削減できるのでメリットが大きいと言えます。また、幼稚園で延長保育を利用している場合、1時間あたり数百円かかることが一般的ですが、延長保育代も不要になります。

出産、子育てを機に、時短社員に切り替えたり、会社を辞める人がいますが、在宅勤務が当たり前になることで、キャリア継続にも繋がります。

 

関連コラム:ママワークスコラム「在宅勤務とテレワークの意味の違いとは?働き方やリモートワークとの違いも解説」

モバイルワークとは?

モバイルワークとは、「mobile=移動性のある、またはスマホなどの通信機器やパソコン」と「work=働く」を併せた造語です。具体的には、新幹線や飛行機、タクシーなどといった交通機関や空港ラウンジやホテルなどの移動先などで仕事を行うことを指します。

一般的には、ノートパソコンやタブレットを持ち歩き、モバイルルーターやFree Wi-Fiを使ってオフィスにいるのと同様に仕事を行います。

企業を回る営業や保守業の方は、アポの合間にインターネットカフェに立ち寄ったり、移動中に報告や社内の打ち合せを行えば、業務の効率化に繋がります。

オフィスに戻ってから報告するよりも断然効率的ですし、情報がすぐに社内に伝わることから、

発注時間の短縮や売上げの拡大など、業績アップに繋がる可能性もあります。

ちなみに、退勤の報告もオンラインで済ませることができれば自宅に直帰できますので、移動時間を短縮することができます。

結果、ワークライフバランスの向上にもつながり、満足度向上につながりますし、企業にとっても交通費や人件費のコスト削減につながると言えます。

 

ただし、パソコンやタブレットなどの端末を持ち歩くとなれば、個人情報や機密情報の漏洩というリスクも格段にあがります。

また、実際の労働状況が見えにくく、残業代なども含め、勤怠管理で難しい面もあります。

サテライトオフィス

サテライトオフィスとは、「satellite=衛生、手下」と「office=事務所」を併せた言葉で、企業のオフィスから離れた場所に設置されたオフィスのことを指しています。

基本的には、本来のオフィスと同じように業務に従事できるよう、通信環境が整えられたスペースとなっています。

たとえば、東京都内に本社、大阪に支社があるとします。本来であれば、神奈川県、千葉県等首都圏にお住まいの方は東京にある本社に通うことが一般的です。

しかし、それぞれの県に通信設備をはじめ、仕事をするための最低限の設備が整えられていれば、

本社まで行かなくても、インターネットを通じて本社にいるのと同様に業務をこなすことができます。

サテライトオフィスを設けることで、労働者にとって通勤時間の短縮につながり、ワークライフバランスが向上をすると言えるのです。

 

在宅勤務の場合、自宅にスペースが必要だったり光熱費があがるなどの問題点もありますが、サテライトオフィスならそういった問題は起こりません。

また、地方のテナントや空き家を活用することで、オフィスコストを削減できるとともに、地域再生という社会的な貢献もできるのです。

サテライトオフィスも在宅勤務と同じように、政府が推進しているテレワークの一種です。

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