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事務系在宅ワークにおすすめの資格とは!

これから在宅ワークを検討している人はもちろん、現在在宅ワークをしている人も、どんな資格を取得したら良いだろう?と考えたことがある人も多いはず。

事務系在宅ワークでは、一体どんな資格を取るのが有効なのでしょうか。

比較的ハードルが低く、かつ実用的な資格について調べてみました。

 

目次

在宅ワークでおすすめの資格

1.MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

 

資格について

 

多くの企業では、Word(ワード)、Excel(エクセル)といったマイクロソフト社の作成しているソフトを利用して業務をしています。これらの機能を学び、身につけることができるのが「MOS」です。

 

難易度

 

パソコンを今までほとんど利用したことがない初心者にとっては、最初は少し難しいかもしれません。

 

しかし、一度でもこれらのソフトを利用したことがある人にとっては、仕事の効率を上げるのに直結することを実感しながら学ぶことができる資格で、合格率も8割程度と、難易度もそこまで高くありません。

短期間に集中して学んで取得しやすい資格と言えます。

 

活かされる場面

 

Wordは主に文書作成、Excelは主に計算を伴う表作成に利用されています。

これらのソフトは、利用しているうちに独学で使用方法を身につけていく人も多いですが、実は思っているよりも、便利で様々な機能を有しています。

 

特にExcelに関しては、どのような計算をソフトに指示できるのか、それはどんな方法で行うのか、ということを事前に知っておくことで、作業効率を格段にアップさせることが可能です。

 

さらに、Word・Excelともにどのようなグラフ・図を作成することができるのかも、事前に知っておくことで、作成する書類の質がアップします。

 

事務系在宅ワークをしたい場合、「PCを使いこなせる」ことを企業の採用担当者に端的に示すことができる指標となり、非常に実践的な資格です。

 

2.FP(ファイナンシャルプランナー)

 

資格について

 

FPとは、金融・税制・不動産・住宅ローン・生命保険・年金などの知識を使って、ライフプランを設計するお金の専門家です。

 

難易度

 

出題範囲は広いですが、「FP3級」は合格率が80%を超えており、難易度は低めです。

ただし、「FP2級」の難易度はやや高くなっていきます。また、2級の場合は、

2年以上の実務経験か、AFP認定研修修了者・FP3級合格者であることが受験資格となりますので、あらかじめ注意が必要です。

まずは3級を取得するなど、受験資格を満たすことが求められます。

 

活かされる場面

 

金融系(銀行・保険会社・証券会社)では、ほぼ全ての企業で取得を推奨しているといっても過言ではない資格のため、採用には有利に働きます。

 

金融系企業は、コロナ禍を経て、在宅ワークを推奨しているところも増え、そもそもの事務系従業員数も多いため、雇用契約で在宅ワークを探す場合に候補に入れたい業界です。

 

また、独立して活躍しているFPも多くおり、金融系ライターとして在宅ワークをしたい人はもちろん、ライターとしての幅を広げたい人におすすめです。

 

さらに一般的に在宅ワークで仕事探しをすると、直接雇用ではなく、業務委託契約になることが多く、その場合、自分自身でお金の管理・税金の申請をすることが増えます。FPの知識を活かして、効率的に自己管理をすることも期待できます。

 

お金に関する知識を学ぶことができるので、自身の家計管理にも役立ちます。

 

3.簿記

 

資格について

 

経理や会計に関する在宅ワークをするうえで取得したい資格に、簿記があります。

簿記は、企業の財政状況を把握するうえで、必要な知識です。簿記のルールを理解し、企業のお金の流れを記録・計算・整理していきます。

 

難易度

 

もっとも受験者数が多いと言われている「日商簿記3級」の合格率は、概ね40〜50%です。上記MOSやFP3級と比較するとやや難しくなりますが、学生のうちから資格取得をする人もおり、非常にメジャーな資格の一つです。

 

活かされる場面

 

経理・会計に関する業務を担う在宅ワークはもちろん、決算の発表などを担当する広報担当者や、経営層を狙う人材などにも、その知識が求められます。

 

財務諸表の理解が深まり、企業の財務状況を比較するうえでも有効なので、仕事を探す際にはもちろん、仕事に従事してからの競合他社の状況把握や、自社の財務状況の健全性の確認などにも役立ちます。

 

また、FPと同じく、自身の家計管理や、お金を投資するか否かの判断材料としても使える知識です。

 

さらに経理・会計に関するスキルをアップして、キャリアアップを狙う場合は、税理士・会計士などの仕業を目指すという方法もあります。ただし、こちらは難易度が非常に高く合格率も低いため、まずは簿記から勉強することをおすすめします。

 

4.TOEIC

 

資格について

 

企業で「英語力」に関する資格を提出する場合に、もっともスタンダードな指標はTOEICのスコア(得点)です。

 

現在、TOEICでは、Listening & Reading(聞く・読む)英語力を測るものと、Speaking & Writing(話す・書く)英語力を測るものとがありますが、以前からの傾向と変わらず、Listening & Reading(聞く・読む)のスコアを重視している企業がまだまだ多いようです。

 

難易度

 

結果は合否ではなくスコアのため、より細かく能力を確認することができます。

そのため、目指すスコアによって難易度は異なります。

試験時間が2時間と長いため、長時間にわたり集中力を必要とする試験でもあります。

 

英語を使用する必要がない業務でも、足切り要件として、TOEIC500点以上、600点以上を掲げている企業もあります。

 

高校生・大学生の平均スコアが500〜600点くらいであると言われており、業務で英語を使用するには不足があるレベルです。

しかし、日常的に英語に触れることがない人は、文法を復習したり、過去問を実施したりしないと、このレベルに至らない可能性があります。

 

また、英語力があっても、高いスコアを得るには問題に「慣れ」ることが大切です。何度か過去問や模擬テストなどで対策が必要になります。

 

活かされる場面

 

英語を使用する仕事の場合、採用の段階から英語力について事前に確認する意味で、TOEICのスコアを取得しておくことが必要になるでしょう。

在宅ワークでも、企業によって、部署によっては、英語力を求められることがあります。

 

英語のメールを送受信する必要がある、英語での電話対応をする必要がある、など、どのシチュエーションでの英語力が必要なのか、自身にそのスキルはあるのかを把握する上でも、TOEICを受験することは有効です。

 

また、帰国子女などで英語力があることをアピールしたい場合や、英語を活かした仕事を希望している場合などは、満点に近い高得点を目指す人もいます。

 

英語力

 

まとめ

今回は、事務系在宅ワークで活かせる実用的な資格で、難易度が比較的低めのものとして、「MOS」「FP」「簿記」「TOEIC」の4つを紹介させていただきました。これらの資格は、学生のうちから取得することが可能で、非常に基本的なものばかりであるとともに、比較的実践に直結しやすいものです。

 

大切なのは、どのような仕事につきたいか、から逆算することです。

むやみやたらに資格を取得しても、どのように仕事に活かしていくかがイメージできていないと、単なる資格ゲッターになってしまいます。

 

一方で、資格取得という目標に向かって集中して勉強をしていくことで、効率的に知識が身につくだけでなく、自分の自信につながることもあります。

また、知識は増えていけばいくほど知的好奇心を刺激して、新たな知識を得るきっかけになるものです。

 

資格取得には、ある程度、時間やお金もかかります。

計画的に業務を遂行するのと同じように、計画的に資格取得をして、在宅ワークでキャリアアップを目指していけたら良いですね。

 

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