在宅ワーク必見!セキュリティソフトの選び方とは?体験版も紹介!
目次
前回は在宅ワークのパソコンセキュリティ対策の大切さと家族についてお伝えしました。今回はセキュリティソフトの種類とその特徴についてご紹介します。このコラムがセキュリティソフト選びのお役に立てれば幸いです。
有料版のセキュリティソフトについて
無料版のセキュリティソフトについて
またもしお手持ちのパソコンがWindows10ならば、ランサムウェア攻撃に対応する安全策が搭載されています。また24時間どこからでもクラウドから保護。リアルタイムでスキャンを行い、ウイルス対策を行う機能が組み込まれています。
おすすめのセキュリティソフトについて
パソコンの購入の際、セキュリティソフトも一緒に購入しようとする人は多いのではないかと思います。でも、店頭に並んでいるたくさんのソフトの中からどれを選んでいいのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?
そこで、実際に売れているセキュリティソフトを5つご紹介していきたいと思います。
◆ノートン
Symantec(シマンテック)社から販売されている「ノートン」シリーズは、セキュルティ対策ソフトの定番の1つと言われています。
主に個人向けの製品なので、Windows・Macのウイルス対策だけでなく、パソコンの最適化やデスククリーンアップ、データのオンラインバックアップなども可能です。また、こちらは30日間の無料体験版もあるので、初めてセキュリティソフトを買うという人でも安心してソフトを体験することが出来ます。
◆カスペルスキー
こちらは、ロシアのカスペルスキー社のセキュリティソフトです。日本では先程ご紹介したノートンに比較してしまうと知名度は低いですが、性能は非常に優れています。
Windows・Mac・Android対応の総合セキュリティソフトで、ウイルス対策、危険なWebサイトへのアクセス防止、ネット決済時の保護など、パソコンやモバイル端末を安全に使うためのセキュリティを提供しています。こちらも30日間無料体験版がありますので気になる方はぜひ体験してください。
◆ウイルスバスター
トレンドマイクロ社のソフトウェアです。日本で最も利用者の多い定番ソフトで、ウイルスバスターは高い防御力と軽さを両立しながらも、使いやすさと安心サポートを提供するマルチデバイス対応セキュリティソフトです。もちろん30日間の無料体験付きです!
◆アバスト
日本国内での知名度は、上記でご紹介してきたソフトに比べてしまうと低くなってしまいますが、世界的に見てみると最大規模のシェアを誇るウイルス対策ソフトです。有料版と無料版のどちらも提供されていることも、世界最大規模の利用者がいる理由でもあります。
世界最大規模の利用者を抱えていることで、マルウェアのサンプルも多く、脅威の発見を迅速に行えることができるようになりました。また、この迅速さから新種のマルウェアへの対応も期待されているソフトです。
※こちらも無料版があります。
※マルウェア…コンピュータの正常な利用を妨げ、利用者やコンピュータに害を成す不正な動作を行うソフトウェアの総称。
◆ESET
「動作の軽さ・性能の高さ・安さ」の3拍子が揃った評価の高い人気のセキュリティソフトです。特に「動作の軽さ」の評価が高く、通常業務の邪魔にならないセキュルティソフトとして多くの人に利用されているそうです。
ここでは、5つのソフトウェアをご紹介しましたが、各社それぞれの特徴があることが理解できたかと思います。もっと比較してみると…
■大手ベンダーの安心感で選ぶのであれば「ノートン」や「ウイルスバスター」
定番であるSymantecの「ノートン」シリーズや、トレンドマイクロの「ウイルスバスター」シリーズは、全体的に高い機能を保持しているのでやはりお勧めです。また、大手セキュルティベンダーであるという安心感にプラス、充実したサポート体制もあることから初心者ものお勧めすることができるソフトウェアであることは間違いありません。
しかし、脆弱性への対策、Wi-Fi環境へのセキュリティなどの面では不十分と思えるところもありますので、不安な方は別のソフトと併用するという対策が必要かと思います。
■サイバー攻撃の進化を見据えたいのであれば「カスペルスキー」
サイバー攻撃に対して強化したいのであれば、先程ご紹介した2社の製品よりも遥かに高い性能を持ち、海外では高い評価を得ているカスペルスキーがおすすめです。しかも、脆弱性対策やWi-Fi環境へのセキュリティ対策など、先進的な機能を多く持っているところも日々巧妙化するサイバー犯罪に対抗する意味でも大きな評価ができる点です。ですが、Webの読み込みが若干遅いという弱点もあります。
■多種多様なユーザーメリットなら「ESET」
セキュルティソフトとしての動作が軽量化されていることや、性能の高さ、安さで1歩リードしているのは「ESET」です。
■価格面では「アバスト」
無料版もあることから、取り急ぎ何かしらの対策がしたいという急ぎの人は、「アバスト」の無料体験版で対策することが出来ます。無料版とはいえ、世界的にユーザーが多いソフトなので、安心して使用することができます。気に入ってしまえば、そのまま有料版への切り替えで済むことも手軽さの面でもよいと思いますよ。
セキュリティソフトを選ぶポイントについて
セキュリティソフトを選ぶ時のポイントとして、6つの点をお話していきます。
■法人用/個人用として使うのか? Windows/Macで使うのか?セキュルティソフトの価格・サポート体制は用途によって異なります。法人用として使うのか?個人用として使うのか?導入するパソコンはWindowsなのか?Macなのか?はたまた違う端末で使うのか?などを考慮し考えた上で選ぶ必要があります。
■セキュルティは万全ですか?
セキュリティ面について、製品によって特色や差がどうしてもあります。実際に使用している人たちの評判や、過去のセキュリティ被害・実績、第3者のチェックをクリアしているのかを確認しておくことが大切です。
■使用期限は何年か?
多くのセキュリティソフトは「使用期限」が設定されています。期限が切れてしまうと「定義ファイル」の更新が行われなくなり、新しいウイルスに対して検出することができなくなってしまいます。契約更新は有料ですので、使用期限の長いソフトを選ぶことが経済的です。また、初期購入価格は高いが更新価格は安いというソフトもあるので、使用期限と価格をよく確かめて選択するようにしましょう。
■インストールは何台までできるのか?
セキュリティソフトの中には、1台のデバイスしかインストールできないライセンスと、複数台(3台・5台・無制限など)のデバイスにインストールできるライセンスがあります。対応しているOSもWindowsしかインストールできないものから、Mac・Android OS・iOSにインストールできるものとさまざまです。これらを意識してソフトを選ぶようにしましょう。
■PC操作は重くならないか?
セキュリティの強さにばかり気を取られてしまい、インストールしたらパソコンの動きが重くなってしまったということも考えられます。これは極端ですが、最先端の技術を用いて怪しいウイルスをはじくようなセキュリティにしてしまうことで、パソコンの負担は膨大に膨らみます。近年では、セキュリティが高く速度も速いソフトも開発・増加してきています。ソフトを選ぶ際には速度面も考慮することを忘れずに確認しましょう。
■サポート体制は24時間対応?電話での対応も可能か?
カスタマーサポートについても気にするポイントです。24時間体制の対応なのか?電話対応はするのかなどは企業によって異なります。自分がカスタマーサポートを利用する時に、どのサポート体制が欲しいのかをきちんと考え、吟味し、その条件に合うものを選ぶことも大切です。
体験版の活用のお勧めと体験版が使用できるソフトについて
体験版を提供しているセキュリティソフトもありますが、皆さんはこの「体験版」を活用したことはありますか?
有料版だけではなく、無料版があるソフトもたくさんあります。いろいろなソフトを試してから、ソフトの購入やインストールを検討したいのであれば「体験版」を活用するに越したことはありません!
実際に体験版があるソフトは、下記にてご紹介していきます。
・ウイルスバスター…90日間の体験版
・ESET…30日間の無料体験版
・ノートン…30日間の無料体験版
・カスペルスキー…30日間の無料体験版
・PC Matic…一部機能のみの体験版
・Webroot…30日間の無料体験版
・マカフィー…30日間の無料体験版
・アバスト…30日間の無料体験版
・G DATE…30日間の無料体験版
・Emosisoft…30日間の無料体験版
その他にもあるかもしれませんが、キリがなくなってしまうので紹介はここまでにしておきます。
これらの体験版を使う時は、確かにいろいろなソフトを試せるという魅力があるのですが、少しだけ気をつけてほしい点がいくつかあります。
■ダウンロードやインストール時はメインのアドレスではなくサブにしておく
ダウンロードやインストールする時に、メールアドレスを入力する場合があります。この時にメインのアドレスを登録してしまうと、購入を促すメールが頻繁に来ることがあります。1つの体験版だけでは大した量でなくても、複数の体験版を登録して大量の案内メールが届いてくるなんてことが想定されます。それらを防ぐために、登録の際に使用するアドレスはメインの物以外を使用することをお勧めします。
■期限切れには気をつけましょう!
先程紹介した体験版のほとんどが、「30日間」という期限が設けられていることには気が付いたことと思います。期限が切れてしまい、無効と化してしまったセキュリティソフトはウイルスを検知することができません。
つまり、“無防備な状態”となっています。必ず期限が切れる日を確認し、切れる前に購入するのか、別のソフトを試すなど切り替えることを忘れずに行いましょう!
■体験版をはしご(掛け持ち)する場合
無料体験版を次から次へと「はしご」するのであれば、ソフトをインストールしてもパソコン上には「残骸」が残ってしまいます。「残骸」が残ってしまうことにより、動作に不具合が出てしまうことがあるので、極度に動作が重いといった問題を感じた場合、サポートセンターに問い合わせるなどしましょう。重大な問題と化してしまう前に、きちんとした対応をするように心掛けていましょう。