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動画クリエイターとはどんな仕事内容?向いている人や稼げる金額について

公開日: 2023.12.13
最終更新日: 2023.12.13

動画クリエイターとはどんな仕事内容?向いている人や稼げる金額について

動画クリエイターという仕事にチャレンジする方が増えています。

動画クリエイターの仕事は家でも作業ができることから、サラリーマンが副業として、または、主婦や学生がパートやバイトで始めることが多いです。

今回は動画クリエイターの仕事内容や、向いている人、どれくらい稼げるかなど、動画クリエイターという仕事について解説していきます。

 

 

動画クリエイターとは?

 

動画クリエイターとは、動画を編集する人です。

動画の撮影は場所やシーンごとに行います。それぞれ撮っておいた動画を最終的に1本まとめる必要があります。

また、撮影をする際、1つのシーンであれば撮影は止めずそのまま撮り続けることが一般的です。

目的の動画にするため、動画をつなぎ合わせたりカットしたりするなどして、最終的に決められた時間枠(尺)内におさまるよう加工するのが動画クリエイターです。

 

 

 

動画クリエイターの活躍の場とは?

 

動画クリエイターが活躍する場は、テレビ局、番組制作会社、動画編集を専門に請け負う動画制作会社、そして、広告制作会社やWebサイト制作会社などがあります。

もちろん、一般企業のなかで自社の動画を編集するインハウスの動画クリエイターとして活躍している人もいます。

最近は、インターネット上で流れる動画が増加傾向にあるため、活躍の場も急速に広がっていると言えます。

 

なお、インターネット上の動画といえばYouTubeを思い浮かべる方も多いと思いますが、CMや研修などの教育コンテンツなどの幅広いジャンルで使われており、長いものから短いものまでさまざまです。

例として下記のようなジャンルがあります。

 

・テレビ

・プロモーションビデオ

・YouTube

・Webメディアやブログにおける広告

・一般的な企業のWebサイトやランディングページ(LP)の広告

・アプリ内の広告

・SNS上の広告

・セミナー・研修、子供向け学習などの教育コンテンツ

 

 

皆さんもWebサイトを見ていて、広告動画が表示されているのを見たことがないでしょうか。

最近では宣伝を目的とした動画作成の仕事も多いです。

また、社内・社外問わず研修をアーカイブ動画にするケースも増えています。

 

 

 

動画クリエイターの仕事内容とは?

 

動画クリエイターの仕事内容について、具体的にどんな作業をするのかについても説明していきます。

 

・動画をつなぎ合わせる

・動画のなかで不要な部分をカットする

・必要に応じてエフェクトをかける

・テロップを付加する

・BGMや効果音、ナレーションを追加する

 

なお、基本的にはシナリオライターやディレクターに従って動画を編集していきますが、企画、シナリオライティング、撮影から任されることもあります。

 

 

 

動画クリエイターに必要なスキルとは?

 

動画クリエイターに必要なスキルには以下のようなものがあります。

 

◆動画編集ソフト関連

 

・動画のつなぎ合わせ

・動画のカット

・ノイズ除去

・BGMや効果音の挿入

・テロップの挿入

・エフェクトの挿入

・その他

チャプターの追加、画面の中に別の動画を挿入するピクチャーインピクチャー、

画面の分割、クロマキー加工など

 

一般的には、AdobeのPremiere、PowerDirector、Director Suiteのほか、AdobeのAfter Effects、Adobe Auditionなどが使用できると良いです。

 

◆ビジネス関連

 

・情報収集能力

編集にもトレンドがあります。どういう動画がいま受け入れられているのか、感度を高くしておく必要があります。

 

・企画力

動画はすべて目的があって制作されます。目的に沿ってどのようなストーリーをもたせていく必要がありますが、そのためには企画力が必要です。大きな案件であれば、ディレクターやシナリオライターから指示をうけて行いますが、多くの案件でおおまかな指示のみである場合が多く、裁量が任される場合が多いです。

 

・コミュニケーション能力

動画編集に対し大まかな筋書き、プロットはあっても、細かい部分は感覚的なものであることがほとんどです。数字や言葉で表せないことが多いので、不明な点は依頼主にひとつひとつ確認をしながら進めていく必要があります。

確認せずに進めてしまうと、「求めていたものと全然違った!」などと言われる場合もあります。締め切りに間に合わないなんてことになれば信頼を失って二度と受注できませんし、最悪の場合、損害賠償を求められる恐れさえあります。

締め切り日の問題がなかったとしても、作業がやり直しになってしまうと、その分無駄に働いたことになってしまいます。

クリエイターはセンスや編集技術さえあればいいと誤解されがちですが、コミュニケーション能力も高くないと務まりません。

 

・営業能力

動画クリエイターの仕事は、業務委託であることは多いです。

つまり、月給制ではなく、1本あたりの単価×納品した本数で報酬が決まるスタイルになります。

その場合はまず仕事の受注から必要となりますので、編集技術以外に仕事を受けるやめの営業能力も必要となります。

なかには、自分のWebサイトを作成し、そのなかで作品の公開やPRを行う人もいます。

 

 

 

動画クリエイターに向いている人とは?

 

動画クリエイターに向いている人は、以下の特徴が挙げられます。

 

◆映像、動画が好き

 

動画編集作業は根気がいります。

たった10分の動画を作るという作業でも、企画、撮影から始めると1日がかりなんてこともあります。

1秒またはそれ以下の単位で映像をカットしてつなげたり、効果的に見せるためにエフェクトを入れたり、ぴったりのBGMを探したりなど、その完成度にこだわればこだわるほど、時間にキリがありません。

ずっとパソコンの前に座って作業をするので、眼も疲れますし、肩こりに悩まされる方もいます。

単純に生活費を稼ぐ手段、仕事だと考える人ではなく、動画制作が好きだという方に向いていると言えます。

 

◆細かい作業が苦にならない人

 

エフェクト1つにおいても、細かい設定が多く、綿密な作業は要求されます。

テロップやBGMがずれていると違和感を抱かれるので、作業が細かくても苦にならない人に向いていると言えます。

 

◆トレンドを追うのが好きな人

 

動画には流行があります。表現方法が古いと仕事を受注できなくなる恐れがあります。

 

◆勉強熱心な人

 

タイトルに使用するような文字フォントを変えただけで印象が異なります。

またテロップの表現でも見る側の印象が変わってきます。

編集ソフトも新しい機能が出たり、ドローン撮影を取り入れたほうがダイナミックな動画にできるので、さまざまなことに興味を持ち、常に勉強していくという気持ちがある人のほうが向くと言えます。

また、セミナーや研修動画などを請け負う場合、業界の知識があることで依頼主とのコミュニケーションがしやすくなったり、相手の求める動画に近づけやすいです。

ジャンルを問わず、さまざまなことに興味を持ち学べる人こそ動画クリエイターに向いていると言えます。

 

◆自己管理ができる人

 

動画クリエイターの仕事は、常に締め切りとの闘いだといっても過言ではありません。

納品日は決められているので、逆算し、企画、撮影、編集のスケジュールを決めていき、かつ、それを確実にこなしていくことが必要です。

自宅で仕事をするフリーランスの動画クリエイターは多いですが、誰からも見られていない、作業する時間帯も決められていないといった環境であるため、ルーズな人だと締め切りを落としたり、精度が落ちてしまい、信頼も仕事のチャンスも失うこととなります。

自己管理ができる人のほうが動画クリエイターには向いていると言えるでしょう。

 

 

 

 

動画クリエイターはどれくらい稼げる?

 

動画クリエイターがどれだけ稼げるかは、こなす仕事の件数や、社員なのかどうかによって大きく変わってきますが、平均年収は300-400万円程度です。

ただし、あくまで平均であり、ディレクション業務や企画も行うような動画クリエイターであれば、年収700万円以上という方もいます。

また、映像制作会社や動画編集会社から受注するのではなく、ある程度実績を積み、フリーランスとしてやっていくようになれば、報酬単価を自分で決められるうえ、企業からダイレクトに報酬をもらえるので年収も高くなる可能性があります。

いずれにせよ、スキルをあげ、実績を重ねることが重要です。

 

 

 

動画クリエイターになるには?

 

動画クリエイターになるには、編集ソフトを扱える必要があります。

オンラインで受けられる講座がありますので、興味がある方は受講してスキルを身に着けると良いでしょう。

または、ソフトを購入し自分で動画づくりを経験していくことで、より実践的に覚えていくという方法もあります。

 

一方で動画クリエイターの仕事をするにあたり資格は必要ありません。

したがって、カット、テロップ挿入などの最低限のスキルを身に着け、スクールで学びながら仕事を受注することも可能です。

動画クリエイターの仕事は実践経験を重ねることが大事だからです。

その場合は、低価格でも仕事を受けること、できる範囲を明確に示すことがポイントです。

できることと、できないことは明確にしておかないと、クレームを受けたり、トラブルが発生する恐れがあるためです。

 

とはいえ、いきなりフリーランスとして直接依頼主と契約することは難しいです。

まずは、クラウドソーシングサイトや、ママワークスのような在宅ワークを中心に紹介する求人情報サイトで案件探しをすると良いでしょう。

その際には、どんな作業、スキルが求められるのか、1か月あたりどれくらいの仕事を請け負うことが想定されているのかもチェックすることをおすすめします。

 

 

 

 

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