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行政書士って在宅で仕事ができるの?仕事内容や資格について紹介します!

公開日: 2018.07.10
最終更新日: 2018.12.10

行政書士って在宅で仕事ができるの?仕事内容や資格について紹介します!
行政書士になるには、国家資格を取得する必要があります。
でも資格を取得すれば、自宅に行政書士事務所を開設することができて、事務所の代表者として自分のペースで働くことができるのですから、なかなか魅力的な在宅ワークだと思いませんか。

行政書士になるにはどうしたらいいの?

行政書士になるためには、まず基本的な法律的な知識が必要です。
資格を得るための勉強内容は法律に関することが多いので、大学で法律の勉強をした人を除けば、参考書を読んでもなかなか頭に入りません。
独学で勉強をするなら、自分で参考書を買って勉強するよりも、思い切って資格の専門学校に通うか通信教育で1年間くらい勉強をした方がいいでしょう。
ちなみに最近の合格率は10%前後です。
かなりの難関に思えますが、真面目に毎日数時間勉強をすれば合格は可能です。

資格を取得したらどうなるの?

無事合格をして資格を取得したら、地元の都道府県行政書士会に事務所登録をします。
在宅ワークを目指している立場としては、当然自宅を事務所として登録したいところですよね。
はたして自宅を事務所として登録できるのでしょうか?
応接室や書斎など扉のある個室があれば大丈夫です。
扉のある個室にこだわるのは、たとえ家族であっても、顧客の相談内容は漏らしてはいけないからです(扉があればいいので、施錠までは必要ありません)。
したがって、ダイニングと一体型のリビングなどは、家族が自由に出入りする部屋と解釈されるため、通常は事務所としては認められません。
一人暮らしの場合は、顧客の秘密が他者に漏れることがありませんから、ワンルールであっても事務所登録ができます。
事務所登録申請後に行政書士会の役員が現地確認に訪れて、申請図面と相違ないかチェックをします。
そこでとりたてて問題がなければ晴れて事務所が開業できるのです。
申請から登録まで約1カ月を要すると考えた方がいいでしょう。

行政書士ってどんな仕事なの?

それでは、行政書士はどんな仕事をしているのでしょう。
ひとつは、市役所や県庁などに提出する許可書などの作成と申請業務があります。、
書類の記載に間違いないかなど、チェック項目が多いので、法律知識ばかりでなく、集中力のある人が向いています。
たとえば最近話題になっている民泊の申請なども行政書士が申請代理人を務める業務です。
行政書士が扱える文書は3,000種あるとされていますから、やり方によってはどんどん新たな業務を開拓することが可能です。

資格内資格があるの?

行政書士の中にさらに特定の業務に特化した資格が設けられています。
その一例が以下のとおりです。
 
特定行政書士
特定行政書士とは行政書士が申請した許可申請が不許可になった場合に不服審査請求をする業務が扱える資格です。
数ヶ月の研修を経て適性試験で合格者が決まります。
申請取次行政書士
申請取次行政書士とは、外国人の在留資格申請、永住許可申請、帰化許可申請などの代行ができる資格です。
一日研修を受けて適性試験で合格者が決まります。
外国語が堪能であるとか外国人の知り合いが多い方に向いているのではないでしょうか。

女性にできる仕事なの?

結論からいえば、むしろ女性向きだということがいえます。
といいますのも行政書士の仕事として、最近は遺言書や相続関係図の作成などの終活に関する業務が増えているからです。
終活に関わる業務の場合、顧客と対面しても、いきなり要件から話す人はほとんどいません。
まずは顧客の身の上話に耳を傾けることから始まります。
あれこれと話しているうちにようやく肝心の業務がみえてくるといった調子です。
ただ、ここで顧客の話を拝聴するのもあながち無駄ではなく、お客様も話を聞いてもらえたことに大いに満足していますから、後々の業務がスムーズに進むのです。
このように相手の話を親身に聞くことができるのは、まさに女性ならではではないでしょうか。
 

100%在宅ワークなの?

残念ながら、すべて在宅でこなせる仕事ではありません。
市役所や公証役場には直接出向いていかなくてはいけませんし、顧客との打ち合わせも外で行われることが多いのです。
ただ業務の中心となる書類作成については、ほぼ100%在宅ワークでこなせますから、在宅ワークが中心の業務ということは間違いありません。

収入の目安はどれくらいなの?

行政書士の収入の幅は、大変大きいのが特徴です。
年収一千万円を超える方もおられる一方で百万円以下の方も少なくありません。
要は、本人の意欲と広報力次第なのです。
概ね年収400~500万だと、業界の中ではかなり稼いでる部類に属する行政書士といえるのではないでしょうか。
 

まとめ

ここまで行政書士と在宅ワークをテーマにご説明をしてきましたが、いかがだったでしょうか。
行政書士は、資格を取得するまでが大変ですが、資格を得て事務所登録をすれば、ある程度は自分の無ペースで働ける仕事です。
まだまだ未来が広がっているあなたであれば、ぜひともチレンジしてみてはいかがでしょうか。
 

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