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「自宅でできる仕事で高収入」は要注意?応募前に注意すべき点をご紹介します!

在宅ワークは今や非常に知名度の高い言葉となっています。

働き方の多様性を考えていく上で、在宅ワークは大きな可能性を持っていると言えるでしょう。

 この在宅ワークをはじめようとする際に、今回は注意しておかないといけない点を紹介します。

それは、

・しっかりと仕事として存在しているか

・給料が安定的に支払われるのか

 の2点です。

今回は、よく見かける「自宅で高収入」という言葉を軸にこの2点について説明をしていきます。

目次

○仕事として存在しているか・・・という意味

しっかりと仕事として存在しているか・・・とはどのような意味か疑問に感じる人も少なくないでしょう。

 実は、在宅ワークの中には募集はするが仕事が一切ないという悪質な事例も残念ながら中にはある状況です。

 「データ入力」「コピーアンドペーストのみ」などの言葉を目にすることも多いのではないでしょうか。

この場合、仕事内容がきちんと明記されていない、あるいは「簡単」という言葉が協調されていることが多いです。さらに「やる気次第で月に数十万円」などの言葉が表記してあった場合、「マルチ商法※1」の可能性があります。

※1 マルチ商法はマルチレベルマーケティングと呼ばれるビジネスであり、マルチ商法自体は違法ではありません。ただ悪質なマルチ商法が横行しているのが現状です。

 マルチ商法は簡単に言ってしまうと、口コミや人脈で商品を販売し、自分に利益を生んでいくビジネスとなります。

これは決して簡単なものではなく、経済に対する知識、市場に対する適切なタイミングでのアプローチ等、非常に専門的な知識や技術が必要になります。

気軽に稼げると思い参入した人の多くは、利益よりも不利益を生んでしまっている状況です。(それゆえに詐欺や悪質商法と呼ばれることが多いです)

・マルチ商法は自分の仕事量に対しての対価が非常に低い

 上記で記したようにマルチ商法は簡単に出来るビジネスではありません。

しかし自分の利益のために多くの人を巻き込もうとする人は少なくありません。

どんなに努力をしたとしても、1円も稼げないあるいは出費だけが増えていくということも決して珍しくないのです。

仕事量に対して対価が全くつりあわないということです。

マルチ商法を仕事として存在させていくことは「現実的」ではありません。

今現在在宅ワークの業界にこのマルチ商法を目的とした求人が多く入り込んできています。「自宅で気軽に高収入」、「気軽にできるお仕事」というニュアンスの言葉で求人を出していますが、気軽に手を出すべきではありません。

仮に手を出すのであれば、しっかりとした専門知識を身につける覚悟が必です。

 ・応募をしたのに返信をしない会社が非常に多い点に注意

 在宅ワークの中には応募をしたのに一切返事がないことも珍しくありません。

この理由としては大きく分けて2つあります。

 1つは、個人情報を抜き取ることを目的にしているというものです。

これは、「高収入」等の言葉を利用し、興味を持たせ、応募をさせるが実際のところ仕事は何もない、ただ個人情報がほしいだけという場合に多いです。

このような場合、問合せをしたところで返信がくることはまずありません。

このような個人情報の抜き出しを目的とした在宅ワークは今も昔も多くあります。

対策としては、事前に求人を出している会社にまず問合せをし、会社が存在するか、仕事をしっかり募集しているのかを確認することです。

ただ、これでも引っかかってしまうリスクはあります。返信がない場合には、下手に連絡を取らず、あきらめる(関係を切る)ことも大切です。

2つ目は応募してくる人を「人として見ていない」「ただの労働力」と考えている会社の場合です。

この場合、適した人にのみ返信をし、それ以外の人には一切返信をしないものとなります。

このような会社は、たとえ返信が来たとしても、いきなり仕事の提供を断られたり、契約の終了を告げられることも珍しくありません。

また悪質な場合には、仕事をしたのに給料が振り込まれないで音信不通になることもあります。

非常に信用できない在宅ワークです。

逆に丁寧な会社は、不採用であってもしっかりと返事をくれます。また事前に「応募者多数」が考えられるので、○日以内に返事がなければ不採用・・・ということを表記してくれている会社もあります。

○簡単に高収入につながる在宅ワークは存在しないと考えた方が安全

在宅ワークの仕事は決して簡単ではありません。

誰でもできる本当に簡単な仕事は単価や時給が非常に低く、まとまった報酬にするためには多くの時間を費やしていく必要があり、「時間」の面で大変です。

 逆に、単価、時給が高い仕事というのは、専門性が高く、決して誰でもできる仕事ではありません。経験を積む、技術を磨いていくことではじめてできる仕事となります。

 「自宅で高収入」になるかどうかというのは、在宅ワークの場合、仕事の内容というよりも、「どのように仕事をしていくのか(仕事に安定性、継続性があるか)」にかかっていきます。

つまり自分の仕事への姿勢次第ということです。

 誰でも、すぐに手軽に高収入につながる仕事は存在しません。

このような言葉を使っていく在宅ワークはまず警戒をしておいたほうが良いでしょう。

仕事内容が明記されていない求人は仕事としての価値はあまりないと考えてしまっても良いです。

○まとめ

在宅ワークは、仕事を見抜く力、自分を守る力が求められます。

言葉や表面的なものに騙されてしまえば、利益どころか不利益をもたらしてしまうでしょう。

 仕事として明確に「存在しているのか」をしっかりと見極めていき、収入が多く欲しい場合には、努力と工夫で収入を増やしていく気持ちが必要です。

努力、工夫をすることができれば、在宅ワークでも十分にしっかりとした稼ぎ、あるいは高収入につなげていくことはできます。

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