知りたい!認定こども園のこと Part.1

2016.06.08
Pocket

平成27年4月から新しい「子ども・子育て支援制度」がスタートし、その支援策のひとつとして「認定こども園」への移行促進が行われていることをご存知でしょうか。認定こども園とは、幼稚園と保育園の機能を持ち合わせた施設のこと。教育基本法の学校の定義に基づき幼児期の学校教育を行う幼稚園機能と、児童福祉法等に従い保育の必要な子供の保育を行う保育所機能を併せ持った施設です。

保護者が働いている・いないに関わらず利用することが可能であり、集団活動や異年齢交流に大切な子どもの集団を保ち、すこやかな育ちを支援するのが認定こども園。待機児童を解消するために既存の幼稚園などを活用し、充実した地域子育て支援事業で子育て家庭を支援することを目的としています。従来の保育園と違い、下の子を妊娠して産休や育休を取るなど、保護者が退職するなどの就労状況が変わっても、継続して利用できることが大きなメリットの一つとして挙げられます。

 

保育園、幼稚園との違い

認定こども園に入園するには、資格は必要なのでしょうか。子ども・子育て支援制度では、自治体が決める3つの認定区分に応じて施設の利用先が決まります。

認可保育園:仕事などのため家庭で保育のできない父母に代わって保育する施設
(対象:0~5歳児)

認定こども園:幼稚園と保育園の機能や特徴をあわせもち、地域の子育て支援も行う施設
(対象:0~5歳児)

幼稚園:小学校以降の教育の基礎をつくるための幼児教育を行う施設
(対象:3~5歳児)

保育園の管轄は厚生労働省となり「児童福祉法に基づく児童福祉施設」として「日々保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること」を目的とする施設。幼稚園は、文部科学省の管轄で「学校教育法に基づく学校」というが、幼稚園の位置づけ。要するに、学校扱いなので「早期教育」を目的としています。そして、認定こども園ですが、こちらは文部科学省・厚生労働省両方の管轄下となっています。幼稚園および保育所等の施設・設備が一体的に設置、運営されている幼保連携型、認可された幼稚園が保育所的な機能を備えた幼稚園型、認可された保育所が幼稚園的な機能(幼児教育)を備えた保育所型、都道府県の認定基準により認定された地方裁量型の4つの形式が認められています。

こうして見てみると、保育園よりは入りやすそうだし、子どもが入園してから仕事を探したいと考えているママには「こども園って、なんだかよさそう!」なイメージですね。次回は、もう少し具体的にどのような施設なのか、ご紹介します。

【ライター:丸山智子】

Pocket

次

pagetop