シール貼りの仕事内容とは?時給や働き方、評判についても解説!
目次
自宅で気軽に始められる新しいワークスタイルとして大人気の在宅ワーク。子育てや介護などと両立もしやすく、家にいながら収入を得られるのが魅力です。
そんな在宅ワークの中でも、「パソコンが得意」でもなく、「人にものを勧めるのが得意」でもなく、かといってハンドメイド作品を売れるような器用さもない方でも、簡単にできると言われているのが「シール貼りの仕事」です。
特別なスキルは不要だし、いわゆる「単純作業」だから特に難しいことはなさそうですよね。
だからこそ、金欠でとりあえず収入が欲しい方や、面倒なことが苦手な方におすすめのお仕事と言えます。
今回は、主婦や学生など、様々な職業の方におすすめの在宅ワーク「シール貼り」のお仕事について、仕事内容だけでなく、シール貼りのお仕事のメリットやデメリット、向いている人、どうやって仕事を探したら良いのか、なにか気を付けることがあるのかなども含めて詳しく特集します!
在宅ワークで人気のシール貼りってどんなお仕事?
シール貼りのお仕事には大きく分けて二つのタイプがあります。1つは、勤務中に行う軽作業としてのシール貼り、もう一つは、シール貼りだけを専門に行うお仕事です。
シール貼りと一口に言っても様々な種類があり、一般的によく見られるカテゴリーとしては、「商品の値札やバーコード」「書籍の訂正シールや販売促進シール」「化粧品のパッケージや成分表」「封筒やDM(ダイレクトメール)のラベル」「和菓子などの贈答用お菓子などのシール」など、シールの種類や貼る物に応じて形態が変わります。
ご覧いただくとお分かりいただけるように、たいていは、重いものや大きいものはありませんので、非力な女性でも十分従事できるお仕事と言えます。
少し作業が煩雑なものには、CDやDVDのパッケージラベルを貼るお仕事などもあり、製品によっては、シワが寄ったら納品不可となるなど、検品基準が厳しいものもあります。
シール貼りの仕事は、他にも、シールを貼るだけでなく、場合に寄っては、商品を箱詰めしたり、出荷・梱包にまつわる軽作業が含まれる場合もあります。
また、仕分けや雑貨や化粧品の検品なども兼ねることもあり、その場合は、「仕分け、シール貼り」「検品、シール貼り」などといった募集のされ方となっています。場合によっては、シールを貼ったあとの商品を箱詰めして出荷することを求められる場合もあり、「軽作業あり」といったキーワードが書かれた募集もありますので、多少は力仕事を含んだケースもあると考えておきましょう。
一方、事務仕事などの勤務中に行う軽作業という扱いで行うシール貼りには、「封筒の宛名ラベル貼り」や「ファイリングラベルの整理」などもあります。
在宅ワークで受注できるシール貼りのお仕事には2通りあり、家で1人ですべての作業を完結させて納品するものと、工場や物流センターなどの施設に行ってグループで作業をするタイプがあります。
ちなみに事業所で行う場合は、作業場所が倉庫である場合もありますが、たいていエアコンが完備されているなど、環境は整えられているケースが多いでしょう。
自宅で行えるシール貼りは、いわゆる内職になりますが、工場や物流センターへ行ってシール貼りをする場合は、単発のアルバイトのような雇用体系になります。
在宅ワークなら時間も選ばず、誰とも話すことなく淡々と作業を進めていけますが、グループで仕事をする場合は、最低限のコミュニケーションも必要となります。
完全在宅でやれるシール貼りのお仕事なら、自分のスケジュールで動ける気軽さがあり、空き時間や暇な時間帯を選んで作業することができます。
ただ、自分のペースで行うことができる反面、時給ではなく出来高制となります。
つまり、休憩を入れたりテレビなどを見ながらのんびりやると、報酬額に影響するということになります。
シール貼りは、単純作業ですので、早く正確に作業を黙々と続けなければなりませんが、子育て中の主婦や高齢者介護をしているシニア世代など、年齢を問わずどなたでもやれるお仕事と言えるでしょう。
ママワークスにはシール貼りの求人も多く掲載されています。
https://mamaworks.jp/list 在宅ワークの求人一覧|ママワークス
シール貼りでもらえる報酬はいくらぐらい?
どんな在宅ワークをする場合も、気になるのはその報酬だと思います。単純作業で、どなたでもやれるのが魅力のシール貼りのお仕事ですが、いただける報酬は一体どれぐらいなのでしょうか?
シール貼りの報酬は、ケースバイケースで収入が異なります。たとえば、完全在宅でシール貼りをする場合と、工場や物流センターなどに行ってシール貼りのお仕事をする場合とでは、同じ作業でも報酬額にかなり開きがあるのです。
たとえば、工場などでシール貼りの作業をする場合は、短期や単発のアルバイトという扱いになるため、「時給制」で報酬が支払われます。何時間働いたかによって報酬が支払われるので、作業量に左右されずある程度決まった収入がもらえます。
基本的に単純作業であり、特別なスキルを求められる職種ではありませんので、時給が高い場合は、単純に箱詰めや出荷準備など力仕事が必要なものや、事務作業が伴うもの、場合によっては自分でも作業しつつ、リーダーとしてスタッフをまとめる場合などが求められる可能性があります。
また、工場労働などでも、最低賃金が決まっているため、報酬額は時給で800円から1000円ぐらいで推移している場合が多く、日払いや週払いなどで支払いをしてくれる企業もあるため、急にお金が必要な時に、比較的まとまった金額の収入が得られます。
早急にお金が必要だという方にはおすすめです。
ただし、アルバイトの場合は、最低作業時間が8時間など、継続して勤務しなければならない場合が多く、早朝や深夜など普通の人が働かない時間帯に作業しなければならないケースも出てきます。
それに比べて在宅ワークでシール貼りのお仕事をする場合は「出来高制」になります。出来高制となっているので、1枚でも多くシールを貼り、納品数が増えれば増えるほど、収入が増えるという計算です。
しかしながら、在宅ワークのシール貼りでは、シール1枚を貼った場合のお値段が0.2円から1円と非常に低く、1時間で800枚貼れて、ようやくアルバイト形式のシール貼りのお仕事と同じ報酬が得られることになります。
1時間に800枚のシールを貼るというのは、よほど熟練してもかなり達成が難しい枚数となりますので、在宅ワークで行うシール貼りのお仕事を時給換算すると、アルバイトタイプのシール貼りの作業より、かなり報酬が低くなってしまいます。
ただし、在宅ワークなら、工場や物流センターなどに出勤する必要もなく、他の人とコミュニケーションをとらなければならない場面もありません。また、家事や育児の片手間にやれたり、休憩を適度に挟みつつ好きな時間帯に作業できるので、長時間まとまって働けない方には、在宅ワークでシール貼りをする方が良いと考えます。
在宅ワークでシール貼りをする場合に、1点だけ気をつけなければならないことは、作業の納期についてです。在宅ワークなら作業をする時間は自由ですが、必ず納期までに仕上げなければならないので、場合によっては作業が深夜に及んでしまうケースもあるでしょう。
シール貼りの求人の見つけ方
シール貼りのお仕事を始めてみたいと思ったら、まずは、求人探しです。シール貼りの仕事は一般的な求人サイトで見つけることができます。在宅ワークでシール貼りのお仕事を探す場合も、アルバイト勤務でシール貼りのお仕事を探す場合も、比較的求人を見つけやすい季節は3月から4月の移動の時期。
この季節は、引越しや企業の移転などが多い季節で、荷物の出荷が増えるためシール貼りの求人が増えます。また、新生活を始める方が生活用品を揃える時期にも重なるため、製品や荷物の出荷が増えることによってシール貼りのお仕事も増える傾向にあるようです。
その他に、物がよく動く季節としては、7月から8月のお盆シーズンや9月から12月のクリスマス商戦及び年末シーズンが挙げられます。
贈答用のお菓子のラベルやクリスマスパッケージなど、様々なシーンでシールを貼る商品が出てきます。ケーキやプレゼントなど、シールを貼らないといけないものが山ほどありますので、季節変動に合わせて仕事が増減するようです。
継続案件よりは、短期や単発のお仕事が多いようですので、働きやすい求人を見つけるためにも、物の動きに注目してシール貼りのお仕事を探してみてください。
正社員では募集がなく、ほとんどパートや単発の仕事となるので、パート、アルバイト、日雇いの案件を掲載している求人サイトを中心に探してみましょう。また、在宅ワークでのシール貼りの仕事を探している場合は、一般の求人サイトではなく、主婦向けの在宅ワークを紹介している求人サイトから探すと良いでしょう。
ちなみに、面接が不要で履歴書の提出のみ、いきなり働き始められる案件も多いのが特徴です。
シール貼りのお仕事の応募資格は?
シール貼りのお仕事の応募資格について見ていきましょう。シール貼りのお仕事には、特別な資格は必要ありません。また、年齢制限が無いことがほとんどで、学生からシニアまでどんな方でも、すぐに始めらるお仕事です。
シール貼りは、決められた場所にシールを貼るだけという単純作業ですので、初めての方やシール貼りの経験がない方でも、気軽に始められます。特別なスキルも知識も必要ないので、学歴や職歴に関係なくどなたでも応募することができるのが魅力です。
また、在宅ワークでシール貼りをする場合も、初期投資がかからないのが魅力です。在宅ワークだとパソコンやプリンターが必要になるお仕事もありますが、シール貼りのお仕事は、こういった機材が一切いらないので、初期投資をかけられない方にもおすすめのお仕事です。
在宅ワークの場合でも、アルバイトの場合でも、シール貼りのお仕事は服装の規程なども特にありませんので、動きやすい服装さえあれば、いつでも気軽に始められるお仕事と言えるでしょう。
シール貼りのお仕事をする上で、あると便利なものを何か一つ挙げるとすれば、在宅ワークの場合は、納品に使う車があると良いでしょう。クライアントによっては、自分で送料を負担して納品しなければならないところもあります。送料を雇用主側が負担してくれるか?あるいは、自分で負担しなければならないかも確認してから受注してください。
子育て世代がシール貼りの作業をする場合は、子供がシールを触ったり、シールを貼らなければならない商品にいたずらするというリスクもあります。作業専用のスペースや、商材を安全に保管できるスペースをある程度確保しておく必要があるでしょう。
たくさんのシールを広げたままにできるようなスペースを確保するのは、非常に難しいと思いますが、キッチンの一角に作業テーブルを置くなど、決まった場所に作業で使う資材を収納しておけば、作業効率もよくなるのでおすすめです。
シール貼りのお仕事は、とにかく、資格やスキルを求められないお仕事である上、肉体労働もほとんどありませんので、女性でもシニアでも取り組みやすいお仕事と言えるでしょう。
シール貼りの仕事は働き場所が選べる
シール貼りの仕事は、働き場所が選べるのがポイントです。
ほとんどが事業所に出向き、皆で作業をするといったパターンですが、なかには、自宅でできる在宅ワーク系の案件もあります。
「え?自宅でできるのであればそうしたい!」という方もいると思いますが、自宅でやる場合その材料を取りに行く必要があります。
しかも取りに行く時間は、その事務所の営業時間内に限られるので、日中はフルタイムで本業をしているという場合は、なかなか難しいかもしれませんね。
ちなみに前者の事業所で行う場合は、作業場所が倉庫である場合もありますが、たいていエアコンが完備されているなど、環境は整えられているケースが多いでしょう。
一方自宅の場合は、自分のペースで行うことができる反面、時給ではなく出来高制となります。
つまり、休憩を入れたりテレビなどを見ながらのんびりやると、報酬額に影響するということになります。
シール・ラベル貼りの職場の雰囲気やはたらきやすさとは?
シール・ラベル貼りの職場で働いているのは、ほとんどが女性です。
社員は男性の場合もありますが、一緒に作業を行うのは、学生や、子育て中の主婦、子育てが終わった主婦などが中心となります。
そういった意味では、女性の職場ならではの独特な雰囲気がある可能性が高いです。
なかには、リーダー的な人がいて、その方に気に入られないと仲間はずれにされるなんて話も聞きます。
そもそも人付き合いが上手ではない人がこういった仕事を選んでいる傾向がありますので、和気あいあいとした職場にはなかなか巡り会えない可能性が高いと思っていた方が良いでしょう。
とはいえ、もともとは1人で黙々と行う単純作業でありますし、あくまでも仕事だと割り切ることも大切ですね。
もちろん、雰囲気の悪い職場をできるかぎり選ばないことも大切です。
そのためには、社員が明るく、パートやアルバイトに対しても笑顔で接しているかをチェックすることをおすすめします。
なぜなら、そういった社員がいる場合、パートやアルバイトも仲良く仕事をしている可能性が高いです。
なお、ずっと座り仕事で、肩こりや腰痛、酷いときはエコノミー症候群のような事態を引き起こす場合もありますし、立ち仕事の場合は、足がむくんでしまうケースもあります。
スタッフに対して環境を整えている場合は、こまめに休憩時間が設定されていたり休憩スペースが設けられている場合もありますので、そういった工夫がなされているかチェックしてみましょう。
シール・ラベル貼りの注意点
シール・ラベル貼りは簡単な作業で、注意点なんてないと考える方も少なくありません。
たしかに、「簡単バイト」などと書かれているケースや、面接も不要であるケースも多いです。
とはいえ、そもそも、商品やお手紙など、お客様に届けられるものにシールやラベルを貼るといった職種なので、きれいに貼るという基本的なことを守らなければならないのです。
抜けた髪の毛が張り付かないよう、髪を結ぶなどの身支度を整えるのはもちろんですし、手は汚れなどないよう清潔に保つ必要があります。
そもそも、指紋をベタベタつけないようピンセットを使用するケースもあります。
ネイルやアクセサリーなどは禁止されているケースもあるので、ルールはしっかりと守るようにしましょう。
シール貼りの仕事に向いている人
シール貼りのお仕事に向いている人材とは、どんな人なのでしょうか?
シール貼りのお仕事は、接客やパソコンなど頭を使ったりスキルを必要とされたりする仕事ではありません。その一方で、同じ作業を淡々と続ける必要があり、根気がいるお仕事です。
どのように作業すれば効率が良いのか、自分なりに考えて段取りをしたり、作業を行う必要もありますが、臨機応変に対応する必要などがないので、複雑な作業が苦手な方に向いているお仕事です。
また、商品の完成度も慣れるにつれて高くなっていきますので、コツコツと同じことを続けていける職人気質の方に向いているお仕事と言えるでしょう。
シール貼りのお仕事のメリットとは?
シール貼りのお仕事の内容や報酬も大まかに分かったところで、続いてはシール貼りのお仕事のメリットについて見ていきたいと思います。
在宅ワークにしても、アルバイトにしてもシール貼りのお仕事は軽作業で終わることがほとんどです。肉体労働や体を使った重労働がないので、体の弱い方やシニア世代でも、楽々作業することができるのがメリットです。
同じ作業を長時間に渡って行いますので、一人で黙々と作業する必要がありますが、アルバイトで工場などに勤務したとしても、仕事中に他人と関わる時間がほとんどなく、対人関係に自信のない方でも安心して取り組むことができるお仕事です。
アルバイトはしたいけど、人間関係が煩わしいと考える方や、職場の人間関係で悩みたくないという方にもシール貼りのお仕事はメリットがあると考えます。
この他にシール貼りの仕事のメリットをあげるとすれば、シール貼りのお仕事は服装や髪型に関する規程などがほとんどないということです。中には奇抜な髪色に染めている学生さんなどもいらっしゃると思いますが、そういった身なりでも特に問題はないようです。
また、作業時間を選べば、副業として掛け持ちすることも可能で、日中は別のお仕事をしつつ、早朝や深夜などの時間帯でダブルワークも可能です。長期的に掛け持ちするのは辛いかもしれませんが、どうしてもお金が必要な時に、短期間だけ集中して働けば、短い時間で収入を増やすことができるのでおすすめです。
シール貼りのお仕事は、短期や1日のみの募集もたくさんあるので、夏休みの旅費稼ぎや、
子供の入学などでまとまったお金が必要になる時期など、思い立った時にちょこっと働けるというのもメリットだと思います。
在宅でシール貼りのお仕事をするメリットは、とにかく作業時間を自分で決められるということにあるでしょう。子供が熱を出したり、家族の介護があって、日中長時間家を開けられないなど、様々な事情を抱えている方には、在宅ワークでのシール貼りがおすすめです。
また、社会人としてのブランクが長かったり、年齢がシニア世代でなかなか求人が見つけられないという方でも採用していただける場合がほとんどなので、仕事をしたいけど、なかなか自分に合う求人を見つけられないという方にもメリットのあるお仕事だと言えるでしょう。
シール貼りのお仕事のデメリットとは?
シール貼りのお仕事のメリットを見てきましたが、反対にデメリットとしてはどんなものがあるのでしょうか?
シール貼りのお仕事を行う場合のデメリットは、簡単な単純作業をエンドレスで続けなければならないため、変化に乏しく飽きてしまうという点です。アルバイトで工場へ行くスタイルで勤務した場合は、この単純作業を繰り返しながら、長時間立ちっぱなしになるという職場もあり、足だけが疲れていつまでも時間が過ぎないと感じる方も少なくありません。
また、シール貼りの作業にノルマを課す職場もありますので、一定の量をこなせないと作業が完了せず、上司になる社員の方から注意を受けたり、残業を指示されてしまう場合もあります。
また、勤務態度が悪かったりすると、契約打ち切りとなる場合もありますので、その点もデメリットと言えるでしょう。
工場や物流センターでの作業の場合は、エアコンが効いていなかったり、作業環境があまり恵まれていない場合も多々あります。夏は暑く、冬は非常に寒いなど、体調管理も難しく、厳しい環境で作業を続けなければならないのがデメリットです。
続いて、在宅ワークでシール貼りのお仕事をする場合のデメリットを見てみましょう。在宅ワークでシール貼りをする場合のデメリットは、なんと言っても時給の低さです。出来高制になっていますので、作業自体に慣れるまでは、納品できる個数も少なく、納期までにすべてを完了させるだけでも精一杯という方も多いでしょう。
また、スキルワークではありませんので、シール貼りのお仕事を続けても、何も技術を習得できないというのもデメリットになります。オフィスワークなら、ワードやエクセルなどのパソコンスキルなどを習得できるチャンスが多いので、将来的に別のお仕事を受注できる可能性も増えてきますが、シール貼りのお仕事の場合は、そういったメリットがありません。
また在宅ワークのお仕事だと、眠気やテレビの誘惑に負けたり、家族の世話などで作業が中断したりと思ったように、仕事がはかどらないこともしばしば。自分が作業できなければ、収入が確保できませんので、安定した収入を得られないというのもデメリットとなります。
在宅ワークでシール貼りのお仕事をするなら、納期を守れるようにきちんとスケジューリングできることが大前提です。報酬の単価が非常に低いので、短時間で早く作業ができるようにならなければ、まとまった収入を得られないというのが最大のデメリットと言えるでしょう。
シール貼りのお仕事のデメリットを見てきましたが、要は単純作業に飽きないように工夫するのが、このお仕事を続けていく上で重要なポイントになると考えます。
シール貼りの仕事は本当に誰でもできる?
シール貼りの仕事は、本当に簡単で誰にでもできるのでしょうか?
確かに簡単ではありますが、4.シール貼りのお仕事のデメリットは?でも紹介しましたが、以下のような難点もあります。
・手が荒れる場合がある
箱や紙に貼っていくとなれば、自然と水分が失われてしまったり、肌がすれてしまったりして、手が荒れてしまう恐れがあります。終了後はハンドクリームでしっかりとお手入れするなど
の対応をすることをおすすめします。
・人間関係で悩む場合がある
事業所や倉庫での場合、大人数で作業しているケースがほとんどです。
シール貼りのお仕事はスキルも経験もそれほど必要としないという職種がら、学生、子育て中のママ、子育てを終えた方やシニアまで、さまざまな方が集まる傾向にあります。
それぞれデスクを与えられて、顔を合わせない状態でやる事業所もありますが、なかには、皆で横に並んで話しながらやったりするところもあり、その場合は、気が合う、合わないといった問題も出てきます。
・あまりお金にならない場合がある
さきほども説明しましたが、在宅ワークの場合報酬は出来高のケースがほとんどで、1つ1つの単価は低価格に設定されています。そのためある程度数をこなさないと報酬全体がわずかになってしまう恐れがあります。
・腱鞘炎や腰痛などを引き起こす場合がある
同じ姿勢で同じ作業を繰り返すため腱鞘炎になったり、立ちっぱなしで足がむくんだり、座りっぱなしで腰痛を引き起こす場合も否めません。
ときおり、背伸びをしたり、肩を回したりするなどのストレッチをするように心がけたいですね。
・自宅が散らかる場合がある
在宅ワークでシール貼りのお仕事をされる場合、材料を自宅に持ち帰るわけですから、当然その分の保管スペースや作業スペースが必要です。広いマンションや戸建てに居住されている場合でなければ散らかってしまったり、邪魔になったりすることがあり得るでしょう。
なお、赤ちゃんがいる場合とくに在宅ワークを選びたいところですが、保管方法に注意を払わないと赤ちゃんが材料を汚してしまったり、破損してしまう恐れもあります。
・単純作業に飽きてしまう
シール貼りのお仕事は未経験者でもできるというのが特徴ですが、その理由は作業自体が単純であるからです。しかも反復して行うので、短期間ですぐに慣れるということもポイントです。
しかしその分、面白みがなく、飽きてしまうという方もいるようです。
シール貼りの仕事を探す際に気をつけること
まれに、明らかに相場より高い募集があります。
そういった募集は、登録料を求められたり、作業に必要だということで制服や道具を買わせたりするなど、いわゆる詐欺にあたる可能性もあります。
「急募」「好時給」「人数限定」などの誘い文句で相場よりも高い場合は、どのような仕事で、どこでやる作業なのか、条件はあるのかなど、確実に確認をするようにしましょう。
なお、そういった詐欺まがいの募集にできるだけ出会いたくない方は、上場しているような大手の会社や、有名で実績もある人材募集サイトの応募から探すようにすると良いですよ。
在宅ワークでシール貼りをしてみよう
在宅ワークで大人気の「シール貼りのお仕事」についてご紹介致しました。特別なスキルも不要で、年齢も不問のシール貼りのお仕事。どなたでも今すぐ始められる簡単なお仕事です。在宅ワーク未経験の方でもOKですので、まずは、シール貼りのお仕事から在宅ワークを始めてみませんか?