内職は何歳から?内職を始められる年齢について
近年、テレワークや副業解禁など働き方が多様化する中、自宅でできる仕事として『内職』が注目されています。
時間や場所に縛られずに働ける内職は、子供見ながらでもできるため主婦や子育て中の方や、シニアの方、プライベートを充実させたい方など、幅広い層から人気を集めています。
しかし、「内職は誰でも始められるのか?」「何歳から始められるのか?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、内職を始められる年齢について、人気のある内職の種類や内職を始める際の注意点などを紹介しながら詳しく解説していきます。
内職を始められる年齢は?
内職は、未成年者であっても、親権者の同意があれば内職を行うことができます。
ただし、労働基準法第五十六条にて、満15歳の誕生日を迎えた後の最初の3月31日より前に働くことは禁止されています。※一部職種を除く
内職においても同様で、どのような作業内容であっても満15歳の誕生日を迎えた後の最初の3月31日が過ぎるまでは働くことができません。
<例>
誕生日が3月13日の高校1年生の場合、高校2年生になる4月1日以降からしか働くことができない。
人気のある内職の種類
内職には様々な種類がありますが、近年特に人気のある内職をいくつかご紹介します。
梱包作業
商品を箱に詰めたり、商品にラベルやシールを貼ったりする仕事です。
いわゆる内職というとこのような梱包作業をイメージする方は多いのではないでしょうか。
梱包作業の内職をする場合、商品を1度受け取る必要があるため、ある程度の収納スペースが必要になります。
また、商品を配送で受け取れる場合と自身で商品を指定の場所へ取りに行く必要があるものがあります。
データ入力
パソコンを使って、アンケートの回答や商品情報などを入力する仕事です。
パソコンとインターネット環境さえあればどこでも出来る点や、高度なパソコン技術がない方でも簡単にできることから人気があります。
商品モニターやアンケートモニター
インターネット上のアンケートに回答することで報酬を得られる仕事です。
こちらもデータ入力と同じく、どこでもできる点や高度な技術が必要なく誰でもできる点で人気があります。
ただし、商品モニターやアンケートモニターは1回限りのものが多く、継続して安定した収入を得たい場合には不向きです。
ハンドメイド作品販売
アクセサリーや雑貨などを手作りして、フリマアプリやネットショップで販売する仕事です。
手先が器用で何かを作ることが好きな方にとっては趣味と実益を兼ねることができる内職と言えるでしょう。
内職を始める際の注意点
内職を始める際には、以下の点に注意する必要があります。
・悪質な業者に注意する
・報酬単価を確認する
・納期を守る
・健康に気を付ける
内職の募集の中には、報酬を支払わない悪質な業者もあります。
内職を始める前に、業者の評判をよく調べておくことが大切です。
また、内職の報酬単価は、仕事内容によって大きく異なります。
予め時間当たりどれくらいの報酬になるかを予想し、あまりにも低い場合は別のお仕事を探すというのも一つの手です。
内職は基本的にはひとりで作業を進めることになるため、納期内に納品するためのスケジュール管理や、健康のための適切な休憩など、すべて自身で管理する必要があります。
内職のメリット・デメリット
内職のメリットとデメリットについても確認しておきましょう。
まず、内職のメリットは以下の通りです。
・時間や場所に縛られずに働ける
・自分のペースで働ける
・スキルの向上
自宅で仕事ができるので、家事や育児の合間の時間を有効活用することができます。
ノルマがある場合は別ですが、大抵の内職は自分のペースで好きな時間に仕事を進めることができます。
また、お仕事の内容によっては内職を通して、新しいスキルを身につけることができます。
子育てのために仕事を退職したが、職歴にブランクの期間を作りたくないという方にも、自宅でできる内職はおすすめの働き方と言えるでしょう。
次に、内職のデメリットは以下の通りです。
・報酬が低い
・安定した収入ではない
・孤独になりやすい
・報酬の請求や確定申告などの事務処理が必要
内職の報酬単価は、一般のアルバイトよりも低い場合が多いです。
また、仕事の量によって収入が変動するケースが多いため、安定した収入を得るためにはその分の努力が必要となるでしょう。
1人で黙々と作業するため、人によっては孤独を感じる場合もあります。
自分にあった内職を探そう!
内職は、子供を見ながら自宅で働きたいママや、家事の合間の時間を利用して働きたい主婦にとって、時間や場所に縛られずに働けるというメリットがあります。
一方、報酬が低い、安定した収入を得るのは容易ではないなどのデメリットもあります。
内職を始める際には、メリットとデメリットをよく理解した上で、自分に合った内職を選ぶことが大切です。
今回の記事では人気の内職をいくつかご紹介していますので、ご自身にあった内職を探すための参考にしていただければ幸いです。