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自宅でできる仕事で有利な資格とは?種類や内容も紹介!

昨今、働き方が多様になってきて、自宅での開業や在宅ワークなどが注目を浴びています。

幼い子供を抱えて外に働きに出られない主婦を始め、親や家族の介護や自宅ケアで思うように外出できない人など、自宅で仕事が出来たらなんて良いんだろうという人は多いのではないでしょうか。

また、フリーランスのように仕事場を選ばない、自宅やカフェを仕事場にするノマドワーカーの存在が流行ってきています。

男性、女性問わず今や、働き方が自由になっていることからも、在宅ワークで役に立つ資格は興味深いですね。

出勤時間を削減し、時間を有効に使える、大事な家族や事柄を優先出来る、自分らしいライフスタイルを手に入れられるなど、在宅ワークにはメリットがたくさんあります。

ここでは、自宅で出来る仕事を始めるにあたって役に立つ資格を見ていきましょう。

PC仕事に有効なMOS

自宅でPCを使って仕事をする際に、パソコンスキルとして有効なのがMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)といった資格です。

時間をかければ、どれだけでもかけられるPC作業を効率的に進めることが出来ることから、基本的なPCスキルとして持っておきたい資格です。

PC仕事には、ライターなどの文章入力、データ入力や表計算、校正や翻訳などの多分野にわたって仕事があります。

エクセルやワード、パワーポイントなどマイクロソフトオフィスで仕事をする機会が非常に多いことからも、MOSの資格取得は非常に大きいのではないでしょうか。

これらの作業を効率的にスピードアップ出来れば、質とともに生産性も高まり、しっかりとした仕事に繋がります。

マイクロソフトオフィス製品スキルを認める世界共通の認定証があるので、国内受注に関わらず仕事の幅が多岐にわたる可能性の大きい資格ですのでおすすめです。

日商PC検定3級

日商PC検定とは、日商(日本商工会議所)が主催するPCスキルを証明する認定資格です。基本的なPC作業に必要な知識とネットワークにおける知識を有することを証明する資格として、ニーズの高い資格です。

日商PC検定3級資格があることで、PCにおける実務に万能であることを証明し、基本的なPCスキルを社会的に証明出来ます。

仕事依頼をもらうためには、採用前の企業側に自分のPCスキルを認知してもらう必要があります。PCでの在宅ワークにおいて、仕事内容だけではなく、業務のやりとりや作業指示などすべての連絡がPCで行われます。

PCを日常的に作業出来ることは大前提で、納期設定がある場合などはスピードや確実性をも求められます。

日商PC3級は、主にPCネットワークの基本的知識と文章作成ソフト、表計算ソフトの実践が問われます。受験料が安価なうえ、頻繁に受験日が設定されているので取得しやすい身近な資格です。

文章作成や表計算の基本が出来れば、ある程度の仕事を受託することが出来ます。

Webライティング能力検定

在宅ワークの中でも、幅広く豊富な依頼案件がライティング案件です。クラウドワークスなどのクラウド企業での仕事斡旋では、初心者歓迎といったように簡単な文章作成やアンケート案件がたくさんあります。

一方で、高度なライティングを求める企業も多く、Webライターとしてある程度収入を獲得するためには、ライティング能力を高める必要があります。

自身のスキルアップのためにもライティング力を磨き、ライターとしての収入を獲得するためにおすすめするのは日本Webライティング協会、或いは日本クラウドソーシング検定協会が実施しているWebライティング検定です。

文章を書くことが好き、タイピングが好き、ライティングが向いている人には、ライティングスキルを企業に証明できる有効な資格ですね。

フォトショップ(Photoshop)やイラストレーター(Illustrator)

同じPC受託作業でも、画像やデザイン系の仕事に最適なスキルとしてはフォトショップやイラストレーターのスキルを習得することが最短ですぐにでも収入に繋げられる技術ですね。

厚生労働省認定の国家資格にWebデザイナーの資格もあります。試験は、実技と筆記で実施されます。Webデザインを在宅ワークで請け負う場合には非常に有効です。

画像処理やWebデザイン系の仕事は、PCは欠かせなく、グラフィックスソフトを使用する場面が多いでしょう。

フォトショップやイラストレーターを使えるスキルがあると文字だけではなく、画像の仕事を受託することが出来ます。

PC初心者であっても、少しずつソフトスキルを覚えることでスキルにあった案件を受託出来るようになります。このように、経験を積みながらスキルを上げて取り組むことが可能です。

画像処理やWebデザインなどを一つずつ覚え、プログラミングスキルを上げることで企業のホームページ作成やWebサイト立ち上げなどといった報酬の高い仕事を受けることが出来ます。

校正技能検定

在宅ワークの仕事には、校正を請け負う仕事もあります。校正者として習得しておくと良い知識は、日本語の知識としてまず、漢字、言葉の活用、二重言葉の知識、商標用語の使い方、専門用語や差別用語の知識、多分野にわたる言葉など幅広い知識が必要です。

PCの使用ではなく、鉛筆やシャープペンシル、消しゴム、赤ペン、蛍光ペン、定規などといった一般的な筆記用具を用います。その他、辞書や付箋用紙、クリップなどがあると便利でしょう。

校正には、初校、再校、校了というように各工程があります。その方法も各会社によってルールが異なる場合があるので、よく依頼主の指示に従って作業していきます。

それぞれ、素読みでは現行を読み、誤字、脱字、本文内容の誤差をチェックしていきます。

原稿表記に誤りやミスなどを見つけたら赤字チェックや鉛筆書きで疑問出しをしていきます。

在宅で受託する場合は、依頼主との信頼関係で成り立つので、依頼されて原稿が自宅に到着して、校正スケジュールに則って作業していきます。

納期が定められていることがほとんどなので、締切りに間に合うように発送する段取りも取ります。

校正技能検定は、民間資格ですが校正者として仕事を請け負う人にとっては周知されている資格です。

JTA公認翻訳専門職資格

外国語翻訳者として在宅ワークを希望する人におすすめなのが、JTA公認翻訳専門職資格試験です。

在宅ワークで翻訳のお仕事をする場合、資格がなくてもニュースや新聞の説明文、映画やメディアの解説、本などの出版物の翻訳など幅広く手掛けることが出来ます。

インターネットやクラウドの普及によって、仕事がよりグローバル化が可能になってきました。語学が得意で文字にすることが好きな人であれば、在宅で仕事を受託出来れば非常に自由なスタイルで仕事を進めることが出来ますね。

翻訳者資格や字幕翻訳講座などの通信講座受講などで資格取得とともに、スキルアップすることによって、より専門的内容、翻訳会社との専属契約などの道が開けます。

また、語学力を伸ばすためにTOEIC、TOEICSWなどの世界共通英語テストを受けることもおすすめします。TOEICによって、他者に語学力を証明することが出来ます。

仕事を獲得するには、そうした目に見えるスキルは必要不可欠になってきますね。

また、興味があるけれども実務経験がない人は、翻訳スクールなどの専門機関があるので長期的視野でチャレンジしてみるのも良いでしょう。

仕事を獲得するためには、翻訳会社実施のトライアル業務や試験を受けながら、翻訳者として登録、契約し、仕事を受注していきます。自宅にいながらグローバルに働けることは、やりがいとともに充実感を得られることでしょう。

パーソナルカラリスト検定2級、3級(カラーコーディネーター)

Webサイトや広告デザイン、バナーデザインなど色彩を取り扱うカラーコーディネーターの資格が、在宅ワークには有効に生かすことが出来ます。

広告戦略や消費戦略など、意図的にカラーデザインをすることで企業に貢献する仕事です。

カラーコーディネーターには、通信教育もあります。

カラーコーディネーター検定は(社)日本カラリスト協会、東京商工会議所などで年2回実施しています。色彩の与える効果や、色の性質、色彩の知識を学ぶことで実践的に即仕事に役立っていきます。

企業商品のデザインやイメージをカラーで表現するといったように、商業戦略のなかで、意図的な色彩によってデザインしていくカラーコーディネーターは、その専門性からも非常にニーズと案件が豊富にあります。それと同時に、自宅で出来る仕事として存在しています。

心理カウンセラー

国家資格である臨床心理士の資格を取得することで、臨床心理士としてクライアントを診ることが出来ます。そのほか、民間の心理カウンセラーの資格取得によっても開業することが可能です。

多くのカウンセラーは、学校教育機関や福祉相談機関などで働く人が多い中、在宅でカウンセリングを行うスタイルが注目を浴びています。

在宅で請け負う場合は、メールカウンセリングや電話カウンセリング、恋愛カウンセリングなど多様なスタイルがあるので、可能性の幅が広くカウンセラーの数が増えてきています。

自宅で開業するスタイルが可能になるので、長期的にまた本格的に仕事として捉える人が多いですが、個人開業でクライアントを獲得するのも非常に難しいのも現実です。

経験を積むといった意味でも、まずは電話やメールでのカウンセリングで数をこなすのも良いですね。パソコンと電話があれば自宅がそのままカウンセリングルームになります。

対面が苦手なクライアントには、静かな環境で落ち着いて話せるので最適なカウンセリングの方法でもあります。

カウンセラーの種類、また資格取得方法にもさまざまで大学院を出てやっと受験資格を取得出来る臨床心理士から、試験するだけ、申請だけで取得出来るものまであります。

賞状書士

毛筆が好き、手書きが好きという人に向いているのが賞状書士です。賞状書士とは、学校が出す卒業証書を始め、各賞状、式典案内状の宛名や席札、贈答品の表書きなどを毛筆で書く仕事をさします。

場所を問わず、毛筆道具さえあれば即仕事が出来るので、在宅ワークとして人気を集めています。

在宅ワークの最大メリットである、隙間時間に作業することで収入に繋げられるのでチャレンジしやすい仕事と言えるでしょう。

毛筆が得意な人は、賞状書士のほかに、習字教室を開くなど複数の仕事が可能ですね。

賞状書士の資格を持っていれば、それが信用になり仕事を獲得しやすくなります。賞状書士は、賞状書士養成講座などの通信講座で勉強した後に、資格取得といった流れが一般的です。

賞状書士には、卒業証書や各賞状、記念品など、人生において大切な場面で使われ、やりがいを感じながら仕事が出来る大きなメリットがあります。

JNECネイリスト技能検定、JNAジェルネイル技能検定

ネイリストに憧れる女性が増えていますね。ネイリストは、自宅開業しやすい仕事として注目を集めています。

若い女性だけではなく、結婚や出産でキャリアから遠ざかった女性や子育てが落ち着いた女性など、幅広い年齢層が実現可能な仕事として人気ですね。

自宅でネイルサロンを開業出来れば、自分の好きなことを自分スタイルで仕事が出来ます。しかし、開業届を始め、一からの集客、施設管理、経理など全てを自分で対応しなければなりません。

最初は、最小限の設備でネイルケアを行える用具と空間を用意し、経験を積むことが第一歩でしょう。

また、もっと手軽に実施出来る在宅ワークとして、ネイリストとしてネイルチップを作成してそれを販売する仕事が可能です。いまは、SNSやネットの普及により、市場を自分で容易に作ることが出来ます。

子育てや介護などで時間が拘束されている人には、こちらの方が合っているかもしれません。内職的な仕事なので、コツコツと作成し続けるといった根気と集中力が必要な仕事です。

好きなネイルの仕事で、インターネット販売やショップに卸すなどで稼げるのも理想的ですね。時間を自由に確保出来る仕事としておすすめです。

ネイリストになるには、特別な免許はありませんが、ネイルに関わる専門知識と技術の習得が必要です。

その習得方法は、実地でアシスタントとしてサロンで働くほか、ネイリスト養成スクールや専門学校での習得などの方法があります。

ネイリストの民間資格として代表的な資格は、JNECネイリスト技能検定、JNAジェルネイル技能検定です。

専門学校などに通えば、ネイルのプロに集中的に習えるので近道と言えるでしょう。

アロマテラピー検定1級

自宅をアロマサロンとして開業する人は多いですね。趣味が高じて、遂には仕事として自宅をサロンとして開業、またアロマスクールとして講師業務を行うといったスタイルが主流のようですね。

植物の香り、薬効によって不快な心身症状を和らげる、癒やし、安らぎなどによって生活を豊かにする、病気を快方に向かわせるなどといった効果があり、幅広い年齢層に人気です。

しかし、心身に直接影響があるために、専門知識や経験が必要になってきます。個人で楽しむ趣味とは違い、開業するとなるとアロマに関わる深い知識と経験値が必要です。

アロマスクールに通う、通信講座で勉強する、自分でアロマを使いこなすなど学び続けながら、資格を取得します。

代表的な資格として、公益財団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)が実施するアロマテラピー検定です。

1級を取得することで、自分自身のみならず他者とのアロマの使用で楽しむために必要な知識が備わります。

ほかにも民間資格が多くありますが、仕事としてアロマテラピーに携わるには、このアロマテラピー1級取得が一般的ですね。

在宅ワークのメリットとデメリットとは?

▽メリット

 

在宅ワークの最大のメリットは、通勤時間が省けることにあります。

たとえば、片道30分かかっていたのであれば往復で1時間の短縮に繋がり、結果、その時間を家事や趣味に充てることができるようになります。

また、通勤が必要ないことから、遠方の会社で働くという選択肢も増えますし、場合によっては海外の企業で働くとさえ可能となるのです。

また、事情があって働けないという方にとっても働くチャンスを得ることができます。外での仕事が難しかった子育て中や介護中の方も、自宅でのすきま時間を利用して働くことができるようになるためです。

さらに、会社の人と顔を合わす必要がないことから、人間関係におけるストレスも受けにくくなると言えますし、企業にとっても、通勤費や光熱費などのコストが削減できるというメリットがあります。

 

▽デメリット

 

在宅ワークのデメリットは、コミュニケーションを取りにくくなることです。

面と向かい合っての質問や意見交換であればすんなりと伝わるものも、チャットやビデオ通話を通じて会話をすると、なかなか伝わらないということが起こりえます。

また、人から見られていないため自己管理も難しいです。

自宅の場合誘惑がたくさんあるので、自己管理ができる人でないと仕事がスムーズに進まないという事態になり得ます。

と同時に、孤独感があるのもデメリットのひとつです。

1日中誰とも口をきかないなんてこともあるので、人間関係に悩まされにくいというメリットがある一方で、会話不足でストレスを感じる方も多いです。

在宅ワークに有利な資格の選び方とは?

在宅ワークに有利になる資格はいくつかありますが、その選び方にポイントがあります。

それは、在宅ワークの募集が多い資格を選ぶことです。

販売士や登録販売者、危険物取扱者などは、対面で行うことが基本とされる職業に求められる資格なので、これらを選んでも有利にはなりにくいと言えるのです。

いっぽうで、CADによる図面作成やプログラミング、営業資料作成、経理などは、遠隔でも十分できる仕事です。したがって、このような職種に役に立つ資格を中心に選ぶと良いです。

とはいえ、最近ではオンライン会議ツールを使えば実際に会わなくてもできる仕事が増えていますから、心理カウンセラーや英語などに関する資格でも仕事は可能です。

在宅でも可能な職種に関する資格のなかから、自分が興味のあるものを選ぶと良いでしょう。

自宅で仕事を始めるには

これから、自宅を仕事場として収入を上げるには、資格保持が大きな信用になることが分かりました。

いったい、自分がどんな仕事が好きなのか、どんな仕事に向いているのかをよく見極めて準備をすると良いでしょう。

また、外に働きには行けないけれどもお金がすぐにでも必要な人は、いまの自分に出来ることから少しずつ始めてみるのも良いでしょう。

すべては無駄ではなく、必ず経験値として積み上がっていくので焦らずにコツコツ仕事をすることをおすすめします。

在宅ワークは、隙間時間、自由時間に出来ることが最大のメリットですが、一方で仕事時間の確保が難しいといった面があります。

自宅を仕事場にする場合、家は家族がくつろぐ空間であることから、メリハリや切り替えなど、上手に仕事を進める必要がありますね。

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